159 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 19:58:09 ID:SyuqbzCf
結婚させてみた第二弾です
少し中だるみかもしれないです
シャワーのくだりは某漫画から拝借しました

寝室
チュンチュン
咲「ふわぁ~ 朝だぁ」

京「zzZ」

咲「京ちゃん朝だよ 起きて」ユサユサ

京「ん~…」

咲「私朝ごはん作ってるからちゃんと起きてきてよ」

京「ん~…」



咲「京ちゃぁん 朝ごはんできたよー」

京「zzZ」

咲「…まだ寝てる… 京ちゃん!起きなさい!」

京「ん~…」

咲「すぐ来ないと朝ごはん抜きだよ!」バタン!!

京「zzZ」

ソォ~ 咲「…まだ寝てる」

咲「もう!無理やり連れて行ってあげるよ!」



ズリズリ 咲「お…重い…」

160 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:03:53 ID:SyuqbzCf
キッチン
咲「はい召し上がれ 今日のメニューはロールパンとエビとアボカドのサラダとハムエッグだよ」

京「…ん…」シャクシャク

咲「アボカドは『森のバター』って言われてるんだよ」

京「…」シャクシャ…ク…

咲「栄養価は果物ナンバーワンで若々しさを保つのにいいんだって」

京「zzZ」

咲「この前部長に教えてもらったんだぁ って京ちゃん!!」

京「zzZ」

咲「もう怒った!最後の手段だ!」



ズリズリ 咲「お…重い…」

浴室
咲「よい…っしょ!」ドサッ

京「zzZ」

咲「これなら起きるでしょ」キュッキュッ シャワワワワワ

京「zzZ」

咲「先に食べてるよ」

京「…ん…」

京「…シャワー?…ああ 朝か…」

161 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:09:11 ID:SyuqbzCf
京「おはよう咲」

咲「はいおはよう 何回も起こしたんですけどね」

京「咲は朝強いなぁ」

咲「京ちゃんが弱すぎるの まったくもう…朝ごはん召し上がれ」

京「…誰か食べてある」

咲「京ちゃんが食べたんでしょ!」

京「うま!これなんのサラダ?」

咲「ア ボ カ ド!」

京「へぇ~咲の料理は相変わらず美味いなぁ」

咲「っ!//もう~朝から疲れる//」



咲「京ちゃ~ん ちょっとぉ」

京「はいはい何でござんしょ」

咲「はいこれ持って」

京「うおっ!?なんだこれ?」

咲「アボカドだよ」

京「そうじゃなくてこの量!どうすんだよこんな大量のアボカド!」

咲「部長からもらったんだけどこんなに食べられないから…ご近所に配ろうと思って」

京「はぁ~つまり俺は荷物持ちですか」

咲「そういうこと 残念でした」

京「俺が全部持つよ」

咲「…最近優しいね 京ちゃん」

京「当たり前だろ 行くぞ」

咲「…ふふ うん」

162 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:14:40 ID:SyuqbzCf
京「この辺はだいたい配り終えたな」

咲「でもまだちょっと残ってるね」

京「どうする?」

咲「う~ん あっお散歩隊!」

京「お散歩隊?」

咲「ほらあそこ 幼稚園児のお散歩隊」

京「お 和もいるじゃん」

咲「ほんとだ!原村さ~ん!」

和「宮永さん!?須賀君まで!どうされたんですか?」

咲「私たちもお散歩ってとこ それより原村さんアボカドは好き?」

和「アボカドですか?それはまぁ…サラダやカレーに入れたりしますが…アボカドがどうかしたんですか?」

咲「良かった!このアボカドもらってくれない?」

和「よ よろしいんですか?」

京「どうせ余りものだからさ」

和「そうですか…ではありがたく頂きます」

咲「じゃあ仕事中だし…また今度ね」

和「あ!待ってください!」ゴソゴソ

咲「?なに?原村さん」

和「頂くだけというのも悪いですから…これをどうぞ」

京「割引券?」

和「染谷先輩の喫茶店のものです 最近忙しくてなかなかお訪ねする機会がないので代わりに使ってください」

咲「ありがとう原村さん!」

和「いいえこちらこそ では失礼しますね」


163 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:20:06 ID:SyuqbzCf
京「『夏休み到来大感謝割引』…もう何でもありだなあの店は」

咲「せっかくもらったんだし行ってみよっか?」

京「そうだな」

『店主入院のため、誠に勝手ながらしばらくの間、休業とさせて頂きます』

京「にゅ 入院!?」

咲「ど どうしたのかな染谷先輩!?」

京「わからんけど…このへんならたぶん中央病院だろ 行ってみよう!」

咲「うん…!」



咲「失礼しますっ」ガラッ

164 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:25:33 ID:SyuqbzCf
久「あら咲に須賀君じゃない」

京「部長!?染谷先輩は…?」

まこ「おぉ二人とも見舞いに来てくれたんか?」

咲「先輩っ!入院って…!」

まこ「ああ 大したこたぁないんじゃ ちょっと足を折ってな」

久「まこったらこの歳で階段から落ちたんですって」ククッ

まこ「おい!」

久「それで私に救急車よりも先に私に電話してきて泣き声で…」

まこ「やーめーろ!//あんときゃそれだけ焦っとったんじゃ!//」

咲「でも良かったです 元気そうで」

京「部長は付き添いですか?」

久「まぁね まこも早くいい人に出会えれば私も安心なんだけどね」

まこ「あんただって独り身じゃろうが」

久「ふふ 二人とも店の張り紙を見て来てくれたの?」

咲「はい 原村さんに割引券もらったので寄ろうとしたんですが…」

まこ「ほうか そりゃ悪かったのう」

久「ねぇまこ お詫びにあのチケット二人にあげちゃわない?」

まこ「!そうじゃの どのみちこの足じゃ面倒じゃしの」

京「何の話ですか?」

久「はい これ二人にあげるわ」

咲「これは…映画のチケット?」

まこ「いまちょうど公開中じゃ」

京「いいんですか?二枚も…」

久「まこと行くつもりだったんだけどご覧のあり様だからね 二人で見に行ってきなさい」

咲「はぁ…」

165 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:31:00 ID:SyuqbzCf
咲「…映画、観に行ってみる?」

京「ん~でもこれあんまり面白そうじゃないよなぁ」

咲「はは…そうだね どうしようか」

ブオオォォン!!
優希「お二方、いかがされたかな?」

咲「優希ちゃん!?」

京「ずいぶんいかつい車転がしてるな!」

優希「ふん 今日はこいつとこれから清澄峠をぶっちぎるんだじょ!」

咲「こいつ?」

マホ「ひえぇぇん 咲先輩~須賀先輩~」

咲「マホちゃん!?」

166 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:36:28 ID:SyuqbzCf
京「今日は県の個人代表決定戦じゃなかったか?」

優希「こいつが予選突破なんて不可能だじょ!」

マホ「む…昨日は調子が悪かっただけです!来年頑張りますもん!」

優希「ところで二人はどこへ行くのだ?」

咲「えと…これ観に行こうか迷ってるんだけど…」

優希「そ それは今絶賛大公開中の『激突!タコスVSメカタコス』のチケットではないか!!」

咲「これそんなに人気なの?」

優希「ばかな!超絶人気でチケット得るのに流血沙汰は当たり前!ダフ屋もお手上げのこの映画を知らんとな!?」

マホ「嘘はよくないですよ優希先輩」

優希「ぐ…!けど人気なのはホントだじょ!迷ってるんならぜひ我らが譲り受けるじょ!」

咲「あ いいよはい」

優希「うおおやったじぇ!!マホ!早速観に行くじょ!」

マホ「え~マホあまり興味ないんですけど…」

優希「くくく…二時間後も同じことを行ってられるかな…?」

マホ「む…いいですよ 観てやろうじゃないですか」

優希「あ そうだ咲ちゃんお返しにこれあげるじょ」ボソボソ

咲「あ…これ…」

優希「残念だけど必要なくなったからな じゃいっくじぇー!」ブオオォォン!!

マホ「ひゃああぁぁ!」

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:41:49 ID:SyuqbzCf
京「やれやれ マホもいい迷惑だろうに」

咲「そんなことないと思うよ たぶん優希ちゃんなりの励まし方なんだよ」

京「そうかぁ?」

咲「それにほらこれ 今もらったの」

京「『長野県女子個人の部代表決定戦 入場整理券』…?」

咲「優希ちゃんああ言ってたけどマホちゃんのこと信じてたんだよ きっと」

京「ふ~ん 優希がねぇ」

咲「とりあえず行ってみよっか?代表決定戦」



京「よっこらせっと」トスッ

咲「今はお昼休憩みたいだね」

京「…」

咲「どうかした?京ちゃん」

京「…咲 ホントに良かったのか?プロにならなくてさ」

168 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 20:47:09 ID:SyuqbzCf
咲「京ちゃん それは言わない約束でしょ?」

京「でもさ…咲にはとてつもない才能があるのに…!」

咲「俺なんかと結婚して後悔してないか?でしょ?」

京「………ああ」

咲「麻雀やるのはもちろん楽しいけどさ 私はそれ以上に京ちゃんといることの方が楽しいの これまでもこれからもそれだけはずっとずっと変わらないよ」

京「…」

咲「だからそんな風に言わないで 私京ちゃんのこと大好きなんだから」

京「……………ですよねー!」

咲「クスッ そうそう さぁ始まるよ」

「ただいまより午後の部を開始します 選手は所定の部屋に…」

咲「あ いまお腹の子が動いた気がする」

京「まだお腹大きくなってないのにわかるのか?」

咲「そんな気がしたの」

京「やっぱり咲の子だな 血をひいてるんだよ」

咲「私たちの子供 でしょ?」

京「ああ 来年は三人で来れたらいいな」

咲「うんっ!」

~FIN~

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