京太郎「ゆみさん、誕生日おめでとうございます!」
ゆみ「ああ、ありがとう」
京太郎「……それでですね。実はプレゼントを用意し忘れてまして……」
ゆみ「……別に構わないさ。強制するものじゃないんだから」ズーン
京太郎「ご、ごめんなさい! 代わりになんでもします!」
ゆみ「なんでもか……その言葉に嘘はないな」
京太郎「え、えーと、出来る範囲のことでしたら」
ゆみ「そうか、ならこっちに来い」
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京太郎「こ、ここは……」
ゆみ「私の寝室だ。ベッドに仰向けになれ」
京太郎「俺達まだそういうのは早いですよ!」
ゆみ「……言っているこっちも恥ずかしいんだ! いいから早くしろ!」グイッ
京太郎「わっ」ドサッ
ゆみ「よし、そこで腕を伸ばせ」
京太郎「腕……ですか? はい」スッ
ゆみ「うん、それでいい。よっと……」コロン
京太郎「こ、これはまさか腕枕ですか?」
ゆみ「そうだ。今年はこれで勘弁してやる。おやすみ、京太郎」
京太郎「お、おやすみなさい」
ゆみ「……変なことするなよ?」
京太郎「あ、当たり前ですよ!」
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京太郎(なんでもするとは言ったけど……)
ゆみ「」スースー
京太郎(なんでこの状況でぐっすりと熟睡できるんだ!)
ゆみ「ん……」スースー
京太郎(生殺しだ。いっそ俺も寝て――)チラッ
ゆみ「」クークー
京太郎(……眠れるか!)
ゆみ「」スースー
カンッ
最終更新:2013年12月29日 10:44