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『一緒に戦おう、お互いを守るために』
ロウハ「ロウハモン!」
シレイ「これは…報告にあった合体…いや融合進化か!」
ロウハ「今こそ見せよう…『我等』の力を!」

第68話 剣舞

前回のあらすじ
深いダメージを負ったヤイバモンはシレイモンの攻撃に苦戦していた。
しかしそこへソードモンが現れ、シレイモンの攻撃からヤイバモンを庇った。
そしてお互いを守るために今、新たな力を発現させた。

シレイ「ふん…面白い、実に面白い!まさかこの目で二つが一つになる瞬間を目撃できるとは!素晴らしいものだ!」
ロウハ「ならば…今ここでお前を断ち切ってやろう!」
シレイ「やれるものならな!行くぞ!」
シレイモンは無数の矢を飛ばす。
ロウハモンはそれを的確に弾き迫っていく。
ロウハ「食らえっ!」
振られた刀をシレイモンは間一髪でかわす。
そしてその姿を消した。
ロウハ「…姿など消しても無駄だ」
ロウハモンは目を閉じ、静かに構える。
ロウハ「…そこっ!」
その先には矢があった。
ロウハモンは矢を弾き、刀を向ける。
その先にはシレイモンがいた。
シレイ「自らの力だけで強くなれるはずがない!そのために我輩は研究を重ねてきた!」
ロウハ「確かに一人一人は弱いかもしれない…だが、お互いに助け合うことが出来れば!」
シレイ「それが無駄だというのだ!助け合う?馬鹿馬鹿しい!一人で強くなければ意味が無い!」
ロウハ「何故一人にこだわる!貴様はただ自分より優れたものがいるのが許せないだけだ!だから他人を見下し、人形を作り上げる!」
シレイ「それの何が悪い!すべては我輩のため、そのために他人をどんなに利用しようとも!」
ロウハ「それが傲慢なのだ!お前は人を見下し、利用することしか出来ない傲慢なだけだ!」
シレイ「貴様に何がわかる!所詮生ぬるい環境にいる貴様に!」
ロウハ「己の中にある闇をごまかすな!それを受け入れろ!」
シレイモンが矢を放てばロウハモンはそれを弾く。
ロウハモンはシレイモンが消えてもそれを見つけ出す。
すでに勝負の流れはロウハモンにあった。
シレイ「認めん!認めんぞ!貴様のような奴が!我輩を越えるなどと!我輩の人形でいればいいものを!」
ロウハ「ならば己のすべてを認めよ!すべてを認め、受け入れてこそ本当の強さを得られる!」
シレイ「ふざけるな!ならこれでも!」
シレイモンは再び消える。
そしてまた現れたとき、その姿は何体にも別れていた。
ロウハ「高速移動による分身か…」
シレイ「貴様にこれが見切れるか!『シャドーアロー』!」
すべてのシレイモンが巨大な矢をロウハモンへ向けて飛ばす。
ロウハ「心を研ぎ澄まし、一点に集中すれば…すべてが見える!」
その一瞬。ロウハモンの姿が消えた。
シレイ「な、何?!」
ロウハ「雷よりも早く…強く…轟け!『雷刃無双』!」
後ろに現れたロウハモンに斬られたシレイモンはその場に倒れた。
ロウハ「…終わりだ」
シレイ「まだだ…まだ終わるわけには…」
シレイモンのいる床が抜け、下に落ちる。
シレイ「まだ終われない!我輩は生き残る!さらばだ!」
そして、シレイモンの声は聞こえなくなった。
ロウハ「…行こう」
ロウハモンはその部屋を後にし、再び奥へと向かった。

ハイドロ「あーもう!一体何処なのここ!」
セイレー「落とされちゃったわけだから何処かに上れるところがあるといいんだけど…」
一方、春名とハイドロモンは城の地下を探っていた。
ハイドロ「うぅ…あれ?」
セイレー「どうしたの?」
ハイドロ「あそこだけ…他と違わない?」
ハイドロモンが指差した先には大きな扉があった。
セイレー「…確かに、何かあるのかも」
ハイドロ「どうする?入る?それとも…」
セイレー「…入ってみよう」
2人は扉をゆっくりと開ける。その中は…何も無い部屋だった。
ハイドロ「…何もないね」
セイレー「…うん」
???「当然だ、その中の物はすでに運び出しておいたからな」
ハイドロ「その声!」
セイレー「…ドーケモン、あなたとは会いたくなかった」
ドーケ「ふ…縁とはそう簡単には切れないものだな」

第68話 完
次回 春名