憧「…痛い」
憧「…すっごい違和感。鉄の棒が入ってる感じ」
京太郎「大丈夫か、憧?」
憧「うん、初めよりは大分とましよ」
京太郎「そっか」
憧「それより…ごめん。背中、爪たてちゃって」
京太郎「いーよそんぐらい。憧は痛いしきつかったんだしさ。しゃーない」
憧「…ありがと」
京太郎「どういたしまして」
京太郎「…あんまうまくできなかったな」
憧「しょうがないわよ。その、はじめてどうし、だったんだし」
憧「ていうか、これでアンタだけ小慣れてるっていうのも、なんかヤだし」
京太郎「おうおう、じぇらしぃ?」
憧「なっ、だっだれが、……」
京太郎「…憧さーん?どったの?」
憧「…そうかも、しんない」
京太郎「わっつ?」
憧「あたし、きっと嫉妬するんだ」
憧「京太郎が他の女の子と、その、せっくすしてるって言ったら、嫉妬、するんだ」
京太郎「お、おう」
憧「京太郎」
京太郎「は、はいっ!」
憧「やだよ。他の女の子とこういうことしちゃ」
憧「あたし、いやだよぉ…」エグエグ
京太郎「…しねぇよ」
京太郎「俺はお前が一番だから、しない」
憧「…ほんと?」
京太郎「ホント」
憧「ほんとにほんと?」
京太郎「ホントにホント」
憧「ほんとにほんとにほんと?」
京太郎「ホントにホントにホント」
憧「ほんとにほんとにほ「なげぇよ」ふきゅっ?」
京太郎「あーもう。めんどくさいな、お前」
憧「ちょ、ちょっとっ!めんどくさいってなによっ!!」
京太郎「憧」
憧「だからなに」
ちゅ。
憧「よ?」
京太郎「愛してる」
憧「……、……そっか」
憧「私も、あいしてる」
カンッ!
最終更新:2013年12月15日 14:34