京太郎「話って何ですか?」ドキドキ

久「・・・えっとね」

京太郎「はいっ」ドキドキ

久「私、須賀くんが咲を連れて来てくれてすっごく感謝してるの」

京太郎「(・・・ですよねー)別にいいっすよーそんなこと」ハハッ

久「これって凄く重要なことなのよ?」

久「もしかしたら、人数が足りなくて出れない、適当な人を据える」

久「なんてことになってたかもしれないんだし」

京太郎「はぁ・・・」

久「ふふ、だから本当にありがとう!!」ニコッ

京太郎「い、いやいやほんと・・・どういたしまして」ドキッ


久「それで。ここからが本題なんだけど」

京太郎「(えー・・・)はい」

久「きっと今年揃った五人なら全国を、出場じゃなくて優勝を狙える」

京太郎「(まじか)」

久「でもまだ実力は足りていない。優希、咲、和、一年生は勿論私やまこもね」

久「練習が必要になる。だからきっと・・・あなたの面倒をきちんと見れないわ」

久「それ所か、雑用をして貰うことになる」

京太郎「・・・」

久「でも、でもっ・・・やっと、二年間待った夢が叶うの!!」ギュッ

京太郎「ちょ、部長!?」


久「普通ならきっと、あなたに退部を進めるのが正しい」

久「でもっ、須賀くんがいないと手が足りない・・・」

京太郎「そうなんっすか・・・?」

久「えぇ。実績もない部じゃ学校の支援にも頼れないから」

京太郎「・・・」

久「だから、辞めないで、手伝って?」ウルッ

久「お願いします」ギュウ・・・

京太郎「(・・・柔けぇ)」

久「望むなら、喜んで私の――」

京太郎「ストップ」

久「――え?」

京太郎「そっから先は言っちゃ駄目です」

京太郎「つーか、言うな」ギュッ


久「う、あ・・・」ビクッ

京太郎「・・・さっきのは途中から部長の独り言ってことにしとくんで」

久「・・・」

京太郎「今からは俺が独り言をいいます」

久「(え?)」

京太郎「まずわざとらしい」

京太郎「抱き着いてからの上目遣いとか、泣くのとか・・・」

久「・・・」カァァ

京太郎「しかもおっぱい押し付けてるのに身体は震えてるし」

京太郎「無理しすぎ」

久「(もうやめて・・・)」グスッ


京太郎「ふー・・・」

久「うぅ」グスグス

京太郎「・・・俺、特にやりたいこともないし」

京太郎「咲の面倒も連れて来た保護者として見ないといけないから」

京太郎「きっと、麻雀部を手伝うと思う」

久「須賀、くん・・・?」

京太郎「だから」

京太郎「どこかの部長は遠慮せずに手伝わせればいいんじゃねーの」

久「・・・」

京太郎「さてっと」パッ

京太郎「んじゃ帰りますね、俺」

久「え、あぁうん・・・気をつけて」ボー

京太郎「・・・あと」

久「?」

京太郎「泣き虫部長のお世話も受け付けると思うぞ。久、なんてな」ニコッ

久「~!!」カーッ

京太郎「お疲れっしたー」


久「もう・・・」

久「(何なのよぉ)」

久「(色仕掛けで手伝わせようとしたら辱められちゃうしぃ)」

久「そういえば・・・」

久「(抱き締められちゃった)」

久「・・・」クンクン

久「~~っ!!」ジタバタジタバタ



京太郎「はぁぁぁ」

京太郎「もったいない・・・」

京太郎「(あそこで妙に格好つけなかったら!)」クッ

京太郎「あーあーもー!!」

カンッ!!