京太郎「俺、玄さんが好きです!」

京太郎「俺と……付き合ってください!」

玄「京太郎くん……///」ポー

玄「私も、そうなれたらいいなって……えっと、だから」モジモジ

京太郎「じゃあ!」

玄「はい! こちらこそよろしくお願いします!」

―――――
―――

京太郎(ってなことがあったのが大体2週間前)

テクテク

玄「……」

京太郎(みんなにカミングアウトして、最初こそからかわれたりしたが今はこうして気を遣ってもらい2人で下校をしてるわけだが)

玄「……」

京太郎「……」

京太郎(無言! 圧倒的無言!)


いつもの分かれ道。

玄「それじゃあ、私こっちだから」

京太郎「あ、うん。じゃあまた」

玄「うん。また明日だね。バイバイ」フリフリ

スタスタ

京太郎(おい、ちょっと待て。このまま帰していいのか? もっとこう恋人同士っぽくさぁ)

京太郎「あの! 玄さん!」

玄「はい?」クルリ

京太郎「あの、よかったら……今から俺の部屋来ない?」

玄「え………………ふぇぇ!?///」カァァ

京太郎「あ! いや、ちが、お茶! そう、お茶でもどうかなって」

玄「あ、ああ!? うん、お茶……そう、お茶」

京太郎「う、うん」

玄「じゃあ、ちょっとだけ……」モジモジ

京太郎(で!)

玄「……」ズズ

京太郎「……」ズズ

京太郎(なんで僕らガチでお茶飲んでんですかね!?)

京太郎(そりゃま、お茶どうですかとかいったけどさ。別にそんなマジでお茶飲みたかったわけじゃないって言うか)

玄「///」モジ

京太郎(なんで玄さんも黙ってんだろう。みんなと一緒の時とかは普通なのに)

京太郎「あの」

玄「ひゃい!?」

京太郎「えと、おかわりとか、いります?」

玄「あの、じゃあ、はい」

京太郎「じゃ、ちょい待っててください」


キッチン

京太郎「ああ、付き合う前は2人っきりでもぜんぜん話せたのになぁ」

京太郎「憧ほどじゃないけど玄さんとかも男慣れしてない感じするもんな」

京太郎「やっぱ誰かと付き合うとかもはじめてで緊張してんのかな? 人のこといえないけど」

京太郎(初めてか……)

―――――
―――

京太郎『玄さん、挿入れますよ』

玄『京太郎くん、私怖い』

京太郎『大丈夫です、俺がついてます』グッ

玄『あぐ、はぁ、痛い! 痛いよぉ、京太郎くん!!』ポロポロ

京太郎『玄さん! 玄さん!』パンパン

コンコン、ガチャ

玄「京太郎くん?」

京太郎「うおわぁ!?」

玄「きゃ!? ど、どうしたの? 大きな声出して」

京太郎「ちょ、ごめん! 待って、ホントごめん! ホント今、俺すげー最悪だから!///」

玄「う、うん……」

京太郎「すーはー、よし。それで、どうかしました?」

玄「うんと、京太郎くん戻ってくるの遅かったからなにかトラブルとかあったのかなって」

京太郎「あー、なるほど。すいませんちょっと考え事してて」

玄「ううん。私の方こそ勝手に歩き回っちゃって」

京太郎「いいですよそんなの。さ、こんなとこで立ち話もないですよね。部屋戻りましょうか」

玄「うん」


自室

玄「……」ジー

京太郎「あの、どうかしました?」

玄「あ、ううん。教科書とか参考書とかいっぱいあるなって」

京太郎「ああ、ちょっとガッコの勉強と後麻雀の勉強をね。ごめんね散らかってて」

ゴチャー

京太郎「早くみんなに追い付きたいんだけど、なかなか思う様に進まなくて」

玄「そんなことないよ」

京太郎「え?」

玄「京太郎くん。部活の時も一生懸命がんばってるもんね。私、いつも見てたから知ってるよ」ニコ

京太郎「!?///」ドキン

京太郎(やば、やばい。可愛い。こんな可愛い人と、俺、今部屋で2人っきりって……ん、なんで部屋にいるんだっけ?)

京太郎(お茶とか飲んでる場合か!?)

玄「んー」

玄「京太郎くん、ご飯食べる?」

京太郎「食べる!? は、誰が? 誰を!?///」

玄(誰を?)

玄「なにか簡単なものなら、私作るよ?」

京太郎「いや、作っちゃダメでしょ? まだ早いでしょ。俺らまだ学生だし///」

玄「え? う、うん……そう? もう7時くらいだけど」

玄(お腹空いてないのかな? それとも……)

玄「……」ショボーン

京太郎(あ、あれ? なんの話だったっけ?)

玄「私、帰るね」スク

京太郎「な、え、なんで!?」ガタ

玄「お茶、ご馳走様でした。それじゃあ」

京太郎「ちょ、ちょっと待ってって!」ガシ

玄「あ、」

京太郎「なんで、なんで突然? 俺が変な妄想ばっかしてたから?」

玄「へ、変な妄想?」

京太郎「」

京太郎「ナンデモナイデス」

玄「え、でも今」

京太郎「ナンデモナイデス、ナンデモ」

玄「う、うん……」


京太郎「それでなんでいきなり帰るなんて」

玄「だって、京太郎くん。なんだか居心地悪そうっていうか、だから私、邪魔かなって」

京太郎「邪魔なんてそんなことないよ。いてくれよ、いてくれるだけでいいから」

玄「いるだけでいいの?」

京太郎「え?」

玄「京太郎くん、なにも言ってくれないし。…………なにもしてこないし」ボソボソ

玄「ただいるだけでいいなら、寂しい時に傍にいてほしいだけなら、別に私じゃなくても」ジワ

京太郎「……」

京太郎(アホか俺は。勝手に悩んで、先走って)

京太郎(玄さんも俺と同じで距離、測りかねてたのか)

京太郎「玄さん……」グイ

玄「京た、」


チュッ


京太郎「ん……」

玄「ぷは、あ……わわわ、わ私いまいまいま//////」カァァァ

京太郎「俺は別に、綺麗な人形を傍に置いておきたいわけじゃないし、他の誰かで良いわけでもないです」

京太郎「玄さんだから良いんです。いつもがんばってる玄さんの姿が好きだし、俺ががんばったら自分の事みたいに喜んでくれる玄さんの笑顔が好きだよ」

玄「京太郎くん……」

京太郎「そりゃ、居心地も悪くなりますよ! こんな可愛い人が一緒にいんだよ、そりゅいろいろ触ったりイチャイチャしたり」

京太郎「エロいこととかもしたいって思っちゃうんだから!」

玄「あう///」

京太郎「まぁそれは俺側の問題っつーか。だから気に病むなとはいわないけど、自分のこと必要とされてないみたいにいうのはやめてくれ」

京太郎「俺はちゃんと玄さんのこと、全部好きだから」

玄「っ……」グス

玄「ぎょーだろーぐん!」ダキ

京太郎「おおう!?」ダキトメ

玄「グス、ごめんね。私、年上で、おねーさんなのに」

京太郎「いいんだ。そんなの、持ちつ持たれつだろ? 俺だっていっぱい支えてもらってる」

京太郎「それでいいんだ」

玄「うん……」

京太郎「玄さん、顔。上げて」

玄「……ん」

京太郎「……」

チュッ

京太郎「好きだよ。玄さんの全部が」

玄「っ……///」グシグシ

玄「私も、大好き……!」


カン!