タイトル無し


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「なぜ、幸せを手にしていながら争うの。昔とはちがって幸せが故に争う必要はないじゃない。 」

だが、人々にはその悲痛な叫びは届かなかった。

人々は幸せであろうとなかろうと、満ち足りていようといまいと強欲に(さらに)求めて全てを滅ぼすのだ。

あの人の恩恵を忘れのうのうと暮らしている。

奴らを滅ぼしてやる。(BAD END)
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B

「忘れたの、あの人を。私たちを幸福にするが為に命を賭したあの人を。」

「思い出しなさい。あの人が私達のために消した記憶を。」

「過去と共に生きろとは言わない。でも、あの人がしたことが無駄だったとは言わないで。」

そして人々は求むるが故に争った。

(時は満ちた。)

あらゆるものは自らの幸せを求めた。

ただ、一人だけは違った。皆の幸福こそがその人の願いだった。

皆が幸せになったが、その者は皆の幸福がために終(つい)えてしまった。

誰もその人が消えたことに気付かなかった。それだけ幸せだったのだ。

誰も自分がいなくなっても悲しませないように人々に喜びだけを残して消えたのだ。

しかししばらくすると、人はさらに求めた。人は求めたが故に争い、滅びに瀕した。

あの時一人の少女が立ち上がった。

そして、皆に呼びかけた。

「あなた達は愚かよ。」(編注:この台詞が最初に繋がるらしい。)