3年生集合の続きっぽいものです
前回と別グループで
うっかり組分けを8:10にしてしまったのは秘密


白望「……ダルい…」グデー

塞「ダルいというよりこれは…」

セーラ「暑いーー!!」


洋榎「もうなんやねん!暑すぎや!」

怜「クーラー壊れたんやからしゃあないやん…」

照「いつ戻ってくるの…」

巴「明日には新品が来るらしいけどね…」

初美「扇風機は暑い風かき回してるだけなのですよー…」

怜「松実さんも流石に制服だけやね」

宥「十分あったかいからね」

エイスリン「アツイ…」クテー

セーラ「エイスリンちゃんだいじょうぶか~」パタパタ

洋榎「もうアカン!廊下で涼んでくる!」

初美「廊下も暑いと思うですよー」

洋榎「こんなサウナよりマシや!」

バタン

――廊下

洋榎「うう、部屋と変わらん…東京てなんでこんな暑いんや」

京太郎「…」スタスタ

洋榎「ん?あれは須賀君…!て、手に持ってるんは!」

ダダダダ

洋榎「須賀君!!」

京太郎「うわっ!?なんすか愛宕さん!?」

洋榎「そ、それはもしかして…」

京太郎「(カップ)アイスですけど」

洋榎「少し分けて!暑くて死にそうなんや!」バッ

京太郎「ちょっ、それ俺の食べかけですよ!?」

洋榎「ん~~~!!幸せやわ~!」

京太郎(聞いてないし。ていうか、所謂関節キスという奴だよなこれ…)


洋榎「ふぅ…って、あああ!?ぜ、全部食べてもたぁ!!」

京太郎(あんまり幸せそうに食べるんで止められませんでした)

洋榎「か、堪忍して須賀君!後で買って返すわ!」

京太郎「いや、いいですって!それより、どうしたんですか?部屋はクーラー効いてますよね?」

洋榎「それが昨日壊れてもうて。明日には新品が来るらしいんやけど…」

京太郎「今日はカンカン照りですもんね…タイミングが悪いというか」

洋榎「そうなんよ…皆うだってるわ。もう絹の部屋にでも遊びいこかな…」

京太郎「…そうだ、皆さんが良ければ何とかしますよ!」

洋榎「え?」


――3年部屋A

洋榎「――というわけで須賀君が何とかしてくれるらしんやけど」

巴「何とかって…」

塞「アイスでも作ってくれたりして」

セーラ「この暑さ解消されるんならなんでもええわー」


ガチャ

京太郎「お待たせしましたー。うわっ、ホントにサウナみたいだな」

照「きょ…須賀君、それは?」

京太郎「へへ、かき氷機です!」バーン

宥「わ、本格的!」

怜「な、なんでそんなんあるんや?」

京太郎「うちの先輩の実家が使わなくなったって麻雀部が引き取ったんです」

京太郎「夏だしいざという時のために持って行こうって部長が」

塞(こ、これを持ってきた!?)

エイスリン「オモソウ…」

初美「その発想は無かったですよー」

京太郎「シロップも各種揃えてますよ」

白望「肝心の氷は…」

セーラ「そうや、氷がないと何も始まらんよ」

京太郎「氷ならありますよ。ほら」カラカラ

洋榎「でかっ!それにすごい透き通ってて綺麗な氷やん!」

京太郎「本当は近くのスーパーで食べられる氷買ってこようと思ったんですけどね」

京太郎「たまたま外の公園に氷屋がいまして。氷屋なんて初めてでしたけどつい買っちゃいました」

京太郎「さて、この片方のブロックを扇風機の前に置いて…」

怜「なあ、須賀君。正直待ちきれないんやけど…」

白望「早くしないと死ぬ…」

塞「このままじゃシロがミイラになっちゃう!」

京太郎「そ、それはまずい!じゃ、かき氷祭り始めましょうか!」


「「いただきまーす!」」

ハムッ シャリシャリ

照「はふぅ…美味しい」

セーラ「生き返るわ~!!」

初美「今まで生きた中で一番美味しいかき氷ですよー!」

京太郎「はは、そりゃ良かったです」

エイスリン「シロ、オイシイ?」

白望「うん、すごく美味しい。…ダルくなくなったかも」

宥「ちょっと冷たいけど、美味しい」

怜「ふふ、冷たいものが美味しいなんて松実さんから聞くの初めてや」

コト

怜「え、これは…」

京太郎「お茶です。松実さんは冷え性で園城寺さんは体が弱いって聞いて」

京太郎「あんまりお腹冷やすのも良くないと思いまして」

宥「ありがとう…嬉しい」

怜「君、気が利くんやね。おおきに…」


エイスリン「オカワリ!」

京太郎「おー、3杯目じゃないですか。頭キーンてしません?」

エイスリン「キーン?」

京太郎「ほら、あんな感じで」

照「~~~~!!」ジタバタ

初美「あ~!頭が割れちゃうですよ~!」

セーラ「あたた、お腹が!怜、お茶分けてー」

怜「そのうち治るて」


エイスリン「皆楽シソウ」

京太郎「まあ、ああならないに越したことないんですが。はいどうぞ」

エイスリン「アリガトウ!」ニコッ

京太郎(おお…天使の微笑みとはこのことか…)

チョンチョン

京太郎「ん?もがっ…」

洋榎「どや、美味いやろ?」

京太郎「びっくりしたー。ええ、我ながら美味いっす」

洋榎「自分、皆に作ってばかりで全然食べてへんから」

洋榎「私が食べさせたるわ。ほら、あーん」

京太郎「いやいや、恥ずかしいですって…」

洋榎「ええからええから」

京太郎「あむ……うん、美味い」

洋榎「須賀君、顔赤なってるで。にひひ」

京太郎「む。…じゃあ、次は俺が食べさせてあげますよ」

洋榎「な、なんでやねん!」

京太郎「いいからいいから、はい、あーん」

洋榎「あ、あーん…」

京太郎「どうすか?」

洋榎「…される側ってめっちゃ恥ずかしいわ」

京太郎「顔真っ赤ですよ」

洋榎「あ、暑いからや///!」

京太郎「ははは、そーですね」

洋榎「あ、バカにしてるやろそれー!」

照・初美「「おかわり!!」」バッ ←二人の間に割って入る

京太郎「おっと」

洋榎「む…」

初美「店主、「あーん」サービスは無かったはずですよー」ジロッ

照「私にもし…じゃなくて、お客がおかわりを欲してるのでそこまでにすべき」ジトッ

京太郎「そ、そうですね。何味がいいっすか?」

洋榎「…ま、ええか」ハムッ


初美「特別扱いはいけないですねー。わ、私にも食べさせるべきですよー」

京太郎「は?」

照「…」

京太郎「えーっと、食べさせればいいんですか?」

初美「は、早くするですよー」

京太郎「(恥ずかしい…)はい、あーん…」

初美「あーん……うん、なかなか悪くないですよ」

照「…わー、しまったー」

京太郎「?」

照「スプーンを落としてしまったー。これではかき氷が食べられないー」

照「どうしようー」チラッチラッ

「・・・・・」


照(あれ!?)

洋榎(それはないわ宮永…)

初美(須賀君が困惑しきりなのですよー)

京太郎(ま、まずい。照さんが何かをアピールしてるみたいだけど全然わからん!)

照「え、えと…」

洋榎「ほい。替えのスプーン」

照「……ありがとう」トボトボ

京太郎「…き、気を付けて―」

巴「氷無くなったね」

京太郎「そろそろお開きですかね」カチャカチャ

セーラ「ホンマおおきに須賀。涼めたのももちろん良かったけど皆でワイワイやれて楽しかったわ」

京太郎「いやー、喜んでもらえたなら何よりっす」

塞「心配ご無用。シロのこの復活を見れば結果は一目瞭然だよ」

白望「須賀君、ありがとう。今度なんかお礼する…」

京太郎「お構いなく。それじゃ、俺はこの辺で」

バタン

怜「…あれ、外、雨降ってるわ」

宥「本当だ。これで少し涼しくなるね」

初美「グッドタイミングですよー」

洋榎「かき氷祭りのおかげで暑い昼間しのげたんや、須賀君には感謝せんと」

照(京ちゃんありがとう)

エイスリン「マタ、かき氷食ベタイ!」


カン!