マホ「はぁ……」

京太郎「どうしたマホ?」

マホ「京太郎先輩……マホは非常に憂鬱です」

京太郎「おいおい、本当にどうした?今日は誕生日なんだろ?」

マホ「そこです!」

京太郎「はい?」

マホ「マホはいつもクリスマスとまとめて祝われるのでプレゼントが一回しかもらえないんです!」

京太郎「あー……なるほど」

マホ「せめて後一週間早ければこんな事にはならなかったはずなのに……ううっ」

京太郎「……ふむ」

マホ「……なんて、そんなのわがままですよね。祝ってもらえるだけでもマホは幸せなのに」

京太郎「……」ビリビリ

マホ「だけどお友達とか見てると思っちゃうんです。マホもついでみたいにまとめてじゃなく祝ってほしかったなって……」

京太郎「……」スラスラ

マホ「……京太郎先輩?何してるんですか?」

京太郎「ほれ」

マホ「わわっ、なんですか?」

京太郎「まあ、いわゆるプレゼントってやつだ」

マホ「えっと、【何でもお願いを聞いてあげる券】?」

京太郎「お前が産まれてからの14年分だから14枚な」

マホ「えっ……」

京太郎「まあこんなもんじゃお前が今まで感じてた寂しさとかは埋められないだろうけどさ、それでもせっかくの誕生日なんだから楽しんだ方がいいだろ?」

マホ「京太郎先輩……あ、ありがとうございます!」

京太郎「いいっていいって。さてと……それじゃあお姫様、何かご要望はございますか?なーんてな」

マホ「……じゃ、じゃあ」

カン!

マホちゃんが券をどう使ったかは想像に任せるって事で