【清澄幼稚園2】

優希「遠足と言えばー?!」

きょうたろう「べんとー!」

優希「その通り!京太郎は良く分かってるじょ」

きょうたろう「いいからはやくたべようぜ」

優希「まあ慌てるな。こういう時は慌てずに場所を選ぶのが良いって聞いたことあるじぇ」

きょうたろう「でもそれじゃいい場所とられちまうじゃん」

優希「ちっちっちっちっ…。甘いな京太郎。咲ちゃんが飲むコーヒーよりも甘い」

きょうたろう「え……さきコーヒーのめたんだ…」キョトン

優希「お砂糖とミルクたっぷりだから京太郎のお子様舌でも飲めるくらいだけどな」

きょうたろう「なーんだ、びっくりして損したぜ……って誰がおこさまだよ!!」

優希「ん?じゃあ京太郎はレストランに行ってもお子様ランチは頼まないのか?」ニマニマ

きょうたろう「た…たのむ……けど」

優希「なら京太郎はお子様だじょ」

きょうたろう「むーっ!むぅーっっ!!いいもん!」

優希「じょ?」

きょうたろう「すぐにおっきくなってゆうき先生なんてぬかしてやるんだからな!」

優希「なにを言うかと思えば……おもしろい」

優希「十年待ってやるからそれまでに優希ちゃんを追い抜かしてみることだ!」ババーン

きょうたろう「十年?それってどれくらいなんだ?」

優希「それはもうすんごく長い時間だ」

きょうたろう「えーそんなにまてないって」

優希「そう駄々をこねるな京太郎。優希ちゃんのタコスを分けてやるから」

きょうたろう「たこすってなんだ?」

優希「何を隠そう、この世に存在する唯一無二の究極料理だじぇ」ドヤァ

きょうたろう「きゅーきょく……なんかかっこいい!!」

優希「うんうん。京太郎は話が分かる奴で助かる」ウンウン

優希「と言うことでだ。今日を京太郎の初タコスデーにしてやろうではないか。ほれ」つ【タコス】

きょうたろう「これがタコス……」ゴクリッ

優希「さあ食べてみろ」

きょうたろう「い…いただきます」パクッ

きょうたろう「………」モグモグ

優希「どうだ?」ワクワク

 

きょうたろう「―うっ?!ぺっぺっ!」

優希「ああああ!!!なんてことするんだ京太郎!」ガーン

きょうたろう「これからいからおいしくないじゃん」ツーン

優希「まったく…お子様にこの崇高な味は早かったじぇ」

きょうたろう「おこさまじゃないもん!ゆうき先生こそ、こんなんばっかたべてたらバカになっちゃうぜ!」

優希「ぬぅわにおーっ!?タコスに喧嘩を売るとは良い度胸だじょ!」

きょうたろう「なにをー!やんのかよ!」

優希「こうなったら『優希スペシャル』の刑だじぇ」

きょうたろう「―ひっ」ビクッ

優希「かーくごーっ!!」

きょうたろう「やーっ!!!」


カンッ!