「その牌譜なら上から3番目の左から2列目にありますよ。」

――雑用させてごめんね。


「……えぇと、買い出し行ってきます!」

――皆が打たせようとしたのに自分から雑用を進んでやってくれたよね。


「……初心者の俺なんかより皆さんが打ったほうが効率的ですって。」

――そう言った時は晴ちゃんに真剣に怒られてたね。


「これくらいの事でしか力になれないっすから。」

――これくらいじゃない。それだけのことをしてくれてるよ。


「いやぁ、流石っす。」

――勝つと我が事のように笑って喜んでくれる。
――その笑顔がとても綺麗だった。

皆君に感謝してるんだよ。


「それじゃ任せた灼。」
晴ちゃんのためにも

「どうかしたんすか?灼先輩?」
そして、君のためにも。

「なんでもない。」

なにより私が須賀くんの笑顔をまた見たいから。

――決勝へ行こう。――


「それじゃぁ!Aブロック準決勝・副将戦の始まりだぁ~!」


     カンッ