京太郎「……いない」

『咲さんが迷子になりました。すいませんが、探してきてくれませんか』

そう和に言われてまたか……と嘆息しながら探索なう。

京太郎「ったくどこだよ咲のやつ……。てかここ広いなおい、俺も迷子になりそうだしこりゃ仕方ないか」

「あっ」

京太郎「おう? ああようやく見っけた」

咲「京ちゃん! 良かったよ、やっと見つけた……」

京太郎「なんで俺のほうが迷子みたいな言い方されてんだー? さてさっさと戻るか、咲」

咲「うん……あの、もしかして和ちゃんが?」

京太郎「そういうこと。……まあ、いないと分かりゃあ探しに行くけどな」

咲「そ、そう?」

京太郎「お前が迷子になったらみんなが困るだろ……。ほら手繋ぐぞ」

咲「うええ!? そ、そういうのって早くない?」

京太郎「何いってんだほんとに。急がないとまずいだろって」

咲「そ、そうだけど」

京太郎「ああもうまどろっこしい! ほら行くぞ!」テツナギ

咲「えっちょっと待ってよ! あっ、手……えへへ」

京太郎「なんで笑って……じゃなくて急ぐぞ! 早くしないと和になに言われるか分からないしさ」

咲「うんっ!」


カン