756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:07:10 ID:rhMUdtPN
過疎だから俺みたいなのもSS投下しちゃうぜ

駅前
京「お願いしまーす ありがとうございまーす」

京「こんにちはーお願いしまーす」

咲「あ え?京ちゃん?」

京「お?咲…か…?」

咲「やっぱり京ちゃんだ!久しぶりだね!」

京「咲かぁ~あんまり綺麗になってたから一瞬わからなかったぜ」

咲「そ…そう?ありがとう」

京「…咲 このあと時間あるか?お茶でも飲まないか?」

咲「うん大丈夫だけど…京ちゃんバイト中じゃないの?」

京「大丈夫大丈夫 あそこの喫茶店入っててくれよ 俺もすぐ行くから」

咲「うんわかった」

757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:13:11 ID:rhMUdtPN
喫茶店
京「よぉお待たせ」

咲「お疲れ様 ホントに久しぶりだね」

京「久しぶりっても半年くらいだろ 高校卒業してから」

咲「十分久しぶりだよ 高校の時は毎日顔合わせてたんだから」

京「そりゃそうか でも咲はあんまり変わってないな」

咲「さっき綺麗になったって言ってくれたじゃん…」

京「中身が変わってなくて安心したってことだよ 外見は…髪伸ばしてるのか?」

咲「あ うんちょっとね どうかな?」サラリ

京「とっても似合ってるよ」

咲「どう見ても私じゃなくてメニュー見てるよね?」

京「すいませーんコーヒー二つと日替わり定食一つ」

咲「もぅ…京ちゃんは…」

758 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:20:30 ID:rhMUdtPN
店員「日替わり定食のお客様」

京「おお~来た来た」

咲「こんな時間にご飯?」

京「バイトで忙しかったからな」

咲「そういえばティッシュ配りのバイトしてたね」

京「ああ今日だけな 時給良かったから」

咲「何か欲しいものでもあるの?」

京「ちょっと車が欲しくてな 最近免許とれたから」

咲「車かぁ私まだ免許取ってないんだよね」

京「やめとけやめとけ 咲なんかが乗ったら同乗する教官がかわいそうだ」

咲「どういう意味か言ってみて?怒らないから」

京「俺がどこでも連れて行ってやるって意味さ」

咲「…ホント京ちゃんは変わってないね」クスクス

京「…お前はちょっと落ち着きが出てきたな…つまらん」

759 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:26:05 ID:rhMUdtPN
咲「でもこんな時間にバイトって…大学は大丈夫なの?」

京「前期は単位ほとんど落とした」

咲「だめじゃんちゃんと勉強しないと…大学もタダじゃないんだから」

京「まぁぼちぼちな 咲はどうなんだよ?確か看護大学だろ?」

咲「うん楽しいよ 新しい友達もできたし好きなこと勉強できて充実してる」

京「咲はバイトとかはしてないのか?」

咲「バイトはしてないけど…ボランティアしてるんだ」

京「ほうボランティア?」

咲「フリースクールって知ってる?不登校の子供たちが集まる施設なんだけど…
学校って言ってもあまり規律に縛られずに子供たちと遊んだり勉強したりするの
そのお手伝いみたいなことしてるんだ」

京「金ももらわずによくやってんな」

咲「うんまぁ…ちょっと自分と重なるんだ」

760 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:32:18 ID:rhMUdtPN
京「重なる?」

咲「うん…ほら中学生のころ私の家ってちょっとごたごたしてたでしょ?あのとき結構精神的に不安定だったから…」

京「ああ…」

咲「あの時期って人格形成にとって大きな影響を与えるから大人が上手に支えてあげないといけないんだけど…
私の場合は京ちゃんだったな」

京「は?俺?」

咲「うん 京ちゃんいつも私のそばにいてくれたじゃん すごく励みになってたんだよ」

京「ふ~ん」

咲「だから私もそういう子供たちを支えてあげたいと思って看護大学に進んでこういうボランティアしてるんだ」

京「大変だろ?やっぱ」

咲「それなりにね でもみんな素直で…」

京「一人で大丈夫か?俺がいてやろうか?」

咲「え?もう京ちゃん冗談…」

京「俺と付き合わないか?咲」

咲「え………」

京「高校の時は最後まで言えなかったから諦めてたけど…やっぱり咲が好きなんだ」

咲「京ちゃん…」

京「………」

咲「うん…また…そばにいてくれる?」

761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:38:22 ID:rhMUdtPN
咲「私も京ちゃんのこと好きだったよ それこそ中学のころから」

京「なんだ じゃあさっさと告白すれば良かったな」

咲「人の気持ちがわかったら誰も恋愛なんてしないよ」

京「難しいことをおっしゃる…」

咲「私…ちょっと遠慮してたの…」

京「遠慮?」

咲「遠慮っていうか…中学の時京ちゃんは私を心配して励ましてくれたけど…
その心配してくれてる気持ちを勝手に解釈して好意として一方的に突き返すなんて…
それっていいのかなって…」

京「咲は難しく考えすぎなんだよ お堅いなぁ」

咲「そ…そうかな?」

京「そうさ 人生なんて何とかなるもんさ」

咲「いいよね 京ちゃんのそういうところ」

京「やっぱり咲は俺がいないとだめだな」

咲「ふふ もう離れてあげないからね」

おわり

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