基礎プロ1 5班


レポートを作りましょう。


月曜日までなんで日曜日くらいまでに一応文章ができていると嬉しいですね.
目次と担当を書いておくのでそれを目安に書いていってください.
目次の項目は勝手に作ったので、全然変えてもらってかまいません

22:00時点での原稿を一応ワードファイルにコピーして体裁を整えました。これ以後の改良を加えた場合は、どこを直したか分かるようにお願いします~。

あともし輪廻転生ネタかけたら注で入れたいので書いて欲しいです。

南平改良計画


0:序 (安藤)
かつて東京が江戸と呼ばれていた頃、日野は多摩の穀倉地帯と呼ばれるほど農業の盛んな地だった。縦横無尽に走る用水路にはせせらぎが流れ、粉引き小屋の水車が心地よい音を立ててまわる、そんなのどかな風景画広がっていた。人々は互いに助け合いながら日々の生活をおくっていた―――
農地は大幅に減った現在も水路は細々と受け継がれてきて、総延長170kmに及ぶ水路が街に残る。しかし、中には住宅の裏手をひっそりと忘れ去られたように流れているものや、暗渠となったものも多い。そんな中、日野市は、市民が憩い安らぐ場所となる水辺のよさを再認識し、管理者のいなくなった用水路の維持や、多用な動植物の生息する水辺空間の創出、水車を復元するなどの水辺の公園の整備に取り組み始めた。都心の近くにありながら水と緑に恵まれた環境を生かした「緑と清流の住みよいまちづくり」がいま動き始めた。

一般的な日野市について書いたつもりですが、次章と整合しないかもしれませんね。また、全体のバランスを見て調整します。



1:現況、問題点(肥田)
  • 道路について
 道路は道幅が狭いところが多く、曲がり角も多いので見通しが悪い。交差点や曲がり角には信号やカーブミラーがほとんど整備されていない。またこのようなところで歩車分離がなされていないので、歩行者にとってかなり危険である。堤防沿いの道が直線なのでここに交通量が集まってしまっている。それ以外のところでは東西方向、南北方向ともにつながりが悪くなっている。

  • 防災、防犯について
 南平五丁目はハザードマップで見ても全体に浅川の洪水の際に予想される浸水の危険性が高い。特に東側の地区は土地が低く浸水した際の危険性がとても高い。このような地域にも多くの人が住んでいる。洪水対策として1m以上かさ上げをして建てている家もある一方で、すぐ隣でも全く浸水対策をせずに建てている家も多かった。地区の中央には自然堤防である部分があり、周りに比べて高くなっていた。また洪水が流れてくると考えられる方向に対して生垣を配置している家も中にはあった。洪水が起こった際の避難経路だが、この地区から川と反対方向に逃げるためには線路を越えなければならず、踏切が離れた場所に2つしかないので時間がかかってしまう。道が入り組んでいることも避難の妨げになるだろう。
 道が狭く入り組んでいるため、火災や救急の時に緊急車両が入っていきづらいことが考えられる。またこのような場所では消火活動にも支障をきたす恐れがある。
 防犯面については、道の見通しが悪いので犯罪が起こりやすいのではないかと思われる。

→防犯面については、下のつながりの項に移したほうがよい気がします。もちろん見通しの悪いのも一因でしょうが、より言いたいのは住民同士の連帯感を作ることで犯罪をなくしたいということだと思うので。(二重枠のコメントは安藤です)

  • 地域の魅力について
 南平五丁目の魅力あるものとして挙げられるのはすぐそばを流れている浅川である。堤防の上の歩道で散歩を楽しんでいる人も多く見かけた。しかし、地区内から見ると、堤防が川と町を遮断しており普段の生活の中で川をあまり意識することができない感じである。また河川敷は草が茂っていて川に近づき難く、堤防を歩くことができても川をより身近に感じることができないと思われる。
 そのほかには魅力がありそうなところが少なく、風情や文化を感じさせるものがない。廃屋や資材置き場として使われている汚い家が点在していて、広い駐車場とともに地域の魅力を半減させている。また、用水路として使われていたような水路があったが、ほとんど水が流れてなく、水が流れをうまく使えば和める場所になるかも知れないのに有効活用されていない殺風景なものになっていた。

  • 地域のつながりについて
 住民同士の交流の場としては団地にある公園が考えられる。また数多く存在する袋小路では、車が入ってこないという安心感やそこに住む住民間の連帯感が生まれやすそうで、ここでの交流もありそうだった。しかし、公園は団地にしかなく、袋小路での交流は限られたものでしかないので、全体としての交流は希薄であるのではないかと感じられた。
 他地域とは川と線路によって分断されていて、橋も踏切も細長いこの地区の端の方にしかない。このため、隣接する他地域との交流がしにくい状態である。

→公園は団地にしかないってのは少し違っているかな。公園はあっても人は少なかった的なことを入れればよいと思います。前半部分の袋小路では交流がありそう、と言うのはやや不自然かな。そういわれてもたぶん袋小路コミュニティーの話を知らない人には何を言っているのか分からないと思うので、町内会的なコミュニティ(組長)があるくらいにとどめておいた方がよいかも。

おかしなところや足りない点もあるかと思います。ご指摘よろしくお願いします。
写真などちょうど良いのがあればお願いします。


2:改良のコンセプト(荻原)

序の文体に合わせたつもり。序のノリが気に入ったので。緑道らへん、面白く読ませたいね。

 以上の問題点と日野地区の歴史や特性を踏まえ、この街に残すべきもの、守るべきもの、作るべきもの、蘇らすべきものを考慮した結果、次の方向性を見出した。すなわち、「安心をきっと」「緑をもっと」「つながりをずっと」――(*1)きっともっとずっと、の三要素である。
 第一点の「安心をもっと」は、災害時の安全は勿論、日々地域の人と声を掛け合い居心地の良さを感じられる街を目指すこととした。ここでの安心には、防災と帰属感の二つが込められている。当地域は水害の危険性が高く、その被害も大きい。狭く見通しの悪い道路も、事故や犯罪などの危険性を孕んでいる。これらの危険性から安全が確保できる安心な街を目指したい。だが、我々が更に実現したい「安心」は、こうした危険性の排除という物理的な側面だけでなく、住民同士が頻繁に声を掛け合ったり、コミュニケーションをとったりして、近隣との信頼関係が成り立ち、また、近隣コミュニティへの帰属感による、街そのものに対する精神的な安心感を得ることなのである。
 第二点の「緑をもっと」は、かつての日野の風景を想いながら、身近な場所で緑や水と触れ合える街を目指すことである。南平5丁目の強みは、かつて、浅川をはじめ、大小の水路や水車があり、人々が水と密接な関係で生活していたという歴史を持つほどの、水の街であることだ。今再び、身近な場所に緑や水を多く取り入れ、街の自然や魅力を創出したい。
 第三点の「つながりをずっと」は、人と人、人と自然のつながりを大切にして、未来へ伝えていける街を目指す。街づくりに、完成や終わりはない。今回の改良計画を一回限りのものにしてはいけない。自然や施設を維持したり、人々のつながりを末永く、世代を超えて続かせていったりすることこそが、本当の街づくりである。本計画が、かつての風景を想起させつつ、また、新たな伝統や習慣を生み出すこととなるであろう。

(*1)Mr.Children「もっと」(アルバム「Home」より)の歌詞から着想を得る。ミスチル、ありがとう。

思いつき注のメモ
小学生の会話
男「じゃあ、家帰って犬連れてくるわ」
女「うん、川で待ってる!」
川には魚がいる。ベランダから釣りも楽しめそうだ。

→こういう注をどんどん入れていきたいですね

3:改良案
本節では具体的な地区改良案について見ていくこととする。主に道路網の改善、洪水対策、それに伴う街区整備からなる。

3−1道路改善計画(小川)

/*書き上がったので、ひとまず載せておきます。あんまり文体とか語調が他と調和出来てないので、様子見て後から修正しますね。*/

 問題点で指摘したように、南平五丁目の道路には様々な問題がある。問題の要点を再びここでまとめる。

1、効率的なネットワークに整備されていない。特に南北方向の道路の接続が少なく、移動が困難。このため他地域との接続が無い。
2、道幅が全体的に狭く袋小路が多い。見通しが悪く、犯罪が発生しやすい。
3、信号・カーブミラーが整備されていない交差点があり、危険である。
4、交通量の多い道路でも歩車分離が成されていないため、危険である。

 これらの危険性や問題点を解決する為に、以下のような方針で道路の改良計画を考えた。

1、既存の道路施設を最大限利用し、買収するべき土地を最大限少なくする。
2、車が十分な安全性を持って通行出来るように、全体的に車線幅を拡張し歩車分離を図る。具体的には図1のような二つの規格を想定し、これらを組み合わせる事で効率的な道路ネットワークを作る。
3、図2の矢印の向きの動線を意識し、具体的な道路計画を作る。
4、交通量が多いと思われる交差点には信号を設置し、他の交差点にもカーブミラーを設置する。
5、道路の見通しを良くするため、なるべく袋小路は無くし、道路は直線的にする。ただし、袋小路や曲線道路が「街の味」となる事もあるので、行き過ぎないように注意する。

 1は、当然の事ながら改良計画にかかるための費用と時間を節約する為である。現在の道路を拡幅したり、今は空き地になっている所を新しく道路にするなどして、極力立ち退き住民を減らす事を目指す。
 2で挙げた道路計画図(図1)は、道路幅を確実に確保し、さらに歩車分離を図るために掲げた規格である。どの道もこれらの規格通りに作る必要は無く、土地条件により多少変える事はありうる。
 上の方の道路の規格は、図2で赤色で記した、交通量の多い道路を対象とする規格である。片側一車線で二車線作り、さらに歩行者を柵で分離している。これにより車も人も高速かつ安全に通行出来る事を目指している。
 下の方の道路の規格は、図2で黒色矢印で記した、交通量の少ない道路を対象とする規格である。一車線だが対向車がすれ違うには十分な広さの道幅を設けて効率性を確保し、また道路脇に歩行者用の通路を設ける事で安全性を確保している。
 3で挙げた動線図(図2)は、問題点で取り上げた「南北方向の接続の欠如」、「他地域との接続の欠如」さらに前項で取り上げた「二種類の規格の道路」を念頭に作られている。灰色の線は地区の骨格となる主要な道路の動線を描いており赤色の線はその骨格の具体例である。また、黒い線は生活の骨格となる道路の動線を描いている。主なポイントとしては、①踏切を1つ新設し、他地域との繋がりを改良している。②南北方向の道路を大幅に追加、③東西方向に地区を横断する道路を建設し、東西方向の流れも改善、している点に注目して欲しい。
 4と5は、問題点で挙げた「道路の安全性」の対策としての項目である。問題点の裏返しなので特に解説は必要ないと思われるが、5で「過度の線形の改良には注意する」としたのは、別項で解説するように、我々のグループではこの地区に緑道を設けるという改良も行うなど、地区の雰囲気作りを大事にした改良をしていくので、それに配慮しての事である。

 これらの方針をもとに、具体的な道路ネットワーク案を描いたのが図3である。

 この道路計画案で、二つ問題が浮かび上がったが、それは次のように対処しようと考えている。
 まず、東西方向に走る道路が平行して走る北見街道>(→北野:ですね)のバイパスになるのではないか、という問題がある。これに対しては、①時間帯によって地域外からこの道路への流入を制限する規則を作り、バイパスとして利用されるのを防ぐ、②この道路に、途中一カ所だけ一方通行を作り(ただし地域住民は両方向に利用出来る)、通り抜けされるのを防ぐ、など、制度的な面で対応することを考えている。
 また、道路をこれだけ拡幅工事すると、立ち退きを求められる住民の数が増加し、コストが嵩むのではないか、という問題点があるが、これに対しては、広大な地区内の生産緑地や空き地を買い取り、移転住民に払い下げる事で住民の理解と強力を得やすくしコストを下げて対処する事を考えている。


3−2街区(防災)計画
続いて洪水対策と、それに伴う街区整備についてみていく。

3−2−1(佐多)
/掲示板に書こうと思ったら書けなかったのでここに書いときます。
とりあえず作って乗っけときました。
堤防のとこと、ペデの実現にむけてのところはかなり適当です。直すとこあったら適宜なおしてください。
あと堤防のとこの数値的なものは安藤氏にお願いしたいです。まぁわかる人ならだれでもいいのですが。40cmかさ上げするとか結構適当にかいたけどあってんのかな?
レイアウトはワードで作ったやつがそのまま反映されていないので、なんか文字ばっかで読みにくくなってしまいました。これも自由に変えてください。

ではでは明日からの合宿に備えて寝ます。おやすみなさい~☆
/

―堤防のかさ上げ―
  • 改善内容:洪水対策
  • 具体案
現在の流量より一割程流量が多くなるように40cm堤防をかさ上げする。
  • 詳細
ハザードマップによると南平5丁目は東側がもっとも洪水時の浸水危険性が高いが、全体的に浸水の危険性が高い。したがってこの地域全体の堤防の高さを40cm上げることによって現在より一割増しの流量を確保する。
現在の流量:(数値的なものはあまり把握してないので安ちゃんお願い)→524m3
かさ上げした後の流量:(同上)
→576.4m3 全河床幅が132mなので一割分52.4m3を132mで割ると0.397m≒40cmとなります。

これによって洪水時でも堤防から水があふれることなく多摩川に流すことができると想定され、危険度はかなり減ると思われる。
(授業の最後に知花先生から河床の掘削以外手がないというお話がありましたが、ここは修正できないので考えた対策そのままです。)

―ペデストリアンデッキの建設―
  • 改善内容:浅川とのつながり
     歩行者の南北交通としての動線(川~団地~小学校、線の南側へ)
       洪水時の避難経路
       団地周辺の新たな魅力の創出
  • 対象となる場所
団地一帯から浅川方向、市立南平小学校方向へと、南北に連続的につながる場所
  • 形状
団地の幅と同じくらいの幅の堤防から桜の木の部分をくりぬくようにして団地のほうにウッドデッキが伸びてきて、団地の各棟を結びながら道路の上を通るようにしてさらに南側に伸びていき、最終的に小学校へとつながっていく。学校へはそこから直接入れるようにし、小学校に入らない場合は線路の南側で道路に降りられるようにする。
(*)堤防の高さはだいたい団地の二階部分の床高と同じ
(*)ウッドデッキを使用
(ここにパネルに使った上からみた五丁目の地図のペデの部分の図が欲しいです)
  • 改善案を考えつくまでの経緯
街と浅川との物理的、精神的距離を近くすることによって街に住む人々が川により親しみを持たせ、人間に災害をもたらす脅威的な一面を持ちながらも、人々の生活を豊かにする潜在能力をもつ“川”の力を借りて、この地域を魅力あるものにしたいと考えていた。しかし洪水対策として堤防のかさ上げを行うことにしたために、浅川と街との距離がむしろ遠ざかってしまう結果になってしまった。なんとか川への距離感を近くできないものかと考えたところ、高くした堤防の高さから団地のほうへと伸びるデッキを思いついた。川とのつながりという観点を基にしつつ、デッキを建設することによって生み出される効果を付加していき、建設するに足るような説得力を持たせていった。最終的には団地を中心とした改良計画として出来上がった。
  • 想定した改善内容の詳細
~浅川とのつながり~
 デッキを歩いていくと堤防と同じ高さに行き着くようにしたことで、今まで堤防という街と川を隔てていたものを意識することなく川へと入っていけるようにした。また川に入らずとも、遠くからでもデッキを歩く人から川が見えることでより川の存在を意識し、川との距離を近く感じられるような川に対して開いていく空間の創出。
~歩行者の動線~
 現状では線路を渡る踏み切りが二箇所しかなく不便であるため、線路の上を通って南側へいけるようにし、川から小学校までを一本の動線でつなぐようにした。これによって線路を渡って南側に出たい場合にも、逆に線路を渡って川へ出たいときも利便性が向上する。デッキは歩行者(自転車)のみが通り、車が走ったり、電車によって遮られたりしないため安全である。特に小学校へ直結しているので小学生がこのデッキを通って川まで一直線に行けるようになることで、小学生の川への親近感が増すことが予想される。
~避難経路~
 洪水やその他災害の危険がある場合に、避難場所である小学校へ五丁目側から直接行くことができる。またもし洪水によって団地周辺が浸水、または浸水しそうになったとしてもデッキの上にいけば一時的に即避難することができる。
~魅力ある団地~
 団地自体が古いため、デッキを作ると同時に団地の内装、外装もリフォームし、全体として雰囲気がよく、団地に住みたいと思うような場所にする。またデッキによって平面的に団地の棟の間を覆ってしまうのではなく、いろいろな場所に、いろいろな大きさの穴をあけることによって、下まで日光を通し、地面を歩く人にとっては穴から差し込む光とデッキによってできる日陰をうまく使ったり、楽しんだりしながら歩ける空間にする。
南平5丁目は住宅が密集し、歩いていてもごみごみしていて見通しが悪く、地形的にも起伏があるわけではないので、デッキをつくることによって横の広がりだけでなく、縦の広がりも生み出し、この地区にはない空間を作り出す。またデッキ自体もただの交通網の一部ではなく、人々が談笑したり、待ち合わせに使ったり、子供の遊び場になったりと様々な使われ方がされるようにベンチを配置したり、下の公園との空間的つながりや接続を持たせる。また、団地の二階の入り口を出ると直接デッキに出られるように団地を作り変え、団地に住む人もデッキを有効活用できるようにする。
夜には低めに設置された証明によって美しい夜の雰囲気を作り出す。
これらの改良によって団地という空間を使い、人々が集まるような場所を創出する。
(この辺でパースをチョろっといれていただきたいです)
  • 実現への流れ
ペデストリアンデッキが通る場所にある住居にすんでいる人には立ち退きをお願いし、その人たちのための移転用地は確保してあるのでそこへ移っていただく。団地のリフォームや動線の確保によって住みやすくなり、団地の需要が上がることを考えると、団地の管理をしている市に頼んで費用をまかなってもらう。

3−2−2緑道(上山)
「緑道の改良案に関して」
1. 提案理由
 第一に堤防によって川と町が断絶されていることを解消するためである。私たちの改良案では防災面を考慮してさらに堤防を40cmかさ上げするのでさらに川と町とが分断されてしまう。そのため浅川を水源とする水路を町に通し、その脇に緑道を設けることで住民の人々に川の存在を身近に知ってもらい、さらに自然と触れ合える場を提供できると考えた。また、以前の日野というのは水路が縦横無尽に走っていた、という歴史も踏まえての提案である。
第二に歩行者の東西の動線をよくするためである。道路の整備により自動車の動線が良くなったので、同様にこの緑道により歩行者が町全体を行き来しやすくなる。上流側から緑道に入り最後の水車公園まで辿ると現代から過去へのタイムスリップを味わうことができる。

2. 工夫した点
 町に緑道と水路を通すといってもこの地域はすでに多くの住宅が存在する。そのためにいくつかの住宅には立ち退きをお願いすることになるのだが、私たち(→他の節と整合しないので「我々」に統一しましょうか)の班の方針でもある「できるだけ現状を生かす」という観点からなるべくこの立ち退き数が少なくて済むようなルートを設定した。また立ち退きで確保した広いスペースは公園(リバーサイドパーク、つくしんぼ広場、ふくろう広場、水車公園)や立ち退き住民用の緑あふれる住居(グリーンヴィラⅠ・Ⅱ)とした。こうすることで立ち退き住民の理解も得やすいと考えた。緑道、水路、公園によって南平5丁目は多くの緑に囲まれる地域へと変貌を遂げた。
 緑道のデザインも道幅に合わせてA、B、Cの三種類を考えた。AはグリーンヴィラⅠから団地の脇を通りリバーサイドパークまでの区間で、道幅が広いため車道の脇に両側を緑道で囲まれた水路を通す。緑道の脇を車が走れるので歩行者以外も楽しめる緑道である。Bはリバーサイドパークからつくしんぼ公園までの区間で、Aほどは道幅がないが比較的広いので水路の両脇を緑道が通る形となる、最も一般的なものである。Cはつくしんぼ広場からガラスデッキまでの区間で、十分な道幅がないために水路の片側一方だけに緑道を通す形とする。ここで緑道は終わり、以降のスペース的に緑道が設けられない部分をガラスデッキにして道路の脇に通すことで歩行者の足元に川が流れるような幻想的な道を設ける。ここを通れば終点の水車公園に到着する。

→なんか日野市の条例を見ていたら用水路の護岸はこのようにせよ、落下防止柵もこのようにせよ、ってのがあったから、ここは無駄に細かく護岸形態は~、用水路の柵は~っていう注を入れたいです。(日野市清流保全―湧水・地下水の回復と河川・用水の保全―に関する条例施行規則,河川・用水等の護岸構造及び転落防止柵に関する指導基準
http://www.city.hino.lg.jp/reiki/reiki_honbun/af90011821.html
の下の方の図をごらんあれ
 by安藤)


3. 緑道沿いの施設
 上流から下流に向かい緑道に沿って説明していく。
① グリーンヴィラⅠ
団地脇の新しい移転者用住居。低層集合住宅で二棟立てである。二棟の間を水路が通り、その上の二階部分の渡り廊下で二棟をつないである。建物の周りには広い庭があり、移転してきた人の新しい生活に自然を提供する。

→以前の団地にあった集会所をあらたなコミュニティーセンターとしてペデストリアンデッキの下に移したのでそれを加えて欲しいな~

② リバーサイドパーキング、パーク
前者は団地用の駐車場である。新しい道路によって線路沿いの道路へのアクセスもよくなり、大きな敷地を確保してある。またここから近くにあるパークにいくことができる。リバーサイドパークは緑道部分を他のものよりも広くとってベンチなどを設置し、より安らげる空間を提供する。閑静な住宅街の中、小川と緑に囲まれて読書など、なかなか都会では叶わない贅沢である。

③ グリーンヴィラⅡ
Ⅰと同様、移転者用住居。中庭に水路が通るのでここも自然に囲まれた空間となる。移転者用住居は、立ち退く人々に魅力ある住居である必要があるため、こうした配慮を施した。(注1ちなみに「グリーンヴィラ」の名前の由来だが、私たちの班員二人が現在住んでいるアパートの名前をくっつけたものである。これらの建物にぴったりの名前ができあがった。)

④ つくしんぼ保育園、つくしんぼ公園
現在あるつくしんぼ保育園の裏に緑道を通すことで、子供たちも気軽に緑と小川に触れ合える環境を作る。隣の公園では大人と子供が一緒になって遊ぶことができ、最終的に地域で子供を育てるということを期待している。もちろん保育園の裏の緑道には不審者が入れないような安産対策を施す。

⑤ ふくろう広場
名前の通り、袋小路にある広場である。周辺住民の人が気軽に利用でき、憩いの場になることは間違いない。広場の規模はそれほど大きくないので子供たちのちょっとした溜まり場、秘密基地になるのかもしれない。

⑥ ガラスデッキ
上記の通り、道路の脇に水路を通し、その上にガラスを張って歩行者がその上を歩けるようにする。夜になるとライトアップし、地元の名物スポットとなるだろう。雨の日でも足元が滑らないような工夫もしてある。

⑦ 水車公園
一連の緑道の終点である。昔、日野は水車の多い町だったことから発想した。ここを利用する人たちに日野の歴史を感じてもらうとともに、災害危険地域であったこの場所から住居を排除することで防災面でも一役かっている。


一通りはかいてあるはずです。足りない部分は指摘してください。あと、言葉にすると面白さが伝わらなかったので、輪廻転生ストーリーは削除しました。リクエストがあればのっけますがな。佐多さん、合宿頑張ってください。



4:跋(安藤)
10年後…



注1:図とかはたぶん貼付けるのは面倒なので、本文中に(図2:緑道の図)とかなんとかかいていおいて月曜日にファイルを張り合わせましょう。
注2:ウィキ上に直接書き込むと他の人と同時に編集している場合面倒なことになりそうなので、自分のパソコンで書いておいてからコピペするなどしてやるとよいかと。
注3:本文中でちょっと遊び要素的なサブ情報は脚注として章末にまとめようと思うので、必要最低限のことだけ本文として書き、あとは(注1フクロウ公園:フクロウ公園というなの由来は〜)などとして()でかいておいてほしいです。緑道パートが主だと思います。
注4:他の人への突っ込みは、突っ込みと分かるように名前を書いておいてほしいです。
注5:では、頑張りましょう〜!

720/19:16 安藤

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最終更新:2007年07月22日 22:55