玄「ごめんね。京太郎君、わざわざおぶってもらっちゃって」

    京太郎「大丈夫ですよ。これくらい」

    京太郎「けど床掃除してて足捻るなんて玄さんも意外とおっちょこちょいですね」

    玄「うう、面目のうござる……」

    京太郎「……」

    京太郎(しかしこの状況)

    ギュゥギュゥ、ムチムチ

    京太郎(役得を通り越してイケない感情が呼び起こされそうだ)

    玄「……」ギュウゥゥ

    京太郎(なん……だと……!?)

    京太郎(いかん、とりあえず俺の自慢のトークで繋ごう)

    京太郎「にしても、部室掃除くらい俺に任してくれれば良いのに」

    京太郎「今は玄さん1人ってわけじゃないんですから」

    玄「ん、そだね。でもこれは私の役目だからやっぱり私がやらないとかなって」

    京太郎「敵わねー……」ボソッ

    玄「え?」

    京太郎「あ、いや。玄さんはすごいなって」

    玄「ぜ、ぜんぜんそんなことないよ! 私は別にそんな……ただ昔から好きでやってただけだから」

    京太郎「好きってだけで2年以上も続けられるなんてなかなかないですよ」

    京太郎「それに、こう見えて俺は現実主義なんで誇張も過小評価もしませんよ」

    京太郎「玄さん、すごいです。尊敬に値します」

    玄「あ、ありがとう……///」

    玄(どうしよう、なんかまともに頭が回んない……)

    玄「私も、京太郎君のことすごい好きだよ!」

    京太郎「………………は?」

    玄「………………え?」

    玄「う゛えああああああああああああああああああ!///」

    玄「今のは違くて、だから、ええっと……」

    玄「だから……うう……///」

    京太郎「……」

    京太郎(ちょっと待て。今のはもしかして、いやこれはあくまで俺の推測だけど……告白されたのか?)

    京太郎(いやいや希望的観測はよくない。そもそも告白ってするもであって、されることは想定してないって言うか)

    京太郎(あるいは玄さんの渾身のギャグなのでは、ここは一か八か乗っかってみるか)

    京太郎「お、俺も玄さんのこと好きですよ?」ニヘラ

    玄「…………」

    京太郎「…………」

    玄「…………」

    京太郎「あの、なんかしらのコメントが欲しいんですけど……///」

    玄「あ、あのその不束者ですがよろしくお願いします!」ペッコリン

    京太郎「えっ!?」

    玄「えっ!?」



    後日

    京太郎「俺達!」

    玄「付き合うことになりました!」

    他「ふぅ~ん」

    京太郎「反応うっっす!?」

    憧「いや、こっちとしては漸くかよって感じなんだけど」

    宥「冷めちゃった……」

    京太郎「この言われようである」


    カン!