ARDS


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ARDS(acute respiratory distress syndrome) 急性呼吸窮迫症候群 とは先行する基礎疾患を持ち、急性に発症した低酸素血症で、胸部X線上では両側性の肺浸潤影を認め、かつ心原性の肺水腫が否定出来るもの(血管透過性亢進型肺水腫)である。

間接的原因

ショック
敗血症
急性膵炎
多発外傷
広範囲熱傷
中枢神経障害

直接的原因

重症肺炎
粒状結核
胃液の誤嚥
溺水


病理像

組織学的にはびまん性肺胞障害(DAD:diffuse alveolar damage)を呈し、肺胞内への硝子膜の滲出と種々の程度の器質化を示す。
非心原性・血管透過性亢進肺水腫像を呈する。


検査

高濃度酸素吸入下でもPaO2は50Torr以下。


診断基準
1.両側肺への急性浸潤影
2.PaO2/F1O2≦200
 (PaO2/F1O2 200〜300の場合には急性肺損傷(ALI;acute lung injury)と呼ぶ)
3.左心不全、輸液過剰がない。


治療
1.呼吸管理
2.薬物療法(原因疾患に対してのみ)
3.循環管理
4.エンドキシン吸着療法


予後

死亡率50〜60%で極めて不良



関連項目

ニューモシスチス肺炎
マイコプラズマ肺炎
麻疹ウイルス肺炎
サイトメガロウイルス肺炎
肺水腫