咲「京ちゃん」

京「ん、どうした?」

咲「あのさ、今度の日曜日に、近くのデパートで、私の好きな作家さんのサイン会があるんだけど、京ちゃんも一緒に行かない?」

京「作家のサイン会かぁ……。でも俺、咲みたいに本、読まないしなぁ」

咲「でもでも、すっごくいい話を書く作家さんなんだよ。それにトークショーもあるみたいだから、ためになる話も聞けるかもしれないよ」

京「うーん、それは確かに。だけどなぁ……」

咲「そ、それに、デパートとか滅多に行かないし、トークショー終わった後で色々見て回れるよ。こんな機会、中々無いと思うんだけど……」

京「……」


咲「京ちゃん?」

京「うん、そうだな。デパートとか最近全然行ってなかったし、暇つぶしにはちょうどいいかもな」

咲「! そ、それじゃあ」

京「うん、決めた。じゃあ俺も行くよ」

咲「ほ、本当に? 絶対だよ、約束だよ、破ったら承知しないからね?」

京「はいはい、大丈夫大丈夫。じゃあまた詳しい時間とか決まったら教えてくれ」

咲「うん!」

京「よし、……っと、そろそろ部室行かないとな。またタコスにわめかれるのはゴメンだし」

咲「あはは、京ちゃんも大変だね」



咲(京ちゃんは気付いてないみたいだけど、一応デートのつもりで誘ったんだけどなぁ……)


咲(まぁ、いっか)



こんな風にコツコツと地道に頑張る咲ちゃんが見たいです

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