京太郎「コイントスで表か裏かを選んで、お前が当たればどんなタコスでも奢ってやろう」
優希「ほ、ほんとか?」
京太郎「ああ。だが外れたら今日はタコスはナシだが、どうだ?」
優希「よし、やるじぇ! お前に特上タコスセット(2,800)を奢らせてやる!」
京太郎「よし、いくぞ……よっ!」コインポーン
優希「……棚の上にナイスオンだじょ。この場合どうする?」
京太郎「ぞ、続行だ! さあ、表か裏か!」
優希「なら表だ!」
京太郎「うし、じゃあ確認をって、手がギリ届かねえな、少し奥に行ったみたいだ」
優希「なら肩車だ。京太郎、しゃがめしゃがめ」
京太郎「お、おう」
優希「よいしょっと。よし、立っていいじょ」
京太郎「あいよ」
優希「ふぇ!?」ビクビクゥ!
優希(京太郎の髪がさわって、気持ちいい……)
京太郎「おい、見えたか?」
優希「へ? あっ! ち、ちょっと待つじぇ!」
京太郎「優希?」
優希「あ、あったじょ……」
京太郎「よし、じゃあおろすぞ」
優希(あ、終わっちゃった……)
京太郎「で、表と裏どっちだ?」
優希「……あ、見てなかったじょ」
京太郎「なんだよ、それじゃやり直しだな。ほらコイン」
優希「あ、取り忘れた」
京太郎「おいおい、どうしたんだ?」
優希「も、もう一回肩車だ! 次は確認して、コイン取ってくるから!」
優希(もう一回、気持ちいいの……)ジワァ…
カンッ!
最終更新:2014年03月06日 18:53