---霧島の跡取りである小蒔とその従者である京太郎。いつも隣にいた。一緒にいることが
当たり前だった。だが、彼は大人になり、気付いてしまう。自らの想いの正体に---

「なぁ、小蒔」

「?どうしたんですか、京太郎くん」

「俺達・・・」

「?」きょとん

「・・・いや、なんでもねぇよ」

「ふふ、変な京太郎くんっ」

---実らないなら、咲かないなら、種もまかずに、仕舞っておこう---