まこ「この頃は随分冷えてきおったのう」
京太郎「そうですねえ」
まこ「そのせいで皆、コタツの虫になっとるし」
京太郎「気持ちよさげに寝てますねえ」
まこ「…で、京太郎よ。和のつぶれた胸は見ごたえあるか?」
京太郎「もちろんです!」
まこ「お前さんはホントぶれんのう」
京太郎「…染谷先…部長」
まこ「なんじゃ?」
京太郎「俺たちいつまで、こうして布団に包まってればいいんでしょうか?」
まこ「身体が温まるまでずっとじゃ」
京太郎「その前に、恥ずかしさで顔が赤くなりそうなんですが」
まこ「…男なら我慢せえ」
京太郎「こんなの皆に見られたら、絶対からかわれちゃいますよ」
まこ「それをさらりと受け流すのが、甲斐性のある男の振る舞いだろうに」
京太郎「そんなのあったら、多分俺はここに来てませんよ」
まこ「だろうなあ」
京太郎「…少しは手心加えて下さいよ」
まこ「嫌じゃ」
京太郎「えー…」
まこ「京太郎。お前さんはいい奴じゃが、それだけじゃ彼女なんて出来んぞ?」
まこ「それこそ、前部長のような女に弄ばれてポイされるかもしれん」
京太郎「やだなーそれ。でも、それはそれでいいような気も…」
まこ「やめい」ポカッ
京太郎「あいてっ」
まこ「やっぱりお前さんは見ていて危なっかしいわ…どうもほっとけない」
京太郎「なら…部長が俺と付き合ってくれますか?」
まこ「今のお前さんじゃダメじゃのう」
京太郎「ですよねー」
まこ「じゃが…お前さんがもう少し男を磨けば、考えてやってもいいかのう?」
最終更新:2013年10月20日 23:08