越谷女子の水村史織で

史織「う~ん、こっちかな~、それとっもこっち~?」

京太郎「……。」トントン

史織「ん~、迷うなぁ~、須賀くんはどっちだと思う~?」

京太郎「俺は右がいいと思うぜ、つーかそれよりもだな、水村、今日の目的を忘れてないですかね。」ビキビキ

史織「えっとぉ~、デート?」

京太郎「ちげーよ!お前が課題わかんねーって言うから一緒にやるって話だっただろ!」

史織「その話なんだけどね、怒らないで聞いてくれる?」

京太郎「おし、話してみろ、それから考えてやる。」

史織「実は連絡した後にやったら全部終わっちゃったみたいな?」

京太郎「お前先にそれを言えよ、なぁ……。」

史織「怒っちゃった?」

京太郎「いや、終わってんなら逆に都合がいい、頼む!写させてくれ!」

史織「いいけど~、ちょっと条件があるかな~?」

京太郎「なんだ?出来る範囲内だったらなんでもするぜ?」

史織「ん?今なんでもするって言った~?」

京太郎「出来る範囲内だぞ、出来る範囲内、今日は持ち合わせあんまないからすげー金かかるのは勘弁な。」

史織「じゃあ私と付き合ってもらえる?勿論恋人的な意味で♪」

京太郎「ハイハイ、友達に恋人ができるたびにそういうこと言うのはやめましょうね~。」

史織「だってぇ~、みんな自慢してくるんだもん、ず~る~い~。」

京太郎「お前なあ、俺だから冗談で通じるけど、他のやつだとそうは行かねえかもしんないぞ?」

史織「は~い、気をつけま~す。」

京太郎「反省0だなオイ、とりあえずさっさと条件言ってくれ、さっきも言ったけど、金かかるのはやめてくれよ。」

史織「ん~、じゃあもうちょっと私に付き合ってもらえる?具体的には今日一日。」

京太郎「いや付き合うのは構わねえけど、課題どうにかしねえと。」

史織「私の家に来ればいいでしょ、課題も家だし~。」

京太郎「じゃあ後で寄らせてもらうわ、課題は明日返せばいいしな。」

史織「家でやればい~よ、むしろ泊まっちゃう?今日は親いないよ~?」

京太郎「やらないし、泊まらないからな、そしてそういう誤解を生む発言をやめろ。」

史織「ノリわる~い、つまらない男はモテないよ~?」

京太郎「言ってろ、まったく。」

史織(だいたいこんなこと須賀くんにしか言わないし~、ホントに察し悪~い。」

京太郎「ん、なんか言ったか水村?」

史織「なんでもな~い、それじゃコレ買ってくる~。」

京太郎「あいよ、んじゃ外で待ってるからな。」

史織「あ、お金渡すから私の代わりに買ってよ~、二人で来てるのに一人で買ってるとか変に見られるし~。」ギュッ

京太郎「わかったわかった、だから離れろって。」

史織「こうやってると恋人に見えるかなぁ?」

京太郎「お前なあ、さすがにこれ以上、っと!?」グイッ

史織「言っとくけど、ただの男友達にはこんなことしないから。」ボソッ

史織「じゃ、一緒に会計しに行こう"京太郎"。ハイ、お金♪」ギュッ

京太郎「お、おう……、そうだな……。」

京太郎(うわやっべぇ、すっげードキドキしてるわ、今)

カン