剛輔「チッ…あの野郎…」
スネイク「おちつけ、剛輔。気が立っていると判断力が鈍るといつも言っているのはお前だろ」
剛輔「あ…あぁ、そうだったな…」
スネイク「…村だ、村が見えたぞ…ん?」

第14話 幻想

前回のあらすじ
村を救った事によってモノクロモンから御礼を受ける事になった龍達。
1日久しぶりの休息をとり、龍達はそれぞれの道を歩んでいった。

剛輔達が村へ到着する数分前
龍「なぁ…」
ガンム「なんだ?」
龍「これって…」
春名「なーに?」
龍「…クワガーモン!」
アクア「…いえ、あれはただの岩よ」
龍「いや…どう見ても…」
それは確かにただの岩だった。しかし龍の目に映ったのは始めてDWに来たときに戦ったクワガーモンであった。
ガンム「どうしたんだ?」
龍「…?!来る!皆、伏せろ!」
アクア「どうしたの!何も来ないわよ!」
龍「クソ…待て!」
そう言うと龍は走り去ってしまった。
ガンム「おい、龍!」

剛輔「どうした、スネイクモン。」
スネイク「いや、何処からか聞き覚えのある声が…」
龍「これでもくらえ!」
その時、龍は剛輔を殴り飛ばした。
剛輔「ガハァ!」
スネイク「剛輔!」
龍「まだか!まだなのか!」
剛輔「こ…この野郎!」
剛輔は龍に殴り返す。
龍「いて!何すんだよ…ってここ何処?」
剛輔「アァ?!いきなり殴りつけておいて何を言う!」
龍「え、剛輔…いたのか?」
スネイク「お前…他の奴等は?」
龍「…あいつら迷子か?」
剛輔「いや、お前だろ…」
龍「う…?!」
剛輔「よし、スネイクモン。こんな奴ほっといていくぞ!」
スネイク「わ…分かった…」
剛輔「まったく…?!」
スネイク「どうした?」
龍「…てめぇ…」
剛輔「貴様は…潰す!」

その様子を一人見ているものがいた
ミラージュ「フフ…彼等はずいぶんとうまくかかってくれたものだ…このミラージュモンの幻想…思い知るが良い。」
ミラージュモンは一人、不吉な笑いを見せた。

第14話 完
次回 武装

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最終更新:2007年06月07日 19:58