穏乃「むーっ……」

京太郎「むむむ……こっちだ!」バッ

穏乃「ああっ!」

京太郎「よっしゃ、あがりー!」パサッ

穏乃「くーっ!悔しいー!」バタバタ

憧「何ー?やっと終わったのー?」

宥「10回くらいババが往復してたよね」

灼「長考も多かった……」

玄「じゃあ最下位の穏乃ちゃんは罰ゲームですのだ!一つひいてね」つBOX

穏乃「ううっ、簡単なのが来ますように……」ガサガサ

穏乃「……これっ!」バッ

穏乃「ええっと、何々……『残り長さが1cmになるまでポッキーゲームをする』?」

憧「ちょ、誰よ!こんなの書いたの!?」ギロリ

京太郎「いやいや、俺じゃねーよ!?筆跡が違うし、第一俺が書いたのは憧が全部検閲したじゃねーか」

灼「それ、多分ハルちゃんかも……今朝何か箱にゴソゴソやってたし」

憧「参加するわけでもないのに、ハルエェ……!」ワナワナ

宥「これ、もう一人は誰がやるの?」

穏乃「あっ、そっか、相手が必要なんだ、じゃあ京太郎で!」

京太郎「うえぇぇぇぇえ!お、俺!?」

憧「シ、シズ!あんた何考えてんの!?」アセアセ

穏乃「え?だって京太郎がブービーだし、順番的には妥当かなって」

玄「で、でもでも……きょ、京太郎君は!?どうなの!?」アセアセ

京太郎「うーん、まぁ多分平気だろ、シズだし」

京太郎(これが宥さんとかならヤバかったけど)

穏乃「何か失礼なこと言われてる気がするけど大丈夫大丈夫!」

灼「もう仕方ないと思……」

穏乃「じゃあ、やろっか!京太郎は背が高いから椅子に座っててね」

京太郎「そうだな、ずっと屈んでたら腰が痛くなっちまうし」ガタッ

京太郎「シズ、目標1cmだからゆっくりやるぞ」パクリ

穏乃「そうだね、ある程度長さを把握しなくちゃいけないしね」パクリ

玄「えっと……それじゃスタート!」

京太郎「……」ポリ……ポリ……

穏乃「……」ポリ……ポリ……

玄「うわ、うわぁ」ドキドキ

憧(うーん、結構真剣にやってるし、心配いらない……かな?)

京太郎(うーん、こうして見てると、やっぱりシズは顔が小さいなぁ)ポリポリ

京太郎(ちょっと童顔だけど女の子らしい顔立ちだし、改めてみると可愛いな)

京太郎(あ、あれ?なんかちょっと照れるぞ、これ)

京太郎(顔も段々近づいてくるし……マ、マズい)

宥「あ、京太郎君の顔がちょっと赤くなってる」

灼「流石に照れてきたっぽい」

穏乃(……京太郎って、結構まつ毛長いんだなぁ)ポリポリ

穏乃(近くで顔を見る機会なんて無かったから、新鮮かも)

穏乃(クラスメイトの子がカッコいいって言ってたけど、案外モテるのかな)

穏乃(……なんだろう、ちょっとモヤッっとした)


京太郎(理性的な意味で意外とキツイなこれ、舐めてたわ)

京太郎(シズの方は余裕そうだな、やっぱり異性としては見られてないか……ふぅ)フゥー

穏乃(あれ?なんか甘い匂いが……これって、京太郎の……息?)スゥー

穏乃(そっか、こんな距離だもん、そりゃ呼吸が当たるよね……ん?)

穏乃(これってもしかして京太郎の吐いた息を私が吸って……私の吐いた息を京太郎が……吸ってる?)

穏乃(うわっ、うわっ何だろ!これ恥ずかしい!物凄く恥ずかしい!)

灼「穏乃、急に真っ赤になったけどどうしたんだろ?」

宥「あったかそう」

憧「うう……京太郎ぉ……シズゥ……」グスッ

京太郎(うおっ!?穏乃のやつ、急に真っ赤になりやがった!)

京太郎(それにちょっと目が潤んで……ヤバい、マジヤバい!)

京太郎(これは早々にケリをつけて終わらせるしか無い……!目標は確か……)

穏乃(う、うう~~は、恥ずかしい~~!)

穏乃(真っ赤になってるの分かっちゃてるだろうし、京太郎の顔がまともに見られないよぉ……)

穏乃(短くなってきたし、もうさっさと終わらせるしかない!目標は確か……)

京穏( (……1cm!!) )グイッ

京穏( (えっ!?) )

「「「「あああーーーーーっっ!!!???」」」」


(長くなりそうなので)カンッ!