京太郎「ふー、いっちょあがり、っと」

    雅枝「ありがとうな、資料整理なんてさせてしもて」

    京太郎「いえいえ、整理なんていっても運んだだけですし、監督の頼みなら断れませんって」

    雅枝「おうおう、いいこちゃんぶりおってからに。なんも出ぇへんで?」

    京太郎「別にご褒美が欲しいわけじゃありませんってば」

    雅枝「ふふ、うそうそ。今度家に来ぃや。一泊二日食事付きでご招待したるで」

    京太郎「わぁい。一人暮らしってご飯作るのって面倒なんですよねー」

    雅枝「ちゃんと食べや…それはともかく、京太郎」

    京太郎「あい?」

    雅枝「アンタ、好きな子とかおる?」

    京太郎「なんという藪からスティック」

    京太郎「なんですかいきなり。脈絡もなしに・・・」

    雅枝「あー、まぁこっちにも色々あるというかなんというか」

    雅枝「(・・・言えん。洋榎達に頼まれたからとは口が裂けても言えん)」

    雅枝「(あの子らも乙女やなー。こっそり本人に気づかれんように聞き出してくれなんて・・・)」

    京太郎「(・・・来たか。未亡人ルート開通したか。長かった…こうやって雅枝さんに
         フラグを建てるために四苦八苦したかいがあったというものだ)」

    京太郎「(ここで選択肢を誤ってはいけない・・・ここは)」

    京太郎「ええ、いますよ」

    雅枝「お、おるんかっ!?」

    京太郎「おるんよ」

    京太郎「(あれ、ミスった?ッべーマジっべーわ)」

    雅枝「(まさか、既におるとは…誰や。誰やねん)」

    雅枝「誰…なんかな?」

    京太郎「誰って言われましても、雅枝さんがよく知る人物としか」

    雅枝「うちがよく知る人物…」

    雅枝「(愛宕…洋榎か絹恵のどっちか。いや…大穴で船Qか)」

    京太郎「(お、自分のことと言われて困惑しているのか?無理もない)」

    雅枝「(しかし、誰かしら好いとるっちゅうことはこらのどっちかが泣くことになると…難儀やな)」

    京太郎「(いやーまいったなー生徒と教師の禁断の恋…ありだな!)」


    カンッ!