120 名前:1/3[sage] 投稿日:2009/10/17(土) 14:53:51 ID:2puVq2Xl

照(……あれは、京ちゃん!?清澄は男子出てないのに、まさか、全国に京ちゃんが来てるなんて///)
京太郎「部長ぉ…こんなに持てませんよぉ」
まこ「なに言うとんじゃ、全国についていきたい言うたのはそっちじゃろーに」
久「そうよ、清澄でお留守番のほうがよかった?」
京太郎「そんなぁ」
和「須賀くん、がんばって」
咲「京ちゃん、もう少しだからがんばって」
京太郎(うおおおお!和が応援してくれた!和が応援してくれた!)
京太郎「うおおおお!京太郎!頑張ります!!!」
照(……そっか、咲もいっしょなんだ…………しかも京ちゃん、咲に応援されただけで、あんなに張り切って…)


照(……私も、京ちゃんといっしょの学校がよかったな)
京太郎「あれ!?なんだこの自販機?金入れたのにうんともすんとも…くそぉぉぉ!自販機まで俺をぉぉぉ!」
照「あ……あの、このジュースですか?この自販機ちょっとコツがあって、こうやって押せば」
ゴトン
京太郎「あ!本当だ。ありがとうございます。詳しいんですね」
照「ええ、私は何度か来てるので、では、失礼します」
照(……なにやってるんだ私!せっかく京ちゃんと話すチャンスだったのに…)
京太郎「………………照さん!」
照(ビクッ)
京太郎「立ち止まったってことはやっぱり照さんだ!覚えてます?俺のこと」
照「ひ、人違いです、失礼します」
京「えっ、そんなわけないでしょ、なに俺相手に敬語使ってるんすか!顔隠したってわかりますよ」
照「や、やめ……」
京太郎「やっぱり照さんだ」
照「///」

京太郎「うわ、このジュース上手いなぁ、これって、あそこの自販機にしかないんですか?」
照「そ、そうです」
京太郎「へぇ~、また買いに来ようっと……それにしても照さん凄いなぁ、こんなに強くなっちゃうなんて」
照「そ、そんなことないです」」
京太郎「だから、敬語はやめてくださいよ、昔みたいにため口でいいんですよ?」
照「……う、うん///」
照(む、無理だよ京ちゃん。京ちゃん昔と全然違うんだもん。ため口なんて///)
京「いやあ、実は~~」照「う、うん」京「それで~~」照「う、うん」
京「じゃ、俺、そろそろ戻るんで」
照「う、うん」
京「……」
照「?」
京太郎「すみません、ちょっと帰り道わからなくなっちゃったんですが///」
照「う、うん…………まかせて///」
照(やった、また京ちゃんと話せた)

京太郎「うわっ」
美穂子「きゃっ」
ドンッ
京太郎「痛ててて、す、すみません、大丈夫ですか?俺、よそ見してて、あ…」
美穂子「こちらこそよそ見してて、あ…」
京太郎「風越の、キャプテン」
美穂子「あなたは清澄の……雑用さん」
京太郎「ざ、雑用はひどいですよ!一応、れっきとした男子部員です」
美穂子「ご、ごめんなさい!……失礼でしたよね」
京太郎「い、いえ!確かに雑用みたいなもんですから気にしないで下さい!あはははははははは」
美穂子「ほ、本当にすみませんでした。では、これで失礼しま……痛っ」
京太郎「大丈夫ですか!?…………まさか、その右足、ひねったんじゃ」
美穂子「そ、そうみたいです」
京太郎「うわ、ひどい腫れだ…これじゃ歩けないでしょう。肩貸しますよ」
美穂子「え、ええ、すみません。お願いします」
京太郎「よっと」
美穂子「痛っ!」
京太郎「えっ?今の痛かったですか??ご、ごめんなさい、も、もっと優しくします!」
美穂子「ち……違うんです///」
京太郎「?」
美穂子「あなたが乱暴だったんじゃなくて…………実は、左足も///」

美穂子「す、すみません。こんな事お願いして///」
京太郎「い、いえ、怪我させたのはこっちですから///」
美穂子「それはもう言わない約束です。私もよそ見してたし///」
美穂子「……///」
京太郎「……///」
美穂子(男の人におんぶされてる…どうしよう、こんなところ、上埜さんに見られたら///)
京太郎(まさか、風越のキャプテンをおんぶすることになるとは……せ、背中が、背中が///)


照(またこの自販機の通路で待ってれば、京ちゃんに会えるかな…)
照(さっきは、まともに会話できなかったから、もう一度会って、ちゃんと話したいな…)
照「あ、京ちゃ…」
照(え……あれは、風越女子の福路……なんで?なんで京ちゃん、福路をおんぶしてるの……)
京太郎「いやあ~~」美穂子「うふふ~~」
照(楽しそうに笑って……なに話してるの?)
京太郎「~~」美穂子「~~」
照(行っちゃった…………京ちゃん)


優希「お、あれはバカ犬だじぇ!、お~い、京太ろ…」
京太郎「いやあ~~」美穂子「うふふ~~」
優希(……ん?京太郎がおんぶしてるのは風越の大将だじぇ)
京太郎「~~」美穂子「~~」
優希「行っちゃったじぇ」
優希(………なんか、胸が苦しいじぇ、なぜだじぇ、すごく苦しいじぇ………ジュースでも飲むじぇ)


優希「タコスソーダが出ないじぇ、この自販機壊れてるんだじぇ!」
照(京ちゃん、福路とつきあってるのかな……福路、私よりかわいいし女の子らしいから、当たり前だよね…)
優希「むかつくじぇ!京太郎だけじゃなく、自販機まで私を…」
照(…あの子、京太郎と何か?)
照「ちょっといい、タコスソーダはこう!」
ゴトン
優希「すごいじぇ!ありがとうだじぇ」
照「ちょっとさぁ、聞きたいことがあるんだけど」

照「…あの、例えばさ、京太郎くんのこと………好き、とか?」
優希「そ、そんなことないんだじぇ!わ、わたしが京太郎のことなんか好きになるわけないんだじぇ…す、好きだなんて…」
照「ん?その否定の仕方は怪しいな、図星だな?」
優希「そ、そんなことないじぇ///」
優希(で、でも、京太郎におんぶされてる風越のキャプテンを見たら悔しかったじぇ、うらやましかったじぇ)
照(この子も京ちゃんが好きなんだ……はぁ、福路はスタイルいいし、この子もかわいらしいし、咲までいる…これじゃ、私なんて)
優希(私、たぶん京太郎のことが好きなんだじぇ)
照(京ちゃん…)

久「あら、須賀くん」
京太郎「ぶ、部長!」
美穂子「う、上埜さん!」
久「どうしたの?そんなに驚いて」
美穂子「こ、これは何でもないんです!も、もう歩けますから、痛っ!」
京太郎「ちょ、怪我してるんだから無理しちゃ」
久「そうよ、怪我してるんだから。須賀くんのことは好きなだけ使っていいからね」
美穂子「あ、はい」
久「あと須賀くん、頼んどいたあれ、ちゃんと全部一人で運んでおいてよ」
京太郎「うわ、そうだった……医務室まで送ったらすぐに運んでおきます」

美穂子「……………あなたに雑用押しつけてる人って、上埜さんなんですか?」
京太郎「ん、まぁそうっすね。実際、男子部員は俺だけなんで、最近はほとんど牌にもさわってないです」
美穂子「……………そうですか」

京太郎「つきましたよ」
美穂子「ありがとうございました」
京太郎「部長のことは悪く思わないで下さい。俺は麻雀初心者で弱いし」
美穂子「でも、だからこそ牌にさわるべきよ」
京太郎「雑用はきついけど、みんなの役に立てれば嬉しいんすよ。みんなには、全国だけに集中してほしいんです」
美穂子(……)
京太郎「足、ひどくないといいですね。俺、清澄だけど、風越のキャプテンにも頑張ってほしいです。応援してます」
美穂子(///)
京太郎「じゃ、失礼します。雑用頼まれてるんで」
美穂子(………背中、大きかったな)

  • 和は「須賀くん」じゃなくて、「京太郎君」て呼びます -- zako (2015-08-12 02:29:29)
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