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~京太郎~

その日の俺は傍から見ていても落ち着いていなかったのだと思う。
何せ、小蒔に起こされた時からずっと和のご褒美が気になりっぱなしだったのだから。
流石に勃起する事じゃなくても、何度、自分の股間を弄りたくなったか分からない。
だが、それを理性でねじ伏せながら、俺はその月曜日というただでさえ憂鬱な一日を過ごした。

京太郎「(でも…それもここまでだ)」

そう思う俺が佇むのは和の家の前である。
ここ最近、急激に見慣れたその中には『ご褒美』を用意してくれている和がいるはずだ。
そう思っただけでムスコの先端がひくつき、疼きのような感覚が腰へと突き刺さる。
それを振り払うようにして俺はそっと腕を伸ばし、玄関前のインターフォンを鳴らした。

―― ピンポーン

確かに響いたその音に家の中が微かに慌ただしくなったのが聞こえた。
一体、和が何をしているのかは分からないが、どうやら先に帰っているのは確かなようである。
それに安堵する一方で、その慌ただしさが何なのか首を傾げる俺は…数秒後、ある一つの可能性に気づいた。

京太郎「(もしかして…早く来すぎたのか…?)」

和にも準備があるからと思い、俺は一応、小蒔を送り届けてからこっちに来た。
その際にバイトがあると小蒔に嘘を吐いたのは良心が傷んだが…まぁ、それはさておき。
俺としてはそれなりに時間を潰して和の家へとやって来たつもりなのだ。
だが、それはあくまで俺の感覚でモノを言っているに過ぎない。
実際、期待の所為か、俺が何時もよりも早く足を動かしていたのは確かだ。
それがどれくらいの時間短縮になったか分からないものの、和が想定していたよりも早く俺は着いた可能性は十二分にありえるだろう。

京太郎「(ま…とりあえず待っておくか)」
和「須賀君…ですか?」

そう思って、扉の前に立つ俺の耳に何処か機械的な和の声が届く。
思わずそちらに目を向ければ、インターフォンの前にあるカメラが動いていた。
何をしていたか分からないが、とりあえず玄関のカメラを操作出来る程度には手が空いたらしい。
それに一つ笑みを浮かべながら、俺はそっと口を開いた。

京太郎「ちわっす。宅配便です。須賀京太郎一人お届けにあがりました」

そう冗談めかして言うのは、その声がとても緊張していたからだ。
機械的な中でもはっきりと伝わってくるその強張りがどうしてなのかは俺には分からない。
だけど…それが『ご褒美』に関係している気がしてならない俺はどうしても見過ごせず、そうやって下らない冗談を飛ばした。

和「あの…周りに誰もいません…か?」
京太郎「ん?あぁ…今のところはな」

けれど、そんな冗談が実を結ぶ事はなかったらしい。
和の声は相変わらず緊張が強く、おずおずと俺へと尋ねてきていた。
それに俺は周囲を見渡すが、周りには人通りらしいものはない。
夕方とは言え、もう日が落ちかけている時間ともなれば、人通りもぐっと減る。
特にこの辺りは所謂、『高級住宅街』なのもあって、この時間に出歩いている人なんて殆どいなかった。

和「では…あの…鍵…開けますから…」
京太郎「おう。待ってる」

そんな人通りの少なさはここに住んでいる和自身が良く理解しているはずだ。
だが、和はわざわざ俺に聞いてくる位に、他人の事を警戒している。
それが一体、どうしてなのかは分からないが、きっとそれだけ凄いものを用意してくれているのだろう。
そう思うと否応なく俺の中で期待が高まり、ワクワクとした感情が胸の奥から湧き上がり続けた。

―― ガチャ

そんな俺の前で鍵が開く音がする。
しかし、数秒ほどそのまま待っても、和の家の玄関が開く様子はなかった。
それに首を傾げてさらに待っても、扉は微動だにしない。
その奥に和がいるらしき気配は感じるが、それだけだ。

京太郎「(開けて良いって事なのかな…?)」

どうやら理由は分からないが、和から扉を開けるつもりはないらしい。
ならば、こちらから開けるしかないだろう。
そう判断した俺はそっとドアノブに手を伸ばし、そのままゆっくりと引いていく。
カチャリという音と共に抵抗なく開かれていく扉。
その向こうに居たのは、俺の予想通り和ではあったが…その格好は予想の遥か上を吹っ飛んでいた。


和「お、おかえりなさいませ…だ、『旦那様』…」

そう何時もとは違う呼び方をしながら、顔を赤く染めて俺に恭しく頭を下げる和。
その身体に纏っているのは純白のエプロンと黒い布地がコントラストを描き出す可愛らしい衣服だ。
エプロンドレスをさらにフェティッシュに、そして可愛らしく変形させたその服はいっそエロいと言っても良いくらいだろう。
純白のリボンタイの下は谷間まで露出しているし、唯一、胸元を隠している白い布地も数個のボタンで止められているだけだ。
和の人並み以上に育ったおもちの所為で白い布地は今にもはちきれそうになっている。
しかも、そこには純白のフリルがあしらわれていて、ブラか何かに見えてドキドキさせられるのだ。
その上、エプロンの下にあるフレアスカートはとても短く、ちょっとした拍子にめくれ上がって下着まで見えてしまいそうである。
そんなスカートから純白のガーターベルトを身につけた太ももが見え隠れする様はフェティッシュを通り越してエロい。
それこそ見ているだけで襲いかかりたくなるくらいにエロくて興奮する衣装なのだ。

和「は、恥ずかしいから…早く閉めて下さい」
京太郎「あ…わ、悪い」

しかし、あまりにも興奮しすぎて、俺は和に見惚れてしまっていたのだろう。
瞬間、告げられる和の言葉に、俺は原村家へと踏み込みながら扉を閉めた。
それを確認した和がほっと安堵した表情を見せるのはやっぱり恥ずかしいからなのだろう。
ある意味では普段の和はコレ以上に露出度の高い服を着ている事もあるが、それはあくまでファッションとして認められる範疇だ。
だが、こうして俺の前に立つ和がしているのはファッションというよりは…コスプレに近い。

京太郎「えっと…それ…メイド服…だよな?」
和「え、えぇ…」

和が今、身に着けているそれは所謂、メイド服って奴だ。
今やテレビや雑誌を通して広がり、かなりの認知度を得ているそれを俺が見間違うはずがない。
何せ、俺の自家発電用の本にもそう言ったコスプレ系のものが少なからず混じっているのだから。
だが、それでもそうやって確かめるように言ったのは、目の前の光景が信じられなかったからだ。

京太郎「(和がメイド…だって…?)」

それは今まで俺が何度も自家発電に利用してきた妄想である。
普段、クールで気丈な和を侍らせ、夜は思いっきり愛して穢す自分勝手な妄想だ。
だが、それが今、俺の目の前で現実になろうとしている。
能力を自覚し始めてからこの方、信じられないことばかり起こって、こういった事に慣れてきたつもりだが…それでも目の前のそれは中々に信じがたい。
割りとノリノリな漫さんや性的な向上心溢れる小蒔ならともかく、お硬い和がそんな事に協力してくれるだなんて想像もしていなかったのだから。

和「…自作であんまり出来は良くないですけど…」
京太郎「え…これ和が自分で作ったのか!?」

勿論、専用の布や機械なんて使っていないのだから、既成品よりは劣っているのは確かだろう。
だが、こうして見ている分には、正直、既成品と見分けがつかない。
触ればまた違うのかもしれないが、少なくとも実際にそう言ったメイド服を目にした訳じゃない俺にとってそれは見事としか言い様がないものだった。

京太郎「普通に通販とかで売ってる奴だと思ってた…」
和「私も最初はそうしようと思ったんですけど…サイズがなくって…」
京太郎「あぁ…」

恥ずかしそうに俯く和が何を言いたいのかなんとなく分かった。
インターハイで会った宮守の姉帯選手ならばともかく、女性として平均的な和のサイズがないなんて事はない。
ただ、和は一部分だけ平均という領域を遥かに凌駕しているのだ。
今も尚、俺の目の前でメイド服を押し上げているその柔らかな膨らみは一般向けに作られている服には到底、収まらないのだろう。


和「それに私が好きなタイプの服ってあんまりないので、普段から自作して布も余ってましたし…」
京太郎「え…?今までのも自作だったのか…?」

驚きと共にそう尋ねる俺に和はコクンと小さく頷いた。
あの一見清楚っぽいのにやけに露出度の高い服は…どうやら自作だったらしい。
勿論、全部が全部ではないだろうが、俺が見てきた中には自作のものもあったのだろう。
それに感心とも驚きとも言い切れない感情を抱いた瞬間、和は俯き加減になりながら、ゆっくりと口を開いた。

和「変…ですか…?」
京太郎「いや…寧ろ、女子力高くて凄いって思ってた」

勿論、これまでも和が完璧で非の打ち所のない子だというのは知っていたつもりだ。
掃除洗濯炊事と全てを日常的にこなし、勉強も出来て、麻雀だって強いのだから。
そんな完璧超人と言っても過言ではない和の新しい一面には、もう凄いとしか言い様がない。
何時、嫁に行っても立派にやっていけるであろうその完璧さを料理以外はからっきしな咲にも見習って欲しいくらいだ。

和「そ、そう…ですか…」カァァ

瞬間、和はそっとその顔を赤く染める。
さっきまでの羞恥のものとはまた違ったそれはきっと歓喜を強くするものなのだろう。
だが、和はその視線を彷徨わせ、時折、チラリと俺を見てくる。
スカート部分をきゅっと握りながらのそれはまるで俺に何かを期待しているようだ。

京太郎「(そういや…漫さんにも言われたっけ)」

何処か小動物めいた和の姿に、俺の脳裏に漫さんの言葉が浮かんできた。
状況こそ少し違うが、俺の為にめいいっぱいお洒落してくれた漫さんの言葉は和にも通用するだろう。
しかし、そうと分かっていても、俺の口は中々、和が求めている言葉を紡がない。
チラチラとこちらを気にしてくる和の姿はとても可愛らしく、ついつい意地悪したくなってしまっていたのだ。

京太郎「どうしたんだ?さっきから俺のことをチラチラと見て」
和「そ、それ…は…あの…」

そうやって問う俺の前で和がしどろもどろになっていく。
まるで助けを求めるように首を左右に揺らすその姿は普段の冷静な和からは想像も出来ないくらいだ。
そんな感想を言って欲しいなら言って欲しいと言えば良いのに、素直になりきれない和の姿は微笑ましくて仕方がない。

京太郎「…可愛いよ。すげぇ似合ってる」
和「あ…♥」フニャァ

結局、俺はその微笑ましさに負けて、そう言ってしまった。
そんな堪え性のない自分に一つ苦笑めいたものを向けるが、まぁ、悪い気分じゃない。
そう思うのは俺の目の前で和の顔が明るくなり、そしてにやけていく様を見れたからだろう。
俺でも滅多に見れないそれにが見れただけでも、こうして負けた甲斐はあったと心から思える。

和「むぅ…」スネー

だが、そんな俺が思わず微笑みを浮かべてしまった事で、和も自分がからかわれていた事に気づいたのだろう。
その頬を小さく膨らませながら、拗ねている事をアピールしていた。
だが、そんな様も可愛らしいと思うのは、頬がやっぱりにやけ気味だからか、或いは惚れた弱みだからか。
そのどちらでもありそうだと思いながら、俺は誤魔化すように口を開く。

京太郎「それで…大体、分かってるんだけど…『ご褒美』は何なんだ?」

勿論、ここまで来て和が俺に何をしてくれようといたのか分からないほど俺は鈍感じゃない。
折角、自分でメイド服を作ってまで、俺に『ご奉仕』してくれようとしているのだろう。
だが、それを自分から口にするのはあんまりにも勿体無い。
今のシチュエーションというものを和がとても恥ずかしがっているのだから、まずは和から反応を引き出すべきだろう。

和「そ、その…須賀君は…新人戦でも四回戦まで頑張りましたけど…もうちょっと先には…秋季大会もあります…」
京太郎「そうだな。大変だ」

そんな俺の企みなど和にはバレバレなのだろう。
それでも和は顔を羞恥で染めながら、おずおずとそう言葉を紡ぐ。
まるで自分から俺の罠へと飛び込もうとするその様は従順を通り越して、可愛らしい。
フェティッシュ全開のミニメイド服が誘うようにヒラヒラと揺れるのも相まって、今すぐベッドへと連れ込みたいくらいだ。

和「で、ですから…その間にまずは…須賀君をリフレッシュさせてあげようと思いまして」
京太郎「へぇ…それは嬉しいな。で、具体的には何をしてくれるんだ?」

リフレッシュと一口に言っても、その範囲はあまりにも広すぎる。
例えば、マッサージだってそれに入るだろうし、和が最近やってくれている食事の準備もそうだろう。
もっと低ければ、ただの話の聞き役でさえ、『リフレッシュ』に入ってしまうのだ。
勿論、和がどういったものを想定しているかなんて分かっているが、やっぱり言葉としてはっきりと引き出しておきたい。
そう思って尋ねる俺の前で和はブルリと肩を震わせ、熱いため息を漏らした。

和「な…何でも…です…♪和は今から…旦那様の従順なメイド…ですから…♥」

それだけで和はもう完全にメスの表情になってしまっていた。
欲情に頬を染め、目元を潤ませるその顔に俺はついついドキリとしてしまう。
もう何度も和のそんな表情を見てきたとは言え、それはあまりにも魅力的なのだ。
思わず自分の中でもスイッチがカチリと入り、頭の中が興奮で満たされるのを感じてしまうくらいに。

京太郎「和…」
和「あふ…♪」

その興奮に突き動かされた俺は和をぎゅっと抱き寄せる。
玄関と廊下という高低差の所為か、俺の顔の前に丁度、和の顔がやってきた。
今にもキス出来てしまいそうなその距離に、和は幸せそうに目を細める。
そんな和の唇を思いっきり貪ってやりたくなるが、それでも幾つか確認しておかなければいけない事があった。

京太郎「ご両親は?」
和「今日は…帰って来ないそうです…♪だから…今日はずっと…和は『和』で居られますから…♥」

甘えるようにそう言いながら、和の腕も俺の首の後ろへと回った。
まるで俺を誘うようなそれに思わず笑みが溢れる。
その表情を見た時から分かっていた事とは言え、どうやら和はかなり発情しているらしい。
きっと今も欲求不満を解消するのに最高と言っても良い状況にドキドキしているんだろう。

京太郎「じゃあ、今日は一杯、和の事を愛してやれるな」
和「ふあ…♥嬉しい…嬉しい…です…♥」

そんな和の耳元でそっと囁けば、和の全身がブルリと震える。
ここ最近、急速に敏感になっている和はきっとそれだけで感じているのだろう。
下手をすれば髪を撫でている時にも快感を得ているのではないかと思うくらいだ。
そして、俺はそんな敏感な和の姿が、とても愛しく、そして滅茶苦茶にしてやりたいと思ってしまう。

京太郎「…だから、まずは紅茶でも淹れてくれないか?」
和「…ふぇ?」

だからこそ、紡いだ俺の言葉に和は驚きながらそう聞き返してくる。
欲情で蕩けたその顔を、驚きで固める様は微笑ましく、同時に俺の企みが成功した事が伝わった。
それに自分の胸の中で歪んだ支配感が満足していくのを感じながら、俺は言い聞かせるように口を開く。

京太郎「メイドと言えば、紅茶だろ」
和「そうなん…ですか?」

勿論、それは口から出任せだ。
そこまで熱心なメイドフリークという訳でもないので何とも言えないが、俺の知る限り、そこまで密接な結び付きはないのだから。
それよりも俺の中では性的奉仕なイメージの方が強い…というのは、まぁ、さておいて。
ともあれ、こうしてメイド服を作った和にだって、恐らくメイドに関する深い知識がある訳じゃないだろう。
どうしてメイド服を作ろうと思ったのかは分からないが、そう俺に尋ねる表情は違和感を感じているようには見えない。
俺がちょっと言いくるめれば、根が素直な和が従順に従ってくれる事は目に見えていた。

京太郎「あぁ。だから、まずは俺の大好きな和に…暖かい紅茶を淹れて欲しいんだ」
和「んぅ…♪」

瞬間、和の腕はぎゅっと俺にしがみつき、制服を握りしめた。
まるで自分の身体の内では収まらない歓喜を俺に伝えようとするようなその仕草に俺の腕も動き出す。
抱き寄せた和の腰を優しく撫でる俺の腕に彼女はさらに身を寄せた。
自然、密着するほど近づいた俺達の間で和の胸が歪み、柔らかな感触を伝える。
厚手の冬服越しでもはっきりと分かるそれは、恐らく和がノーブラだからなのだろう。

和「それが旦那様のご命令なら…和は頑張ります…♥」
京太郎「あぁ。期待してる」

そう思っただけで再び自分の中で欲望が燃え上がりそうになるのを俺は必死になって抑えこむ。
ここで俺が暴走してしまったら、こうやって和に格好つけている事も全部、無駄になるのだから。
勿論、そうやって襲いかかるのも悪くないのは確かだが、折角、和がこうして『ご褒美』をくれているのだ。
理性を投げ捨てるのは、まずはそれらをたっぷりと楽しんでからにしても悪くはないだろう。
そう思いながら、俺は和に誘われるようにしてリビングへと上がり、彼女の紅茶に舌鼓を打つのだった。










~和~

―― 和の旦那様はとても意地悪です。

これまで旦那様に和が意地悪された回数なんて、両手の指では足りません。
それこそほんの少しの隙でも見せてしまえば、旦那様は辱めようとしてくるのですから。
勿論、それが旦那様なりの愛情表現なのだと理解しているが故に…そうやって意地悪されるのは嫌ではありません。
それに…和は意外とその…そうやって愛されるのが好きで、口では嫌だと言いながらも…胸をときめかせてしまうのです。

和「(でも…今のそれは正直、辛くて…)」

今、旦那様と和はリビングのソファーに座ってテレビを見ていました。
和の肩に親しげに手を伸ばし、ぐっと抱き寄せる旦那様の逞しさにさっきからドキドキが止まりません。
いえ…欲情混じりのその興奮はかなりのもので、未だ触られていないはずの乳首も硬くなっていました。

和「(そう…和は…まだ何もされていないのです)」

旦那様を迎え入れてから、既に一時間ちょっと。
その間、旦那様は和に触れはするものの、エッチな事は何一つしてくれませんでした。
時折、和に熱い視線を向けるものの、すぐにそれを繕った平静の向こう側へと隠してしまうのです。
その度に肩透かし感を味わった和は…既に身体が熱く滾り…旦那様が欲しくて堪らなくなっていました。


京太郎「…たまにはドラマの再放送も良いな」
和「そ、そう…です…ね…」

そう言う旦那様の視線はテレビに向けられつつも集中していません。
その目はチラチラと和の太ももや胸元へと向けられ、とても意識してくださっているのが分かります。
きっと旦那様もエッチな事がしたくて仕方がないのでしょう。
だけど…旦那様はそんな自分を抑えこみ、殆ど見てもいないドラマの当たり障りの無い感想を口にするのでした。

和「(勿論…旦那様が何がしたい…いえ…何をさせたいのかなんて…分かってます…)」

和と旦那様の気持ちは一つ。
けれど、それでも旦那様が和に応えてくれないのは…辱める為でしょう。
もっと具体的に言うならば…旦那様は和にオネダリをさせたいのです。
勿論、和もそれに応えたいし、その為の言葉も脳裏に浮かんできていました。

和「(でも…今の和はメイドで…)」

それをそのまま言葉に出来ないのは、メイドという足かせの所為です。
調べた限り、メイドというのはあくまでも従者であり、主導権は旦那様へと渡さねばなりません。
少なくとも参考文献として読んだ本では、そう言ったものが大半でした。
だからこそ、旦那様に構って貰えない寂しさを紛らわせる為の自慰も捗ったのですが…ま、まぁ、それはさておいて。
そんなメイドならば、旦那様に喜んでもらえると思った和にとって、自分からオネダリをするというのは前提を覆すものだったのです。

和「(色々…自分なりに誘惑してみたのに…)」

紅茶を淹れ終わった頃には流石の和も旦那様の意図に気づいていました。
それから和なりに身体を預けてみたり、旦那様の肌を撫でてみたりとアピールして来ましたが、一向に旦那様からの許しはありません。
まったく何でもないような顔をしながら、紅茶を褒め、テレビ鑑賞へと誘ってくださったのです。
勿論、そういった旦那様との何でもない触れ合いにも飢えている和にとって、それは嬉しさで胸が一杯になるものでした。
しかし、かと言ってそれで欲求不満や今まで膨れに膨れ上がった期待が解消出来るかと言えば決してそうではないのです。

和「旦那様…ぁ♥」
京太郎「ん?どうした?」

その欲求不満に突き動かされるように、和はついついそう旦那様を呼んでしまいます。
甘えるようなその言葉に、旦那様は和の我慢が限界に近い事を悟ったのでしょう。
白々しく答えるその顔にはニヤニヤという意地悪いものが浮かんでいました。
何処か粘っこく思えるそれは普通であれば不快にしか思えないものでしょう。
しかし、こうして旦那様に調教をされ続けている和にとって、それは興奮を擽られるものでした。

和「もう…もう和は我慢出来ません……♪」
京太郎「我慢って何の事だ?」

そう尋ねるように言いながら、和の太ももはモジモジと動いてしまいます。
瞬間、クチュリとスカートの中で粘液が擦れる独特の水音が響きました。
旦那様にすぐさま襲いかかってもらえると思っていたので、下着なんて身につけていません。
自然、アソコからダダ漏れになった愛液が太ももへと絡みつき、それが淫らな水音を鳴らしているのでしょう。
そう思うと興奮がさらに昂ぶり、お腹の奥がキュンと締め付けられるのを感じました。


和「こんな風に焦らされ続けたら…和は…もぉ…♥」

瞬間、和は旦那様へと向き直り…ギュッと旦那様の制服を掴みました。
それに頭の何処かで皺になってしまうという訴えが浮かびますが、和の手が旦那様から離れる事はありません。
まるで縋るようにその胸の部分を握りしめ、身体をゆっくりと近づけていくのです。
身を寄せるのではなく、最早、襲いかかろうとしているようなそれに、しかし、旦那様は余裕を崩しません。
制服のズボンの中でオチンポが張り切れそうなほど大きくなっているので興奮していない訳ではないのでしょう。
ですが、それでも平静の仮面を崩しきらず、密着した身体を優しく抱きとめてくれました。

京太郎「何を焦らされてるって言うんだ?分かりやすく言ってくれよ」
和「や…ぁ…♪そ、それは…ぁ…♥」

そのまま背中へと回る旦那様の腕に身体がさらに欲情を強めました。
自然、膨れ上がる落ち着かなさに和の身体がモジモジします。
自分の中で収まり切らない欲情を発散しようとするそれは、しかし、和を抱きとめる旦那様の逞しさをより強く感じさせるものでした。
結果、和は欲情を発散するどころか余計に興奮し、旦那様の腕の中でブルリと身を震わせてしまうのです。

和「旦那様の意地悪ぅっ♪こんなの…こんなの嫌いになっちゃいますよぉっ♥」
京太郎「…それは嫌だなぁ…」

まるで全身の毛が逆立つような大きな震え。
それと共に放たれたメイドらしからぬ和の言葉に、旦那様はポツリと返しながら、頬をそっと撫でてくれます。
優しげなそれに導かれるように旦那様の顔を仰ぎ見れば、そこには強い興奮と冷たい視線がありました。
平静の仮面を脱ぎ捨て、その身に押さえ込んだ欲情を示しながらも、瞳だけは冷たいその表情。
それに背筋がゾクゾクと気持ち良さを走らせた瞬間、旦那様はゆっくりとその唇を動かしました。

京太郎「そんなに俺の事が欲しいのか?」
和「はい…っ♥はいっっ♪♪欲しいですっ♥旦那様の事が欲しくて欲しくて堪らなかったんですっ♪♪」

ようやく齎された旦那様の言葉。
それに便乗する形で大きく頷く和にはもう躊躇なんてありませんでした。
それは和のイメージしていた『メイド』とは違いますが、けれど、旦那様の言葉に嘘なんて吐けません。
そのロジックで結局メイドをやり切る事も出来なかった自分への失望感を誤魔化しながら、和はそっと息を吐きました。

京太郎「メイドなのに主人より先に我慢出来なくなるだなんて…和は本当にエッチが好きなんだな」
和「う…ぅぅ…♪い、意地悪しないで下さいぃ…♥」

勿論、そうやって言われるほどの事をやっているという自覚は和にもありました。
幾ら旦那様の方から尋ねられたとは言え、そんな風にオネダリするなんて淫乱もいい所です。
その程度で旦那様が軽蔑するとは思っていないですが、やっぱり揶揄されるように言うのは恥ずかしくて堪りません。
幾ら頭の中がトロトロになっていると言っても、そういった羞恥心まで完全に投げ捨ててしまった訳ではないのですから。

京太郎「はは、悪いな。和の反応が可愛くて…つい」
和「ん…ふぅ…♪」

しかし、そう言って旦那様が優しく和の頬を撫でてくれるだけで和の中の羞恥心はあっという間に欲情と歓喜へと変貌しました。
まるで最初からそうなる事が定まっていたかのように綺麗に溶けていくそれは、もしかしたらポーズだったのかもしれません。
旦那様に可愛いと言われたくて、そして、意地悪されたくて…ついつい無意識の内にとってしまう偽りの姿。
そんな事を思ってしまうくらいのその変化に和は肩を震わせ、快感を全身へと伝わらせてしまいます。


京太郎「でも…その分、和のこと、一杯気持ち良くするから許してくれ」
和「ふぁぁ…♪」

そう言いながら旦那様が触れるのは和の胸元でした。
密着した和のそこをゆっくりと引き離そうとするそれに身体からふっと力が抜けていきます。
自然、和と旦那様の間に生まれたスペースを旦那様の腕が這いまわりました。
シュルリと首元のリボンタイを解きながら、胸元を止めたボタンを外していきます。
まるで最初から脱がし方を把握していたように思えるそれは手際が良いと言う他ありません。

和「(或いは…最初から…ずっと考えていたのかもしれません…ね…♥)」

何せ、旦那様はさっきから興奮した目で和の事を見つめていたのです。
特にその胸元には視線が厳しく、白くて薄い布地越しにはっきりとその視線を感じていたほどでした。
てっきりそれはおっぱいに並々ならぬ執着を見せる旦那様の熱意に因るものなのだと思っていましたが、もしかしたら観察だったのかもしれない。
そう思うとその手慣れた指先からも旦那様の興奮が伝わってくるような気がして、和はつい笑みを浮かべてしまいました。

和「はん…ぅ♥」

その瞬間、旦那様の指先が全てのボタンを外し終えました。
自然、胸元を覆っていた白い布は項垂れるように落ち…和の胸元が顕になります。
興奮と欲求不満で何時もよりも張っているその頂点には勿論、サーモンピンクに近い乳首がピクピクと動いていました。
まるでオスを誘おうとしているようなはしたないその動きに旦那様の熱い視線が突き刺さり、和の性感をジクジクと刺激するのです。

京太郎「乳首の形浮き上がってたから分かってたけど…やっぱりノーブラなんだな」
和「あひゅぅっ♪」

そう言いながら、旦那様は和の胸へと触れてくれます。
たっぷりとした大きな膨らみを周辺からそっと撫でる手つきは思いの外、優しいものでした。
揉むというよりも撫で回すに近いその愛撫に、和のおっぱいはゆっくりと熱くなっていくのです。
けれど、それだけではない…と思うのは和がもう旦那様にかなりの敏感体質に改造されてしまっているからでしょう。
実際、そうやって撫でられるだけでビリッと微かな快感が走り、乳首の付け根をピリピリとさせるのです。

京太郎「それだけ期待しててくれたのか?」
和「…はい…♪和は…旦那様に愛してもらえるのを…ずっとずっと心待ちにしていたんです…っ♥」

嗜虐的に尋ねる旦那様のその言葉に、和は小さく頷きながらそう答えました。
勿論、そうやって劣情を吐露するのは恥ずかしいですが、和の期待は到底、誤魔化せるものではありません。
何せ、今の和はブラがないだけではなく、ショーツさえも身に着けていないのですから。
その上、乳首は硬く勃起し、アソコから熱い汁が漏れているとなれば、誰だって一目で和の期待を見て取ってしまう事でしょう。

京太郎「そうだな。こんな服を自分で作って…メイドになりきるくらいに期待してくれてたんだよな」
和「は…ぅ…ぅ♪」

揶揄するように頷く旦那様の言葉に和は背筋を微かに震わせてしまいました。
だって、それは否定しようのないくらいに事実だったのですから。
勿論、そうやってメイド服の制作に着手したのは旦那様の『ご褒美』が目的です。
日頃、頑張ってくれている旦那様の事を思いっきり労ってあげたいと思ったのが一番の理由でした。
しかし、その中にこうして旦那様に愛してもらえる事に対する期待がなかったとは到底、言えないのです。

和「(だって…和は旦那様にエッチにされたのにぃ…♥)」

けれど、最近はお互いに忙しくて、その欲求不満を解消する暇がありませんでした。
唯一、二人っきりになれる特訓の時間も、神代さんの参加によってなくなってしまったのですから。
それでも和がかつて約束した事だけはしっかり護ってくれていますが、身体の疼きはなくなりません。
旦那様によって、淫乱になった身体は…もう自慰ではろくに慰める事さえも出来ないのですから。

京太郎「何度も言うけど…すげー嬉しいよ。マジ感激してる」
和「ん…っ♥」

そんな和を唯一、満足させてくれる旦那様の囁きに思わず胸を震わせてしまいます。
嗜虐性をむき出しにするようなさっきまでのものではなく、等身大の『須賀君』としての言葉。
素直にその喜びを和へと伝えてくれるそれに胸の奥が高鳴りました。
瞬間、沸き上がってくる陶酔混じりの歓喜がおっぱいをより一層、敏感にし、和の口から声を漏らさせるのです。

京太郎「でも、ごめんな。そこまで欲求不満にさせていたなんて、正直、想像もしてなかった」
和「じゃあ…どうして焦らしたんですかぁっ♪」

そうやって謝罪する気持ちは本心なのでしょう。
和の前でおっぱいをサワサワと撫でる旦那様の顔には申し訳なさが浮かんでいたのですから。
ですが、それを素直に受け止めるにはこれまでの旦那様はあまりにも意地悪すぎたのです。
それこそ歓喜で頭が一杯になっている和でもついついそう言ってしまうほどに。

京太郎「それはそれ。これはこれだ」
和「もぉ…っ♪旦那様は…スケベですぅ…♥」

けれど、その追求を旦那様はニヤリと笑いながら躱しました。
何処か意地の悪いそれは恐らく再び旦那様の中で嗜虐性が燃え上がっている証なのでしょう。
そう思うと和のお腹の奥がまたキュンと反応し、旦那様がさらに欲しくなってしまいました。
自然、奥から熱い汁が漏れだすのを感じながら、和はモジモジと太ももを擦れあわせてしまうのです。

京太郎「おいおい、主人相手にそんな口を聞いていいと思ってるのか?」
和「くぁぁっ♥」

瞬間、和に襲いかかったのは、今までとは比べ物にならない刺激でした。
ぎゅっと乳腺ごと揉むようなそれに和の乳房が大きく変形します。
歪んでいると言う言葉では収まらないそれは普通であればかなりの苦痛を覚えるものでしょう。
実際、旦那様によって淫らになった和の身体にも微かな苦痛を伝えるくらいでした。

和「(でも…それが良いんです…っ♪気持ち良くて…堪らないんです…ぅ♥)」

勿論、和だって痛いのは嫌です。
ですが…それが旦那様の手によるものだと思うと堪らなく気持ち良く思えてしまうのでした。
まるで旦那様にされるものであれば、何でも嬉しいと言うようなそれに…和の身体は戦慄きます。
けれど、その最中にも和のおっぱいは休まずに快感を放ち続け、和の全身を熱くするのでした。

京太郎「って…なんだ?こんなに強いのでも感じてるのか?」

そう言う旦那様の声には白々しいほど驚きがありませんでした。
それも当然でしょう。
何せ、旦那様はこれまでに…そうやって激しい愛撫を何度かしてきているのですから。
和が今、苦痛よりも快感の方を強く感じられているのも、旦那様のそう言った調教のお陰です。
そうでなければ、根がヘタレで…そして、それ以上に優しい旦那様は、そんな風に和の事を虐める事は出来ません。

京太郎「本当に和は根っからのマゾ奴隷なんだな」
和「はひゅぅ…♪」

勿論、そんな和の思考が伝わった訳ではないのでしょう。
しかし、旦那様のその言葉はまるで和の思考を咎めているような気がして、肌がビリリと震えました。
瞬間、和のお腹の奥がぼっと熱くなり、そこに快感が集まっていくのを感じます。
まるで今の言葉で完全にスイッチが入ってしまったかのような和の身体。
それに和が身動ぎしようとする動きを、旦那様の指先が阻害しました。

京太郎「何を逃げようとしているんだ?」

そう冷たく言い放つ旦那様の指先は和の柔肉をもみ始めていました。
その指先は嗜虐的ではあっても、さっきのように暴力的ではありません。
普通の甘い快感が和の中で響き、乳首の疼きを強くするのです。
そして、それに淫乱な和の身体は耐えられず、ふにゃりと蕩けて、身動ぎ一つ出来ませんでした。

和「ち、違い…ますう♪…我慢…出来なくて…ぇ♪」
京太郎「何が我慢出来ないんだ?」

勿論、和が逃げようとしていた訳ではない事は旦那様にはお見通しなのでしょう。
下手をすれば和よりも和の身体を熟知している旦那様が、今更、それを見間違うとは思えません。
それもこれも…和を辱める為の方便であり、嘘に過ぎないのです。
しかし、そうと分かっていても…そうやって踏み込む旦那様の声にドキドキは収まりません。
寧ろ、詰問するようなその姿に興奮が強くなり、和の中でドロリとした被虐的悦びが強くなっていくのが分かりました。

和「ご、旦那様にマゾ奴隷って言われて…和は…い、イキそうになってたんです…ぅ♥」

そんなドロドロとした悦びに突き動かされながら、淫らな告白をする和。
それはもう誰がどう見てもマゾそのものなのでしょう。
矜持も何もかもを投げ捨てて、旦那様に心から屈服するのを悦ぶ…淫らな愛玩奴隷なのです。
そう思っただけでマゾ奴隷でもある和の胸はキュンと締め付けられ、胸の奥で疼きが強くなっていきました。

京太郎「罵られただけだぞ?」
和「は、はい…ぃ♪」
京太郎「酷いことを言われたんだぞ?」
和「そう…です…ぅ♥」
京太郎「それなのに…イきそうだったのか?」

まるで一歩一歩、和を追い詰めるような旦那様の言葉に…和の胸はブルリと震えます。
その奥底から沸き上がってきたドロドロとした陶酔混じりの波は小さなさざなみのようなものでした。
しかし、旦那様に罵られる度にドンドンと大きくなっていき、何時しか、和の肌へとぶつかるほど大きなものへと変わっていくのです。
マゾヒスティックな悦びを強く感じさせるそれは、恐らく…心で感じるオルガズムなのでしょう。
さっきのようにイキそうになったのではなく…和は今、確かに旦那様に罵られているだけでイッてしまったのです。

京太郎「今、イッたな?」
和「んひぃっ♪♪」

それが旦那様にははっきりと分かったのでしょう。
その目の冷たさを強くしながら、旦那様はぐっと和の乳房を揉みあげました。
既に出来上がっている谷間をさらに深くしようとするようなそれに柔肉は再び歪みます。
しかし、そこにはもう苦痛らしきものはなく、あるのはただ、マゾの悦びと快感だけでした。

京太郎「男みたいに何か出る訳じゃなくっても…表情だけで分かるんだからな」

そう強く言い放つ旦那様の目は和の目元と口元に向けられていました。
和には分かりませんが、きっとそこは蕩けきって淫らなものになっていうのでしょう。
確信めいた旦那様の言葉は、それだけ和の変化が著しく…そして日頃から和の事をつぶさに見てくれているのを教えてくれました。

和「(だって、そんなの…ずっと見てくれてないと…分からないはずなんですから…♥)」

こうして愛し合う時にも旦那様は比較的冷静です。
しかし、それは興奮を嗜虐的な仮面で覆い隠した偽りのものでしかありません。
本当の旦那様は…今も痛々しいほどに勃起しているように…とても興奮してくれているのです。
ですが、旦那様はそれを制御しながらも和を悦ばせ、こうして絶頂の有無を言い当てられるくらいに日頃から見てくれている。
それだけで言い知れない喜びが胸の内を支配し、和の心を蕩けるような熱で包み込んでいくのでした。


京太郎「やれやれ…まさかこんなに変態になるだなんて思ってもみなかったな」

ですが、その熱は旦那様の呆れるような言葉で霧散していきました。
勿論、それは和にだっていつも通り、和を追い詰める為の方便に過ぎない事くらいは理解しているのです。
しかし、もしかしたら旦那様に見捨てられると考えただけで、心の中がサァァと冷めていくのでした。
それこそ今までの興奮を全て恐怖へと転じるようなそれに和の目の前が一瞬、暗くなるのを感じます。

和「い、嫌です…っ!み、見捨てないで下さい…!!」

瞬間、欲情も悦びも何もかもを振り払いながら、和はそう旦那様へと縋り付きました。
和はもう旦那様抜きでは生きていけない身体にされてしまったのです。
一人では欲求不満一つ癒せない和が旦那様に見捨てられたら…本当に気が狂いかねません。
たった一週間ほど愛してもらえなかっただけでこんなにも寂しがっているのですから…それが永遠ともなると想像もしたくないほどです。

京太郎「何を言ってるんだ。俺が和の事を見捨てる訳ないだろ?」
和「あ…ぁ…♥♥」

そんな和の不安を旦那様は言葉一つで吹き飛ばしてくれました。
絶望的と言っても良い不安から一転、安堵へと変わっていくその感覚はさっきの転落よりも急速なものです。
それこそ変わっていく変化を処理しきれなくなるほどのそれに和の目尻がぐっと熱くなるのを感じるほどでした。
それに思わず声をあげながら、身を震わせる和の前で、旦那様は優しく微笑んでくれるのです。


京太郎「…何時だって俺にとって和が一番だ。どんな和になっても…俺は好きだよ」

言い聞かせるようなそれは和の『ご主人様』としてのものではなく、『須賀京太郎』としてのものなのでしょう。
だからこそ…和はそれが嬉しく、胸の奥まで蕩けてしまうのです。
それはきっと…不安から安堵に変わっただけだからではありません。
しかし、そう自分で自覚しながらも、和はその感情からそっと目を背けました。
そうやって誤魔化せるのは…そう長い間ではない。
そう理解しながらも…それに目を向けるには、今はまだ色々と問題が多いのですから。

京太郎「だから、安心してもっと変態になってくれよ。俺は間違いなく…その方が嬉しいんだからさ」

そんな和の前で旦那様は微笑みながら、その手を再び動かしました。
さっきの和の狼狽に旦那様も申し訳なく思っているのか、それはとても優しく暖かなものです。
しかし…そんなものではもう完全に欲情した和の身体を慰めるのには足りません。
ましてや、今の和の脳裏には『気づいてはいけない感情』がさっきからチラチラと顔を出し、行為に集中しきれないのです。
そんな和にとって今の愛撫は物足りなく、焦らされているようにも感じるくらいでした。

和「もっと…激しくして下さい…っ♥和を…一杯…虐めて欲しいんです…っ♪♪」
京太郎「…へぇ」

それが嫌で思わず口走った淫らなオネダリ。
それに旦那様はニヤリと笑って、再び嗜虐性を顕にしてくれました。
見ているだけでまたマゾイキしちゃいそうなくらい…意地悪なそれにお腹の奥がキュンキュンと唸ります。
まるで今すぐそのオチンポをねじ込んで欲しいと訴えるようなそれに和が足に力を入れた瞬間、旦那様の手は再び和の乳房を揉みしだきました。

和「ふきゅぅっ♪♪」

最初のそれと殆ど差のないその愛撫に和は思わず鳴き声めいた声をあげてしまいます。
口から絞りだすようなそれに、しかし、旦那様の手は止まりません。
寧ろ、ぐっと柔肉を手で挟み込み、そのままグニグニと弄んでくれるのです。
その被虐的な快感に和の背筋はピクンと跳ね、旦那様の服をさらに強く握りしめてしまいました。

京太郎「折角、辛そうだったから優しくしてやろうとしたのに…和は虐められるのが好きなのか」
和「は…ぃぃ…♥和…マゾですからぁっ♪旦那様に調教された…マゾ奴隷なんです…っ♥」

からかうように言う旦那様の言葉に和は震える声でそう返しました。
その度に心の奥底が熱く、そしてむず痒くなり、和の中にドロドロとした悦びを広げます。
最初のものよりも激しいとは言えないそれは、しかし、確かな快楽として和の中に響きました。
まるで口走った自分の言葉が事実なのだと身体に教えこむような感覚に和のタガが緩んでいくのです。

和「旦那様にされるなら…何でも良いのっ♪♪痛いのも…旦那様に与えられるなら幸せになっちゃうんです…♥」
京太郎「へぇ…なら…」
和「はひゅんっ♪♪」

快楽を求めてしまう貪欲なメスの本能。
それが少しずつむき出しになっていく和の口から、そんな言葉が飛び出しました。
それに旦那様がニヤリと笑った瞬間、和の胸に何か硬い感触が突き刺さります。
ぐっと肌を押し込むようなそれは指から与えられる感覚よりもさらに鮮烈でした。
そこに沢山の力が入っている所為か、突き刺さるように感じる硬い感触に和の身体はビクンと跳ねるのです。

京太郎「こういうのも嫌いじゃないんだな?」

旦那様のその言葉は和の本心を的確に言い表していました。
もう興奮に汗を浮かべるほどになった和にとって、それは紛れも無い快感なのですから。
その上、硬い感触 ―― いえ、旦那様の爪が突き刺さる部分からは疼きにも似た甘い熱が広がるのです。
まるで、もっとしてほしいと訴えるような自分の反応を誰よりも間近で感じて、それを嫌いになれるはずがありません。

和「ら…らい…好きですっ♥痛いの気持ち良い…っ♪おっぱい鷲掴みにされて…和、感じてるんです…っ♪♪」

それをストレートに旦那様へと伝えながら、和はもじもじと身動ぎを始めました。
自然、鷲掴みにされたままの柔肉がさらに変形し、和の被虐感を掻き立てます。
ですが、それでも和の身体が満足するかと言えば…決して肯定は出来ません。
旦那様によって調教され、そして今も興奮させられている和の身体はさらなる快楽を求め始めていたのですから。

和「でも…和…これじゃ…足りないんです…♥おっぱいだけじゃ…和は…ダメな子になりますぅ…♪♪」

そう付け加えるのは和の中の欲求不満がさらに燃え上がりつつあるからです。
勿論、今の愛撫はとても気持ち良く、これだけでもイく事はそれほど難しくはないでしょう。
ですが、旦那様にあの手この手で弄ばれた身体は今よりもっと気持ち良いものを知っているのです。
自然、興奮した身体はそれを求め、全身に疼きを走らせていました。
特に強いのが和の乳首で、さっきから触れてもらえそうで触れて貰えないギリギリの距離に身悶えするようにピクピクと震えているのです。

和「だから…乳首を…ぉ♥和のエロ乳首…虐めてください…っ♪♪旦那様の手で一杯、コリコリぃひぃっ♪♪」

そこまで言った瞬間、和の声が唐突に上擦ってしまいました。
それは勿論、旦那様の手が和の乳首を摘んだからです。
親指と人差指で斜めから挟み込むそれは、それほど強い力が入っている訳ではありません。
根が優しい旦那様はきっとまずは和の反応を見て、最適な力加減を探っていくつもりなのでしょう。
しかし、それでもずっと焦らされっぱなしだった乳首は気持ち良く、胸の奥まで激しい電流を流しこむのでした。

和「旦那…様ぁ…♥」
京太郎「まったく…言われもせずにオネダリするなんて…和は本当にダメな奴隷だな」
和「ふぁ…あ…♥」

その快感を旦那様に伝えようと口を開いた和。
しかし、それを制するように旦那様は言葉を紡ぎ、和の乳首をクリクリとこね回してくださるのです。
それだけで背筋を強張らせて快感を全身へと広げる和の前で旦那様がニッコリと微笑みながら、頬にキスを下さいました。
まるでそんな和が好きだと言外にアピールするようなその仕草に自分の中でゾクゾクが膨れ上がるのを感じます。

和「はい…っ♪和はもう旦那様なしじゃいけないダメな奴隷なんです…ぅ♥旦那様に愛して貰えないと…寂しくて泣いちゃう…ダメ愛玩奴隷ですからぁ…♥♥」

そこまで言いながら言葉を区切った瞬間、旦那様の左右三指が再び動き出しました。
親指と人差し指乳首を摘みながら、まったく別の動きをするそれは器用と言う他ありません。
しかし、それでも手全てを使い切る愛撫に比べれば、何処かぎこちなく、指にも力が入っていませんでした。
結果、気持ち良いものの被虐感が薄れた和は我慢出来ず、胸の内の衝動に突き動かされるようにして唇を動かしてしまうのです。

和「もっと…調教して下さい…♥旦那様に溺れるまで…旦那様が満足するまで…和を愛して下さい…っ♥♥」
京太郎「はは。そんなの…言われるまでもないっての」

和の言葉を当然の事だと言うように笑い飛ばす旦那様は、その顔をにやけさせていました。
何だかんだ言いながらも…旦那様はそうやって和にオネダリされるのを喜んでくれているのでしょう。
それを感じさせる変化に、和もまた笑みを浮かべてしまいました。

京太郎「和は俺のモノだ。他の誰のモノでもなく…俺の大事な宝物なんだからな」

ですが、旦那様にとってはそれが気に入らなかったのでしょう。
和の前でそう言葉を紡ぎながら、その顔を引き締めるのでした。
まるで無理やり、旦那様に戻ろうとするようなその姿は何処か可愛らしく、胸の奥がトクンと高鳴るのを感じます。
興奮とも欲情とも被虐感ともまったく違う暖かで優しいそれに和の意識が引きずられそうになった瞬間、旦那様は和の胸をぐいっと自分の方へと寄せるのでした。

京太郎「飽きたり満足する事なんて絶対にない。一生掛けてしゃぶり尽くしてやるから…覚悟しろよ」
和「んふ…ぅっ♪♪」

そのまま旦那様は和の右乳首をそっと口に含んでくれました。
瞬間、強引に引っ張られるような感覚の中に生暖かな粘膜の感触が付け加わります。
まるで引き伸ばされるように変形する乳房を労るようなその優しい感覚に和は思わず吐息を漏らしてしまいました。
陶酔混じりの熱いそれは決して不快感を混じらせるものではなく、快感よりも心地好さを強くするものです。

和「くひぃぃぃぃん♥♥」

けれど、それに身を委ねそうになった瞬間、左側の乳首が凄まじい圧迫感を感じました。
悲鳴のような声をあげながら、和がそちらに意識を向ければ、そこには旦那様の指で押しつぶされる和の乳首があったのです。
それこそ2つの指が密着してしまいそうなほど強い力が篭ったそれは嗜虐的で、暴力的でした。
しかし、旦那様にマゾ調教された和にはそれが堪らなく気持ち良く、肩をブルリと震わせてしまうのです。

和「(意地悪なのに…優しい…なんてぇ…ぇ♪♪)」

左右の乳首から伝わるまったく異なる快感。
それはまるで旦那様そのもののように強烈な二面性を持っていました。
まったく別の二人に同時に愛撫されているようにさえ錯覚するそれに和の心は震えながら、そう言葉を漏らします。
ある種の感動すら混じったその言葉は快感と共に和の全身へと波及し、筋肉を蕩けさせていくのが分かりました。

和「(こんな…のぉ…耐えられません…っ♪♪)」

左右でまったく違う刺激は、ただ気持ち良いだけではなく、和の身体を大きく揺さぶるのです。
まるで慣れる事も予測する事も出来ないその快楽に耐えるには和の身体はもう興奮しすぎているのでしょう。
その上、胸の内から陶酔めいた心地好さが全身へと広がれば、自制が効くはずがありません。
旦那様が和の事を愛撫してくださる度に気持ちと身体が昂ぶり、一気に意識が高まっていくのを感じます。

和「だ、旦那様…ぁ♥旦那…様ぁ…♪」

それを伝えようと、和は必死に唇を動かしますが、それは旦那様と呼ぶだけの情けないものでしかありませんでした。
頭の中には溢れんばかりに淫語があるのですが、それを言葉にする為に必要なものが今の和には足りていないのです。
そんなもどかしさに胸の奥が苦しくなるのを感じながらも、和はそれを厭う事は出来ません。
今の和にとってはそんなもどかしささえも被虐感を唆られるものでしかなく、愛しくも気持ち良いものだったのですから。

和「あぁ…♪あ…ひぃ…♪」

そんな和の乳首を旦那様がジュルジュルと吸い上げます。
乳首ごと食べてしまおうとするようなそれは、いっそ強引と言っても良いくらいでしょう。
ですが、そうやって和の胸に必死になって吸い付く旦那様の顔は何処か可愛らしく、微笑ましいのです。
興奮の中に子どものような純情さを混じらせている所為か、或いは他になにか理由があるのかは和には分かりません。
ですが、そんな旦那様を見るのは何故か嬉しく…そして、胸の奥がキュゥゥンと反応してしまうのです。

和「そ、そんなに吸っても…和はまだ…母乳出ない…ですぅ…♥」

その理解不能な反応に背を押されるようにして、和はそう口走っていました。
勿論、旦那様の目的が母乳などではなく、ただ和を辱める為だという事など分かっているのです。
しかし、それでもつい漏らしてしまったその言葉に旦那様が何を思ったのかは和には分かりません。
ですが、旦那様の手は再び動き出し…和の右乳房を根本からぎゅっと搾るのです。


和「はひぃぃっ♪♪」

まるで牛のお乳を絞り出そうとしているような力強いその動きに和の背筋はビクンと跳ねてしまいます。
そこを駆け上がる被虐的な快感はもう一定量を超え、和の脳と胸の奥底へとドロドロとした熱を流し込んでいました。
それに心は強く反応し、キュンキュンと疼きながら、強い締め付けを覚えます。
そうやって縮こまるような心の奥底でメラメラとした熱い波がゆっくりと湧き上がりつつあるのを、和は蕩けていく思考の中で感じ取りました。

和「い、イキますぅ♥和は…ぁっ♪和は旦那様にお乳絞られて…思いっきりイくんれすぅう♥♥」

間違いなく…大きくて激しい絶頂の予兆。
それを口走るように旦那様に伝えるものの、旦那様の責め手は緩みませんでした。
それは間違いなく…『イッても良い』という旦那様のアピールなのでしょう。
何よりも雄弁に語るそれに和の我慢は粉々に打ち砕かれてしまいました。
旦那様が許してくれるならば…幾らでもイッて…イッて…イキ狂いたい
そんな風にさえ思う和の中で熱い波はゆっくりと大きくなり…そして押し流すように和の身体へと広がっていくのです。

和「んふゅぅぅぅ…っ♪♪」

瞬間、和は全身を強張らせ、その波を待ち構えます。
しかし、そうやって緊張させた筋肉を、その熱い波はドロドロと溶かし、蕩けさせていくのです。
快感と共に心地好さを伝えるそれは何度味わっても飽きる事がありません。
全身に興奮とは違う優しい熱が入り込み、内側から溶かされていく感覚はそれほどまでに心地良いものだったのです。

和「(それに…旦那様止まりません…っ♥)」

そう。
和がイッてしまったのをまったく知らないかのように、旦那様はその責め手を変えません。
知らないはずはないのに、右の乳房に甘えながら、左の乳房を弄んでくださるのです。
さらに和を追い詰めようとしている旦那様の姿に…和の胸は強いトキメキを覚えました。

和「まだ…愛してくださるんですね…♥和のおっぱい…イッても離さないくらいに…大好きなんですねぇ…♪♪」

そのトキメキに背を押されるようにして、和の口は甘い言葉を放ちます。
それは言葉だけを聞けば、からかわれているように思えるかもしれません。
しかし、そこに込められた陶酔と興奮が、和が心から悦んでいる事を旦那様に伝えたのでしょう。
和の乳首に吸い付くその顔に一瞬、強い歓喜と浮かばせながら、旦那様はさらに和を激しく愛してくださるのですから。

和「乳首ぃっ♪♪乳首、そんなに引っ張られたらぁ♪和はぁあっ♥」

旦那様がまずより激しくさせたのは左の乳房を責めるその指先でした。
乳輪に爪を立てるようにしてぐっと引っ張るそれにゾクゾクとした感覚が一気に強くなります。
一度、イッてしまった事で敏感になった和の身体に、さらなる刺激と快感が流れこんでくるのですからそれも当然でしょう。
しかし、そう冷静に考える和の頭とは裏腹に、未だ余韻が暴れまわる身体は悦び、被虐感を求める衝動に身を任せながら背を反らしてしまうのでした。


和「気持ち…良いですぅっ♪イキ乳首引っ張られるの凄いぃ…♪♪また…イキそうです…よぉ♥」

ビンと引っ張られるだけでも気持ち良いのに、爪が乳輪にまで突き刺さっているのです。
それだけでも和の身体が興奮を昂らせ、胸の奥から次のオルガズムを練り始めるのでした。
しかし…旦那様の興奮は、その程度ではもう満足する事が出来ないのでしょう。
まるで今すぐイけと言うように和の右乳首を吸い上げながら、硬い歯をぐっと押し付けてくるのです。

和「きゅひぃ…ぃぃ♪♪」

まるで和の乳首を甘噛みするような旦那様の歯に、和が甘い悲鳴をあげた瞬間、胸の奥で再び熱い波が産声をあげるのです。
さっきよりもさらに大きく、そして甘いその波は生まれてすぐさま全身へと広がっていくのでした。
まるでさっきのアクメが呼び水になったかのようなその波は和の全身を震わせ、うっとりとした心地好さを強くしてくれるのです。

和「あま…噛み…ぃ♥乳首の甘噛…で…和イひぃぃっ♥♥」

その絶頂の中、イッた事を伝えようとした和を見ても、旦那様はまだ愛撫を止めるつもりはないようです。
まるで和の乳首を逃がすまいとするように歯で閉じ込めながら、引っ張った乳首をクリクリと指の間で転がしました。
そこから生まれる快感は、オルガズムの影響もあり、これまでの比ではありません。
まるで和の身体がそこから生まれる快感に支配されているようにさえ思えるのですから。

和「(…壊れる…ぅ♪和…旦那様に…壊されちゃい…ます…ぅ♥)」

旦那様の指が、歯が、手のひらが、舌が、それぞれ動く度に和の身体がピクンと反応してしまうのです。
ほんの数センチの突起から湧き上がる快楽に悦び悶える和の乳房はプルプルと揺れ、被虐感に満たされていきました。
まるで和がマゾ奴隷であるという事を身体そのものに刻み込まれるような感覚に…和の意識がビシリと音を立て、罅が入るのです。

和「イ…きますぅ♥またイくんですぅっ♪エロ乳首しゃぶられてイくぅっ♥♥壊れて…またイくぅんっ…♪♪」

そんな和の奥から漏れだすのはさっきよりも強い感情の波でした。
また一つ意識のタガが外れ、『普通』から足を踏み外した自分にドロリとした陶酔と幸福感を感じるのです。
それは勿論…そうやって足を踏み外した和を旦那様が受け止めてくれると信じているからでしょう。
和を『一番』だと言ってくれた旦那様はきっと和を見捨てたり、手放したりなんてしない。
そう思っているからこそ…和は思う存分、淫ら堕ち、そして被虐性を顕にする事が出来るのです。

和「でも…でも、足りないんです…っ♥おっぱいじゃもう満足出来ませんっ♪♪」

しかし、その陶酔と幸福感は何時までも続くかと言えば、決してそうではありませんでした。
勿論、旦那様の愛撫は上手であり、また和の身体はそれに身悶えするように調教されているのです。
飽きる事なんてなく、まっだまだ和はイき続ける事が出来るでしょう。
ですが、和はこれよりも遥かに素晴らしい快楽を知ってしまっているのでした。
それこそ、こうしておっぱいで感じるものなんて比較にもならない被虐的で激しい絶頂。
二度の絶頂を迎え、もう欲情が抑えきれなくなった和の口から、それを求める言葉が飛び出します。

和「おっぱいでイくの凄いけど、これじゃないんですっ♪今欲しいのはオマンコなのぉっ♥和のメスマンコに…旦那様が欲しいんですぅ♪♪」

目の前で乳首をしゃぶる旦那様にオネダリするその様には最早、恥も外聞どころか理性さえもありませんでした。
ひび割れた意識の底に羞恥心を流し込んだ和にとって、それらはもう考慮に値するものでさえなかったのです。
いえ、もっと具体的に言うのであれば…今の和には旦那様に犯して頂く事しか考えられません。
それ以外のモノは全て投げ捨てた和は今、一匹の発情メス犬と言っても過言ではない有様でした。

和「オチンポ下さい…ぃ♥旦那様のオスチンポで奴隷マンコ犯して下さいぃ…♪♪グチュグチュドロドロの発情期マンコが…もう旦那様なしじゃダメになってるんですよぉっ♥」
京太郎「…っ」

そんな和の淫らな声に旦那様の身体がピクンと反応しました。
微かにその身を強張らせるようなその仕草は、恐らく興奮のせいなのでしょう。
そう思うのは和の乳首を一心不乱にしゃぶり、甘噛みを続ける旦那様の表情が一瞬、興奮に塗り替えられたからです。
その身に宿す獣性を垣間見せるその表情は見ているだけでもトキめいてしまうくらいに嗜虐的で、ドロドロとしていました。

和「メイド和頑張りましたぁっ♥ダメだったけど…メイドになんてなれなかったけど…でも、奴隷なりに頑張ったんです…ぅ♪♪だから…ご褒美セックス下さい…っ♥全身を旦那様で満たされるみたいな…奴隷セックス教えこんでぇ…♥♥」

その表情がもっと見たくなった和の口からさらなる言葉が飛び出します。
オネダリと言うよりも哀願に近いそれは、和の限界が近い事を示していました。
勿論、こうしている今も和は旦那様から快楽を与えて貰い、三度目の絶頂が目の前に見えてきています。
しかし、それらは意識が興奮で歪み、完全にメス犬と化した和にとっては欲求不満を強めるだけのものでしかありません。
どれだけイっても、今の和は何処よりも旦那様を身近に感じられる場所に旦那様がいない事を強調されているように感じてしまうのでした。


京太郎「…仕方ないな」
和「あ…ふぁぁ…♪」

そう言って旦那様が和の乳首から口を離した瞬間、和の身体は糸が切れたようにそっと脱力しました。
そのままクタリと倒れこむ和を旦那様が優しく抱きとめて下さいます。
それだけでも今の和はキュンと子宮を疼かせ、肉穴を締め付けてしまうのでした。
まるで肉襞同士を擦れあわせ、欲求不満な身体を少しでも慰めようとするようなそれに和は熱い吐息を漏らします。
ほぉっと後に続くようなそれに旦那様は軽く笑みを浮かべながら、和の頬を一瞬、撫でて下さいました。

和「ぁ…♥」
京太郎「和はメイド失格だな」
和「はぃ…♥和は…やっぱり旦那様の愛玩奴隷にしか…なれないんです…ぅ♥♥」

優しげなその表情と仕草とはまったく違う揶揄するような言葉。
それに和は嬉しくなってしまうのは…自分の道が一つしかないという事を再認識したからなのでしょう。
旦那様に愛され…調教された和にはメイドよりも淫らで、メイドよりも変態で、メイドよりも愛されたがる愛玩奴隷しか道が残されていないのです。
それ以外の事は所詮、偽りでしかなく…本当の和ではありません。
そう思っただけで胸の奥が熱くなってしまうくらいに、和はもう旦那様の虜になっていたのです。

京太郎「じゃあ…挿入れやすいように準備しろよ」

そんな和からそっと手を離しながら、旦那様が冷たく言い放ちました。
それに一つ頷きながら和はそっと旦那様から離れ、ソファーを立ち上がります。
そのままそっと目の前のテーブルに手を突きながら、和は旦那様に向かってお尻を突き出しました。

和「見て下さい…♪和のオマンコ…もうこんなになってるんです…っ♥」

そう言いながら、和はそっとスカートの裾を片手でたくしあげていきました。
ただでさえ短い丈がスルスルと上がっていくそれに旦那様の視線が突き刺さるのを感じます。
もう愛液でベトベトになったガーターベルトから太ももまでをじっと見つめるその視線にゾクゾクが止まりません。
しかし、だからと言って、それは手を緩める理由にはならず、和はお尻を全て晒すようにスカートを引きずり上げました。

和「旦那様をお迎えする前から…ノーパンだった和のメスマンコ…♪もうヒクヒクが止まらなくって…ぇ…♥」

そのまま和の指はそっと和の前面へと周り、閉じた大陰唇をその指で広げました。
瞬間、くぱぁ♥という淫らな音と共に興奮で充血しまくった和の粘膜が旦那様に晒されます。
ひくひくと欲求不満で震えるそこはきっととても淫らで堪らない形をしているのでしょう。
自分でそこを見ることは出来なくても、和がそこを晒した瞬間、生唾を飲み込む旦那様の姿を見れば察する事が出来るのです。

和「旦那様が欲しくて発情しっぱなしな奴隷マンコに…旦那様のお情けを下さいっ…♪♪」
京太郎「はは。随分とオネダリするのも板についてきたじゃないか」

和のオネダリに旦那様は冷たく笑いながらもそう褒めて下さいました。
けれど、その表情は興奮に滾り、今にも和に襲いかかりそうな激しい熱をまき散らしています。
実際、立ち上がって自分のズボンを下ろそうとする旦那様の動きはぎこちなく、さっきまであんなに器用に和を責めてくれていた人とは思えません。
しかし、それもこれも和に興奮してくれているからだと思うと無性に嬉しく、晒した粘膜の奥で肉穴がキュッと締まってしまうのです。


京太郎「そこまで言われて無視するほど俺は薄情にはなれないからな…」

そう言ってズボンを脱ぎ去る旦那様のオチンポはもう痛いほど勃起していました。
ここ最近さらに大きくなっているようにも思えるその凶悪なモノは天井へとその矛先を向け、ビキビキに張り詰めています。
浮かんだ血管の一つ一つが大きく見えるそれが今から和の中に入ると思うと、それだけで全身が歓喜に戦慄くのを感じました。
自然、むき出しになった粘膜の奥からもトロリと透明な粘液がこぼれだし、フローリングの上に滴るのが分かります。

京太郎「だから…和の欲しいものをくれてやる…よ!」
和「ひあ゛ぁぁあ゛あ゛ぁぁっ♪♪」

それに和が意識を向けてしまったほんの一瞬。
その僅かな間に旦那様は一気に和へと近づき、その腰をぐいっと進めて来るのです。
瞬間、ジュプリと言う音を立てて、和の中に熱いモノが突き刺さり、グイグイと媚肉を押し広げていきました。
子どもの握り拳ほどはある肉の塊は太く、そして何より鋼のように硬いのです。
そんなもので自分の身体の中を押し広げられるのは慣れていても、若干、息苦しさを感じるのでした。

和「不意打ち…にゃんて卑怯ですよぉ…ぉ♪♪」

その上、こっちが油断した隙に一気に突き入れられれば、驚きに淫肉も硬くなり、拡張感も膨れ上がるのです。
流石に二倍というほどではありませんが、思わず卑怯と言いたくなるほどに大きく膨れあがっていくそれに和の言葉も途切れがちになっていました。
しかし、その間にも旦那様はぐいっと和も腰を掴み、そののオチンポで膣肉を虐めて下さるのです。


京太郎「卑怯な俺は嫌いか?」
和「大好き…ですぅっ♥旦那様大好きぃ♥♥愛してます…ぅ♥♥」

そんな和の耳元で意地悪く尋ねる旦那様に和は反射的にそう返してしまいました。
それに濁った思考の中で誰かが危機感を訴えるものの、最早、それは今の和にとって胡乱で遠いものでしかありません。
一体、どうしてそんな風に思うのかと疑問に思う事すらなく、待ち望んだ快楽に肌を震わせ、頭を一杯にしていたのですから。
まるで脳細胞の一片までも愛玩奴隷として染め上げられるような快楽は和の子宮にも突き刺さり、その奥でグツグツと煮えていくのです。

京太郎「俺も…和の事大好きだぞ」
和「あ…あぁぁ…っ♥♥」

瞬間、そう答える旦那様の声に和の子宮がキュンと反応してしまいました。
まるで心ではなく本能が悦んでいるようなその反応に、和の子宮で快楽が弾けます。
和の意思どころか本能にまで反して起こったそれは所謂、暴発なのでしょう。
あまりにも今の言葉が嬉しすぎた所為で、和の子宮が先走ってしまったのです。

和「和…イキましたぁ…♥挿入途中なのに…ぃ♪♪旦那様が好きって言うから…ぁ♥子宮…蕩けちゃったんです…ぅ♪♪」

勿論、それは普段、和が旦那様に与えてもらっているアクメとは比較にならないほど小さなものです。
まだろくに熟成されず、半ば反射のように飛び出したものなのですから当然でしょう。
しかし、だからと言って、それが気持ち良くないかと言えば、答えは否です。
じんわりと広がっていく胸の波とは違い、一瞬で全身を駆け抜けたその甘い電流は和のあちこちでバチバチと火花を起こし、快楽と共に被虐感をくれるのでした。

和「こんなんじゃ…挿入終わるまで何回イくか…分かりません…ぅ♥」

その上、それはオルガズムだけあって、和の神経をさらに敏感に追い詰めていくのです。
特に欲求不満で震える媚肉たちには影響が強く、ゴリゴリと押し広げられる肉襞が激しい快楽を撒き散らすのでした。
乳首のそれを何倍にも強くしたようなその甘い痺れに和の身体は早くも二度目のアクメの準備を始めます。
まださっきのアクメが終わっていないのにも関わらず次の絶頂を求める身体は止まる気配がなく、ドンドンと昂っていくのでした。

京太郎「何回でもイけば良いさ。イけばイくだけ和は俺から離れられなくなるだろ?」
和「んふぅ…ぅぅ♪」

そんな和の耳元で旦那様は嗜虐的に、けれど、優しくそう囁いてくださいました。
発情メス犬となった和の事をまるごと受け止めてくれるようなそれに和の身体は陶酔で満たされます。
快楽にも負けないうっとりとした心地好さは、被虐的な電流に疲れた身体を癒してくれるようでした。
けれど、それは和の身体をより敏感にさせ、中にあるオチンポの感触をより身近に感じさせるのです。

和「はい…ぃ♥和の全ては旦那様のモノですからぁ♪♪和はもう旦那様なしじゃ居られません…っ♥」
京太郎「だったら、責任取って何回でもイかせてやるよ。…だから、思いっきりイきまくってケダモノになりゃ良い…さ…!」

瞬間、ジュンと潤んだ媚肉の群れに硬いオチンポの先がぐっと突き刺さりました。
勿論、和は既に何度も旦那様とのセックスを経験しているので、そんなものに痛がったりはしません。
ですが、旦那様のオチンポは一度二度イッた肉穴で受け止めるにはあまりにも強大過ぎるのです。
未だ強張る和の淫肉を強引に押し広げ、肉襞を潰していくそれはそれまでのものよりもさらに遠慮がありません。
それこそ本当にレイプされてるようなその逞しい挿入に和の頭まで快楽が突き上げ、視界もチカチカと点滅してしまいます。


和「ひぅぅぅぅん゛ん゛んんっ♥♥」

まるで目の内側で星が瞬くような和の変調。
それに和が期待を覚えるよりも先に旦那様の亀頭が子宮口へと突き刺さりました。
和の身体の中でも格段に敏感で、そして何より貪欲な肉の口。
そこに突き刺さる熱い肉の感触に、和は悲鳴のような声をあげてしまいます。
瞬間、和の子宮から弾けた熱は和の全身をブルリと震わせ、キュンとオマンコを締め付けさせるのでした。

和「(奥…ぅ♪♪奥突かれて…和は…イッちゃいましたぁ…♥)」

それはさっきのようなまがい物の絶頂などではありません。
今度こそ本当に子宮から気持ち良くなったが故に暴れまわる甘い電撃。
それは和の指先にもバチバチと快感を流しこんでいくのです。
それに思わずテーブルへと手を突いた身体が崩れそうになってしまうのを和は何とか堪えました。

和「おっきい…ですぅ…♥旦那様の…熱くて…奥までズップリで…美味しくて…凄…いぃ…♪♪」

そんな和が漏らすのは旦那様の逞しさでした。
何度味わっても和の中のメスを狂喜させるその逞しさは素晴らしいと言う言葉が相応しく思えるくらいです。
和の中が焼けるような熱も、奥まで届いてまだ若干の余裕を残す長さも、そして和の肉穴がギチギチになってしまうくらいの太さも。
何もかもが和にピッタリ過ぎて…『美味しい』という形容詞まで飛び出すくらいです。

和「(それなのに…和ドンドン…旦那様のオチンポに調教されて…ぇ♥♥)」

それほどまでの素晴らしいオチンポの味を和はセックスの度に嫌というほど身体に教えこまされていくのです。
お陰で感度は右肩上がりが続き、何度、身体を重ねても新鮮さが薄れる事はありません
恐らく最初の頃からは、想像も出来ないくらいに今の方が敏感で、そして淫らになっている事でしょう。
何も知らなかった頃の『私』が、今の和を見れば、きっと軽蔑や恐怖を覚えると思うくらいに。

和「(でも…和もう知っちゃったんです…っ♥)」

旦那様の優しさと旦那様の逞しさを。
そして、自分の淫らさと自分の本性を。
例え…良く分からない能力の影響だとしても、和はそれを知ってしまったのです。
そんな和がもう後戻りなんて出来るはずがありません。
寧ろ、もう和はこの素晴らしい快楽と旦那様に溺れ続けていたくなっていたのです。

京太郎「和の中もすげぇ気持ち良いよ。うねりまくって…さっきから俺のチンポ美味しそうにしゃぶりまくってる」
和「きゅふぅ…ん…っ♪♪」

そんな和の耳元で囁きながら、旦那様はゆっくりとその腰を引いて行きました。
未だ絶頂が色濃く残る和からオチンポを引き抜こうとするようなその動きに和のオマンコがキュンと締まります。
行かないでと言わんばかりに子宮口も震えますが、旦那様がその動きを止める事はありません。
和の肉襞一つ一つをねっとりとカリ首で擦り上げていくのです。

和「当然…ですぅ…♥和は…旦那様のモノですからぁ…っ♥♥旦那様以外には…何も要らない…です…から…っ♪♪」

まるで今、和を犯しているのが誰なのかを肉襞に教えこんでいくようなその動き。
それに欲求不満と被虐感を覚えながら、和はそう口にしました。
他に男性なんて知りませんし、知るつもりもありませんが、旦那様の優しさと意地悪さに和はもう虜になってしまっているのです。
その上、その逞しいオチンポの味まで教えこまれれば…和が旦那様以外の誰かを求める事などあり得ません。
寧ろ、旦那様以外の誰かに抱かれるという想像をしただけで怖気が走り、旦那様に暖めて欲しくなるのです。

京太郎「じゃあ、咲や優希も…要らないんだな?」
和「そ…れはぁ…♥」

しかし、それでも和はその旦那様の言葉に即答する事が出来ませんでした。
咲さんとゆーきは…友達を作るのがあまり得意とは言えない和にとって、数少ない友人であるのです。
そんな二人を要らないと言うのは幾ら頭の中が蕩けていたとしても、中々に出来る事じゃありません。
勿論、旦那様は和にとってとても大事な人ですが、二人もまた和にとってそれに負けないくらい大事なのです。

京太郎「選べない…なんて言ったら、今日はもう帰るからな」
和「そん…なぁ…あ♪♪」

そんな和の逃げ道を塞ぎながら、旦那様はそっとその腰を止めました。
まるでここから先は答えるまで与えないと言うようなそれに和は自分から腰を左右に揺らしてしまいます。
それだけでクチュクチュと淫らな水音が鳴り、肉襞がオチンポと擦れますが、身体はまったく満足する気配がありません。
恐らく旦那様に犯される方向へと特化しつつある和には、旦那様から犯して貰わなければ心から快楽に溺れられないようになっているのでしょう。

和「の、和には…旦那様が必要です…ぅ♥」
京太郎「じゃあ、咲や優希は捨てるって言うんだな?」

オチンポ一つで身体の全てを支配されている素晴らしい被支配感。
それに被虐感と欲求不満を昂らせながら、和はそう口にしました。
けれど、旦那様はそんな和の逃避を許さず、確かめるようにそう言葉を返します。
多分、旦那様は和がはっきりと明確に答えるまでそれを続けるつもりなのでしょう。
そう思った瞬間、和の中でドロリと何かが崩れていうのが分かりました。

和「は…ぃ…♥もう…友達なんて要りませんっ♪♪和には…旦那様だけいれば…それで幸せなんです…ぅ♥♥」

そう口走った瞬間、和が感じていたのは暗い満足感です。
まるで本当はずっと前からそう言いたかったのだと告げるようなその感情に…和はまた一つ自分が足を踏み外してしまったのを自覚しました。
いえ…本当はもっと遥か昔から、和は足を踏み外していたのでしょう。
二人が旦那様に友達や仲間という枠を超えた感情を向けつつある事くらい和には分かっていたのですから。
それでも尚、こうして身体の疼きを理由にして旦那様に抱いて頂いている和に友達面をする資格なんてありません。
本当はもうとっくの昔に気づいていながらも、目をそらし続けていたその事実。
それに目尻がジュッと熱くなった瞬間、旦那様の腰が再び動き出すのです。

京太郎「はは。じゃあ…ご褒美やらないと…な」

そうやって友達を捨てた和の事に興奮したのでしょう。
旦那様はさっきよりも熱い言葉で短く褒めながら、テーブルについた和の両手をそっと後ろから掴むのです。
そのまま背中へと導いて行かれるそれに和は胸を疼かせながら従いました。
一体、どんな事をしてくださるのかは分かりませんが、それはきっと和をとても気持ち良くしてくれる事なのですから。
疑う事なんて欠片もせず、ただ盲目的に旦那様を信じる和の手首に、何かが絡みついてくるのです。


和「ふぇ…ぇ…?」

微かに布擦れの音がするそれは恐らく何かの布なのでしょう。
そう思った瞬間、細長いその布は和の手首を縛り上げ、硬く結ばれていくのでした。
それは恐らくさっき旦那様が解いてくださったリボンタイなのでしょう。
旦那様の近くにあった紐状のものなんてそれくらいしかなかったのですから。

和「ひあ…あああぁっ♪♪」

そうやって後ろ手に縛り上げた和に旦那様はその腰を一気にぶつけてくるのです。
瞬間、スパンという肉が弾ける音と共に和の中で熱が蠢き、肉襞から湧き上がる無数の快楽を飲み込んでいきました。
早くも次の絶頂の準備を始めようとする子宮はオチンポの感覚に戦慄き、さっきから甘い汁を漏らしっぱなしです。

和「ふにゃ…あぁ…♪♪」
京太郎「はは。思った通り、愛玩マゾ奴隷の和にはこういうのが効くんだな」

グチュグチュと音を立てる淫らな穴に叩き込まれるような衝撃。
しかし、それを受け止めようにも和の手は後ろで縛られ、姿勢を変える事が殆ど出来ません。
結果、旦那様のオスチンポから与えられる衝撃はそのままストレートに子宮を揺さぶるのです。
それだけでも気持ち良いのに…旦那様はそっと耳元で囁いて下さいました。


京太郎「あんなに仲の良い友達要らないって言って…ご褒美だって縛られて…それなのにこんなに悦んで恥ずかしくないのか?」
和「あひゅんんっ♪♪ごめんにゃ…ごめんにゃさいぃいっ♥♥」

そんな和を追い詰めるような冷たい言葉に、けれど、和の胸は欲情で満たされます。
まるで自分の淫らさから逃げるような感情に、和は思わず謝罪の言葉を叫びました。
けれど、和の胸には自己嫌悪の感情すら湧き上がってはいなかったのです。
あるのは…新しい感覚に生まれた被虐的な興奮と…そして堪らない背徳感だけ。
胸を埋め尽くすようなそれらに…和はブルリと震えながらアクメへと突き上げられてしまうのです。

京太郎「まぁ…流石にそれだけじゃ可哀想だから…和のされたい体位で犯してやるよ。どんな姿が良い?」

まるで譲歩するように和へと囁く旦那様の意図は分かっていました。
旦那様は和のしたい事を口にさせて、さらに辱めるつもりなのでしょう。
勿論、和に対する『ご褒美』の色がまったくないとは言いませんが、それよりも嗜虐性の方が大きいはずです。
そう思うのは旦那様の口調が興奮の色よりも冷たいものの方が強かったからでしょう。

和「こ…このままで…良いです…からぁっ♥」
京太郎「このまま?このままってどんな体位なんだ?」

そして和の予想通り、旦那様はそう質問を重ねます。
意地でも和から淫らな言葉を吐き出させようとするようなそれに和の頭の中が淫らな言葉を浮かばせ始めました。
どれだけ蕩けていても淫らな事だけは別だと言わんばかりの自分の反応に、和は胸を疼かせながらそっと口を開きます。

和「ケダモノセックス…ですぅ♥後ろから…オスに犯されるケダモノ交尾…ぃ♪♪お尻突き出して種付けされたがる…発情セックスが良いんですよぉ…っ♥♥」
京太郎「なんだ。そういう事か」
和「んひぃぃ♪♪」

和の淫らな言葉に、白々しく言いながら、旦那様はぐっと結ばれた和の手を引きながら、腰をズンっと突き入れて下さいます。
今までの抽送よりも一段強く感じるそれは自分の言葉で興奮した和にとっては強力過ぎるものでした。
未だ分泌されない愛液を揺らすような力強い一撃に、和は堪らずイッてしまうのです。
瞬間、慣れ親しんだ激しいオルガズムの中で、幸せそうなメスの鳴き声をあげながら、和の視界はまたチカチカと点滅するのでした。

京太郎「でも…分かってるのか?ここは和のご両親も普通に使ってるリビングなんだぞ?」
和「きゅ…ぅぅ…♪」

そんな和の耳元で旦那様は意地悪くそう囁きます。
今まで興奮で思考の彼方へと吹き飛ばされていましたが、確かにここはセックスする為の場所でも和の部屋でもありません。
こんなところでケダモノになってしまったら…もしかしたら匂いが染み付いて両親にバレてしまうかもしれない。
今更ながら沸き上がってきたその予想に和は背筋をブルリと震わせて、被虐感混じりの興奮を走らせます。

京太郎「和の発情したメスの匂いが一杯染み付いたところで…ご両親が生活するんだ。きっとマゾの和には堪らないだろうな」

そして、旦那様にとって、そんな和の様子を言い当てるのはあまりにも簡単なのでしょう。
意地悪く付け加えるその言葉は和の心をコレ以上なく端的に表現し、そして悦ばせてくれるのです。
度重なる絶頂の所為で、それだけでもイきそうなほど昂ぶってしまう自分に和は熱いため息を漏らしました。
しかし、それでも和の中の興奮はまったく冷め切らず、寧ろ、もっと罵って欲しいとばかりにオマンコを締め付けてしまうのです。


京太郎「それとも…今から和の部屋まで上がるか?俺はそれでも構わないぞ」

そう提案する旦那様はきっと和がそれに頷けない事を理解しているのでしょう。
だって、それは一度、このセックスを中断するという事なのですから。
既に片手では収まり切らないほどの絶頂を経て、煮えたぎった身体はそれを決して許せません。
子宮口からオチンポが離れていくだけでも微かなもの寂しさを覚える和にとって、例え数分でもオチンポから完全に引き離されるだなんて生殺し以外の何者でもないのです。

和「嫌…ですぅっ♥♥ここで…ここでセックスして下さいっ♪♪バレても構わないですからっ♪交尾してくだしゃいぃっ♥♥」

その恐ろしさにあっという間に敗北した和の口から、縋るような声が漏れだしました。
オマンコの方もさっきからキュンキュンと締め付け、旦那様のオチンポを逃がすまいとしています。
自然、肉襞がその硬い表面に押し当てられ、甘い痺れが腰の付け根まで沸き上がって行きました。
それに開いた足の軸がブレそうになるのを感じながらも、和は必死に立ち続けます。
ここでもしバランスを崩してしまったらセックスが中断してしまう事を思えば、崩れる訳にはいきません。

和「(それ…なのにぃ…ぃ♥♥)」

ここが日常的に両親と過ごす空間だということを自覚してしまった所為でしょうか。
さっきから和の中の背徳感はジクジクと刺激され、被虐感までもメラメラと燃え上がっていくのです。
まるで和の心を蕩けさせるようなそれらにドキドキが止まず、興奮が和の身体を敏感にし続けていました。
その上、遠慮の無い旦那様の抽送は再び和の中に絶頂の予兆をもたらし、アクメで張り詰めた神経を熱くするのです。
それにピンと張った足が何時まで耐えられるかは正直、和自身でも未知数でした。

京太郎「ははっ。和は本当に何処でも発情するメス犬みたいだな」
和「そう…ですうぅ♪♪和はメス犬ですからぁっ♥♥旦那様専用の…発情期ぃ…♪♪何時でも交尾しちゃう…メス犬ぅ…ぅぅう゛うんっ♥♥」

そこまで口にした瞬間、和の中で再びオルガズムが弾けました。
さっきの絶頂が未だ尾を引く中で湧き上がるそれは、和の中で一線を超えさせるものだったのでしょう。
アクメに震える和の肉穴を構わずに犯し続ける旦那様のオチンポに子宮を何度も突かれれば、またすぐに次の絶頂が沸き上がってくるのです。
未ださっきの絶頂が終わらぬ最中に新しいオルガズムが産声をあげるそれは所謂、『イきっぱなし』と呼ばれる状態でした。

和「和…もうイきっぱなしですからぁっ♥旦那様に交尾して貰ってぇ♪♪ずっと気持ち良いのが続いて…幸せですぅっ♪♪」
京太郎「じゃあ、満足したのか?」

それは普通の女性では中々、辿りつけない快楽の極地なのでしょう。
いえ、辿りつけたとしても切れ間がなく、永遠にイき続ける感覚はきっと苦痛に思うはずです。
あまりにも大きすぎる快感は、苦痛にも近いものなのですから。
しかし、完全にタガを外し、快楽を受け入れる準備を整えた今の和にはそんな事まったく関係ありません。
苦痛を感じるどころか、これがただの入り口に過ぎないと身体の興奮を滾らせていたのです。

和「しょんな事…ありませんんっ♪♪和は…もっと旦那様とセックスしたいですぅ♥♥セックス…旦那様と膣内射精セックス…ぅぅ…♪♪」
京太郎「和は本当に甘えん坊で淫乱なんだな」

そんな和の口から漏れる甘い言葉に旦那様は嬉しそうにそう返しました。
その顔までは見れませんが、きっと今の旦那様はにやけているのでしょう。
最早、自分自身を取り繕う事さえも出来なくなり始めた旦那様の興奮した姿に和も嬉しくなってしまいます。


京太郎「だけど…リビングで膣内射精までオネダリするなんて悪い子だ。だから…」

―― スパァン

和「ひぃぃぃぃぃぃんんっ♥♥」

しかし、それが表に出るよりも先に和の身体に衝撃が走りました。
今までの抽送とは違い、より熱に特化したその衝撃は、和のお尻から全身へと波及します。
はっきりと痛みを伴うその感覚は快楽で蕩けそうになっていた和の身体を揺さぶり、全身を強張らせました。

京太郎「ここから先は…お仕置きセックスだ」
和「あ…あぁぁぁ…っ♥♥」

連綿と続く絶頂の波の中でもはっきりと感じられるその痛みと熱。
それが旦那様の平手がお尻へと叩きつけられているのだと知った時には既に第二打が和に向かって放たれていました。
瞬間、スパァンと小気味良い音を鳴らして、お尻のお肉がプルプルと震えるのが分かります。
挿入の勢いに合わせて揺れるのとはまったく違うそれに和の身体は羞恥を覚え、肌がさらに紅潮していきました。

和「(スパンキング…良ぃ…ぃ♥♥)」

そんな和が思うのは、スパンキングという新しい刺激に対する悦びでした。
普通の性癖の女性では勿論、そうやって家畜のように扱われるセックスに怒り出すのでしょう。
しかし、和はもう旦那様にたっぷりと調教され、マゾヒスティックな本性を顕にしたメス犬なのです。
こうして旦那様に叩かれるというシチュエーションに興奮を強め、胸をときめかせてしまうのでした。


和「(それにこれ…快楽のアクセントになって…ぇ♪♪)」

今にも意識が溺れそうな絶頂感の中、ピリリと走る痛みの感覚。
それが和を蕩けてしまうほどの快楽から引き戻すのです。
お陰で何度も快楽へと突き落とされる感覚が味わえ、和の身体から新鮮さを損なわせません。
幾度、犯されても、そして叩かれても色褪せないその感覚に和の身体は強く揺さぶられているように感じました。

京太郎「おいおい…叩くと中が締まってるのはどういう事なんだ?もしかしてその度にイッているのか?」
和「はい…ぃ♥♥」

旦那様の呆れたような言葉は、今の和の状態を端的に表現していました。
実際、和は旦那様に叩かれる度に肉穴をキュンと締め付け、イッてしまっているのです。
勿論、それは子宮から弾けるそれとは格段に小さいものですが、しかし、それでも絶頂であることには変わりありません。
子宮から感じるものよりも被虐感を強めるそれは和をとても悦ばせてくれました。

和「もう…和お仕置きセックス良いんですっ♪♪旦那様にお仕置きされるの大好きぃ♥♥」
京太郎「初めてのスパンキングでどれだけ感じてるんだよ、このマゾ和っ」
和「んひぃぃっ♪♪」

瞬間、再び振り下ろされる旦那様の手に和は悲鳴のような嬌声をあげながら、反射的にお尻を揺らします。
赤くなった尻たぶを後ろの旦那様に魅せつけるようなその動きにオチンポが左右へと押し付けられるのでした。
まるで体位が変わったようにゴリゴリと擦る位置が変わるそれに和はビクンと背筋を跳ねさせてしまいます。
その中を太い快楽の波が通り、脳髄をまた蕩けさせるのを感じながら、和はゆっくりと口を開きました。


和「旦那様が…一杯、愛してくだしゃいましたからぁっ♪♪和の事…一杯、調教してくださったかりゃぁ…和はもぉマゾ豚になっらんですぅ…♪♪」

まるで自分で自分を被虐的な存在に叩き落とそうとするような淫らな言葉。
それはもう甘く蕩けて、舌足らずなものになっていました。
まるでまだ舌の使い方がなっていない幼子のようなそれに和の背筋はゾクゾクします。

京太郎「豚の割りには…随分とここが発達してるじゃないかっ」
和「ひゃうぅぅぅ♪♪」

そこまで快楽が極まってしまったのだと自覚するだけで軽くイッてしまうマゾ豚に旦那様も興奮してくださったのでしょう。
力強くそう言いながら、旦那様は和の胸を後ろからぎゅっと持ち上げました。
まるで抱き上げるようなそれに和の背筋はクッと上がっていき、オチンポに磔にされるような姿勢へと変わりました。
自然、旦那様に密着するお尻がぐにゃりと変形するのを手の甲から感じながら、和は嬌声を漏らすのです。

京太郎「こんなに大きな胸をして…男を誘惑してるのか?」

その言葉は正直、怖気が走るものでした。
元々、そうやって男性の好奇の視線に晒されてきた過去というのは和にとって良いものではないのです。
流石に男性そのものを軽蔑するほどではなくても、苦手になった一端は間違いなくその過去が担っているのですから。
そんな和にとって、無差別に男性を誘惑しているという言葉は到底、我慢出来ないものだったのでした。


和「ち…がいますぅっ♪それは…旦那様のものなんでしゅぅ♥旦那様に愛してもらう為に…食べてもらう為に大きふなったマゾ豚のお肉にゃのぉ♥♥」

そんな和が放った言葉は、自分の立場と運命を強調するものでした。
どれだけ頭が欲情の中で一杯で…もうセックスの事しか考えられなくても、和もまた夢見る乙女なのです。
こうして身体を重ねるに至った男性の為に自分の全てがあったのだと思いたくなる事くらいあるのですから。
ましてや、相手が和の全てを捧げるに足る『旦那様』であれば、そう口走ってしまうのも当然の事でしょう。

京太郎「じゃあ…和の全部は俺の為にあるんだな?」
和「は…ぃっ♪♪和は…旦那様の為に大きくにゃりましたぁ♥♥旦那様に愛される為に…生まれへきらんですぅ♪♪おっきなおっぱいも…お尻も…オマンコもぉっ♥全部、ごしゅじんしゃまに犯してもらう為の…ぉお゛ほぉぉ♪♪♪」

そこまで言った瞬間、旦那様の指先がキュッと和の乳首を力強く摘み、言葉を中断させました。
まるでそれ以上は言わなくても分かると言わんばかりの旦那様の愛撫にぐっと首筋が反るのが分かります。
しかし、どれだけ背筋から逃げるように反ったとしても、そこを這い上がる快楽と被虐感は止められません。
そして、それを止めたいとも思えない陶酔の中、震える和を旦那様はガンガンと犯し続けてくれるのです。

京太郎「ほら、和、下を見てみろよ」
和「し…らぁ…ぁ♪♪」

そんな旦那様の言葉に和は舌足らずな声で返しながら、そっと視線を下へと向けました。
そこには今も尚、クリクリと旦那様に弄ばれ、ジクジクとした熱を広げている和の乳首があるのです。
けれど、滲みがちになった和の目が向けられているのはその堪らなく被虐的な光景ではありません。
そのさらに下にあるのは…中央をガラス張りにしたテーブルでした。

和「ふぁ…あぁぁ…♥♥」

光の加減でしょうか。
そのガラスはまるで擬似的な鏡のようにして和の顔を映し出していたのです。
目元はトロンと蕩け、口元は半開きになって唾液が垂れ流しになっていました。
その上、真っ赤に紅潮した頬まで緩み、汗で肌が艶めいています。
誰が見てもきっと一目で分かるくらいに発情しきった…メスの表情。
オスを誘って交尾を強請るただのケダモノになった自分の顔が…そこにはあったのです。

京太郎「見てるだけでも…チンポギンギンになりそうなくらいエロい顔してるだろ…?」
和「旦那…様ぁ…♥♥」

そんな自分の顔を見るだけでもドキドキが止まらなくって仕方ないのに、旦那様は和の耳元でそんな風に囁くのです。
その熱い吐息を敏感になった耳に振りかけるようなその声に和の身体はさらに興奮で熱くなってしまいました。
瞬間、和の口元から唾液がねばっと漏れだし、重力に引かれてテーブルへと落ちていくのです。
それにガラスに微かに映った自分の顔が歪むのを見た瞬間、和の意識はクラリと揺れてるのが分かりました。

和「もっと…ぉ♪もっと…和にエロい顔させてくだしゃい…っ♥♥マゾ豚に相応しいエロ顔を…ぉ♪♪旦那様の手で…作っれ欲しいんです…ぅぅ♪♪」
京太郎「へぇ…」

瞬間、和の口から漏れる淫らなオネダリに旦那様は嬉しそうにそう返しながら、和の乳房を解放しました。
自然、身体の支えがなくなった和は再び重心が前へと移動しました。
けれど、後ろ手に縛られてしまった今、バランスを取る為にテーブルへ手を着く事は出来ません。
そして、今の和には背筋を固定する力もなく、そのまま崩れ落ちていくのです。

和「いひゅうぅっっ♪♪」

そんな和の手を旦那様がぐっと掴んでくれました。
リボンタイによってグルグルにされたその両手を強引に引き上げるようなそれに、ズプリと音を立ててまたオチンポが和の奥へと突き刺さります。
その逞しさに再びアクメへと突き上げられながら、和は期待に胸を疼かせていました。

京太郎「じゃあ…まずは思いっきり叩いてやらないとな…!」
和「んひぃぃぃぃっ♪♪♪」

その言葉と共に振り下ろされる平手に、和は再び鳴き声をあげながら身悶えします。
ジンジンと熱を放つ柔肉を再び叩かれるその刺激に和の身体が再び被虐的な絶頂を迎えました。
それに悦ぶように震える肉襞を、旦那様はガンガンと腰を振るって蹂躙してくださいます。
どちらか片方だけでも気持ち良くって堪らないのに…2つが作り出すその相乗効果。
それに心の中に幸福感を湧きあがらせながら、和は何度もイってしまうのでした。

京太郎「ほら…こうして望みどおりにしてやってるんだから…どんな顔になってるのかどうかくらい言ったらどうだ…っ?」
和「ふあ…あぁいいっ♪♪」

そう言って和を叩く旦那様に答える声さえ、和はもうマトモに紡ぐ事が出来ません。
休まず注ぎ込まれる痛みと快楽に和の意識は揺れ、身体もそれに引っ張られてしまうのです。
そして…和の眼下に映るメス犬は…そんな自分に嬉しそうな笑みを浮かべ、その目尻を潤ませていました。
まるでそうやって淫らに堕ちる事が幸せで堪らないと言うような…蕩けた顔に見ている和の胸も疼いてしまいます。


和「和…はぁ…♪♪目元を…トロンってして…ぇ♥口もひゃん開き…でぇぇっ♪♪唾ドロドロ漏らして…発情してまふぅ♥♥」
京太郎「そんなんじゃ…何も伝わって来ないだろ!」
和「ひゃうぅぅっ♪♪」

再びスパァンと弾ける音が鳴り響く中で和はビクンと背筋を跳ねさせ、絶頂しました。
それでも必死に思考を動かそうとしますが、上手く考えが纏まるはずがありません。
最早、和にはそんな余裕など欠片もなく、ただのケダモノ同然なのですから。
こうして旦那様に自分の様子を何とか伝えられただけでも御の字と言っても良いくらいです。

和「ハァハァって…いってますぅっ♥発情しながら真っ赤なイキ顔晒してぇっ♪和の顔ぉメス犬になっれるぅ…♪♪」
京太郎「メス犬なのは何時もの事だろう…っ」

瞬間、ズンっと突き刺さるオチンポの衝撃に和のボルチオは悦びに戦慄きました。
何せ、それは旦那様のオチンポが完全に和の子宮口を押し上げたが故のものだったのですから。
今までの抽送の折り返しとして触れるものではなく、完全に突き上げられるその感覚に和は堪らずイッてしまいます。

京太郎「さっきから俺のチンポ締め付けて離さないし…奥は吸い付いてくるし…さ…!」
和「くふゅぅん…っ♥♥」

そんな和の奥でムズムズとした感覚が湧き上がるのを感じた瞬間、旦那様のオチンポがグリグリと動きます。
亀頭の先端を押し付けながら円を描くようなそれは和の子宮口に堪らない悦びを与えてくれました。
思わず二度三度とアクメを重ねる和の腰がガクガクと震え、今すぐにでも崩れ落ちてしまいそうになるのです。

京太郎「ほら、叩いて欲しいならもっとちゃんと腰あげろよ。じゃないと…セックスだってマトモに出来ないぞ」
和「ふぁ…ひぃ…♪♪」

そんな和を追い詰めるような言葉が描く未来は到底、許容出来るものではありませんでした。
叩いて貰えなくなるだけならまだしも、セックスまで中断されるだなんて考えただけでも寒気が走るほどです。
無論、そうやって中断したところで、これだけ興奮を滾らせた旦那様が和を手放す事はないでしょう。
きっと倒れこんだところで和を貪って下さるのだとそう信じていました。
しかし、ほんの数分でも、この快楽が途切れてしまうのは確実です。
そう思っただけで和の身体は必死に足に力を込め、その場に立とうとしていました。

和「(でも…ダメ…ぇ…♥♥)」

これがまだ手が使えれば話は別なのでしょう。
しかし、和は今、後ろ手に縛られて、ろくに手を使えない状態なのです。
どうにも窮屈で、そして、もどかしいその感覚に、被虐感がズキズキと刺激され、子宮がアクメに唸りました。
お陰で必死に支えようとしている足からまた力が抜けて、和は今にも崩れ落ちてしまいそうになるのです。

京太郎「…仕方ないな」
和「んあ゛ぁああっ♪♪」

瞬間、平手を繰り返していた旦那様の手がそっと和の内股に触れました。
そのままぐいっと持ち上げるそれに太ももが強引に広げられていくのです。
和の足が旦那様の肩まで届いた頃にはもう足の付根に張るような痛みが走っていました。
しかし、お尻を叩かれるのとはまた違うその痛みに、和の身体は確かに悦んでいたのです。


和「(こんな…足をあげた…犬みたいな格好…ぅ♥♥)」

今の和は震える片足で全ての体重を支え、もう片方の足を旦那様の肩に囚われている状態です。
大股を広げるようなそれは、犬がおしっこする時の姿勢を和に彷彿とさせ、ゾクゾクとした背徳感を和に与えました。
その上、それは二本の足で立っていた時よりも遥かにアンバランスで、フラフラと身体の軸が揺らぎます。
それでいて片足を完全に囚えられた和は旦那様から逃げ出す事も出来ず…ただ貪られるのを待つだけでした。
それに被虐感を唆られた和はブルリと肩を震わせ、またオマンコをキュンキュンと震えさせてしまいます。

京太郎「これだったら逃げようとしても逃げられないだろ」

両腕どころか片足まで取り上げられた状態で逃げられるはずがありません。
四肢のうち3つを旦那様に依存した今の和にとって、それはバランスを崩す行為以外の何者でもないのですから。
いえ、例え逃げようとしなくても、旦那様が気まぐれを起こした瞬間、和は頭から倒れこんでしまう事でしょう。
普通であれば、きっとそれに恐怖を覚えるのかもしれません。
しかし、立つという基本的な動作にさえ、旦那様に依存しているというシチュエーションに和の胸は暖かくなり、興奮が煮えたぎるのです。

和「旦那…様ぁ…♪♪」
京太郎「分かってる…!」

それに思わずオネダリするように旦那様を呼んでしまう淫らな和に、再びオチンポが襲いかかってくるのです。
快楽で熱く張った肉襞の一つ一つを押しつぶし、引きずるようにして繰り出されるピストンは体位が変わっても堪りません。
いえ、寧ろ、さっきとはまったく違う部分に擦れ、子宮口とは微かにズレる部分を突くそれは新鮮で気持ちの良いものでした。
自然、和は旦那様に何度もイかされ、足元までブルブルと震えさせてしまうのです。

和「ひゃぅ…ぅ♪♪ムズムズ…クるぅ…♥イきすぎで…アソコムズムズしへ…♪♪」

旦那様のピストンはさっきよりも激しいものではありませんでした。
和の身体はほぼ固定されたとは言え、こうして密着した状態では思いっきり腰も使えません。
しかし、それでも湧き上がる無数のオルガズムに、和の身体は追い詰められ、さっきのムズムズも大きくなっていくのです。
排泄欲求にも似たそれを和は反射的に堪えようとしました。

和「ふあぁ♪♪しょこダメですぅっ♪今はらめぇっ♥♥今突いちゃ漏れひゃいますぅう♪♪」

しかし、そうやって力を入れて肉穴が締まったところを旦那様のオチンポに狙い撃ちにされるのです。
ゴンゴンと遠慮無く和の中を突くそれについついオマンコは蕩けてしまうのでした。
自然、その弛緩は和の股間全体に広がり、ムズムズ感が少しずつ外へと向かって進みだしたのを感じます。

京太郎「漏らせば良いじゃないか。後でメイドらしい仕事も出来るしな…!」
和「しょんにゃ…あ…♪♪」

そんな和に冷たく言い放つ旦那様にはもう容赦するつもりなどないのでしょう。
和の懇願と一刀のもとに切り捨てながら、その腰を強引にぶつけてくるのです。
まるで小さな距離でも出来るだけ快楽を得ようとするようなそのケダモノじみた動きに…和の我慢は砕かれてしまいました。
堰を切ったように漏れだす何かが尿道へと流れこむのを感じながら、和はせめて警告だけでもしようと口を開きます。


和「で…出ましゅぅっ♪♪にょどか…出るぅ♥♥もれ…ちゃいますぅぅ♪♪」

瞬間、和の股間から漏れだしたのは黄色ではなく、透明な液体でした。
まるでおしっこのように漏れだすそれは所謂、潮という奴なのでしょう。
それが凄まじい勢いでフローリングへと広がり、床をビショビショにさせていく光景に和は大きな背徳感を感じていました。

京太郎「和…ぁ…っ!」
和「ふにゃぅぅっ♪♪♪」

そして、それを感じたのは和だけではないのでしょう。
和の潮吹きが終わった瞬間、旦那様は和の名前を力強く呼びながら、その腰の動きを一層、強めました。
背筋から大きくしならせて、強引に腰を使うそれに奥がガクガクと揺さぶられるのを感じます。

和「はひぅ…ぅう♪♪ごしゅじんしゃまの…おっきいぃ♪♪まら…熱く…おっきふなっらぁ…♥♥」

しかし、今の和が一番、意識しているのは一気にエスカレートしたそのピストンではありません。
そのピストンによって和の中を動く逞しいオチンポだったのです。
何せ、ただでさえ和の中で一杯だったそれは一回り大きく、そしてさらに熱くなったのですから。
浮き出た血管一つ一つまではっきりと分かるくらいに和の中を圧迫する大きさと、まるで内側から焼けてしまいそうな激しい熱。
それに旦那様の絶頂が近い事を悟った和は、どうしてもそちらに意識を引きずられていくのです。

京太郎「和のマゾっぷりが可愛すぎて…もう俺もイキそうになったじゃないか…!」
和「はいっ♪♪イッてくだしゃいぃっ♥♥和でぇっ♪だんなしゃまの愛玩奴隷で思いっきり射精しれ欲しいんですぅっ♪♪♪」

熱に浮かされたような旦那様の言葉はもう余裕らしいものなんて欠片もありませんでした。
これまでずっと律し続けていた興奮に飲み込まれていっているのを感じさせるその姿に和の胸がドキドキとうるさいくらいに興奮します。
まるで旦那様の興奮が和にも伝わってくるような…その何とも言えない心地良い興奮に和はまた小さな絶頂へと至るのでした。

京太郎「和は…何処が良い?何処に…射精して欲しいんだ…?」
和「しきぅですっ♥♥和の子宮ぅっ♪♪ザー汁欲しがってキュンキュンしてる子宮にぃっ♥♥種付け精液ぶっかけてくだしゃいぃ♪♪♪」

そして、その興奮と絶頂は和の子宮で堪らない疼きへと変わっていくのです。
まるで早く精液が欲しいと訴えるようなその欲求に和の媚肉はキュッと締まりました。
それに旦那様のオチンポも応えて下さり、和のオマンコでビクンと跳ねるのを感じます。
根本から切っ先まで万遍なく震えさせるそれに和はGスポットを擦り上げられながら、また透明な潮を股間から漏らしてしまいました。

京太郎「イくぞ…!和の中でイくぞ…!種付け…するからな…っ!」
和「ふあ…あぁぁっ♪♪」

瞬間、旦那様のラストスパートが始まります。
まるで無理やり、身体全体を使うようなその抽送は一突き毎に和の身体が浮き上がってしまいそうなほど激しいものでした。
子宮口だけではなく、子宮まで揺さぶられてしまいそうなピストンに和の口はもう嬌声しか放ちません。
種付けされる悦びとケダモノのように犯されて得る絶頂、そして、身体を強引に開けさせられるような痛みが交じり合う中で、ろくに言葉を紡げるほど和は理性的ではないのです。

和「んっくぅぅぅぅぅぅう゛うぅ♪♪♪」

そんな和の嬌声に合わせるようにして繰り出されるピストン。
それが十数度目を迎えた瞬間、和の中で熱い感覚が弾けました。
疼き過ぎてクパクパと開閉を繰り返すボルチオ付近で弾けたそれは和の中にビュルビュルと流れこんでくるのです。
それはとても濃厚で…肉襞に絡みついてしまいそうなほど粘っこく…そして何より甘いものでした。

和「(しゅごいぃっ♪♪あちゅいぃぃ♪♪甘い…ぃぃぃ…っ♥♥)」

勿論、その粘ついた液体 ―― 精液を受け止める子宮口に味覚を感じるものなんてありません。
故にそれは和の脳が創りだした錯覚という奴なのでしょう。
しかし、そうは思いながらも、和の身体の中に響くその甘さはまったくなくなる事はありませんでした。
まるでそれが世界で一番、素晴らしくて美味しいものであるかのように感じ、脳が多幸感に沈んでいくのです。

和「(あぁ…♥幸せ…ぇ…♥♥♥)」

旦那様に種付けされるという事は愛玩奴隷として最高の名誉なのです。
何せ、それは旦那様の子を孕み、一生、傍にいる事を許された何よりの証なのですから。
勿論、ピルを常用している和は実際に旦那様の子を孕んだりする事は出来ません。
しかし、それでも…こうして旦那様が膣内射精してくださっているという事に堪らない多幸感と快楽を感じるのです。
溺れそうなほどの甘さにも負けないそれに和は全身を震わせながら、射精に合わせて嬌声を漏らしていました。

和「あひぃ…っ♪♪ん…あぁぁ…ぁ♥♥ふぁ…ぅぅ…♪♪♪」

その嬌声の源となる精液の勢いはまったく衰える事がありませんでした。
和の子宮口へとぶち撒けるようにして注がれていくのです。
それを和の敏感なボルチオは必死になって吸い上げようとしていましたが、あまりの濃厚さに中々、上手くはいきません。
愛液で粘ついた管の中でさえもべったりと張り付くようなそれは所々で詰まってしまうのです。
お陰で精液が逆流し、和の子宮に注がれる精液の量はあまり多くはありませんでした。

和「(なんて…勿体無い事…をぉ…♪♪)」

折角、旦那様から頂いているにも関わらず、受け止めきる事が出来ない精液。
その勿体なさに和の心は震えますが、しかし、そこには嫌な感情は一片足りともありません。
そんな感情が入り込む余地がないほど、今の和は幸せで、そして満たされていたのです。
メスとしての最高のご褒美を享受する和にとって、それは勿体無いと思う事ではあれど、寂しいものではなかったのでした。
寧ろ、そうやって逆流してしまうくらいに旦那様が射精してくれていると思うと、多幸感が強くなってしまうのです。

和「ふ…ぅぅぅ…あぁ…っ♪♪♪」

その多幸感は旦那様の射精が弱まった時も、すぐになくなるものではありませんでした。
いえ、寧ろ、そうやって射精の勢いが弱まった分、和は子宮の奥に宿った甘い熱をはっきりと感じる事が出来るのです。
今も尚、その熱を弱める事はない旦那様の愛の証に和の身体は内側から蕩けそうになってしまいました。
快楽ではなく、多幸感で筋肉が蕩けていくのはとても心地良く、和の身体はついに崩れ落ちてしまいます。


京太郎「おっと…」
和「あ…ぁ…♥♥♥」

そんな和の身体を旦那様は優しく抱きとめ、そのままフローリングの上に腰を下ろしました。
瞬間、ズンと言う音が聞こえそうなほどオチンポがボルチオへと強く突き刺さり、和の背筋にアクメを走らせます。
それにビリビリと震える和の身体から再び透明な潮が漏れでてしまいました。
けれど、旦那様はそれに何も言わず、背面座位の形で和を抱きとめ、そっとお腹を撫でてくれていたのです。

和「(まるで…ちゃんと種付け出来てるのか…確認しようとしてるみたいな…ぁ…♪♪)」

そこに自分の精液が本当に入っているのか確かめるような優しい仕草。
それにゾクゾクとしたものを感じながら、和は二度三度とオルガズムを重ねてしまいます。
それは射精の時に味わうものよりも遥かに小さいものでしたが、それでも十二分に心地良いものでした。
未だアクメと多幸感の余韻が残る和にとって、旦那様がお腹を撫でるその動きはそれほどまでに素晴らしいものだったのです。

和「だんな…しゃま…ぁ♥♥」
京太郎「ん?」

それを伝えようとする和の声に旦那様は優しく問い返してくれました。
勿論、そのオチンポは今も尚、硬いままであり、和の中で硬く反り返っています。
身動ぎする度に子宮口に突き刺さるようなそれは余韻の残る和を休まずに絶頂へと突き上げてくれました。
しかし、それほどまでにオチンポを固くしていても、今すぐに和を貪るつもりはないのでしょう。

和「(普段は…こんな事…ないのに…ぃ♪♪)」

一度、興奮した旦那様はむき出しになった本能の塊なのです。
それこそ一度や二度の射精では収まらず、和の事を数えきれないほどイかせ続けてくれるのでした。
その上、今回は禁欲生活をそれなりに挟んでいたのですから、旦那様もまた『溜まっている』のは事実です。
そんな旦那様が和の事を気遣うように休憩してくれているのは、きっと無茶な体位でセックスした事が原因でしょう。

和「(だって…さっきから…足もナデナデしてくれてるんです…♪♪)」

まるでカエルのように折れ曲がった和の足。
ミニスカートから伸びるその内股を旦那様はもう片方の手で撫で回してくれました。
お陰で無茶な動きで張った筋肉が癒され、痛みが和らいでいくのを感じます。
それと同時に肌がピククンと反応し、快感を受け取ってしまいますが、まぁ、それも仕方のない事でしょう。
何せ、今の和は全身が火照り、何処を触られても気持ち良くなってしまうような状態なのですから。

和「もぉ…良い…でしゅよぉ…♥♥」

そんな和の口から漏れだしたのは呂律の回っていないだけではなく、蕩けきった声です。
欲情と媚にたっぷりと穢れたそれは誰が聞いても、和の発情を感じ取るほど淫らなものでした。
それは和をこんなにも淫らに染め上げた旦那様にとっては特に有効で、和の中で旦那様のオチンポがピクンと反応するのが分かります。

和「まら…まんじょく出来てないですよね…♪♪和も…一回じゃ…まだ…らめです…ぅ…♥♥」

そう。
和はもう旦那様によって淫らに調教されたメス犬なのです。
一回程度の射精では満足出来ず、今ももっともっととばかりに肉襞が旦那様に絡みついていました。
ジュルジュルと愛液を滴らせながらのそれは旦那様に撒けないくらいに貪欲で淫らです。
そんな自分に誇らしさと笑みを浮かべながら、和は震える腰をゆっくりと動かし始めました。

和「ふきゅぅ…ぅぅ…♪♪どぉ…ですかぁ…♥旦那様…ぁ♥♥」
京太郎「無理すんなよ」

まだ痛みの残る足でフローリングを踏みしめながらの抽送。
それはとても弱々しく、和の中でクチュリと音を立てるのが精一杯なものでした。
しかし、未だ多幸感と余韻が残り、断続的にイき続けている和にとってどう頑張ってもそれが限界なのです。
そんな和に優しく言い放ちながら、旦那様はそっと手を動かして、和の腰を掴みました。

和「んひぃぃいっ♪♪♪」
京太郎「動くのは俺がやるからさ」

瞬間、ズンと突き上げる旦那様の動きに和は悲鳴のような嬌声を漏らします。
けれど、旦那様はそんな和をぎゅっと捕まえたまま、激しく腰を使って下さるのでした。
硬いフローリングの上で辛いのにも関わらず、和を抱きとめながら、突き上げてくれるその姿。
それに快楽と共に歓喜を湧きあがらせながら、和は再び絶頂し… ―― 




―― そして結局、フローリングがグチョグチョになってしまうまで和たちは絡み合ったのでした。










………



……








和「(…なんて情けない…)」

そう私が思うのは『後片付け』を全て、須賀君に任せてしまったが故です。
結局、アレから五回戦までぶっ通しで犯され続けた私は、途中から失神してしまったのでした。
その間に須賀君はフローリングの掃除から汗でべたついた衣装の掃除をやってくれたのです。
それどころか…失神する私の身体から汗を拭き取り、ベッドへと運んでくれた須賀君には感謝の念が絶えません。
しかし、それと同時に自分の情けなさを自覚した私はベッドの中でもう何度目かになるため息を吐いたのです。

京太郎「何凹んでるんだ?」

そう尋ねる須賀君は私と同じベッドの中にいます。
その身体には一枚も服を身につけておらず、私と同じく生まれたままの状態でした。
結局、アレから汗や愛液やらでドロドロになった須賀君の服は今、絶賛洗濯中なのです。
勝手にお父さんの予備を出して勘付かれるといけませんし、また出た時と違った服を着て変えれば須賀君のご両親にも怪しまれるでしょう。
結果、須賀君は裸のまま、こうして私と一緒にベッドへと入り、身を寄せるようにして暖を取っているのでした。

和「別に…凹んでる訳じゃありません…」

そんな須賀君に腕枕をしてもらいながら、私はついそうやって意地を張ってしまいます。
本当はもっと素直になりたいのに…一体、どうしてこうなってしまうのか。
そんな気持ちは自分の中にもあるものの、中々、上手くはいきません。
興奮してタガが外れた時の自分が恥ずかしいからか、つい可愛げのない言葉を返してしまうのです。


和「(昔は…こうじゃなかったんですけれど…)」

勿論、昔の自分が可愛げのある方だというつもりはありません。
寧ろ、無愛想でとっつきにくいタイプだった事でしょう。
しかし、だからと言って、こうして色々と私のために働いてくれている人に対して、意地を張るような事はありませんでした。
それは須賀君相手でも同じであり…こうして身体を重ねるようになるまではそれなりに良好な関係を築けていたのです。

和「(本当…自分でも嫌になります…)」

須賀君の周りにいるのは私だけではありません。
素直で愛らしく、護ってあげたくなるタイプの神代さんが傍にいるのですから。
その上、私は良く知りませんが、要所要所で須賀君を導いてきた上重さんの存在も大きいでしょう。
そんな中、一人だけこうして意地を張ってしまう自分が何とも情けなく、そして置いて行かれる感があるのでした。

和「(…勿論…旦那様は一番だと言ってくれていますが…)」

ですが、その一番が果たして何時まで続くのかなんて誰にもわからない事なのです。
少なくとも…私はそう思うくらいに、他の二人を脅威に感じていました。
二人共…私に持っていないものを持っていて、須賀君にも心を許されているのですから。
そんな二人に対して勝っていると胸を張れるようなものなんて、私には何一つとしてありません。

和「(も、勿論…一番に固執する理由なんて…ないんですけれど…)」

そう。
そんなもの、何処にもありません。
たまに愛を囁く事もありますが、それは所謂、睦言であり、本気ではないのですから。
あくまで私達の関係の基準は『部活仲間』の域を出ず、それがおかしな条件で歪んでいるだけに過ぎません。
その条件が須賀君の努力によってなくなってしまえば、私たちは元の関係に戻れるでしょう。

和「(…それが逃げである事くらい私にだって分かっているんです)」

怖くて…深く須賀君に聞いた事はありません。
ですが、須賀君は確かに…私のことが好きだと言ってくれているのです。
私が一番だと…愛玩奴隷にして一生、飼いたいと言うそれは、ただの睦言と片付けるには情熱的過ぎるものでした。
それを理解しながらも、私は須賀君に返事を返す事はなく、このぬるま湯のような関係に甘んじ続けているのです。

和「(だって…裏切れないじゃないですか…)」

もし、気づいて…答えてしまったら、きっと須賀君は私の事をとても大事にしてくれる事でしょう。
今だって意地悪く私を責め立てながらも本当に無茶な事はしませんし、後片付けだって率先してやってくれるのですから。
それは恋人という絆で結ばれるようになったとしても変わらず、いえ、きっとそれ以上に私へと向けられるはずです。
それが…欲しいという気持ちは、正直…自分でも否定しきる事が出来ないほど大きなものでした。


和「(…その為には多くのものを犠牲にしなきゃいけないんです…)」

部活の事や友人の事。
それはまだ高校1年生の少女にとっては世界の大半を占めるくらいに大きなものでした。
それらを犠牲にして…須賀君が欲しいと言えば、彼はその空白を埋めるくらいに私を愛してくれると分かっています。
しかし、そんな私たちの後ろで涙を堪える人たちのことを思えば、自分の欲求に素直に従う事なんて出来ません。
睦言として口走るならともかく…普段からそこまで自分勝手になる事は出来ないのです。

和「(結局のところ…私が変に意地を張ってしまっているのもその辺りが原因なんですよね…)」

自分を必要以上に律しなければ、私は須賀君に甘え続け、何時かは何もかもを投げ出したくなる事でしょう。
まぁ、その分、『旦那様』相手にはまるで子どものように甘えてしまっているんですが…それはさておき。
そうやって片意地を張ろうとするからこそ、私はギクシャクとしてしまい、須賀君に対して素直になれません。
仕方ないとは分かっているものの、そんな自分に嫌気が差した私は再び小さなため息を吐きました。

京太郎「せぃ」
和「…ふにゃ!?」

そんな私の頬を須賀君は無造作に摘みました。
そのままふにゅりと引っ張る須賀君に私はつい猫のような声をあげてしまいます。
それに須賀君が目の前でニヤニヤとした笑みを浮かべるのが無償に恥ずかしく、そして悔しく思えました。
交わりの時はそれなりに従順ではありますが、私の基本的な性格はやっぱり負けず嫌いなのです。

和「…にゃにするんですか」
京太郎「いやぁ和が可愛くって」

そう言いながらジト目を向ける私の前で須賀君はクスリと笑って手を離しました。
瞬間、頬が元に戻りますが、それが…少し寂しいと思ってしまうのは奴隷としての性でしょうか。
例え、それが悪戯めいたものであっても、構って貰えたというだけで喜んでしまうのでした。

京太郎「何考えてるのか知らないけど、あんま思いつめるなよ」
和「ぅー…」

その上、そうやって優しい言葉をくれるのですから…本当に須賀君は質が悪いです。
ここで適当に放っておくような人であれば、私はこんなにも悩むことはなかったでしょう。
しかし、須賀君は人の痛みに敏感で、そして暖かな人であるが故に…私はこんなにも悩まされているのです。
それに一つ唸り声をあげますが、須賀君の微笑ましそうな表情は変わりません。

和「(まったく…誰の所為だと思ってるんですか…)」

そんな須賀君に胸中でだけ呟く言葉は、思いの外、甘いものになっていました。
気を抜けば頬がにやけてしまいそうなそれは…そうやって須賀君に悩まされるのが嫌なだけではないからなのでしょう。
勿論、苦しいし、辛いし…逃げたいと思う事は何度もあります。
しかし、その優しさに触れる度に胸が暖かくなってしまうのは否定しようのない事実でした。


京太郎「俺で良いんなら、何時でも相談に乗るし…さ」
和「あ…♥」

そう言ってポンと私の頭に触れてくれる須賀君に思わず甘い声を漏らしてしまいました。
まるで子どものような無邪気な喜びを示すそれに数瞬遅れて私の顔が赤くなります。
カァァと羞恥を示すそれに須賀君は笑みを深めながら、ナデナデとそのまま私を撫でてくれました。
まるで慰めるような、それでいて子ども扱いするようなその仕草に私は羞恥とは違う感情で熱くなっていくのです。

和「じゃあ…一つ聞いて良いですか?」
京太郎「おう。どんと来い。3サイズからチンポの大きさまでばっちり答えてやる」
和「そっ、そんな情報要りません」

私の言葉に冗談めかして答えながら、須賀君はそっと頷いてくれました。
それに心強いものを感じながらも、私はそうキッパリと返します。
まぁ…その…オチンポの大きさは気にならなくはないのですが、今はそういう場合ではありません。
別に後で測らせて貰う事も出来ますし、わざわざ聞くまででもないのです。

和「…須賀君は自分が欲しいものを手に入れる為に…大事な人たちを傷つけたり夢を諦めなければいけなかったら…どうしますか?」
そう自分に言い聞かせながらポツリと応えた私の言葉は…微かに震えていました。
私にとってはそれを口にするだけでもとても勇気のいる事だったのでしょう。
目を背けなければどうにかなってしまいそうな心を直視しなければいけないのですから当然です。
ですが、そうやって自分とほんのすこし向き合ってでも…私は誰かに自分の辛さを吐露したかったのでしょう。

京太郎「俺なら…全部、諦めねぇよ」
和「え…?」

そんな私に答える須賀君の言葉は、とても力強いものでした。
まるで自分の中でもう覚悟を決めているようなそれに私は思わずそう聞き返し、瞳を覗きこんでしまいます。
そこには私ではない遠いものを見つめながら、けれど、揺らぐ気配のない力強い意思がありました。
一体、それが何に向けられているのかは分かりませんが、須賀君が何か決意しているのは確かなようです。

和「でも…どう頑張っても…ダメなんですよ?」
京太郎「それでも…最後まで足掻いてみるさ。例え、全部取りこぼす事になっても…な」

勿論、そうやって決意を固めた須賀君に、そんな事を言っても無駄なのでしょう。
そんな事はこうして言う前に分かりきっていました。
それでも…そうやってダメだと告げたのは、恐らく…須賀君に嫉妬しているからです。
一人覚悟を決めて、リスクも飲み込んだ上で…努力しようとしているその真っ直ぐさは私にはないものなのですから。
ウジウジと一人思い悩み、須賀君に素直になりきる事が出来ない私にとってそれはあまりにも眩し過ぎるのでした。

和「それは…エゴじゃないんですか?」
京太郎「エゴだろうな。でも、だからって言って何もしなきゃ…それこそ全部、取りこぼすだろ」
和「それは…」

力強く言う須賀君の言葉は…確かに事実でしょう。
リスクを恐れて何もしないなんて言うのは決して解決策にはならないのですから。
問題を先延ばしにするようなそれでは、何かが変わったとしてもきっと後悔しか生みません。
それならばエゴでも行動した方が後悔しないと言う須賀君は自分勝手ではありますが、正しいのでしょう。


京太郎「まぁ…これはあくまで俺の考えであって絶対的に正しいって訳じゃない。少なくともエゴって和の指摘は真っ当なものだしな」

そう言いながら、須賀君はクスリと笑いました。
何処か底抜けな明るさを感じさせるそれは、いっそ開き直っているようにも思えます。
しかし、私にとってその明るさは羨ましく見えました。
そうやってリスクを覚悟し、前を向いている事がはっきりと伝わってくるからでしょうか。
少なくともうじうじと悩んでいる私よりはよっぽど健全で正しいように思えるのでした。

京太郎「だから、和は和なりに考えてくれ。例え、それが何かを取捨選択するものでも、それが和が考えた末に出した答えなら支持するし、手伝いもするからさ」
和「私は…」

勿論、私だって諦めたくはありません。
友達は大事ですし…麻雀部という居場所もとても心地良いものなのですから。
何より…須賀君に対しても…本当はもっと素直になりたいと思っているのでした。
それらを捨てる事を選べないからこそ…私はこうして悩んでいるのです。
そんな私にとって、『全部諦めない』というのは確かに魅力的な答えではありました。
でも…失敗したら全てを失ってしまうリスクを思って…実行出来るほど私は強い女ではないのです。

和「…須賀君は…私のことを見捨てませんか…?」

そう思った瞬間、私の口からそんな弱々しい言葉が漏れだします。
ポツリと呟くようなそれに私は自分で驚いていました。
だって、それはどんな結果になったとしても、最低限、須賀君だけでも確保しようとしているような言葉だったのですから。
どんな事をするつもりなのかも告げず、ただ口約を求めるそれは卑怯を通り越してエゴイスティックと言っても過言ではないものでしょう。
少なくとも…決してフェアとは言えないその言葉に私は自己嫌悪を覚えました。

京太郎「見捨てる訳ないだろ」
和「ん…ぅ…♪」

しかし、須賀君はそんな私の事を受け入れてくれました。
まるでなんて事のないように力強く笑い飛ばすようなそれに…私の胸はトクンと脈打ちました。
甘い感覚を広げるそれに、私は思わず小さく声を漏らしてしまいます。

京太郎「どんな事になっても…俺は和を見捨てたりなんかしない。必ず…和を幸せにしてみせる」
和「須賀…君…♥」

瞬間、告げられるまるでプロポーズのような言葉は…正直、卑怯でしょう。
ただでさえ…胸をときめかせている私を…さらに甘い感覚へと誘うのですから。
蕩けるような甘い歓喜と幸福感が混ざり合ったそれはもう心地好さと言っても過言ではないほどに大きいものでした。
流石に射精される時ほどではなくても、私をうっとりとさせてくれるその感覚に私は須賀君に潤んだ目を向けてしまいます。

京太郎「はは…悪いな。こっちばっかり語っちゃってさ」

そんな私の前で須賀君は恥ずかしそうに頭を掻きながら、視線を背けました。
その頬は微かに紅潮し、彼が羞恥を覚えている事を私に伝えます。
プロポーズめいた発言をしたのですから、それも当然なのでしょう。
そう思う一方で…そんな須賀君が無性に可愛く…そして胸が疼きを覚えてしまうのです。

和「いえ…聞いたのは私の方ですし…参考になりましたから」

それを抑えながら、私は須賀君にそっと首を振りました。
多少、驚いたのは事実ですが、それは決して否定的なものではありません。
寧ろ、プロポーズのような発言に…その…ちょっと悔しいくらいに喜んでいるのが現状でした。
それに何より…悩みを聞いてもらえて楽になったのですから、須賀君が謝る事なんてありません。

和「寧ろ…こっちが謝りたいというか…その…申し訳ないというか…♪」
京太郎「ぅ…」

そう言いながら、私の身体はスッと須賀君の方へと擦り寄りました。
ただでさえお互い裸の状態でそうやって密着すれば、我慢出来なくなるでしょう。
そんな事は私にも分かっていたが故に…今まで距離を取っていたのです。
けれど、こうやって須賀君に一杯、暖かくされて我慢出来るほど私は堪え性のある女ではなかったのでしょう。
まるで身体が求めるようにして、その距離を詰め、須賀君へと抱きついてしまいました。

和「(ううん…っ♪求めてるのは…身体だけじゃなくって…心も…なんですね…♥♥)」

そうやって須賀君に触れた瞬間、私の胸はジィンと感動に震えました。
まるで本当はそれがずっと欲しかったのだと言うような自分の反応に、私はクスリと笑みを漏らします。
興奮で何処か艶めいたそれを見つめながら、須賀君もまた熱い吐息を漏らしてくれました。
私と同じく…強く興奮し、交尾の相手を求めている…ケダモノの姿。
それにお腹の奥がキュンと疼き、愛液を滴らせるのを感じながら、私はそっと口を開きました。


和「ご主人…様…ぁ♥」
京太郎「…発情するの早すぎだろ」

甘く須賀君を…いえ、ご主人様を呼ぶ私の言葉に、ご主人様は呆れたように返しました。
しかし、その顔は欲情を滲ませ、私の太ももに硬い感触が押し当てられるのです。
何時から硬いままなのかは分かりませんが、その滾りはついさっき流れこみ始めたものではないのでしょう。
まだガチガチに勃起している訳ではないとは言え、ご主人様のオチンポは既に私の肌を押し込んでくるのですから。

和「だって…ご主人様があんな嬉しい事言うからぁ…♥」
京太郎「優しくする度に発情されてたら身がもたないっての」

私の言葉にご主人様はそう返しますが、その興奮は決して下火になりません。
寧ろ、私が身を寄せれば寄せるほどオチンポが滾りを増して、ドンドンと硬くなっていくのです。
何だかんだ言いながらも…ご主人様の獣欲は、まだ満足しきってはいないのでしょう。
そして、それは私も同じでした。
こうしてご主人様の逞しさに身を委ねるような形になれば、自然、私の中で興奮が強くなっていくのですから。
失神するまで犯して貰ったのに未だ欲情する貪欲な子宮は…もうさっきから愛液を垂れ流していました。

京太郎「俺を帰さないつもりか?」
和「帰って…欲しくない…です…♥」

勿論、最初からそんなつもりではありませんでした。
ご主人様には実家があり、今もその為に洗濯をしているのですから。
期待していなかったと言えば嘘になってしまいますが、こうやって言葉にするつもりなんてなかったのです。
しかし、こうして夜も更け、身体に火が入った私にとって…それはもう目を背けられない欲求でした。
夜明けまで思いっきり犯して…また失神するまで貪って欲しい。
どうしてもそう思う思考が止まらず、私の胸をドキドキとさせるのです。

京太郎「そんな我儘な奴隷には…お仕置きが必要だな」
和「きゃぅぅ♪♪」

そんな私をベッドへと押し倒しながら、ご主人様は耳元で甘く囁いて下さいました。
それだけで甘い快感を胸から湧き上がらせる私の首筋に、ご主人様は何度もキスを落とします。
まるで私が自分のものなのだと教えこむようなそれに私の背筋は甘い幸福感を脳へと伝えました。
ご主人様に求められているのだというその甘い幸福感に私はそっと目を細めながら、ご主人様に手を伸ばし… ――




―― そして次の日、私たちは二人仲良く遅刻してしまったのでした。































【System】
原村和の屈服刻印がLv3になりました。
原村和は心まで恭順し始めているようです。
原村和は自分の感情を認めることにしたようです。




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