久「さぁ、もう年末。やっぱり新年を迎える前に部室は綺麗にしておかないとね」

久「という訳で、清澄高校麻雀部、大掃除をやるわよ!」

3分後

久「やることがないわ」

まこ「そりゃなぁ……」

咲「えと、棚を…」

京太郎「あ、昨日やったわ」

和「窓ふきを…」

京太郎「ああ、一昨日やっといた」

優希「いっちょ倉庫をやるじぇ!」

京太郎「そこ先週片づけて廃品回収に出したぞー」

久「……なんで終わってるのよ!というかいつの間にやったの!?」

京太郎「あ、部長」

久「何?」

京太郎「卓なんですけど、今朝メンテナンスついでに綺麗にしときました」

まこ「牌までピカピカなんじゃが……これ、ウチの店より綺麗じゃね?」

久「……もう!じゃあ後は床にワックスかけて…」

京太郎「すいません、この前の休みの日にやっときました」

久「…………大掃除、いらないじゃない」

まこ「ちゅーか普通の掃除じゃな。京太郎を中心とした」

咲「そういえば、竜門淵さんのとこで色々教わってるとか」

久「ああ……あそこに万能執事がいたわね……」

京太郎「部長、あらかた片付いたんでゴミ捨て行ってきます」

久「それくらい、誰かに…」

京太郎「こういう力仕事は俺の仕事ですよ。後は個人のロッカーの整理くらいですから」

バタン

まこ「……紳士じゃのう」

和「ほとんど須賀くん一人でやったようなものですね」

優希「なんかどんどん進化していくじぇ」

咲「なんだろう。京ちゃんが主夫か執事に見える」

久「はぁ……しょうがないわ。後でみんなで須賀くんに何かしてあげましょ」

まこ「そうじゃな。昼飯くらいおごってやるかの」

和「それじゃ、今のうちロッカーの整理とかしてしまいましょう」

優希「うむ。タコスを買ってやろう。喜ぶじぇ」

咲「それ優希ちゃんだけじゃ……あ、でも今やったら京ちゃんだけ後になるんじゃ」

和「須賀くんならすぐに終わらせそうですけどね」

久「そうね……ん?須賀くんの個人ロッカー?……」

まこ「おい、なんか悪い顔しとるぞ?」

久「やーねー。ただ、ここまで須賀くんにやってもらってばかりで申し訳ないじゃない?」

まこ「まぁ、そうじゃな」

優希「そうだじぇ。私達は何かしてあげたいじょ」

久「それよ。須賀くんのロッカー……私達で綺麗にしてあげましょ?」

4人「……!?」

まこ「……いやいやいや」

和「それは……うん……」

優希「…………ちょっと」

咲「勝手に個人のロッカー開けるのは……」

久「ひょっとしたら持って帰ってもばれないような私物とかあるかもしれないわよ?」

まこ「さて、部長開けるか」

和「そうですね。あ、ちゃんと平等にお願いしますね」

優希「部長の言いつけは絶対だじぇ」

咲「あ、私はしおりにできそうなやつがいいです」

久「私はいい後輩を持ったわー。それじゃ、行くわよ?」

ガチャ

久「やっぱりというか、綺麗にしてるわね」

まこ「きっちり整理されとるの」

和「麻雀の教本にインターハイ関係の雑誌……」

優希「美味しいタコスの作り方……」

咲「ここまで綺麗にされてるとばれるような……アレ?」

久「どうしたの咲?」

咲「このノート……」



4月×日

麻雀部に入部した。

学生議会長がいて驚いたが、間近でみた原村の胸はやはり大きかった

うん、これだけで入って良かったと思えるな

これからはこのノートに書いて行こうと思う


咲「これ……京ちゃんの日記?」

優希「あ、この日京太郎が初めて来た日だじぇ!」

まこ「あの日、わしいなかったからな……」

和「こんな時から……」

久「咲、続き読みなさい」

咲「は、はい」



4月○日

レディースランチうめー!!

畜生なんでこんな美味いものが女子しか食えないんだ!!

男女平等はどこだ!!

咲に頼んでもらったから食えたからいいようなものだ

持つべきものは女子の幼馴染だ

また咲に頼んでもらおう



咲「そういえばこの日からたまに誘われるようになったなぁ……」

4人(羨ましい……)

優希「次、次だじぇ!」

咲「こ、これ以上は京ちゃんにばれない?」

久「もしもし須賀くん?大至急鶴賀まで行ってもらえない?付いたらまた指示するから電話してね」ピッ

和「さすがです」

まこ「おんしら……まぁ続きが知りたいのはわしもじゃが」

久「さぁ咲、読みなさい」

咲「は、はい……えっと」


続く?