新しくRoland R-44を購入したので、これまで使っていたR-05と比較してみました
R-44 | R-05 | |
マイク | 外部 (RODE NT4) |
外部 (RODE NT4) |
感度 | 最大 | 最大 |
フォーマット | WAV 16bit44.1kHz (*)設定ミス。本来は24bit192kHzまでいける。 |
WAV 24bit96kHz |
マイクIF | XLR | MIC端子 |
R-44 | R-05 | |
録って出し | ■ | ■ |
ノーマライズ (*Sound Engine使用) |
■ | ■ |
まず目に付く(耳につく?)のが録って出し結果の音量差。
R-05は-30dB程度なのに対し、R-44は-6dB程度と大きく差が出てしまっています。R-44の方が上位機種の余裕を感じさせます。
基本外付けを想定して創られたR-44の方が対応できるマイクのインピーダンス範囲が広いということなのでしょう。
ではノーマライズしたものはどうかというと、
音質は音量ほど分かりやすい差は出ていません。
どちらも場の雰囲気をうまく捉えたいい音です。
ただし、R-05の方はそれぞれの音が微妙に混ざり合ってしまっているのに対し、R-44の方はそれぞれの音の輪郭がよりはっきりしている印象を受けます。
ここらへんはどんな音を撮るか/録った音をどう使うかによってまちまちでしょうから、どれを選ぶかは使う人次第でしょう。
また、今回は設定ミスがあり、R-44は16bit44.1kHzという中途半端な音質での検証になってしまいました。
R-44の本気音質については追ってレポートしたいと思います。