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ヴァング「わかっている…行くぞ!」
オピュクス「あぁ!」
シーフェア「うるさい!やるんだったら相手になるよ!」
スコール「いいでしょう…さぁ行きますよ!」

第64話 小悪党

前回のあらすじ
剛輔とオピュクスモンは暴走したレオモンと戦っていた。
決心をしてレオモンを倒したオピュクスモンだったがレオモンは突如何者かに囚われてしまった。
一方、ロンドモンによって地下に落とされていた春名とシーフェアモンはスコールモンと対峙した。

シーフェア「あんなのさっさと倒して行くわよ!」
セイレー「う、うん!」
スコール「さて…まずは舞台を整えることにしましょうか…『アクアプリズン』!」
突如、水がセイレーモンを包み込んだ。
セイレー「な、何これ…」
スコール「流石に2対1ではキツイですからね…」
シーフェア「春名大丈夫?!」
セイレー「だ、大丈夫…でもちょっと苦しい…」
スコール「あぁそうそう、早くしないと…大変ですよ?」
シーフェア「このままじゃ進化も出来ないし…卑怯者!」
スコール「それは心外ですね…これは余興ですよ、この舞台を面白くするためのね」
シーフェア「この!」
シーフェアモンは水弾を撃つもスコールモンの前の水が壁となり当たらない。
スコール「手早いですね…では、こちらも行きましょうか…『クリエイトウォーター』!」
スコールモンの腕に水が纏わり、鎌となる。
そしてシーフェアモンへと迫ってきた。
シーフェア「クゥ…このっ、このっ、このっ!」
シーフェアモンは水弾で受け止めるが疲労はどんどん溜まっていた。
シーフェア「はぁ…はぁ…」
セイレー「し、シーフェアモン…」
スコール「流石にがんばりますね…ではこれならどうですか?」
シーフェアモンの上に雲が形成されていく。
スコール「黒き雲は赤い雨を降り注ぐ…『デスペレート・スコール』!」
シーフェアモンは雲から降り注ぐ『赤い』雨を浴びた。
シーフェア「な、何これ…力が…でない…」
スコール「さて、どうですか?今のあなたに何ができますか?」
シーフェア「わ、私は…」
力がでず、その場に座り込んでしまう。
スコール「今のままでは負けは確実…あなたの大切なパートナーも危ういですね」
シーフェア「…は、るな…」
思考が薄れ、何も考えられなくなっていく。
スコール「そこで提案です…あなた、私と組みませんか?」
シーフェア「あなたと…くむ?」
スコール「えぇ…私と組めば、あの道化師ですら倒せるでしょう…」
シーフェア「ど、うけし…」
スコール「それに、あの少女も助けてあげますよ?どうです、悪い話じゃないでしょう?」
シーフェア「はる、な…」
その目はうつろとなり、表情が消えていく。
スコール「さぁ…選択を」
選択。
敵に屈するか、すべてを失うか。
シーフェア「わた、しは…」

セイレー「駄目…シーフェアモン!」
セイレーモンを包み込んでいた水が弾けとんだ。
スコール「な、バカな…あの水の空間を脱出するなど…」
シーフェア「春名…」
セイレー「シーフェアモン…自分をしっかりもって!私は大丈夫だから…あいつを…」
シーフェア「…また、だね」
シーフェアモンはゆっくりと立ち上がる。
その目には、強い意志があった。
シーフェア「また、私は春名に助けられた…だから、私は春名を守る!」
スコール「くっ…『クリエイトウォーター』!アクアソルジャーよ、奴等を潰せ!」
水が浮かび上がり兵士となり、2人に襲い掛かった。
セイレー「シーフェアモン…いこう!」
シーフェア「うん!」
ハイパーエヴォリューション!
シーフェア「シーフェアモン激進化!」
ハイドロ「溢れる流水!ハイドロモン!」
ハイドロモンが手をかざすと水の兵士は消えていった。
スコール「な…なんてことだ…」
ハイドロ「私は『水分』を操る…これくらい、どうってことない。それに…」
部屋中の水がゆっくりと消えていく。
しばらくして、部屋の水はすべて消えていた。
スコール「こ、こんなことって…」
ハイドロ「あんたは水が無ければ何も出来ない…だから自由に水を出せるグラーグモンや私を従わせようとした…」
スコール「ぐぐぐ…」
ハイドロ「…前に二度、罠使いと戦った。そいつはとんでもない卑怯者だったけど…自分には正直だった」
スコール「な、何を…」
ハイドロ「でもあんたは違う…自分を偽り相手を従わせなければ何も出来ない。あんたこそ『小悪党』にふさわしいよ」
スコール「小悪党…だと」
ハイドロ「じゃ…もう終わり、あんたは春名を傷つけた…だから許さない!」
スコールモンの前に大きな水の弾が現れる。
スコール「あ…わ、私と組めばカオスモンだって…」
ハイドロ「さっさと消えて…『ハイドロショット』!」
水の弾はスコールモンを貫き、スコールモンは消滅した。
ハイドロ「春名、大丈夫?」
セイレー「う、うん…なんとか…」
ハイドロ「じゃ、行こう!」

ヤイバ「…どうやら先に進んでいるのは僕達だけのようだね」
ブレード「…そのようですな」
一方、ヤイバモンとブレードモンはロンドモンの攻撃をかわし、奥へと進んでいた。
奥からは多くの兵士が現れ、行く手を阻んでいく。
ヤイバ「時間が惜しい、一気に片付けよう」
ハイパーエヴォリューション!
ブレード「ブレードモン激進化!」
ソード「迅雷の剣士!ソードモン!」
ソードモンとヤイバモンは兵士を蹴散らしながら奥へと向かっていく。
そのうち、大きなホールのような場所にたどり着いた。
ソード「ここは一体…」
ヤイバ「広い…来客を迎えるホールといったところか…」
その時、突如床からチューブが現れた。
それはかつてシレイモンの研究施設へと送られたものと酷似していた。
ヤイバ「これは…」
ソード「誡殿!」
ヤイバモンはそのチューブに吸い込まれてしまった。
チューブは床へ戻り、ソードモンは一人残された。
…否、一人ではない。
そこには一人の剣士が立っていた。
カプリコ「よう…また、会えたな」
ソード「師匠…」

第64話 完
次回 剣豪