まこ「ただいまより第四回・須賀京太郎ハートハンティング裁判を開廷するけぇ

   ほれ入廷じゃ」

久「…(悪を憎む顔)」

優希「…(悪を憎む顔)」

和「…(悪を憎む顔)」

咲「…(悪を憎む顔)」


まこ「それ復活したんか…」

久「やっぱり元ネタに敬意を払おうと思ってね」

まこ「それなんじゃが、元ネタでいうとお前さんが浜○じゃろ?」

久「そう…なるわね」

まこ「んで、優希が松○か」

優希「じぇじぇ!私があのボウズ!?」

まこ「んで、咲がココ○コで、和が……」

和「は、はぁ!?!

  それって私が山○ってことですか!!意義ありです!!」

優希「のどちゃん…モリマンと戦うのか?」

久「ぶふぅっ!!くっ…くくっ…!!」

和「やめてくださいゆーき!」

咲「(うう…前から思ってたけど元ネタって何のことだろ…?)」


京太郎「あの…もう入っていいですか?」


恒子「被告・須賀京太郎

   前回、前々回とアラフォーたちの乱入により罰を逃れてきた彼であるが、

   それを良いことに更に全国の女の子を口説き落としていた事実が発覚

   そこでプロにも被害者は多いが、今回は全て女学生の身に起こった事件を集中して取り扱う

   なお、証拠・証言は全て実話である」


京太郎「良いことにって、だから俺は口説いてるわけじゃないって言ってるだろーがー!」

和「福与アナ、本当に干されているんでしょうか…?」

優希「またはこの裁判のナレやるとギャラが発生するとか…龍門淵辺りから」

まこ「……ありえるのう」

久「さ、ちゃっちゃと始めていくわよ」


…………

〜雅楽事件〜

『それは京太郎が鹿児島県に住む親戚に会いにいったときのこと

 せっかく鹿児島まできたので観光をすることに

 京太郎「ふふふ…横をみれば黒豚を頬張りながら急ぐサラリーマン、
     喫茶店にはカフェ焼酎オレを飲みながら談笑する主婦たち…
     どこの学校の校庭でも自顕流の打ち込み稽古に励む学生たちがいる…
     そして5m間隔で置いてある西郷隆盛の像…

     ああ、私はいま最後までヤマトに抵抗した勇ましき薩摩隼人が生きた地にきている…」

 そして、県内有数の規模をほこる神社に参拝をしようと霧島の社に向かった京太郎

 京太郎「霧島よ…心が休まる杜よ……

     万物の気がここに集い、謳いあげる生命の讃歌が聞こえてきます…」

 そうして境内を散策しているときにそれは起こった』

…………


久「お、また万物が出たわね」

まこ「語るのう、この男も」

和「ところでこのVTR作った人は鹿児島が好きなのか嫌いなのか、どちらでしょうか…」


…………

『霞「ふう…一人で練習をしていてもはかどらないわね…」ユサユサ

 ちょうど神事に向けて屋外で神楽舞の一人稽古をしていた永水女子の石戸霞、

 だが、なにか足りないのか、どうも体が動かない

 霞「舞の先生には独習するように言われているけど、これじゃあ…間に合うのかしら」ユサユサ

 17歳にしていくつかの舞を覚えてきた身ではあるが、今度の神楽舞は難度が高いのか

 さしもの彼女も苦戦を強いられていた…と、その時

          〜〜♪

 霞「あら、龍笛の音……?どなたかしら…それにこの曲はこの舞のもの…?」ユサユサ

 どこからか笛の音が聞こえてきたのであたりを見回すと…



 京太郎「〜〜〜♪」』

…………


久「ゆさゆさ動いてるわね〜……和のビッグボインみたいにはなってないけど…ププッ」

優希「ぶふっ!ぶ、部長…くくっ…」

まこ「お、お前ら…やめんか」

和「…………………………」

咲「(京ちゃんが笛吹いてることに誰も言及してないけど…いいのかな)」


…………

『霞「あら、こんにちは…参拝者の方ですか……龍笛、お上手ですね」ユサユサ

 京太郎「どうもご機嫌うるわしゅう存じますお嬢さん、舞には楽曲が必要でしょう?

     わたくしめの拙い音で恐縮ではありますが、どうかお役に立てればと思いまして…」

 霞「まあ、拙いなど…謙遜なさらなくっても大丈夫ですよ

   では、せっかくですので、ご好意に甘えさせていただきますね」ユサユサ


 すると、京太郎の笛が見事なためか霞の舞の稽古はスムーズにはかどり、

 彼女も確かな上達を感じながらその日の稽古は終わった




 霞「どうもありがとうございました…御礼をしたいので、社務所のほうまで寄っていただけませんか?」ユサユサ

 京太郎「ふふ…御礼など、既にいただきましたよ?


     あなたの華麗な舞を間近で見せていただき、演奏もさせてもらったのですから…」

 霞「あらあら…ふふ……あらあら…まあ……」ドシタノユサユサ

 普段、参拝者から容姿を褒められることが多い霞ではあったが、

 なぜかこの男の言葉はその邪魔なくらい大きな胸の奥までじぃんと響いた

 表情には出ていないが、内心かなりドキドキものであったという

 霞「うふふ……それではこちらの気持ちが済みませんので、ここは私の顔をたてると思って…」ユサユサ

 どうにかして京太郎を引き留めておきたくなった霞

 京太郎「それならば…」


 社務所へ京太郎を案内する途中、霞はなぜ自分がこうもちょろくなったのか不思議に思い、

 隣を歩く京太郎をちらりと見た

 すると京太郎もこちらを見て…


 ぱちり、とウィンクをした



 霞「(!!!)」ユサユサ

 この予想外の行動にチョロ霞は完全にやられてしまった

 結局、社務所に戻るころには茹でダコのように真っ赤な顔になっていたので

 他の巫女たちに大層不思議がられたという』

…………


久「これもう須賀君からもアプローチかけてるじゃない、極刑よ極刑」

優希「ちょっとおっぱい大きいとすぐこれだじぇ…」

和「胸でしか人を見ないんですかあなたは…(私だって胸だけの女じゃないのに)」

咲「これは私もフォローできないよ」

まこ「ほれ、テープはがしてやるから反論してみ」ピリピリ

京太郎「…てか霞さん俺に気があったのか…?マジで…?やったぜ」

咲「…」ドンッ

京太郎「うひゃっ!?あ、あ、はい…反論っすね、えーと」

久「(いつになく怖いわー、この子)」

京太郎「いや、あのですね、誘惑したわけじゃないんですよ…マジで

    霞さんの…その、一部に目を奪われていたのは確かなんですが……」

まこ「もしかして、そのとき向こうもこっちを見て、目が合ったので誤魔化しにウィンクしたとか言わんじゃろうな?」

京太郎「……えと」

まこ「言わんじゃろうな?」

京太郎「うぐ…」

久「さて、証人に入っていただきましょうか…石戸霞さん」


霞「…ふふ、その節はどうも京太郎くん」

京太郎「お、お久しぶりです霞さん!でへへ…」

咲「…」ドンッ

優希「…」ドンッ

和「…」ドンッ

まこ「…」ドンッ

久「…」ドンッ

京太郎「ひぃっ!」

霞「あらまあ、かわいそうな京太郎くん……日頃こんな人達にいじめられているのね
  だから鹿児島にいらっしゃいって、あの時も言ったのに…」

久「え、なに?鹿児島県に移住するように誘われてたの?」

京太郎「あっ、はい…」

霞「姫様も彼をいたく気に入っちゃっててね…でも、彼は長野を離れたくないって
  ……まあ私達はまだ諦めてはいないけど」

まこ「ほう…?それは興味深いのう…理由を聞かせてくれんか京太郎」

京太郎「そうか〜小蒔さんもか〜…でへへへ…」

和「…(ゴボウを振り上げ)」バシィーッ!

京太郎「いってぇぇーーー!!?なにいまの!?
       木!?うぇっ、ゴボウかよ!!どこからそんなの!!」

咲「京ちゃん、どうして長野を選んだのか…(ゴボウ片手に)」

優希「そこのおっぱい巫女に…(ゴボウ片手に)」

久「教えてあげなさいな…(ゴボウ片手に)」

京太郎「うぇぇぇ…俺やっぱ鹿児島に住もうかな…」

まこ「はよせんかい(ゴボウ両手に)」ヒュンヒュン

京太郎「わ、わかりましたから素振りはやめてくださいって…

    まあ、あれですよ…咲も見放せませんでしたし、
    せっかく仲良くなった優希や和とも離れたくなかったし、
    染谷先輩にも世話になった恩を返せていなかったので…」


咲「そっかそっかー」ニコニコ

優希「そういうことなら」ニコニコ

和「仕方ないですねー」ニコニコ

まこ「まったく恩義なんて感じることないのにのー」ニコニコ

久「ねえ、ちょっと待っ」

京太郎「そういうわけでしたので…霞さん、俺は鹿児島には行けないんです」

霞「そうね…まあ高校生の間は大目に見てあげるわ…」

清澄レギュラーズ「あ?」

霞「言ったでしょ?諦めていないって…じゃあね京太郎くん

  辛くなったらいつでも連絡してちょうだい」

京太郎「あ、は〜い…でへへへへ」

清澄レギュラーズ「…」ヒュンヒュン

京太郎「さ、さようなら霞さん…」

霞「(……これは鹿児島を選んでくれたら思いきり甘やかしてあげないと…)」



久「さて一発目からだいぶ時間とっちゃったけど、まだまだいくわよ…
  それはもうビシビシといくんだから…

  ゴボウもヒュンヒュンいくかもねぇ…ヒィーサッサッサ…」

京太郎「ふぇぇ…怖いよぅ…」

咲「(かわいい…)」

まこ「(さっき、名前を言ってもらえなかったのがずいぶん悔しかったみたいじゃのう)」

…………

〜〜

『前回、白糸台の亦野誠子が被害にあった事件を紹介したが

 なんと白糸台にはまだまだ被害者がいたのだった!

 虎姫の一年エース・大星淡もその一人である

 淡「あーあ、なんか最近つまんないなー」

 ぼやきながら街を歩く淡

 何でもある東京の街においても彼女は楽しみを見つけられないでいた

 と…

 淡「むー?あの後姿…」

 それは以前、チームメイトの宮永照が見せてくれた写真の男であった

 亦野誠子を救ったという須賀京太郎を見てみたいといった淡のために

 照が自慢気に取り出した一枚の写真

 アホの子の淡の頭にもなぜかその男の姿は焼き付いていたのだった』

…………

咲「なに 

  なんで お姉ちゃんが京ちゃんの写真 持ってるの ねえ

  しかも 結構 最近っぽいよ ねえ」

京太郎「むぐ…ぐぅ…」ガタガタ

まこ「落ち着かんか咲、以前の阿知賀の猿みたいになっとるぞ」

優希「(今日の咲ちゃんは荒れているじぇ…)」

…………


『淡「おーーい!キョータローーーー!!」

 だが、ここで叫びだすあたりさすがアホの子である

 京太郎「東京…万物の住まう混沌の都……おや?」

 京太郎がこちらを振り向いたので間違いなく本人であると確信したアホの子

 淡「キョータロー!」

 京太郎「んっふ、おやおや…」

 初対面であるにも関わらず距離を縮め、話しかけてくるアホに困惑気味の京太郎

 淡「あのさ!いまヒマ?」

 京太郎「はて…?あなたはどなたでしょうか?」

 唐突すぎる言葉にどうしていいか分からない京太郎

 ……のはずであったが

 京太郎「もしかして…大星淡さんでしょうか…?」

 淡「ほへ?私のこと知ってるの?」

 突然に名前を呼ばれ、逆に困惑する淡

 と、ここで京太郎が衝撃の事実を告げる!


 京太郎「ええ、子供のときに一緒に遊びました…スっちゃんです」

 淡「!!」』

…………

久「まさかの幼馴染!これは予想外ね!」

まこ「また何気なく万物言っておったでコイツ…」

和「あの…咲さんの周りの温度が異常に低いんですけど…」

優希「た…タコス…激辛タコスで温まりたいじぇぇ……」ガタガタ

咲「…」 ヒュ オ オ オ オ 

京太郎「む、むぅー…」カタカタ

…………

『淡「スっ…ちゃん…?」

 実はこの京太郎、5歳頃まで東京に住んでおり、
 幼稚園でよく遊んでいた同じ髪の色の女の子をいまだに覚えていたのだ

 淡「ウソ……私、ぜんぜんわかんなかったのに…」

 京太郎「忘れるわけがありませんよ…なぜなら」』

…………

久「あ、これまずいパターンよ、ヒッサ気づいた」

まこ「和!優希!咲をおさえておけ!」

和「い、いいですか咲さん…何が起こっても落ち着いてくださいね…!」

優希「気をしっかりもつんだじぇ!」

咲「……」 ヒュ オ オ オ オ オ オ

…………




  京太郎「あなたは私の初恋なんですから…」


                                』


…………

♪BGM「Rage of Sparta」

咲「………」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



久「な、なんかゴッドオブウォーの音楽が聞こえるんだけど…!」

まこ「昔からの知り合いポジを奪われた上に初恋宣言じゃからのう…」

和「咲さん!あっつ!あつっ!今度は熱くなってきてますよ!!」

優希「のどちゃんリアクションが本当にザキさんっぽいじぇ!あっつ!」

…………

『淡「え…!?」

 京太郎「ほら、覚えていませんか?缶ジュースのタブの婚約指輪…」

 淡「あっ」

 京太郎「んっふ、あのころは本当に子供でしたねぇ」

 そのとき、淡はアホながら理解した

 なぜ宮永照に一回だけ見せてもらった写真の姿をずっと覚えていたのか

 それはこの男が…

 淡「(私の初恋の男の子…スっちゃんだからなんだ)」

 更に京太郎は続ける

 京太郎「それにしても…とっても可愛くなって、もしあのときの婚約が有効なら…

     今すぐ貰っていきたいぐらいなのですけれどね…」


 淡「あわっ!?あわわわわわわ…!」プシュー


 京太郎「…ははっ、なーんて」

 淡「あわ…あわ…あわ…わわ…わ…」シューーーー・・・プスプス…

 結局、淡はその場から動けなくなり、京太郎にタクシーで送ってもらっていったという…』

…………


久「なによこれ…完全に運命の人じゃない、気分悪いわ

  …証人としても呼びたくないんだけど」

淡「〜♪」

まこ「…手遅れじゃ、なんかもう入ってきておるぞ」

淡「だーりんっ♪」ダキッ

京太郎「うわっ!」



久「おい」

まこ「おいコラ」

優希「おいコラボケ」

和「おいコラボケカスコラ」



♪BGM「Brothers Of Blood」

咲「………………」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

京太郎「(さ…咲のBGMが対ゼウス戦の音楽になってるゥー!?)」

淡「んー、だーりんこっち見てよー♪」グイッ

京太郎「おうっ?」

淡「他の子見てちゃ、やーだっ」ギュウウウ


♪BGM「Gears Of War」

久「………………」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
まこ「………………」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
優希「………………」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
和「………………」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


京太郎「そ、それは…GOW違いじゃないかなーって…あはは…は…」

淡「むぅ…だーりんっ!」

京太郎「は、はい?てか、だーりんって…」


  Chu♪


淡「んー…………ぷはっ、他の子見ちゃやだって、言ったでしょー」

京太郎「あ…あわ…あわわわ…もとい、きょた…きょたたたた…」

淡「あ、そういえば私しょーにんってやつだっけ?

  うん!私とだーりんことスっちゃんはずーっと昔に婚約してまーす!」キラッ

京太郎「あ、それ…」

淡「んふー♪実は家にあったんだって!お母さんに電話したら送ってきてくれたの!」

京太郎「あーちゃん…」

淡「あっ、その呼び方なつかしー!

  んふふ、今日はきてよかったな♪
  じゃあね、だーりん!

  近いうちにお義母さんにちゃんとした挨拶しに行くからね♪」

京太郎「あ、ああ…じゃあな…」



  ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


京太郎「あぁー…後ろ見るのがこえぇぇ……」チラリ


咲「……」ビュンビュンビュンビュンビュン


京太郎「ひぃっ!?咲が両手に持ってるゴボウがブレイズオブカオスみたいになってるー!!」

久「……」ガチャッ
まこ「……」ジャキッ
優希「……」ガチャッ
和「……」ジャキッ

京太郎「こっ、こちらのみなさんはなぜかゴボウがランサーアサルトライフルみたいになってるし!!

    それどういうテクノロジーだよ!!」


久「さて 頭がヒートアップしてきたし ちょっと休憩しましょうね」

まこ「そうじゃの これはだいぶ 頭を冷やさんとの」

優希「休憩中は 裁判じゃないから」

和「何が 起こるかは わかりませんけどね」

咲「………………」ビュビュビュビュビュンビュンビュンビュン


京太郎「 」


恒子「…こ、後半へ…続く…かな?

   彼が生きていたら…」


カンッ