京太郎「ゆーうーさんっ」ピトッ

宥「わひゃっ!?いきなりどうしたの」プルプルプル

京太郎「いえいえ、ただ手が冷たかったんで暖めて貰おうかなと」

宥「確かにあったかくない…」カタカタ

京太郎「……よくもまあそんな体質で今まで生活してこれましたね」

宥「玄ちゃんがいたから」プルプル

京太郎「ちょいと人に頼り過ぎちゃいませんか?」

宥「だって……だってぇ!!」

京太郎「何が貴女をそこまで……あ、長くなりそうなんで結構です」

京太郎「遅くなりましたけど、頼まれてたの買ってきましたよ」

京太郎「カイロと赤色の毛糸でしたよね」

宥「ありがと。これでやっと始められるよ」

宥「楽しみにしててね?」ニコッ

京太郎「何をですか」

宥「実は京太郎くんと玄ちゃんの為にマフラー編んでるの」

宥「玄ちゃんのは殆ど出来てるけど京太郎くんの分の毛糸がなくなっちゃって…」

宥「すっごいの編んでびっくりさせてあげるから♪」

京太郎「………あの、宥さん」

宥「なぁに?」

京太郎「そういうのって、当事者に言っても良かったんですか?」

京太郎「さりげない暴露に結構びっくりしてんですけど」

宥「………」

京太郎「………」

宥「………あっ」

京太郎「やっぱり…」

宥「くろちゃんにはナイショにしてて」ハワワッ

京太郎「そりゃ俺からは言いませんよ。そこまで空気読めない人間じゃないですし」

京太郎「でもね宥さん。よーっく考えてください」

宥「……へ?」







玄「…………。」

京太郎「玄さんはずーっと宥さんと一緒にこたつにいたんです。妹を忘れてあげないで」

玄「……たはは。うれしいけど複雑ですのだ」ポリポリ



カンッ!