漫「……」トン
小蒔「……」トン
京太郎「……」トン
和「……」トン

それからの数分は無言の時間が続いた。
そして、まるで話す時間さえも惜しいと言うように全員が早打ちを繰り返す。
けれども、それは決して全員が何も考えていない訳ではない。
特に京太郎は能力込みで打つという経験に感慨深いものを感じていた。

京太郎「(能力ありで打って良い…なんてかなり久しぶりだよな)」

これまで特訓と称し二人と打っていた時には常に能力を封じるように立ちまわってきた。
出来ない時はわざと和了を見逃した事も、口にはした事はないが何回かある。
そんな彼にとって能力とは厄介者で、小蒔に当てて以来、使う事はなかったのだ。
しかし、今はそれを和に当てる事を求められ、その為に全力を尽くさなければいけない。
厄介者であったそれに頼らざるをえない自分に胸中で苦笑を向けながら、京太郎はそっと顔を引き締める。

京太郎「(ま…難しいだろうけれどな)」

和の実力は彼女の親友である片岡優希に負けないくらい京太郎自身が良く知っている。
元々、優れていた思考力に洞察力を身につけた和から放銃を誘うのは正直、かなり難しい。
実際に、今までの対局の中で京太郎が和から和了れた回数なんて両手の指を少し超える程度なのだから。
正攻法でその数少ない回数を引き寄せるのは難しいだろうと京太郎自身も理解出来ていた。

京太郎「(だからこそ…和をそのつもりにさせなきゃいけない)」

勿論、京太郎はツモ和了も狙っていくつもりではある。
しかし、それを東風四回の間に出来るかと言えば、正直、自信はなかった。
小蒔や漫は和了を半ば放棄しているとは言え、相手は牌効率を知り尽くしたデータ雀士、原村和なのだから。
速度という面で自分が真っ向から太刀打ち出来ない事を京太郎自身が良く知っている。
だからこそ、京太郎は和が自分から振り込んでも良いと、そう思えるような方法を脳裏で模索し始めていた。
そしてまた、彼を補助する彼女たちも普段以上に思考に耽り、特殊なルール内でどうやって勝つかを考えている。

漫「(恐らく京君の待ちは…)」
小蒔「(白か五筒周辺…が濃厚ですね)」

早和了を目指す為か、京太郎は最初から鳴いて小三元を作っていた。
けれど、その後、有効牌を引く事は出来ず、聴牌で固まっているのである。
そんな京太郎の河を見て、この場で誰よりも洞察力に優れている和が振り込むはずがない。
そしてまた他の二人が振り込んでも意味はなく、時間だけが流れていく。

小蒔「(でしたら…私が何とかしないといけません)」

小蒔の手牌の中には京太郎の本命である六筒が一つだけ入っていた。
このまま下手に抱えていても和了には繋がらない以上、それを打っても良いだろう。
どうせ京太郎は和了らないだろうが、和に対するブラフ程度にはなるかもしれないのだから。
勿論、一緒に特訓を続けた小蒔は其の程度で和の目を誤魔化せるとは思っていないが、しかし、何もしないよりはマシだろう。

小蒔「(だって…このままじゃ…皆、辛いままなんですから…)」

小蒔には和の気持ちも京太郎の気持ちも良く分かっている。
彼女がもう意地を張るしかない事も、彼が好き好んでこうやって自分たちを追い詰めている訳ではない事も悔しいけれど理解しているのだ。
そして、小蒔はそんな二人のすれ違いを見過ごし、ライバルの脱落を喜ぶようなタイプではない。
寧ろ、大好きな二人に早く仲直りして欲しいが故に小蒔はそれをそっと打ち出したのだ。

京太郎「(小蒔…)」

そんな小蒔の気持ちを京太郎は汲んでいた。
自分が傷つけた心優しい婚約者がどんなつもりでそれを打ったのか理解していたのである。
今、この場で自分に出来る事を精一杯しようとする彼女の気持ちは彼にとってはとても嬉しいものだった。

京太郎「…ロン。小三元」
小蒔「えっ…?」

しかし、京太郎はそれを裏切るようにして和了を宣言する。
それを小蒔は最初、信じる事が出来なかった。
既に待ちを看破されていたと言っても、待ち続ければツモで和に能力を当てる事が出来る可能性はあったのだから。
しかし、京太郎はそれをわざと見逃すように自分から和了って見せた。
その意図が理解出来ない小蒔の身体に強い電流が走り抜け、その身体にドロリとした熱を染み込ませていく。


小蒔「ん…っくぅ…♪」

その口から漏れる吐息はとても熱っぽいものだった。
まるで風邪にでもかかってしまったような熱いそれに力を込めるようにして小蒔の身体が縮こまっていく。
ぎゅっと身体を強張らせるその内側に一体、どんな感覚が走り抜けているのか隣の和には分からない。
しかし、見る見る内に目元を潤ませ、頬を緩ませるその顔は和も良く知るメスのものであった。

和「(神代さん…とってもエッチな顔をして…)」

何も知らない子どもでもエロティックなものを感じてしまうであろう小蒔の姿。
それは彼女が感じている感覚の一端を知る和にとって、羨ましく映るものだった。
何せ、そうやって発情した後には必ず京太郎が身体を鎮めてくれるのだから。
内心、それを期待しながら須賀邸を訪れた和にとって、それは羨望を向けるに足るものだったのだ。

漫「ええなぁ…神代さん」
和「…っ!」

そんな漫から漏らされた漫の言葉に、和が微かな反応を見せる。
それは勿論、彼女が和とまったく同じ事を考えていたからだ。
けれど、それを和が認める事が出来ないのは、彼女が漫の事をあまり好ましく思っていないからだろう。
自分たちの行く末を麻雀の結果に委ねるような提案をした漫と一緒の事なんて考えたくはないと彼女はそれを無理やり、思考から引き離したのだ。

漫「ね、京君。今度はうちに配牌教えて、それ当ててくれへん?」
京太郎「一応、真剣勝負なんですから八百長っぽいのなしですよ。つか、小蒔、大丈夫か?」
小蒔「ひゃんぅっ♪」ビクッ

軽い漫の言葉に京太郎は返事をしながら、京太郎は気遣うように小蒔に触れる。
瞬間、小蒔の身体の中を駆け巡る熱い電撃が勢いを増し、彼女の神経を蹂躙した。
絶頂にも劣らないその激しい感覚に小蒔は肌を震わせ、ぎゅっと歯の根を噛みしめる。
しかし、それでも触れられている部分から走る快楽は止まらず、小蒔の思考を大きく揺さぶった。

小蒔「京太郎様…ぁ…♥私…もぉ…ダメです…ぅ♪欲しい…の…っ♥京太郎様のオチンポ欲しい…ぃぃ♥」

けれど、それらは小蒔を決して満足させるものではなかった。
それらは間違いなく気持ち良いものではあれど、疼きを強める気持ち良さだったのだから。
まるで全身を焦らすように優しく撫でられている感覚を何十倍にも高めたようなそれに小蒔はもう抗えない。
京太郎に触れられた瞬間、彼女の頭の中からは麻雀や友人の事など消し飛び、ただの発情したケダモノへと変わってしまったのである。

小蒔「身体熱くて…お腹の中までドロドロになってぇぇ…っ♪♪私…もう発情しちゃい…ましたぁ♥スイッチ入って…淫乱妻になったんです…ぅっ♥」

甘いその訴えは小蒔が他の二人の事なんてまったく考えていない証だ。
今の彼女にとって最優先はおかしくなってしまいそうなほど強く、そして熱い疼きをどうにかする事だったのだから。
他人に見られていようがいまいが、小蒔の目にはもう京太郎しか映ってはいない。
今にも燃えてしまいそうなほど熱い身体を鎮めてくれる唯一のオスしか、全身が求める愛しい男しか、小蒔の世界には存在していないのだ。

小蒔「だから…っ♪京太郎様…ぁ♥セックス…ぅ♪責任とって蕩けるくらいあまぁいラブセックスください…っ♥」
和「ち、ちょっと…じ、神代さん!?」

そう言いながら何時もの巫女服に手を掛け、そっと脱いでいく小蒔。
それに和は声を掛けるものの、小蒔の行動は止まらない。
既に小蒔の耳も京太郎に向けられ、その他の音は雑音でしかないのだから。
誰かが何かを言っているという意識こそあれど、それは自身の行動を止める理由にはならない。
だからこそ、小蒔は同性である二人の前でその大きな胸をブルンと零し、京太郎へと擦り寄せるのである。

小蒔「京太郎様も大好きなおっぱいもこぉんなに疼いてぇ…♪♪だから…お情けを…ぉ♥♥お情けでも良いですから…小蒔にセックスしてください…っ♪♪」
京太郎「あ、あの…こ、小蒔…?」
和「神代さん!正気に戻って…」

勿論、京太郎にとってこうなる事を完全に予想していなかった訳ではない。
一応、それを目的として彼は小蒔を裏切るようにして和了ったのだから。
しかし、まさか麻雀すらまともに出来なくなるくらいにまで発情するとは思っていなかったのである。
これまで疼きに耐えてきた小蒔たちであれば東風戦くらいなら大丈夫。
そう思っていた自分の考えが甘かった事を知ったところで、もう遅い。
ブラすら身につけていないその豊満な胸をスリスリと腕にすり寄せてくる彼女を突き放せる訳がなかった。

漫「いやぁ…まさか神代さんがこんな風になるとはなぁ…」
和「っ!上重さんも止めてください!」

そんな小蒔を必死に正気に戻そうと呼びかける和の前でケラケラと漫が笑う。
何処か嬉しそうなそれに和は強い反発を覚えながら、そう語気を強めた。
明確な怒りすら見せるその声に、しかし、漫はその飄々とした態度を崩さない。
それどころか楽しむようなその笑みすら引っ込める事もないままにゆっくりと口を開いた

漫「無理無理。ああなったら止まらないのはうちらが一番、良く知っとるやん」
和「それは…」

漫の言葉に和は言い返す事が出来ない。
京太郎の能力の凄さは体感した和自身が良く分かっているのだから。
全身が京太郎を求めてしまう感覚は少女を女にするのは十分過ぎるものだった。
それをきっかけにして自身を恋に陥れた能力は決して軽視出来るものではない。
こうして小蒔が一瞬でおかしくなってしまったのも当然だと内心、和も認めていたのだ。

漫「とにかく神代さんは脱落って事で。次の局行こうや」
和「でも…」
漫「このまんまやと神代さんが辛いだけやで?」
小蒔「は…ぁっ♪京太郎様ぁ…♥京太郎…様ぁぁ♥」

瞬間、和がチラリと小蒔を見れば、そこには物足りなさそうに身体を揺する彼女の姿がある。
欲情で濁った瞳に京太郎だけを映すその様は平常とは程遠いものだった。
普段の小蒔は多少、甘えん坊ではあるものの、良く知らない同性の前で肌を晒して平気でいるタイプではないのだから。
いっそ痛々しささえ感じるその発情っぷりに和はぎゅっと歯を噛み締め、残った山を崩し、再び積み上げていく。

京太郎「あの…」
漫「あ、京君は大丈夫やから、神代さんの事構ったげて」

しかし、小蒔に抱きつかれ、片手を奪われた京太郎はそれを手伝う事が出来ない。
その申し訳なさから声をあげた彼に漫は軽く言葉を返した。
実際、彼女自身、そうやってスイッチが入った小蒔に何も思うところがない訳じゃない。
この状況を作った原因の一人であるとは言え、彼女とて本当は京太郎を独占したいのだから。
だが、それ以上に漫は今はそれを顕にするような時ではない事を理解している。
だからこそ、申し訳なさそうな京太郎にそう返しながら、彼女は手慣れた様子で山を積み上げていくのだ。


漫「(それに…まぁ、多分、京君のやっている事は間違いやない)」

漫は原村和の実力を知らない。
直接対局する機会は今まで恵まれず、伝聞や牌譜を見る事しかなかったのだから。
しかし、それだけでも彼女が全国でも有数の打ち手である事は伝わってくるのだ。
そんな和から和了るだけでも難しいのに、今回の彼女は和了を放棄して逃げるだけで良いのである。
普通よりもさらに難しさを跳ね上げさせるその勝利条件を満たす為に、和を揺さぶろうとした京太郎の選択。
それは決してベストではなくてもベターな選択であると漫は思った。

京太郎「…ごめんな」

返事をするように呟く京太郎の謝罪は一体、何に向けられているものか彼自身にも把握しきれていなかった。
彼にとってそうやって謝らなければいけない事はそれこそ両手の指では足りないくらいにあるのだから。
しかし、今はそれに押しつぶされたり、縛られたりしている場合ではない。
そう自分で自分の背中を押しながら、京太郎はそっと小蒔の肩を抱き、自分の足の上へと座らせる。
対面座位のような形で真正面から向き合うそれに小蒔の胸はトクンと跳ね、興奮だけでイッてしまいそうになった。

小蒔「京太郎様…ぁっ♥…私…これだけじゃ…ひぅぅっ♪♪」
京太郎「もうちょっとだけ我慢してくれよ」

瞬間、小蒔が声を跳ねさせるのは京太郎の指が彼女の乳房に触れたからだ。
巫女服からこぼれ出すようなそれは弾力に優れ、また張りも人並み以上にある。
けれど、それ以上に凄いのはその感度だ。
ただでさえ普段から京太郎に開発されてきたその肢体は、今、能力によってさらに鋭敏になっているのだから。
それこそそっと掴まれただけでイきそうになるくらい小蒔の身体は今、感じやすくなっている。

小蒔「もっと…ぉ♪♪もっと触ってください…っ♥私…もうこんなんじゃダメです…っ♥全然…我慢なんて出来ません…っ♪」
京太郎「小蒔は欲張りさんだな」
小蒔「はい…ぃ♥小蒔はエッチな事大好きな欲張りさんなんです…っ♪♪京太郎様に触れられるだけでダメになる…淫乱妻なのぉ…♥」
和「神代さん…」

京太郎の言葉に嬉しそうに返す小蒔は和の見たことがないものだった。
理性を失い、ただただ淫欲に溺れるその姿ははしたないを通り越して軽蔑されてもおかしくはないくらいである。
しかし、そんな感情が和の胸中に一片足りとも浮かんでこないのは、京太郎に愛される心地よさを彼女もまた知っているからだ。
頭どころか魂まで蕩けてしまいそうな甘い感覚を知る彼女にとって、それは軽蔑どころか自分も良く知る状態だったのである。
そして、だからこそ、和は人目も憚らず京太郎に愛してもらえる小蒔に対して羨望の念を強めるしかなかったのだ。

漫「ほら、原村さんの番やで」
和「あ…はい」

しかし、和がそうしている間にも卓の準備は済んでしまう。
既に漫や京太郎は最初の配牌を揃え始めていたのだ。
それを漫の言葉から知った和はおずおずと手を伸ばし、自分の手牌を揃えていく。
だが、その視線はチラチラと伺うように小蒔へと向けられ、明らかに集中出来ていないのが目に見えていた。

漫「(まぁ、さっきも集中出来ていたとは言えへん訳やけれど)」

漫の知る原村和は超人的な集中力を持つ雀士だ。
それこそ顔が発熱するくらいに思考を深め、加速させる彼女は、彼女の友人である愛宕絹恵を苦しめていた。
しかし、今の和にはそんな気配はまったくなく、恐ろしいまでに精彩を欠いている。
今ならばチョンボやミスの一つで京太郎に振り込んでしまいそうなくらいに和は麻雀に集中出来ていなかった。


漫「(さて…ここでうちがするべきは…果たしてどっちなんやろうなぁ)」

そんな和の前で牌を打ちながら、漫はそっと思考に耽る。
京太郎の揺さぶりのお陰で和はかなり追い詰められているのは事実だ。
しかし、今のままで京太郎に振り込んでしまう可能性というのはあまり高くない。
自然、京太郎が和了るのには漫の支援が必要ではあるが、それには二種類のものが考えられるのだ。

漫「(京君に振り込むべきか、或いは徹底的に支援に徹するべきか)」

さっきの小蒔のように京太郎に振り込む道とオーラスまで支援に徹する道。
そのどちらもそれなりに有効で、だからこそ漫は迷っていた。
こうして自分勝手に条件を設定して麻雀の場を設けた以上、失敗は許されない。
普段とは違ったそのプレッシャーに揺れ動きながら、漫は京太郎の当たり牌を掴んだ。

漫「(さて…正念場…やね)」

これを打てば、きっと京太郎は和了るだろう。
小蒔のように自分を発情させ、和を揺さぶる道具として扱うはずだ。
勿論、発案者である以上、勝つための道具になる事に何ら異論はない。
しかし、だからと言って、それが勝利の近道になるかどうか彼女には未だ判別がつかなかった。

漫「(まぁ…どうにかなるやろ)」トン

最終的にそう思考を投げたのは決して思考するのが面倒くさくなった訳ではない。
漫はあの合宿の際、自分がおかしくなるまでにタイムラグがあるのを思い出したのだ。
その時とは比べ物にならないほど開発されている身体が一体、どんな反応をするかは分からない。
しかし、小蒔のようにすぐさま我を忘れる事はないだろうと漫はそれを打ち出したのだ。

京太郎「ロン。三色同順」
漫「くぅ…ん…っ♪」

しかし、瞬間、走る激しい電流は合宿の時の比ではなかった。
あの日も微かに違和感めいたものを感じていたが、今のそれははっきりと快感だと分かる。
流石に小蒔のようにすぐさまスイッチが入るものではないにせよ、頬が紅潮するほどのそれに漫が声を漏らす。
艶めいたそれに和がじっと視線を向けるのが恥ずかしいが、漫はそれを抑える事が出来ない。
オナニーしている時の何倍にもなるような快感と興奮が身体の中を駆け巡って平静であり続けられるほど漫の理性は強固ではないのだ。

京太郎「…漫さん、大丈夫ですか?」
漫「ん…まだ…いけるよ…♪」

けれど、それは決して絶頂には至らない。
まるでイク寸前で寸止めされたようなそれに漫は強いもどかしさを感じる。
今すぐ京太郎に触れて欲しい、愛して欲しいと脳裏に言葉が浮かぶほどだ。
とは言え、それは理性を失うほど激しいものではなく、漫はそう頷いて見せる。

漫「(まだ爆発しとらんのに…こんな凄いなんて…ぇ♥)」

しかし、その胸中が余裕あるものかと言えば決してそうではない。
寧ろ、気を抜けばそのまま劣情に身を任せてしまいそうな感覚に彼女は身悶えしていた。
自分は効果が出るまでタイムラグがあるはずなのに、前兆だけでこんなに凄いなら本格的に効果が現れたらどうなってしまうのか。
何時、自分に襲いかかって来るか分からない発情の波に少しだけ後悔しながら、彼女はさっきと同じように卓を整え始める。

和「(上重さんまで…)」

そんな漫の様子は和の心を強く揺さぶった。
小蒔が一瞬で我を忘れてしまうほどの発情に漫は耐え、こうして麻雀を続けようとしているのだから。
実際は能力が発揮する効果は人それぞれ違うのだが、そんなもの和だけではなく京太郎さえ知らない事実である。
だからこそ、彼女は漫の姿から彼女が並々ならぬ決意を持ってこの場にいる事を感じさせ、その肩をそっと落とさせるのだ。

和「(私…誤解していたのかもしれません…)」

和にとって上重漫と言うのはあまり良い思い出のない相手であった。
京太郎からその名前が出る事は少なかったものの、彼が漫の事を頼りにしているのは強く伝わってくるのだから。
顔と名前しか知らない彼女に対抗心を抱いたのは一度や二度ではない。
そんな彼女が初顔合わせの時から妙に達観して飄々としているのを見て、好印象など抱けるはずがなかった。
つい数瞬前の和にとって漫は不真面目な人間で、京太郎にとって相応しくはない相手だったのだ。

和「(実際は…こんなにも京太郎君に尽くそうとする人だったのですね…)」

それにまた一つ意地を張る理由が消えていくのを感じた和はズキリと胸の痛みを感じる。
胸の奥に鋭い針が突き刺さるようなそれは不快で仕方のないものだった。
けれど、それを取り除く術を今の和は知らず、ただただ心を強く揺さぶられる。
京太郎に触れられて嬌声を漏らす小蒔と劣らないその激しい揺れに和は小さくため息を漏らしながら、山を積み上げていった。

和「(私…どうしたら良いんでしょう…)」

その言葉はさっきよりも弱々しいものになっていた。
勿論、和は京太郎の選択なんて認めたくはない。
出来れば、自分か小蒔のどちらかを選んで欲しいというのが本音だ。
しかし、それを誰よりも共感してくれた小蒔は堕ち、そして唯一、敵愾心を向けていた漫も悪い訳ではない。
そうした状況の変化に意地を張る理由が薄れ、和の迷いは本格的なものと化していく。

漫「あ、ちなみにうち…これからずっと京君に振り込むから」
和「え…?」

そんな和に告げられた漫の言葉を彼女は最初、信じる事が出来なかった。
最初に設定した勝利条件を反故にするものなのだから当然だろう。
勿論、次が京太郎の親である以上、それは決して勝ちを放棄するものではない。
しかし、一回早和了すれば勝利条件をほぼ満たせるその宣言は和を有利にするものだろう。

漫「その間に直撃かツモ和了してくれれば一番なんやけれどね」
京太郎「はは。まぁ、頑張…ってこら、小蒔…キスはダメだって」
小蒔「ふゅぅ…ん…っ♪ふあぁぁ…♪」

そうしている間に小蒔は本格的に我慢出来なくなってきたのだろう。
胸を優しく揉む京太郎の頬に幾つものキスを落とし、甘えた声をあげる。
そんな小蒔に注意こそすれど京太郎は彼女を突き放したりはしない。
寧ろ、下から大きな胸を持ち上げるようにしながらぎゅっと根本から力を込めるのだ。
それに彼女の身体はブルリと震え、その背筋に強い快楽を流し込む。

小蒔「ふくぅっ♪♪イきます…ぅ♥おっぱい絞られただけで…私もぉ…♥」
京太郎「まったく…小蒔は本当に可愛いな」

限界以上に感度が高まった小蒔にとって、それはもう耐えられないほどの快楽だった。
昂った身体が一気に絶頂へと押し上げられる感覚に彼女はあっさりとイッてしまう。
しかし、それでも小蒔はその目に宿る欲情を薄れさせず、寧ろ、ドロドロとした熱を強くしていた。
まるでこのままではろくに満足出来ないとそういうような瞳の輝きに嗜虐心と庇護欲を擽られた京太郎はそう言葉を漏らす。

漫「うちも能力受けたんやけどー?」
京太郎「後で一杯、可愛がってあげますからそれで許して下さい」

そんな京太郎に漫がジト目を向けるのは、いちゃつく二人が羨ましかったからだ。
発情期のメスもかくやと言うような小蒔の様子に、京太郎もまた引きこまれ、二人の世界を形成し始めている。
それを見過ごしてやるほど今の漫は理性的にも優しくもなれない。
その頬を微かに膨らませながらのそれは牽制であると同時に自分を忘れないでという自己主張でもあったのだ

漫「しゃあないなぁ…その代わり…うちの奥で濃いぃの頼むで…♥」
京太郎「…あれ?実は結構、漫さんもやばい感じです?」
漫「ふふ…どうやろ…♪でも…あんまり神代さんばっかり構ってると…後で怖いかもやで♥」

そう言いながら漫がクスリと笑った瞬間、卓の準備が終わる。
それを察知した京太郎が積み上げられた山に手を伸ばし、手牌を作っていく。
そんな京太郎に小蒔が不満気な視線を向けるが、彼女は何も言わなかった。
代わりの自分の手を京太郎の手に沿わせ、ぎゅっと自分の胸へと押し付けさせる。
まるで自分だけを見て欲しいと言うような可愛らしい自己主張を見ながら、和は深呼吸を繰り返した。

和「(とりあえず…一回…一回だけ私が和了れば…それで良いんです)」

それで自分はこの卓から抜けられる。
その先で何をしたいのか分からないものの、麻雀を続けるには和はそう考えるしかなかった。
気を抜いた瞬間、自分の心が誘惑に負け、漫や小蒔のようになってしまうのは目に見えていたのだから。
これからどうするにせよ、せめて初志だけは貫こう。
欲情する二人にあてられてその吐息を微かに荒くした彼女がそう思った瞬間 ――

小蒔「いひぃっ♪♪」
和「あ…」
漫「あーあー…」

それは不幸な事故だった。
押し付けられる柔肉についつい反応してしまった京太郎の手が小蒔を再びイかせてしまったのだ。
結果、まるで脳天まで快楽が貫いたように背筋を反り返らせた小蒔に並べられた京太郎の手牌がバタバタと倒れていく。
普段の麻雀ならばチョンボとして罰符を取られかねないそれに和の目が惹きつけられる。

和「(この形なら…)」

観察力と集中力。
思考を支えるその二柱を強固にしつつある彼女にとって、それは一瞬で記憶出来るものだった。
そして同時にそこから派生するであろう和了の最終形まで計算した彼女はそっと小さく勝利の予感を感じる。
和のそれは典型的なタンピン型で待ちも広く、手を進めやすい。
けれど、京太郎のそれは待ちは狭く、また回避も容易だ。
その分、点数こそ高いものの、今回に限ってはそれは決して脅威ではない。
今回の麻雀は点数をやりとりするようなものではなく、あくまで和了るか和了らないかを目的としたものなのだから。

京太郎「よいしょっと…」

そう思う和の前で京太郎は見られたその手牌を元へと戻していく。
小蒔を愛撫している関係上、片手しか使えないその仕草は決して素早いものではない。
再びそれらが卓の上に直立したのは一分ちょっとが経った頃である。
その間にも欲情を強める小蒔は京太郎に抱きつき、その身体を揺すっていた。
手持ち無沙汰の間、その様を見せつけられた和の頬が紅潮し、身体の中に宿る興奮が強まっていくのを感じる。

京太郎「待たせて悪い。それじゃやろうか」

それを京太郎ははっきりと感じ取っていた。
入部した当初から和の事を見続け、そして幾度となく能力の餌食にした彼にとってそれは明白なものだったのだから。
きっと和もまた小蒔たちと同じように発情し始め、自分を求めてくれいる。
何時もの彼女であれば、きっと何ら遠慮する事なくその身体をすり寄せ、京太郎を誘惑した事だろう。
しかし、小蒔と漫がいる状態でそんな気にはどうしてもなれず、和はそれをぐっと押さえ込んでいた。


京太郎「……」

そんな和を横目に見ながら京太郎はそっと最初の牌を打ち出した。
勿論、その胸中には申し訳なさを感じるものの、それはもう今更である。
こうして小蒔を泣かせて引きずり込み、発情までさせた以上、後戻りは出来ない。
それならばせめて普段以上に可愛がり、その欲情をおもいっきり発散させてやろう。
そう思いながら無言で進む局は、和が想定した通りの流れになっていた。

和「(…よし。これで聴牌です)」

普段ならば和はそこでリーチの宣言をしていただろう。
典型的なタンピンを完成させた彼女の待ちは広く、ツモもロンも両方とも狙えるような形だったのだから。
しかし、今は点数ではなく和了を重視する場面であり、普段のセオリーは通用しない。
何よりリーチした後に京太郎の当たり牌を掴まされる事を思えば、リーチなど出来るはずもなかった。

和「(ただ…京太郎君も…そろそろ聴牌なんですよね)」

重い手ながらも集中出来ていなかったのが良かったのだろうか。
和が見ている限り、京太郎の手牌は頻繁に入れ替えられ、そろそろ聴牌が見え始めている。
欲情と迷いで鈍った集中力が能力の発動こそ阻害しているが、さっきのチョンボもあって当たり牌を察するのは和にとって容易い。
後はそれを手元に来なければ、この異常な状況から抜け出す事が出来る。

小蒔「きゅぅぅぅ…ん…っ♥京太郎様ぁ♪♪切ない…切ないですよぉ…♥」
和「っ…!」

そう思って和が気を抜いた瞬間、小蒔の甘い声が耳孔へと届く。
必死になってオスに媚を売るようなそれは彼女の背筋に微かに震わせた。
それは其の瞬間に、和の子宮もまたまったく同じ事を考えたからである。
何せ、今の和は小蒔や漫の痴態に発情しているのに、ろくに言葉を向けて貰えないのだから。
京太郎の事が好きで好きで堪らない彼女にとって、それは切ないと思うに十分過ぎるものだったのだ。

小蒔「京太郎様のオスチンポ…ぉ♥おっきくて硬いのでお情け下さい…っ♥♥京太郎様が好きすぎてドロドロになったメスマンコぐちょぐちょにかき回してぇぇ…っ♪♪」

そんな和の前で小蒔のオネダリが始まる。
さっきよりも幾分、切羽詰まったそれはハァハァと荒い吐息と共に紡がれた。
まるで興奮しきったメス犬のようなそれと合わせて、小蒔がカクカクと京太郎の上で腰を振るう。
その度に染みだした愛液がクチュクチュという音をかき鳴らし、小蒔に強い興奮と快楽を与えた。

京太郎「もう…我慢出来ないのか?」
小蒔「はい…ぃ…♪私…もう本当にダメなんです…っ♥このままじゃ京太郎様を襲っちゃいそうなくらい…エッチな事大好きになって…♪♪」
小蒔「もぉ…馬鹿なんです…ぅ♪♪セックス馬鹿ぁ…♥ラブラブセックスしたくて…私、馬鹿になっちゃったのぉ…♥♥」

しかし、そうやって女性器の表面を撫でるような刺激で、小蒔が満足出来るはずがない。
勿論、それは胸の愛撫と相まって、すぐさまイきそうになるほど気持ちの良いものだった。
だが、今の小蒔が求めているのはそんなものではなかったのである。
愛される喜びに心も身体も満たされるような甘い交わりでなければ、今の小蒔は癒せないのだ。

京太郎「…仕方ないな。じゃ…これで終わりにするか」
和「え…?」

その言葉に本格的に小蒔が限界に達している事を感じ取った京太郎はそう言葉を漏らした。
けれど、それは和にとって予想外も良いところだったのである。
何せ、京太郎は一度チョンボによって手牌を晒し、和がそれに振り込む事はほぼないと分かっているはずなのだから。
彼からすれば次こそがラストチャンスだったはずなのである。
しかし、京太郎はそんなチャンスを自分から潰すような言葉を放った。
それがどうしても理解出来ない和の前で京太郎はそっと小蒔の頭を撫でる。

京太郎「漫さんもそろそろやばそうだし…あんまり長引かせても二人が辛いだけだろうしな」
小蒔「ふぁぁ…ぁ…♥♥」

労るようなその手つきに小蒔が幸せそうな声をあげる。
まるで愛しさに身体が声さえも蕩けてしまったようなそれに和はゴクリと生唾を飲み込んだ。
それは勿論、小蒔のその声が和は何度も聞いた覚えがあるからである。
欲情で理性が緩み、感情をむき出しにする時にだけ聞こえるそれは記憶の中にある和自身の声と殆ど一致していたのだ。

漫「うちの事も可愛がってくれるん…?」
京太郎「そりゃ漫さんだって頑張ってくれたし、それに能力使った責任取らないとな」
漫「えへへ…嬉しい…♪」

それに小蒔の歓喜を知り、そして羨望を強める和の前で漫もまた綻んだ笑みを浮かべる。
目に見えて強くなっていく欲情の中ではっきりと浮かぶそれは朗らかなものだった。
彼女の持つ魅力をはっきりと見せつけるようなそれはそれだけ漫が嬉しいからだろう。
実際、彼女は自分を忘れないでいてくれた京太郎に愛しさを沸き上がらせ、欲情と興奮を数段飛ばしで強めた。


和「(私…は…私は……)」

それを見た和の胸の中は既に羨望を超えて、嫉妬の感情を沸き上がらせ始めていた。
しかし、それでも和はどうするか決めかねたのは、こうして終わりを宣告されると本当にこのままで良いのかと思ってしまうからだろう。
勿論、さっきまでの和はなんとかこの状況を打破する為に和了を目指していた。
しかし、この後に待ち受けている淫蕩の宴に自分だけ参加する事が出来ないと思うと、その手がどうしても鈍ってしまうのである。

和「(私だって本当は…京太郎君に愛して欲しいのに…)」

そう思う和の下着にはもう愛液が染みだしていた。
京太郎とセックスする為に買った勝負下着はぴっちりと濡れた肌に貼り付き、独特の不快感を与えている。
しかし、それ以上に和にとって不快なのは、その欲求不満を癒やす術が今の自分にはないという事だった。
既にスイッチが入ってしまった身体はオモチャを使った自慰でも発散する事が出来ず、京太郎に愛してもらう他ない。

和「あ…」

そう思った瞬間、和が引いたのは自身の和了牌だった。
普段であれば、そのまま和了をする事に何ら躊躇いを感じる事はなかっただろう。
和がやっているのは麻雀であり、そういった手心を加えるのは彼女の主義に反するのだから。
寧ろ、そうやって意図的に勝ちを見逃すような戦い方は和が最も嫌うものだった。

和「(これを宣言すれば…私は…開放されるんです)」

だからこそ、それで和了るべきだ。
これで開放されるべきだと和の理性は訴える。
しかし、彼女の腕は牌を倒す事はなく、その口もまた動き出す気配がなかった。
そんな自分をらしくないと思いながらも、和にはどうする事も出来ず、雁字搦めになった身体を動かす事が出来ない。

京太郎「和…大丈夫か??」
和「あ…」

それに京太郎が心配そうな声を紡ぐのは、和が普段とはかけ離れた様子を見せていたからだ。
彼の知る原村和という少女は麻雀という分野に対しては決断力に溢れた少女なのだから。
こうして躊躇いを見せる姿だなんて、殆ど見たことがないと言っても良いくらいだ。
勿論、そうやって躊躇わせる原因が自分にあると理解していても、京太郎にとってその言葉は止める事が出来ないものだったのである。

和「(嬉しい…)」

ともすれば「お前が言うな」と返されてしまいそうな京太郎の感情。
それを正確に感じ取った和が最初に浮かべたのは強い歓喜の波だった。
これまでの流れの中で京太郎と殆ど会話出来ていなかった彼女にとって、そうやって気にかけて貰えるのは嬉しくて堪らない事だったのである。

和「…いえ…なんでもありません」スッ

そんな和が選んだのは自分の和了牌を打ち出す事だった。
勿論、それは半ば反射的なものだったという事もある。
京太郎に仲間外れにされていなかったという事が嬉しくて、つい感情的に選んでしまった茨の道なのだ。
しかし、それが後悔を呼び起こしたりしないのは、和がもう京太郎の虜になっているからだろう。
どれだけ失望してもそれ以上に和は京太郎の事を愛しており、どれだけ最低でも軽蔑する事なんて出来なかったのだ。

和「(それに…まだ負けたと決まった訳ではありませんし…)」

その思考が詭弁であるという事に和自身気づいていた。
しかし、それは和自身愚かしいと思う選択を擁護する為にはどうしても必要な事だったのである。
決して負けたと決まった訳ではないのだから、自分は勝ちを放棄した訳じゃない。
主義を曲げた訳ではなく、ただ運を完全に天に任せただけ。
そう自分に言い聞かせながら進んだ局は… ――

京太郎「…流局…だな」

結局、京太郎はそれを和了る事が出来なかった。
聴牌にまでは手が届いていたものの、京太郎もそして和も和了牌を引く事が出来なかったのである。
それでも普段の麻雀であれば、親番を続ける事が出来ただろう。
しかし、これで終わりと宣言した以上、続きは出来ない。
何より、もどかしさに涙ぐみ始めている小蒔の事をこれ以上放置するなんて彼には選べなかった。

京太郎「…仕方ない。約束通り…さっきの宣言はなしにしてくれ」
和「…はい…」

その言葉に和はどんな感情を胸に浮かばせているのか自分でも良く分からなかった。
胸に沸き上がってくるのは自分でも判別がつかない複雑な感情ばかりで、どうとも定義する事が出来ない。
安堵と落胆が入り混じるそれは和の反応をどこかぎこちないものにしていた。

京太郎「ただ…今は小蒔や漫さんに責任取らなきゃいけないからさ」
小蒔「はぅぅ…ん…っ♪♪」

それに心配する気持ちは京太郎の中にはある。
しかし、これまで放置してきた小蒔や漫はそれ以上に切羽詰まった状況なのだ。
和に声を掛けるよりも先にまずは二人の事をどうにかしてやらなければいけない。
そう思った京太郎は和からそっと視線を外し、目の前に座る小蒔の身体をぎゅっと抱きしめる。

京太郎「ごめん、小蒔。待たせたな」
小蒔「は…ぁ…ぁっ♪オチンポ…くれるんですか…っ♥オチンポ…オチンポぉ…♪♪」

謝罪する京太郎に嬉しそうに答える小蒔の声には最早、理性の色など欠片もなかった。
淫語を嬉しそうに呟くその顔は欲求不満と喜色に彩られ、唇からは唾液がこぼれ落ちている。
まさにケダモノそのものと言ったその顔になっても、しかし、小蒔は京太郎の邪魔をする事はなかった。
それも全て小蒔が京太郎の事を愛しているからだと知っている彼は申し訳なさそうにその顔を歪める。

京太郎「あぁ。今、小蒔の大好きな奴をやるからな」
和「あ…」

そう言って自分でズボンのファスナーを下ろし、間から男根を取り出す京太郎。
その姿に和が声をあげるのはそこはもうガチガチになるまで張っていたからだ。
勃起という言葉を何より体現するようなその肉棒の姿に和の胸がトクンと跳ねる。
小蒔だけではなく和自身も大好きなそれに今すぐむしゃぶりつきたくなって仕方がなくなるのだ。

和「ぅ…」

しかし、それは出来ない。
そう理性が邪魔するのは、自身が能力の影響を受けていないからだ。
今にも壊れてしまいそうなほど昂った小蒔に比べれば、自分の状態が幾分マシなものだと彼女は理解していたのである。
それでも尚、京太郎の事を求められるほど原村和という少女は自分勝手にはなれない。
結果、彼女は小さく声をあげるだけで、その胸に抱いた嫉妬を行動に反映させられなかった。

小蒔「あぁ…っ♪♪嬉しい…ぃ♪オチンポ嬉しい…っ♥♥オチンポ早く…早くぅぅぅ…♪♪」
京太郎「分かってる。今、脱がすから…ちょっと待ってな」

そう言いながら小蒔の服を脱がしていく京太郎の手つきはとても手慣れたものだった。
甘えん坊な小蒔や和が求めるのに答えている内に他者の服を脱がせるという事に京太郎は慣れてしまったのである。
しかし、それを見た和が胸を苦しくさせるのは、それが今、自分に向けられているものではないからだろう。
胸焦がすほど愛している男が今から別の人間とセックスする為にそれを使っている。
そう思うだけで和の目尻から涙が浮かびそうになり、ぎゅっとその手を握りしめるのだ。

京太郎「ほら、足を広げて…そう良い子だな」
小蒔「くぅ…ん…っ♪♪良い子…ぉ♥私…良い子…ぉ♥」
京太郎「あぁ。だから、すぐにご褒美をやるからな」

そんな和を尻目に京太郎は小蒔の袴をそっと脱がせた。
瞬間、露出した飾り気のない下着はもうぐっしょり濡れて、肌に張り付いている。
お陰で向こうにある肌が透けるその姿は京太郎の興奮を擽るものだった。
淫靡という言葉を体現するようなそれに反り返った肉棒の切っ先がピクピクと揺れる。
それをぐっと握りしめた京太郎は小蒔の下着をズラしながらそっと入り口に矛先を向けた。

小蒔「(オチンポオチンポオチンポオチンポオチンポ…っ♪♪)」

もうすぐにまで迫ったセックスの瞬間。
そこで小蒔が思い浮かべるのは逞しい肉棒の感触だった。
喜悦と期待混じりのその言葉以外には何者も小蒔の胸に存在しない。
京太郎の邪魔をしないように必死に淫欲を押しとどめていた理性すらそこにはなく、ただ愛欲の虜となった一匹のメスがいるだけだ。

小蒔「ひぐぅぅ…ぅぅうううぅうっ♥♥♥」

そのメスの身体に京太郎の肉棒が埋め込まれた瞬間、叫び声をあげる。
何処か遠吠えにも聞こえるそれは陶酔と欲情混じりの甘いものだった。
周囲のライバルにセックスを知らしめようとしているようなそれに和と漫の胸が強い疼きを発する。
其の目に嫉妬と羨望を強める二人の前で、小蒔は身体を痙攣させ、ようやく与えられた肉棒の快楽に善がっていた。


小蒔「はんんんっ♪♪ひあぁ…っ♥♥あ゛ぁぁぁっぁっっ♪♪♪」

普段の小蒔の身体は能力の影響もあって、京太郎相手には信じられないほど敏感だ。
その手で撫でられるだけ、触れられるだけで身体が反応し、興奮と快楽を得てしまうくらいに。
勿論、その肉棒に貫かれれば、何度だってイキ狂い、何もかもを押し流すような快楽に失神と覚醒を繰り返すくらいだ。

小蒔「いぐぅうっ♪♪いくいくいくいくぅぅぅっ♥♥いひゅぅぅっっんんっ♪♪♪」

しかし、そんな何時もと比べても、今の小蒔の絶頂は凄まじいものだった。
硬く張り詰めた肉棒の先端が粘膜をこじ開けただけで幾つもの絶頂が連なり、小蒔に襲いかかるのだから。
まるでその肉襞一つ一つまでがイッているような感覚に小蒔の意識がふっと揺らぐ。
まだ入り口を擦られた程度で失神寸前にまで追い詰められる感覚に身体が戦慄き、その口からは激しい絶頂が伝えられた。

漫「ごくっ…」

それに一番の反応を示したのは和ではなく、漫だった。
小蒔と同じく京太郎の能力を受けた彼女にとって、それは決して他人事ではなかったのだから。
今はまだ平静を装えてはいるものの、数分後にはどうなるなるか分からない。
そんな彼女にとって今の小蒔の姿は未来の自分でもあり、興奮と嫉妬を強めるものだったのだから。

漫「(神代さん…あんな風に喘ぐんや…♪♪)」

そして同時に強い背徳感を覚えるのは、決して良く知っているとは言えない同性の乱れる姿を見せつけられているからだろう。
普通に生活していれば決してあり得ないであろうそれに漫はトクンと胸を疼かせ、暗い興奮を体中に広げた。
嫉妬混じりのそれに漫の身体は突き動かされ、そっと京太郎に近づいていく。

漫「ね…京君…♥うちのこと忘れとらへん…?」
京太郎「いや…別に忘れてる訳じゃ…」

そのままそっと京太郎に抱きつく漫の事を京太郎は忘れていた訳ではない。
しかし、今の小蒔をそのままにしていたら日常生活に復帰する事すら難しそうだったのだ。
まずはその欲情を解消してやらなければと思って、小蒔を優先しただけである。
結果、乱れる小蒔の姿に興奮を覚え、そっちに引きこまれはしたものの、決して忘れていた訳じゃない。

漫「じゃ…うちともキスしてくれるよね…♥」
京太郎「それ…ふくっ!?」

そんな京太郎の返事を待たずに漫はその唇を奪い去る。
ちゅっと言う音と共に自身の唇を押し付けた彼女は彼の唇をねっとりと舐め始めた。
京太郎の事を貪ろうとする意思をまるで隠そうとしないそのキスに彼の身体が興奮を強める。
結果、漫のキスを拒めなくなった京太郎は自分からそっと顔を押し付け、恋人との甘いキスに興じた。

小蒔「あ゛ぁ…っ♪♪あ…あぁぁぁぁっ♥♥」

そんな光景を目の前で見せつけられた小蒔の口から抗議するような声が漏れる。
その胸を欲情で満たし、ケダモノになったとは言え、小蒔は決して京太郎への愛情を忘れた訳ではないのだ。
寧ろ、欲情の源泉となっているそれは堅持されるどころか、大きく膨れ上がってさえいる。
そんな彼女の目の前で愛しいオスが別のメスとキスに興じているのだから、面白いはずがない。
身体が充足している感覚の中で不満を覚えた彼女は自分からそっと腰を下ろしていく。

小蒔「くぅ…ん…っ♪♪うあ…ぁ…あぁぁっ♥♥♥」

しかし、それが順調かと言えば、決してそうではなかった。
普段以上に敏感になった身体はほんの僅かに男根と擦れるだけで激しくイッてしまうのだから。
身動ぎ一つする度に身体の中で筋肉が跳ね、作業を中断せざる得ないのだから順調なはずがない。
それでも小蒔は愛しいオスを取り戻そうとゆっくり腰を下ろし、その肉棒を飲み込んでいく。

小蒔「んひぃい゛い゛ぃぃぃぃぃぃぃっ♥♥♥」

瞬間、小蒔の口から悲鳴のような声が漏れたのは京太郎の肉棒が一気に奥まで貫いたからだ。
それは勿論、小蒔の意思で行われたものではない。
ほんの数センチ動くだけで身体がイキ狂いそうになる彼女がそんな事出来るはずがないのだから。
そしてその足は震えながらも未だ椅子を踏みしめているのだから、足を踏み外したという事もない。


小蒔「あ゛…ーっ♪♪あ゛ぁぁぁ…あぁ…♥♥♥」

そんな彼女の腰にはいつの間にか京太郎の手が添えられていた。
震える小蒔の身体を支えるようなそれは、しかし、つい数瞬ほど前に小蒔の身体を引きずりおろしたものである。
まるでその程度の挿入では物足りないとばかりに一気に自身の奥まで貫いたそれに小蒔が震える声をあげた。
その瞬間、ちょろちょろという音と共に小蒔の身体から黄色い液体が漏れだし、下の京太郎へと振りかかる。

漫「(うわ…ぁ…エゲツないぃ…♥♥)」

キスしながらもその一部始終を見ていた漫にとって、それは微かに同情を覚えるものだった。
今の小蒔がどれだけ敏感で、そして気が狂いそうになるくらい善がっている事くらい漫にも理解出来ているのだから。
その上、一気に奥まで愛しい夫の肉棒で貫かれたら、失禁してもおかしくはない。
寧ろ、その意識がなんとか飛ばずにいられている事を僥倖と思うべきなのだろう。

漫「(本当…意地悪なんやからぁ…ぁ♥)」

勿論、それを京太郎が分かっていないはずがない。
少なくとも、自分とキスをする彼の手は引きずり落とした瞬間とは裏腹に、小蒔の身体を優しく支えているのだから。
挿入から間髪入れず脱力した小蒔の身体を支えるそれは分かっていなければ不可能だろう。
その上、椅子やズボンを穢す小蒔の失禁に何も驚きも覚えずにキスを続けているのだから、分かっていてやったに違いない。

漫「(でも…その意地悪さが…ゾクゾクするぅ…♪♪)」

それは勿論、自分に向けられたものではない。
あくまで自分はサブであり、メインは寵愛を受けているのは小蒔の方なのだから。
しかし、そうと分かっていても、漫の身体は興奮を覚え、子宮をドロリと蕩けさせてしまう。
幾度となくその意地悪さにいじめられ、昂らされていた彼女にとって、それは羨ましささえ覚えるものだった。

小蒔「あひ…ぃ…ぅ♪♪あきゅ…ぅぅ…♥♥」

そして、それは吐息にさえ甘い響きを見せ始めた小蒔にとっても同様である。
嗜虐的なその一撃に小蒔は身体を痙攣させながら悦び、そして喜んでいた。
その証拠に彼女の両腕は京太郎の背中へと周り、その豊満な胸を押し付けている。
痙攣の度にプルプルと震えるそれはまるでもっといじめて欲しいと京太郎に訴えているようだった。

京太郎「ちゅ…漫…」
漫「ん…♥しゃあないなぁ…♪」

お互いの唇を舐め合うようなねっとりとしたキス。
その合間に漏らされた言葉の意味を漫は正確に読み取った。
それに仕方がないと言葉を漏らすのは、京太郎が望んでいる事が漫にとって利敵行為に等しいものだからである。
とは言え、このままろくに動けない状態では京太郎もろくにイけない上に、自分にだって構っては貰えない。
そう判断した漫はそっと彼から離れ、テーブルの上のシートを上に並んだ牌ごとそっとどかした。


京太郎「よいしょっと…」
小蒔「ひゃぅん…っ♪♪♪」

そうして出来たスペースに京太郎は小蒔の身体を横たえた。
脱力した人の身体はかなり重たいものの、小蒔自身が小柄な為にそれほど負担にはならない。
寧ろ、頼られているという事を感じるその重さにもう少し持っていたくなるくらいだ。
しかし、漫にまで手伝ってもらった以上、そうやって小蒔とだけいちゃつく訳にはいかない。
何より、小蒔自身がそれを望んでいないという事が、彼には十分、伝わってくるのだから。

和「(神代さんは…まだ…満足していない…)」

それは和もまた同じだった。
いきなり目の前に小蒔の身体を横たえられた彼女にはその顔が良く見えてしまうのだから。
もう目尻からポロポロと涙を零し、半開きになった口から唾液を漏らしながらも、小蒔はまだ満足していない。
その瞳には欲情が激しく燃え盛り、ピンと尖った桃色の乳首が我慢出来ないと言わんばかりにピクピクと揺れている。
何より、もぞもぞと動くその腰は奥に留まったままの肉棒に動いて欲しいと訴えるものだったのだ。

京太郎「本当に小蒔は可愛くて仕方がない…淫乱妻だな…っ!」
小蒔「あ゛ひぃぃぃぃい゛いいぃいっ♪♪♪」

そんな小蒔の膣肉を京太郎の肉棒がゴリゴリと引きずる。
何時もよりも興奮している所為で張ったカリ首は小蒔の肉襞をこれでもかとばかりに虐めてくるのだ。
その上、興奮した京太郎のピストンは最初から遠慮がなく、小蒔好みの激しいものである。
ズッチュズッチュと愛液を掻き出すようなそれに小蒔はケダモノじみた叫び声をあげ、全身を痙攣させた。

漫「ふふ…♪こうして見ると…凄いエッチやね…♥」

さっきとは違い、テーブルの上、しかも、正常位で犯されている小蒔に隠せるところなど殆どなかった。
局所だけを晒すようにズラされた下着も透けて、殆どその意味を成していない。
勿論、一突き毎に愛液を吹き出し、悶えるほどに喜ぶ肉穴の反応もまた漫には丸わかりだ。
その身体の中に駆け巡っている快楽をまるで隠そうとしないその反応に、漫は再び京太郎へと絡みつく。

漫「ね…神代さんの欲情盛りはどう?美味しい?」
京太郎「美味しすぎて…すぐ出ちゃいそうなくらいだ…」

そのまま耳元で囁く漫の声に京太郎は素直にそう返した。
他の二人の前で犯しているというシチュエーションの所為か、京太郎は何時もより興奮しているのである。
流石に小蒔ほどではなくとも、その感度は普段のそれよりも遥かに高くなっていた。
そんな肉棒で手加減なしでピストンを繰り返しているのだから、それほど遠くない内に射精してしまう。
そうは思いながらも抽送を緩める気が起こらないくらい、小蒔の中は気持ちの良いものだった。

漫「ふふ…♪じゃあ…うちもそのお手伝い…してあげるね…♥」
京太郎「うあ…っ」

そう言いながら漫が手を伸ばしたのは京太郎の胸だった。
未だ上着を羽織ったままのそこに漫はそっと手を差し込み、そのまま優しく肌を撫でる。
サワサワとしたそれは京太郎に独特のくすぐったさを与えた。
けれど、それだけで済まなかったのは興奮した京太郎の肌が普段よりも敏感になっていた所為だろう。

漫「京君、女の子みたい…♪可愛えぇよぉ…♥♥」
京太郎「ちょ…す、漫さん!?」

そのまま胸板を撫でる漫の手はとても滑らかだった。
まるで上質なシルクのような心地良い肌さわりに微かな快感を覚える。
しかし、それを容易く受け入れられないのが男という生き物だ。
自分が胸で感じている事に尊厳を穢されるような気がして京太郎はそう抗議の声をあげる

漫「だって、しゃあないやん…♥うち…手持ち無沙汰なんやもん…♪」

そう拗ねるように言うのは京太郎が本格的にセックスを開始した所為だ。
小蒔ではなく自分で動くそれにキスをするような余裕はあまりない。
故に再び京太郎にキスを強請ったら彼の邪魔になりかねない事を漫は理解しているのだ。
そんな彼女が自分勝手にキスを強請れるはずもなく、こうして拗ねるようにして京太郎を責めるしかない。

漫「それとも…うちの事も可愛がってくれる…?うちはそれでも構わへんよ…♪♪」

そう挑発するように言う漫の言葉は決して嘘ではなかった。
京太郎にされるのであれば何でも喜ばしく思える彼女にとって、彼の愛撫は堪らないものなのだから。
興奮で張り始めている乳首を少し抓られるだけで今の漫は容易くイく事が出来るだろう。
それを内心、求める漫にとって、それはどちらに転んでも構わない言葉だったのだ。

京太郎「く…ぅ…」

しかし、京太郎はその挑発に乗る事が出来ない。
それは何時も以上にきつく締まり、ジュルジュルと纏わりつく小蒔の肉襞が気持ち良いからだけではなかった。
横から京太郎へと寄り添う漫を愛撫しようとすれば、その手は彼女の方へと向けなければいけない。
だが、こうして正常位で小蒔を犯している今、そうやって手を横に伸ばす余地というものが京太郎にはないのだ。
身体の構造上仕方のないその問題に京太郎は悔しそうに歯噛みしながらも、ピストンを続ける。

小蒔「あひぃっ♪♪ひぅぅっ♥♥ふぁっ♥♥あ゛あぁぁぁっ♪♪♪」

まるで漫に対して反撃できない悔しさを発散するような激しいピストン。
それに小蒔が断続的な鳴き声をあげながらその背筋を浮かせた。
微かに弓なりになったその背筋をブルブルと震わせるその身体からぷしゃあと激しい勢いで透明な液体が漏れ出す。
俗に潮と呼ばれるそれは抽送を繰り返す京太郎の腰へと当たり、周囲へと飛び散っていった。

小蒔「あ゛ぅあぁぁ…っ♪♪ひぃ…ぃぃいぃぃぃっ♥♥」

しかし、小蒔はもう自分が潮吹きをした事さえも認識できていなかった。
彼女の中にあったのは途方も無い気持ち良さだけで、他は全て薄れさってしまっていたのである。
まるで他の何も要らないと言わんばかりに悦楽だけで満たされるその感覚に多幸感すら浮かび上がらない。
意識すら蕩けていくような凄まじい快楽の中で、彼女の中にあったのは自身の肉穴の感覚だけだったのだ。

小蒔「(あっひもこっちもぉ…グチョグチョに…ドロドロにしゃれへぇ…♥♥)」

容赦の無い京太郎のピストンは漫の介入によって時折、不規則な動きを見せた。
最短でボルチオを目指すのではなく、あちらこちらに擦れながら奥へと雪崩れ込んでくるその軌道を小蒔はまったく予測出来ない。
自然、それは快楽に対するガードを下げさせ、絶頂の波を幾つも起こさせる。
最早、休みなく小蒔の身体を揺さぶるほどになったそれに彼女は耐える事が出来ない。

小蒔「(ひもちよしゅぎるぅ…っ♥♥こんにゃの…しんらうぅ…♪♪こまき…ひんじゃいますよぉぉ…♥)」

文字通り頭がおかしくなってしまうほどの快楽の波。
一瞬たりとも途切れる事なくイき続けるその感覚に小蒔は息も絶え絶えになっていた。
このままでは頭の中が焼き切れて死んでしまうのではないかと本気で思ってしまうくらいである。
しかし、それでも小蒔の心にそれに対する拒絶は浮かびあがる事はない。
寧ろ、もっとして欲しいとばかりに痙攣する腰を動かし、京太郎の抽送を補助してしまうのだ。

漫「ふふ…神代さんの腰もカクカクって…これも京君の事好きやからやで…♥♥」

そんな小蒔を見ながら、漫はニンマリとした笑みを浮かべてしまう。
意地の悪いそれは京太郎を責める新しい材料を見つけたからだ。
勿論、普段であればそんな真似はしないが、今の漫は小蒔とのセックスを見せつけられている立場なのである。

漫「神代さんみたいな美少女にこんなに好かれてるなんて…京君は本当に果報者やなぁ…♥♥」
京太郎「っ…!」

そのまま吐息と共に甘く囁く漫の声に、京太郎が微かに歯を食いしばった。
それは漫の言葉に嫌な予感がしたというよりも、良心が咎めたからである。
実際、京太郎にだって自分が小蒔に釣り合っているだなんて欠片も思っていないのだから。
そんな小蒔を能力で無理やり従えているだけではなく、こうして二人の前で晒し者にしているのだから胸が傷んで当然だろう。

漫「で…そんな彼女の前で…おっぱい弄られて感じる気分は…どぉ…♪♪興奮する…ぅ♥♥」
京太郎「うくぅ…」

そんな京太郎を追い詰めるように漫は小さく爪を立て、彼の胸を引っ掻いた。
丁度、乳輪と呼ばれる位置への愛撫に噛み締めた歯の奥から声が漏れてしまう。
それに漫が嗜虐的な笑みを強めるものの、京太郎には何も出来ない。
それを悔しく思うだけで今の彼に小蒔を満足させながら反撃する手段なんて思いつかなかったのだ。

和「(あぁ…♥ご主人様…とっても気持ち良さそう…♪♪)」

その姿を見て、一番、胸をときめかせていたのは和だった。
淫蕩に耽るようにして絡み合う三人を唯一、外から見つめるその目はもう漫に負けないくらいトロンとしている。
胸中で京太郎の事を『ご主人様』とセックスの時限定の呼び方をするその心もまたその瞳に負けないほどに蕩けていた。

和「(ご奉仕したい…っ♥♥私も…ご主人様に…一杯、ご奉仕して…気持ち良くなって欲しい…っ♥♥)」

それをいけないと思いながらも和は自分の欲情をもう止める事が出来ない。
目の前で京太郎の寵愛を受ける二人が羨ましいを超えて、自分も混ざりたいと和はそう思い始めていたのだ。
理性はそちらを食い止めるので精一杯で、その身に宿る欲情を抑えるまで手が回らない。
結果、野放しになった淫欲は和の中で甘い言葉となって、その心を震わせるのだ。

和「(私の指で…口で…アソコで…ご主人様が喘ぐところが見たいのに…ぃ…♪♪)」

けれど、それだけはいけないと食い止める和の理性はその場から逃げる事を強く叫んでいた。
このままこの淫らな光景を見ていたら自分が我慢できなくなる事を彼女も理解していたのである。
しかし、その足が動くどころか、その目すら和は逸らす事が出来ない。
まるでそれを見ていない方が嫉妬で狂いそうになると言わんばかりに、彼女の熱視線はずっと三人に注がれ続けていた。

京太郎「くっそ…!漫…覚えてろよ…!」

そんな和の前で京太郎は悔しそうに言葉を漏らす。
さっきまでの敬語とは違い、はっきりと彼女を同列に扱うのは勿論、悔しいからだ。
一方的にされるがままになりながらも反撃の糸口すらつかめない状況が腹立たしいからである。
勿論、そんな事を言ったところで漫が怯えて手を緩める訳がない事くらい京太郎にだって分かっていた。
しかし、それでも言わないといけないくらいに、彼の心は恥辱を覚えていたのである。

漫「ふふ…♪って事は…うちも神代さんと同じくらいにおかしくなるくらいにレイプしてくれるんやね…♥楽しみやわぁ…♥♥」

そして京太郎の予想通り、漫はそれに怯える事はなかった。
寧ろ、その声に興奮と喜悦を強めるのは、本来の彼女が被虐的な性格をしているからだろう。
京太郎によって開発されたその性質は、中々、変わるものではない。
こうして京太郎を責めている今も尚、本当は嗜虐的に責められたくて仕方がなかったのだ。

漫「子宮の奥までオチンポ突っ込んでボルチオ責めにされて訳分からんくらいイかされるのもええし…子宮壊れそうなくらいピストンされまくるのも堪らへんなぁ…♥♥」
京太郎「ぅ…」
小蒔「んひゃうぅっ♪♪♪」

その期待をそのまま口にする漫に京太郎の興奮は高まってしまう。
そうやって期待混じりの淫語を囁かれるとついつい小蒔の中で肉棒が跳ねてしまうのだ。
自然、それに反応してしまう小蒔の膣穴がギュッと締まり、動き続けるカリ首を掴む。
興奮したところに注ぎ込まれるその快楽に思わず声をあげながらも、京太郎はその動きを緩める事はなかった。

小蒔「あ゛あぁぁっ♥♥ひあぁぁっ…♪♪ひ…ぃぃぃい゛っ♪♪♪」

その動きに小蒔はそろそろ限界を迎えつつあった。
脳が処理出来る限界一杯に達した快楽がオーバーフローを起こし始めていたのである。
お陰でチカチカと点滅し始めた意識を保てているのかそれとも気を失っているのかさえ分からなくなっていく。
ただ確かなのは気を失いそうになっている時も身体は信じられないほど気持ち良く、止めどなく昂っていく事だけ。

小蒔「お゛ふぉお゛ぉぉぉぉぉぉっっっ♥♥♥」

そんな小蒔のトドメになったのはズンッとボルチオを貫くような京太郎の一撃だった。
小蒔の腰を軽く持ち上げながら叩きつけるそれは彼女を一瞬で絶頂の彼方へと置き去りにする。
アレだけ激しかった悦楽の波さえも胡乱になる中で小蒔が感じていたのはうっとりとするような心地良さだけ。
苦痛と受け取られてもおかしくはない絶頂の果てにあるそれに小蒔の身体は眠気を覚えた瞬間、ブツリと意識が途切れた。

漫「あちゃぁ…♪小蒔ちゃん…これ失神しとるで…♪♪」
小蒔「あ゛…♪♪あ゛ぁぁ~ぁ……♥♥」

それでも快楽に反応する身体から、喘ぎ声は漏れ出している。
しかし、それはさっきまでとは比べ物にならないくらい弱々しいものだった。
そんな小蒔を見ながら、漫はブルリと背筋を震わせる。
漫とて失神するまで京太郎に犯された経験が少なからずあるのだから。
勿論、その間の自分の状態がどんなものなのか、把握する事は出来ない。
そして、今、彼女の眼の前にいるのは、自分と同じく京太郎に開発された小蒔が失神する姿なのだ。
そこに過去と未来の自分の姿を見て、興奮を覚えるのは当然の事だろう。

漫「ふふ…っ♪失神するまでレイプするなんて…ほんま京君は酷い人やね…ぇ♥」
京太郎「くぁ…」

その興奮を原動力にしながら漫はそっと京太郎の下腹部を撫でる。
そのまま愛液とカウパーで濡れた付け根の周りをスリスリと撫でる手はとても扇情的だった。
興奮した身体から思わず声が漏れてしまうほどのそれに小蒔の中で肉棒がビクンと跳ねる。
それに合わせてまたイッた肉穴がきつく締め付けてくるのを感じながら、京太郎はそっと口を開いた。

京太郎「し、仕方ないじゃないか。まだ俺だってイけてないんだからさ」
漫「ふふ…♪そうやね…♥」

勿論、失神するまで犯し続ける事に京太郎は申し訳ないと思っている。
しかし、自らの手によって開発され、能力の支配下にある彼女たちは信じられないほど敏感で貪欲なのだ。
京太郎が満足するまでの間に三桁を下らない絶頂を繰り返し、それでも、さらなるセックスをせがむ。
そうやってイき続ける恋人たちの姿が好きな京太郎も止まらず、ついつい気を失うまで責め続けてしまうのだ。
特に今回は小蒔が能力の影響もあって信じられないほど敏感になっており、まだ京太郎は一度も射精していない。
そんな状況で小蒔が気を失うだなんて京太郎もそして漫も予想外だったのだ。

漫「…マグロ状態の小蒔ちゃんレイプ出来る…?」
京太郎「それは…」

漫の言葉に逡巡を覚えるのは、漫の欲情がそろそろ限界近いのを感じ取ったからだ。
普段のセックスならば、恋人たちの意識が戻るまで適当にその身体を弄んで楽しむ事が出来る。
しかし、今、京太郎を待ち望んでいるのは決して小蒔だけではないのだ。
こうして彼女が失神してしまった以上、次は漫の身体を満足させてやるべきなのかもしれない。

京太郎「いや…やっぱり一度、小蒔で射精するよ」

そう思いながらも京太郎がそれに従えなかったのは、さっきの悪戯を忘れていなかった所為だ。
仕返しの出来ない状況で横槍を入れてきた漫に、多少は意地悪を仕返してやりたかったのである。
勿論、普段、それ以上の事をしている自覚はあれど、こればっかりはどうにもならない。
傷ついた彼のプライドと嗜虐心は漫にもまた同じだけの恥辱を味合わせる事を望んでいたのである。

漫「失神してからもレイプするなんて鬼畜…ぅ…♥」

しかし、それは漫にとって予想通りと言っても良いものだった。
京太郎がどんな風に考えるかをこの場で誰よりも把握しているのは漫なのだから。
触れ合った時間こそ短いけれども、その基本的な性質が似通っている彼女にとって、それは容易く想像出来るものだったのである。
それがもどかしくないかと言えば嘘にはなるが、けれど、嬉しくない訳じゃない。
そう思うのは漫もまたそうやって焦らされるのが好きだからだろう。

漫「ほら…神代さんの事もっとレイプして…寝てる間にどぴゅどぷしながら孕ませられたって思うくらい射精してあげて…ぇ♥♥」
京太郎「あ…あぁ」

その喜びを興奮へと繋げながら、漫はそうやって京太郎の背中を押す。
それに肩透かしめいたものを感じながら、京太郎は再びその腰を動かした。
気を失っているとは言え、オルガズムが続いている所為か、その中はきつく、そして熱い。
ドロドロとした熱に肉棒の芯まで暖められる感覚は心地よく、そして気持ちの良いものだった。
一片足りとも汚れは許さないと言わんばかりに絡みついてくる肉襞も相変わらずで一突き毎に射精へと近づくのが分かる。

和「あ…ぁ…♥」

そしてその光景を未だ部外者という立場で見せつけられている和にとって、それは胸が疼くものだった。
失神しながらも犯して貰える小蒔が、和にとっては羨ましく思えて仕方がないのである。
何せ、それは一生、京太郎とセックスし続けたいと言う和の夢を叶えるような淫らな光景なのだから。
それに和はついつい熱い吐息を漏らし、その内股を擦れ合わせる。
瞬間、クチュリとなった小さな音を聞いていなかった振りをしながらも、和の喉は小さく生唾を飲み込んだ。

和「(私も…私も欲しいです…っ♥ご主人様のオチンポ欲しい…っ♥愛玩奴隷の発情マンコに奥まで突っ込んで欲しいんです…ぅ♥♥)」

瞬間、湧き上がる言葉はもう喉元まで出かかったものだった。
気を抜けばそのまま言葉になってしまいそうなそれは勿論、和の欲情が限界近くにまで達しているからである。
目の前で繰り広げられる淫らな饗宴に一人だけ参加出来ないその身体はもう疼きを強めて子宮もキュンキュンと唸っているのだ。
普段であれば恥も外聞もなく京太郎へと飛びついてセックスを強請っているだろうその欲求不満に和は何とか踏みとどまっているのが現状である。

京太郎「うーん…」

そんな和の前で京太郎が何とも言えない声を漏らすのはあまり興が乗らないからだ。
流石に死体を犯しているというほどではないが、眠っている相手を強引に犯しているような気がしてならない。
勿論、気持ち良いのは気持ち良いのだが、さっきまでの内側から燃え上がるような興奮はまるで感じなかった。

漫「もう…手間のかかる子やねぇ…♥」

そう言いながらも漫の顔には嬉しそうなものが浮かんでいる。
それは勿論、恋敵の身体で恋人が満足出来ていないのが伝わってくるからだ。
幾ら二人をなし崩し的に京太郎のハーレムへと引きずり込む事を提案した漫とは言え、その内心は恋する乙女なのである。
ライバルとのセックスで満足出来ていないというそれは、例え錯覚であろうとも強いアドバンテージに思えて仕方がないのだ。

漫「(その上…それをうちが助けてあげるんやから…最高のシチュエーションやん…♥)」

自分だけが京太郎を興奮させてあげる事が出来る。
どんな形でも射精に導いてあげる事が出来る。
その独占欲めいた喜びを漫は拒む事が出来なかった。
胸の中に宿ったそれが錯覚であり、歪んでいると理解しながらも、その胸中は喜悦に満たされるのである。
そして、それに突き動かされた彼女はそっと京太郎から離れ、自らの椅子にそっと足を掛けた。

京太郎「…漫?」
漫「よいしょっと…♥」

そんな漫の姿に疑問を声にする京太郎。
それに答えないまま漫はテーブルへとあがった。
勿論、普段であれば漫だってそんなはしたない真似はしない。
ましてや、ここは彼女の実家ではなく、後に嫁ぐかもしれない須賀の家なのだから出来るはずがなかった。
しかし、彼女にとって独占欲混じりのその喜びはそんなものでは釣り合いが取れないのである。

漫「えへへ…♪」

そのまま四つん這いになって移動する漫は、小蒔の下腹部に膝立ちでまたがるような姿勢になった。
自然、真正面から京太郎へと向き直るその顔は心から嬉しそうな笑みを浮かべる。
それはそうやって京太郎と見つめ合うのが彼女にとって心地良く、そして嬉しいからだ。
愛しい夫の視線を自分一人が独占していると思うとそれだけで胸が蕩けてしまいそうになる。
その上、キスだって出来そうな距離まで近づいているのだから、我慢出来ずに顔を蕩けさせてしまうのも当然だ。

漫「ね…京君…♥見て…ぇ♪」

しかし、そんな距離にまで近づきながら漫が選んだのはキスではなくストリップだった。
その服にそっと手を掛けた彼女はそのまま京太郎の前でゆっくりとそれを脱ぎ去っていくのである。
焦らすように、けれど、勿体ぶる事はない絶妙なタイミングでゆっくりと脱ぎ去られていくそれに京太郎は思わず生唾を飲み込んでしまう。
さっきとはまた違った興奮ではあるが、身体にも強い熱が籠もり、肉棒から伝わってくる快感が強くなるのを感じた。

漫「(んふ…♪うちのストリップ…そんなにギラついた目で見て…ぇ♥)」

勿論、快楽を求めるその腰は未だに小蒔の事を犯し続けている。
けれど、愛しい夫の視線は今、小蒔ではなく、漫にだけ注がれているのだ。
しかも、その視線はギラギラと輝き、まるで視線で肌を穢されているようにも感じる。
他の男であれば今すぐ張り倒したくなる視線も、愛しい相手であれば気にならない。
寧ろ、もっと見て欲しいと欲望を沸き上がらせながら、漫はそっと最後の一枚を脱ぎ去った。

漫「ねぇ…どう…♪うちのエロ下着…ぃ…♪」

瞬間、顕になったのは黒く染まった下着だった。
アクセントにところどころ青のレースが混じっているそれは殆ど裸と言っても差支えがないものだろう。
その殆どをレースで構成されたそれはその向こうにある漫の豊満なバストをまるで隠してはいないのだから。
頂点でピンと張る乳首やその周りの乳輪などは、寧ろ、亀裂のように入ったレースの切れ目からちょこんと顔を出している。
人並みのものよりも大きいそれはまるで刺激を求めるようにピクピクと震え、何とも言えない淫靡さを演出していた。

京太郎「この前とは違う奴なんだな…」
漫「今日はお泊り出来るって聞いたから…また新しいの買ったんやで…♥♥」

京太郎の放った言葉そのものは冷静そうに聞こえるかもしれない。
しかし、さっきよりも強くなった視線は露出した漫の胸にじっと向けられ、その口からは興奮の吐息が漏れる。
肌をチリチリと焦がすようにも感じるそれに漫は笑みをさらに蕩けさせながら、そっとバストを下から持ち上げた。
自然、ワイヤーなど殆ど入っていないブラが歪み、彼女の大きな谷間をさらに強調する。

和「(な…なんて…淫らな…♪)」

そんな漫の様子に和は羨望の思いを強める。
バストを支えるのでも矯正するのでもなく、ただ異性を興奮させる為のそれは同性である和すら興奮させるものだった。
まさかそんな下着があるだなんて想像もしていなかった彼女にとって、それは衝撃的と言っても良い光景だったのである。
セックスで興奮し、オスへと変わりつつある京太郎にとって、それがどれだけ淫らでそして魅力的に映るのか和には想像も出来ない。
しかも、見せつけるように谷間を寄せたらどうなるのかなんて、想像したくもないくらいだった。

漫「どう…?うち…エロい?それとも…綺麗…かな…?」

何処か不安げにそう聞くのは、本来の彼女があまり自信のあるタイプではないからだ。
こうして興奮と勢いに任せて迫っているものの、内心は小蒔や和に対する劣等感で一杯なのである。
それはこうして京太郎の視線を独占している今も決して消え去りはしない。
いや、寧ろ、今も犯し続けている小蒔と比較され、失望さえないか不安で仕方なかったのだ。

京太郎「何時だって漫は俺にとってエロくて綺麗な恋人だよ」
漫「んふぅ…♥♥」

そんな不安を消し飛ばす言葉を京太郎は躊躇いなくくれる。
その喜びに声をあげながら、漫のその肩をブルリと震わせた。
そう言ってくれると分かっていたものの、やっぱりはっきり言われると嬉しくて堪らない。
何度、言われても色褪せないその喜びに漫はニコリと微笑んだ。

漫「まったく…本当に女殺しな言葉を言うのが得意なんやからぁ…♥」

悔しそうに言いながらもふにゃりと緩んだ微笑み。
誰が見ても漫が喜んでいる事が分かるそれに京太郎もまた笑みを浮かべた。
欲情に負けないそれは彼女の喜悦を我が事のように受け止めている事を漫に知らせる。
それがまた嬉しくなった漫は自身の両手をそっと下腹部へと下ろし、スカートのホックをそっと解いた。

漫「だから…こっちも京君にだけ…見せてあげるね…♥」

そう言って漫が晒したショーツはブラと対になっているものだった。
本来であればクロッチがあるはずの部分は勿論、大きく開いている。
ひくひくと蠢く大陰唇を見せつけるようなその隙間からは透明な愛液が滴り落ちている。
ねっとりと糸を引くようなそれが失神し続ける小蒔へと滴るその光景は京太郎の目に堪らなく淫靡に映った。

漫「ふふ…♪そんなにじっと見られたら…うちのオマンコまたトロトロになるやんかぁ…♥」

そう言いながら、漫はそっと自身の胸に手を当てる。
童顔な彼女からはアンバランスなくらい大きく膨らんだそこを漫はねっとりと撫で回す。
そこには未だブラで覆われているとは言え、殆どワイヤーが入ってお陰で簡単にその形を変える事が出来た。
そして、その奥にあるバストもまた自身の柔らかさを伝えるように歪み、京太郎の興奮を擽る。

漫「だから…オナニーする…ぅ♪京君に見られながらオナニー…ぃ♥京君の為に…うち一杯エロエロになるん…っ♪♪」

その言葉が少しずつ理性の響きを失うものになっていた。
自分の身体をいじり始めた所為か、或いは能力の影響が本格的に現れ始めたのか。
彼女の言葉は微かに震え、欲情の色を強めていった。
ハァハァとその熱い吐息の感覚を短くしながらのそれに京太郎の興奮は一気に弾ける。

漫「うちの事使って…ぇ♪京君も…うちでオナニーしてね…っ♥♥神代さんのオナホマンコで一杯オナニーぃ…ぃ♪♪」
京太郎「漫…っ!」

勿論、漫とて本当は自分とセックスして欲しい。
失神した小蒔の事なんて放っておいて、思う存分、さっきの仕返しをして欲しいのだ。
しかし、それが望めない以上、全力で京太郎が射精出来るようにサポートするしかない。
そう思っての淫らなオナニーショーに京太郎が我慢出来るはずなどなかった。
彼女の思惑通りにその視線を漫へと向けながら、腰を跳ねさせ、小蒔を激しく犯し始める。

小蒔「んん…っ♪♪ふあ…ぁぁ…♥♥」

ガクガクとテーブルが揺れてしまいそうなほど激しいピストン。
それに小蒔の声音が艶っぽさを増したように京太郎が思った瞬間、彼女の意識が覚醒する。
しかし、その意識はまるで眠気に満ちているように鈍いものであった。
自然、自分が置かれている状況など分かるはずもなく、彼女はその瞳でそっと周囲を見渡す。

小蒔「(あ…れ…私…何を…)」

だが、そうやって見渡したところで、彼女は今の状態が理解できなかった。
自分の目の前にあるのが天井である事くらい分かるのだが、ぼやけた視界はろくに情報をくれない。
少なくとも自分の上で踊るように揺れる黒と肌色の塊が何なのか彼女にはまったく判別がつかなかった。
それどころか、記憶が混濁した彼女はついさっきまでの出来事すら思い返す事が出来なかったのである。
目覚める前まで眠っていたのか、或いは気絶していなかったのかさえ定かではない彼女は数秒後、自身の下腹部でドロドロとした熱が弾けるのを感じた。

小蒔「ひあ…あぁぁっ♪♪♪」

それは決してさっきまでと比べられるものではなかった。
未だどんよりと濁った意識は身体としっかり結びついている訳ではないのだから。
今の小蒔が感じているのはその何十分の一かのもので、余波と言っても良いものだった。
しかし、それでも胡乱な意識が覚醒するのは、元の悦楽が信じられないほど高いからである。
一度、失神した後も休まず犯され続けた身体は一切、収まらず、敏感になったままだったのだ。

小蒔「にゃ…にゃにがぁぁ…♥♥♥」

それに困惑を覚えるのは、小蒔が未だそれがどういうものなのか分かっていないからだ。
勿論、感じ慣れたその気持ち良さから京太郎に犯して貰っているからなのだとなんとなく推測はついている。
意識を肉穴の方へと集中させれば硬くて熱くて大好きな肉棒が、激しく出し入れされる感覚が伝わってくるのだから。
しかし、それだけでは目の前にいる壁のようなものが説明が出来ず、小蒔は困惑を胸中に広げた。

漫「あ…神代さん…っ♪♪起きたみたい…やぁ…♥」
小蒔「ふぇ…ぇ…♪♪」

そんな小蒔の声に真っ先に気づいたのは漫だった。
三人の吐息の音や愛液が書き出される音、そして、嬌声が響く中でそれに気づけたのはまさに奇跡と言っても良いものだろう。
起きたばかりの小蒔の声は小さく掠れて、それらの雑音の中であっという間に紛れてしまいそうだったのだから。
漫がそれに気づけたのも真下にある小蒔の身体が身動ぎとは違う動きを見せたからで、決して声だけ分かった訳ではない。

小蒔「なんれ…上重しゃんが…ぁ…♪♪♪」」

その声で小蒔は目の前にのしかかっている壁のようなものが漫だと気づいた。
しかし、どうして漫がそんなところにいるのかまったく理解出来ない。
そもそも記憶が混濁し続けている小蒔にとって、漫は未だ大阪に居るのだから。
ついさっき顔を合わせた事さえも忘却の彼方に投げさってしまった彼女にとって、それは理解出来ないものだったのだ。

漫「ふふ…なんでもええやん♥♥それより今は…気持ち良く…なろ…♪♪」
小蒔「ひぐぅぅう゛ぅっ♥♥」

そう言いながら漫がそっと触れたのは小蒔のクリトリスだった。
グチュグチュと音をかき鳴らすくらいに激しく犯されている秘所から、ぷっくり膨れ上がった部分はとても敏感である。
しかも、今の小蒔の身体は燃え上がりそうなくらいに発情し続けているのだから、それだけでイッてしまう。
そのオルガズムでさらに意識の覚醒が進む小蒔の口から大きな嬌声が漏れた。
さっきまでとは違い、明らかに意思の篭った大きなそれに漫の心も興奮で燃え上がり、嗜虐心が再び顔を出す。

小蒔「ら、らめれすぅっ♪♪しょこは…しょこは京太郎しゃまのぉっ♥♥京太郎しゃまのものにゃのぉおっ♪♪♪」
漫「へぇ…そうなんやぁ…♪♪」

その上、そんな健気な事を言うのだから、我慢出来るはずがない。
勿論、漫とて起きてばかりでまだ状況も分からない小蒔にあまり意地悪をしては可哀想だと思っていない訳ではないのだ。
しかし、恋敵である小蒔のあまりにも可愛らしいセリフに、嗜虐心が止まらない。
結果、漫は左手で自分の胸を揉みしだきながら、右手でそのまま小蒔のクリトリスを剥いていくのだ。

小蒔「やっあ゛あぁぁぁぁぁっ♥♥♥」

それにケダモノ染みた叫び声をあげるのは、さらに刺激が強まったからだ。
元々、クリトリスは包皮に包まれていても尚、敏感で剥くのを嫌がる女性もいるくらいである。
そんな場所を同性の手で遠慮無く剥かれ、其の上、クリクリと指で転がされたらどうなるのかなんて想像に難くない。
幾ら、弄っているのが愛しい京太郎の手ではないとは言え、イかないはずがないだろう。

小蒔「やめへぇ…っ♪♪イきらくにゃいぃ…っ♥♥きょぉたろぉ様以外でイきたくにゃんかないのぉっ♪♪♪」

勿論、今も小蒔の中を京太郎の肉棒は激しく出入りを繰り返している。
そこから沸き上がる気持ち良さはクリトリスのそれとは比べ物にならないほど大きなものだった。
それが愛しい婚約者のものであるというだけで、小蒔の身体は過敏と言ってもいいくらいに反応してしまうのだから。
しかし、それは大きなものではあれど、クリトリスの快楽全てをかき消してくれるほど莫大な訳ではない。
結果、どうしても漫に陰核を弄られるのを意識してしまう小蒔にとって、それは拒絶の言葉を放つに足るものだったのだ。

小蒔「助けへぇっ♪♪京太郎様たしゅけてぇぇ…♥♥わらひイかしゃれるぅぅ…♪♪上重しゃんの指でイくぅぅっ♥♥まらイくぅぅぅん♥♥♥」

小蒔にとって自分の身体は京太郎のものだった。
あの日、京太郎に恋している事を自覚してから、自分の全ては彼に捧げる為のものだったのである。
そんな身体に京太郎以外の誰かが触れるだけでは飽きたらず、アクメにまで追い込むだなんて怖気しか覚えない。
例え、それが同性の手であっても一度、イく度に自分の身体が穢されているように思えるのだ。

小蒔「嫌いににゃらないで…ぇ♪♪こんにゃの…うしょらからぁ…♥♥わらひ…京太郎様らけぇ…京太郎しゃまだけ愛してるのにぃ…ぃ♥♥♥」

けれど、昂った身体はどれだけ快楽を拒絶しようとしてもイッてしまう。
その悲しさに小蒔は大粒の涙を零しながら、そう漏らした。
それに一番、良心の呵責を感じたのは京太郎である。
小蒔の反応があまりにも可愛かったので漫がするのを傍観しているだけだったのだから。
そんな自分に愛していると嫌いにならないでと告げる小蒔にズキリと胸が痛んだ。

京太郎「…漫」
漫「ぅ…分かっとる…ごめんな」

京太郎の短い言葉に漫は小さく呻きながらも頷いた。
そのままそっと小蒔から手を離した彼女はするすると小蒔の上から移動する。
最後に一つ謝罪する漫もまた良心の痛みを少なからず覚えていた。
京太郎が興奮すると思って小蒔に手を出したのだが、まさか本気で泣かれるとは思っていなかったのである。
まだ良く知りもしないのに調子に乗った自分を悔いながら、漫はテーブルの上から降りた。

京太郎「小蒔…」
小蒔「あ…あぁぁ…っ♪♪みにゃ…見にゃいでぇ…ぇ♥♥上重しゃんにイかしゃれた顔…見にゃいでっぇ…♪♪♪」

二人の間を遮っていた漫の身体がなくなれば、自然、京太郎と小蒔は顔を合わせる事が出来る。
しかし、小蒔はそれを心から喜ぶ事が出来なかった。
勿論、そうやって京太郎が自分を見てくれるのは嬉しいし、それだけで笑みが浮かびそうになる。
だが、今の小蒔は漫によってイかされ、そして穢された後なのだ。
そんな状況で顔を見合わせても申し訳なさと悲しさに押しつぶされそうになるだけ。
そう思った小蒔は快楽で震える手を何とか動かしながら、その顔をそっと覆い隠した。

京太郎「…小蒔の顔は何時だって可愛いから安心しろ」
小蒔「ふぇ…ぇ…♪♪」

そう言いながら京太郎の手がそっと伸びるのは小蒔の頭だった。
快楽と興奮で汗を浮かべるそこをゆっくりと撫でるその手つきはとても優しいものである。
まるで自身の言葉が本当なのだとそう言っているような仕草に不安で強張った小蒔の心が蕩けていく。
それに思わず甘い声をあげてしまいながら、小蒔は心でオルガズムを沸き上がらせ、その背筋をブルリを震わせた。

京太郎「ほら、もっと俺に小蒔の…可愛い婚約者の顔を見せてくれよ」

そんな小蒔の手を京太郎はそっと握る。
指と指を絡ませ合うようなそれは俗に恋人繋ぎと言われるものだ。
恋人でも滅多にやらないようなその握り方に小蒔は抗えない。
ついつい自分からもその指を絡ませ、そして開かれていく手に顔を見られてしまうのだ。

京太郎「うん。やっぱり俺の婚約者はとっても可愛い。何処も穢されてなんかいないよ」
小蒔「きょぉ…たろお様…ぁ♥♥♥」

そのままハッキリと断言するような京太郎の言葉に小蒔がその名を呼んだ。
それはさっきと同じく快楽に震え、そして微かに掠れたものである。
しかし、それを聞く三人にはそこに混じる喜悦の大きさがさっきと比べ物にならない事がはっきりと伝わってきていたのだ。
心から喜んでいる事を何より如実に示すそれに和だけではなく、漫もまた羨ましくなってしまう。

漫「(はぁ…♪♪もう…本当にタラシやねんから…ぁ♥♥)」

けれど、今の二人に手を出せない。
漫がそう思うのは、彼女なりにさっきの事を反省しているからだ。
ちょっと恥ずかしがってくれるだけで良かった彼女には泣かせるつもりなんてなかったのである。
それに少なからず後悔している彼女は二人の世界を作り出す彼らに介入する事が出来ず、そのまま指を銜えて見ているしかない。

京太郎「だから…そろそろ小蒔に射精したいんだけど、良いかな?」
小蒔「ひゃい…ぃ♪♪来れください…っ♥♥京太郎様のおせぇし…ぃ♪♪小蒔はじゅっと…待っれますからぁ…♥♥♥」
漫「(あー…あんなに嬉しそうにしちゃって…ぇ…♪♪)」

さっきまでの泣き顔は何処に言ったのかと言わんばかりの笑みで京太郎を求める小蒔。
その顔が再開されたピストンで快楽に歪むのを見ながら、漫はそう悔しそうに言葉を漏らす。
それは完全にスイッチが入ってしまった漫も京太郎の精液を求めているという事が無関係ではないのだろう。
子宮から全てを溶かすような熱くも粘ついたその液体は、小蒔だけではなく、漫もずっと待ち望んでいたものなのだから。

和「(あぁ…ぁ…♥あんなにジュポジュポされて…神代さん…とっても幸せそう…っ♥)」

そして、それは和も同じだ。
二人の痴態に完全にあてられてしまった和もまた発情しているのだから。
それを行動には移さないだけで、妬みと羨望混じりの視線はずっと小蒔へと向けられ続けている。
それは勿論、暴風のような快楽に晒されているのに幸せで蕩けてしまいそうになっている小蒔が魅力的というのもあるのだろう。
だが、和にとってそれ以上に重要だったのはそうやって乱れる小蒔の姿に容易く感情移入出来るという事だった。

小蒔「んひぃぃっ♪♪♪ジュポジュポいひぃぃっ♪♪♪射精しゅる為のぴしゅとんしゅごいですううぅぅっ♥♥♥」

京太郎のストロークは今やとても長いものになっていた。
小蒔の入り口近くから奥までをゴリゴリと行き来するそれは小蒔を感じさせる為のものではない。
自身が射精し、目の前のメスに種付けする事しか考えていないオスの抽送なのだ。
しかし、それが小蒔にとって気持ち良くないかという事は決してない。
寧ろ、そうやって必死で射精しようとする姿だけでもイッてしまいそうになるくらいに小蒔は昂っていた。


小蒔「(わらひ幸しぇ…ぇ…♥♥皆の前れ京太郎しゃまに種付けしゃれるの幸へで…蕩けりゅ…ぅんっ♪♪♪)」

ここまで来ると流石に小蒔も記憶の混濁から立ち直りつつあった。
勿論、この状況の全てを思い出した訳ではないにせよ、和と漫が周りにいる事を認識していたのである。
普段の彼女であれば、それは恥ずかしくて固まってしまうような状況だっただろう。
だが、能力の影響で尋常ならざる劣情を与えられた小蒔には二人がもう興奮剤にしか思えない。
対立する恋敵たちに見られながら愛しい婚約者に射精されると言う事に小蒔は堪らない興奮と多幸感を覚えていたのだ。

小蒔「愛してましゅぅっ♥♥京太郎しゃま愛してりゅぅっ♪♪♪しぇかいれ一番しゅきぃいっ♥♥らいしゅきぃぃ♥♥♥」

勿論、そうやって意識を覚醒へと近づければ近づけるほど小蒔の快楽は膨れ上がる。
一度、失神に追い込まれてしまったほどのそれが再び彼女へと近づいてきているのだ。
しかし、それ以上の感情で胸中を埋め尽くされた今の小蒔はそれに意識を失う事はなく、甘い告白を繰り返す。

京太郎「小蒔…っ!そろそろ…射精るぞ…!」

それに答えてやりたいという気持ちは京太郎の中にもあった。
しかし、それよりも遥かに射精への欲求の方が強かったのである。
今までの二人の痴態を見て興奮しているのは別に和だけではないのだ。
三人の中では最も膣肉の締め付けがきつい小蒔を犯しながらそれを見続けた彼はもう限界に達している。


小蒔「はいぃぃっ♪♪来てぇぇっ♥♥京太郎しゃまのお精子じゅっと待ってましゅからぁぁ♪♪♪何時でもどっぴゅんしへぇ…っ♥♥わらひに種付けしれくらしゃいぃいっ♥♥♥」

そして、それを厭う気持ちなど小蒔の中にはあろうはずもなかった。
元々、思い込みが激しい少女ではあった上に、小蒔は完全に能力の支配下にあるのだから。
何時いかなる時でも小蒔が京太郎の精液を拒むはずがなく、種付けされる喜びが身体に満ち溢れている。
あまりにも強いそれは再び彼女の目尻から涙となって溢れ、艶やかな黒髪へと落ちていく。
さっきの悲しみの涙とも快楽による涙とも違うそれに京太郎の目は惹きつけられてしまう。

京太郎「ぐ…ぅう」

瞬間、根本からビクンと肉棒を震わせた京太郎は自身の限界が近い事を悟った。
しかし、そのピストンはまだ半ばで小蒔の奥にはたどり着いてはいない。
それにぐっと歯を噛み締めた京太郎は歯茎をむき出しにしながらズルズルと腰を離す。
ケダモノ染みたその顔に小蒔が胸を疼かせた瞬間、跳ねるように帰ってきた腰がスパンと小蒔に打ち据えられた。
結果、硬く張った男根はボルチオを強く叩き、そしてその先端から射精を開始する。

小蒔「い゛ひゅぅぅぅううぅぅぅう゛うぅぅう゛ぅぅう♥♥♥」

後の事を考えず、メスの最奥をただ強く打ち据えるだけのピストン。
それだけでも意識がグラグラになってしまいそうになるのに、射精まで始めるのだ。
京太郎の中で熟成された燃えるように熱い精液が流し込まれる感覚。
それに小蒔の喉がブルブルと震え、ケダモノ染みた叫び声を放った。
だが、それはさっきまでのものに負けないくらい艷やかであり、彼女が今、射精され、そしてそれが堪らなく幸せなのだと恋敵たちに教える。

和「(あ…あんなに腰ビクビクって跳ねさせて…ぇ…♪)」

射精される小蒔の腰は今や痙攣していると言っても良いくらいにビクビクとしていた。
浮かせた背筋までブルブルと震えるそれは、気持ち良さに満たされているからだろう。
実際、小蒔の膣穴からぷしゃりと再び潮が吹き出し、テーブルの上をさらに穢しているのだから。
思わず潮吹きしてしまうくらい気持ち良い状態が和にも良く分かる。
彼女もまた京太郎に責められている時に潮を吹いてしまった経験がもう数え切れないくらいにあるのだ。

漫「(うわぁ…♪♪)」

それに対して漫が注目していたのは京太郎の腰の律動だった。
小蒔に密着した状態でブルブルと震えるそれは時折、ビクンと跳ねるのである。
恐らくその瞬間に精液を吐き出しているであろうその光景に漫の子宮がキュンと疼く。
こうして外側から見ているだけでも、それは逞しく、そして激しいものだった。
その射精をもうすぐ自分も受け止める事が出来ると思ったら、疼きが限度を突破していますぐ京太郎を押し倒したくなるくらいである。

小蒔「あちゅいぃぃっ♪♪おにゃか焼けるぅぅっ♥♥きょうたろうしゃまの精液で子宮燃える…ぅぅっ♥♥♥ドロドロになりゅぅぅぅ♪♪♪」

そんな二人の前で絶頂を続ける小蒔の口から甘い声が放たれる。
しかし、それは決して苦痛に満ちた感覚ではないのはその場に居る誰もが分かっていた。
京太郎の中で熟成されたその精液は能力の支配下にある三人にとっては麻薬も良いところなのだから。
身体の内側から甘さを広げ、脳を揺さぶる感覚を彼女たちが厭えるはずがない。
とっくの昔にその虜になっている三人にとって、それは最高に幸せな瞬間だと言っても差し付けないくらいだ。

小蒔「(れも…何時もよりこれしゅごいいぃぃっ♪♪♪いちゅもよりドロドロで…わらしの子宮ぅぅ…っ♥♥♥)」

しかし、それが小蒔にとっていつも通りのものかと言えば、決してそうではない。
調教によって敏感になった身体をさらに能力で補強された彼女にとって、それは普段以上に強く感じられるものだった。
奥で叩きつけられる勢いも、粘液に溢れた媚肉に絡みつく濃度も、触れた部分が爛れてしまいそうな熱さも、何もかもが何時もの二倍近くに感じられるのである。
その上、彼女を多幸感へと突き落とす独特の甘さまでも強まるのだから、我慢出来るはずがない。
小蒔の身体は何時しかふっと糸が切れたように脱力し、その感覚を味わうだけの受信機となっていた。

小蒔「あへ…ぇ…♥♥ふ…わ…あぁぁぁ…♪♪♪」

それが終わった頃には小蒔の口は半開きになったまま閉じる事はなかった。
その瞳にも理性の色は欠片もなく、陶酔と快楽で昏く濁っている。
時折、幸せそうな声を漏らす辺り、意識はまだあるのかもしれないが、当分、動けるような状態じゃない。
そう判断した京太郎はそっと小蒔の身体を抱きとめ、その頭をそっと撫でてやった。

京太郎「…良く頑張ったな」
小蒔「ひゃ…ぅ…ぅ…♥♥♥」

労うような京太郎の仕草を小蒔は意識の奥底で何とか感じる事が出来ていた。
しかし、それに対する感謝を示すような余裕は小蒔にはなかったのである。
完全に意識という糸が切れてしまった身体は動かず、ただ横たわるだけの肉の塊となっているのだから。
ましてや、今もそこから伝わってくる快楽は何もかもを押し流してしまいそうなくらいに激しく、堪えるだけで必死であったのだ。

小蒔「んああぁ…♪♪♪」

そんな小蒔を優しく抱きかかえながら、京太郎はそっと肉棒を引き抜いた。
瞬間、小蒔が不満そうな声をあげるが、それに構ってはやれない。
勿論、普段であればそんな小蒔に挿入れたままにするのは吝かじゃないが、今は周りに和と漫がいるのだ。
特に京太郎を見る漫の視線は熱に浮かされたようなドロドロとしたものに変わりつつある。
目の前で睦み合う二人を見てさらに強まった劣情を隠そうともしないそれは彼女がそろそろ限界である事を彼に知らせた。

京太郎「(でも…このままテーブルの上ってのはあまりにも可哀想だな…)」

勿論、京太郎とてそんな彼女に報いてやりたい気持ちはある。
少なくとも、こうして二人を追い詰めるのには漫の助けがかなりあったのだから。
その上、自身の能力で平静を失っているとなれば、本当は今すぐにでもその疼きを晴らしてやりたい。
しかし、痙攣するだけで意識があるのかさえも怪しい小蒔を見世物のようにしてテーブルの上に置いておくのはあまりにも偲びない。
そう思った京太郎はそっと小蒔の身体に手を伸ばし、お姫様抱っこのような形で抱き上げた。

京太郎「よいしょっと…」

そのまま京太郎が向かうのはリビングに置いてある大きめのソファーだ。
家族団らんに使われているそこに小蒔の身体をそっと横たえる。
それと同時に様々な体液でぐしょぐしょになった衣服を剥ぎ取れば、少しだけ小蒔の顔が安らいだような気がした。
それに小さな満足感を得た京太郎はそっとその顔を緩ませ… ――