あらすじ
米軍の出現により、とまどうもののなんとか上空にヒビのようなものが入った中心街へと集結する龍也(たつや)・ドルモン・絵梨佳(えりか)・レナモン・海人(かいと)・ラブラモン。そして、無関係のはずの紗愛(すずあ)・英二(えいじ)・勝(まさる)。
そしてデジモンたちはそれぞれ、ジオドルガモン・キュウビモン・シーサモンへと進化し、凶暴化デジモンとの戦いを始める。
      • そんな時、空がさらにヒビが入り・・・。

              • !!
空がまた・・・・・“割れた”。
ドッ!・・・・・・・・!!
「な、何?これ・・・・いや!」すずあが半ば耳をふさぐ。
「だ、大丈夫?すずあちゃん・・・。」と、英二。
「うん、だ、大丈夫・・・。」

「・・・・・!?これは・・・」
驚く龍也、パートナーデジモンたちも攻撃をとめる。
なんと、敵デジモンたちは、一斉にその“ヒビ”を仰いでいるのである。
「何よ・・・・気持ち悪いわね!」「えりか・・・・」えりか、そしてキュウビモン。
「見て!!」海人が上空を指差す。
さらに、敵デジモンたちはそのヒビに集まりだしていた。

「ふふふ・・・・・」
映像を見て、ほくそ笑む。
「そろそろですねえ・・・・」

23th moment ~完全体~

      • 唖然としてる間に、敵デジモンはそのすべてがいなくなってしまっていた。
そしてヒビは、さらなる広がりを見せる・・・そのとき!!
バチッ!ビリビリビリビリビリ!!!
ノイズが走った・・・・!!電磁波もともにある。
「・・・・・・・!!」
と思うと、さらに空が割れ、巨大な鳥の頭が現れた!!
「なんだよ、あれ・・・・・!!」
龍也が言った。緊張が走る!!

「キュオオオオオオ!!!」
そして、ついにその全容が明らかに!!
ゴーーーー!!!!
「や、やつは・・・完全体!?」海人が言った。
パロットモン。オウムの姿をした完全体の巨鳥型デジモン。巨大なツメを武器にする。
必殺技は、額から強力な電撃を放つ「ミョルニルサンダー」と、衝撃波を放つ「ソニックデストロイヤー」

「完全体だろうと僕たちは負けない・・・・!!」「待てっ!ジオ・・」
ジオドルガモンが真っ先に相手に向かっていった。
「はあ~~~!!」
ビリリリリリ!ドーン!
パロットモンのニョルミルサンダーが炸裂!!
「ジオドルガモン!!」
「あっつ~!」
しかしかすっただけであった
「ごめん、後先考えなさすぎた!」
「ああ、大丈夫だ!!」
「こいつは強い!気をつけろ!!」シーサモンに言う海人。
「わかってる海人、でも高くて・・・。」
沖縄なので東京ほどの高層ビルはない。
また、ビルに登ったとしてもシーサモンは、長距離の技は持っていなかった。
ティーダ・イヤも、ある程度敵に近づかなければ発動できない。

と、キュウビモンはビルを駆け登り、屋上までたどり着いた。
「孤炎龍!」
龍形の炎をパロットモンへ放つ!!
バシッ!
しかし巨大な爪で受け止められてしまう。
「何っ・・・・!?」
ジリリッ・・!!ドーーーーーン!!
「ぐはあっ!!」
バゴーーーン!!!
「キュウビモン!!」
しかしキュウビモンはギリギリよけてえりかのもとに戻った。

「バーストメタル!!」再びパロットモンに向かい・・・・
「キュオオオオオオ!!」ブウオオーーーー!!!
「何?うわあ~!」
しかしソニックデストロイヤーにより消され、巻き込まれてしまうジオドルガモン!!
「ジオドルガモン!!!」
落ちていくGドルガモン。
フウンッ!!
しかし地面にたたきつけられる寸前に風をクッションにし立て直した。
「大丈夫か!?」心配で龍也は聞く。
「・・・う、うん。なんとか・・・」
「くそっ・・・・どうにかパロットモンの高さまでいければ・・・あ!」
海人がそうつぶやいていると・・・龍也と目が合った。
「・・・・?」

ジオドルガモンの背中にかろうじて乗る・・・。
「飛んで・・・あいつの高さまで連れてってくれ!!」「あ・・・ああ」
ジオドルガモンはシーサモンを乗せ、パロットモンのいる高さへ!!
「こっち向けええ!!」「来いよ!!」挑発する2体。そして・・・!!
「行っけええええ!!」シュッッッッ!!
「はあっっっっっ!!」ジオドルガモンの肩を借り、一気にパロットモンよりも高く飛んだ。
太陽に近くなるほどにシーサモンの力は強くなり、技の威力は大きくなる!!
「ティーダ・イヤ!!」
より強力になった太陽光の矢の雨がパロットモンに降り注ぐ!!
「キュオオオオ!!」
堕ちていくパロットモン・・・。(技の後、シーサモンは再び背中に乗せてもらう)
「双頭孤炎龍!!」「バーストメタル!!!!」
そして双方向から追い討ちをかける!
「ギュオオオオ!!」
ドオーーーーーン!!!
「よっしゃああああ!!」
3体による初めてのコンビネーション!!
「やったね!」
「・・・たまたまよ」
「まだそんなこと・・・」
えりかと海人のやりとり。
「これが完全体?意外とあっけな・・・」そう思う龍也。

「死んだのか?」
「いいえ、心配なさらずに。次がありますから。」
「・・・・・ぬ?」

「キュオオオオ!」
復活した!
「さっ、さっきよりより大きく!?」
「拡張(エクステンド)したのよ!」
「キュオオオオオオ!!」
“ソニックデストロイヤー”
ドオオオーーーーーーーーン!!!
さっきとは比べ物にならないくらいの破壊力だ!!

そして怒り心頭のパロットモンは、自ら地上に近づいた(着陸してはいない)。
「えりか!さがってて!!」「海人!!」
立ち向かうキュウビモン、シーサモン。しかし・・・・・
バシュンッッッッ!! 「うわあ~~!!」
「ニョルミルサンダー」さらに強力になった電撃で、2体は退化してしまう・・・。
「ジオドルガモン!あれだ!!」「おうよ!!はあああ!!」
ジオドルガモンは、オーガモンを倒したバーストメタルとホーンインパルスをかけ合わせた技で、パロットモンに突進していく!!
「いっけえ~~~!!!」
「うおおおおおおおお!!!」
ゴオオオオオオオオオ!!!!
ガッ!!
      • しかし、いとも簡単にツメでとめられてしまい・・・。
「なっ・・・・・!?」
ギュ!ギュウウウウウ!!
そのツメで強く握り締める・・・
「ぐ!ぐああああああ!!!」
「ジオドルガモン!!やっ、やめ・・・・!!」
「ぐはああああ!!」「・・・・・!!」
ズバアアアアアン!!!
退化し、堕ちていく・・・・。龍也はそれを受け止める。
「ど・・・・ドルモン・・・。」
「うっ・・・どうしよう・・・負けちゃったよ、龍也・・・。」
「いや、まだだ!立てるだろう?」「・・・うん!」
龍也に言われ、ふらふらになりながらも立ち上がるドルモン。
「龍也君!!」「龍也・・・!!」英二たちが走ってきた。
「おい!どうすんだよ・・・逃げよう!!米軍がやってくれる・・・」英二が説得するが・・・
「いやだ!!」「なっ・・・・!!」
「・・・・・!!」龍也の言葉に、えりかたちも含め全員が龍也を見る。
「このまま逃げたら、オレたち、何も守れねえじゃん!!しかも、米軍の手なんか絶対に借りねえ!!このままあきらめたら一生自分達で何も守れねえじゃんか!!オレはそんなのいやだ!!」
「僕も・・・いやだ!!」ドルモンも続ける。

「なにを悪あがきを・・・!!愚かな!!」
映像を見ていた???もかみつく。

「龍也・・・今はオレ達の命が危ないんだ、だから・・・」「何でだよ!!」
「何強がってんだよ!!ひとりじゃ何もできないくせに!!第一なあ!オレたちだけじゃあ、守れるもんだって限られてくるだろ!!」
「オレは・・・地球上のすべての人を守れなくてもいい。全部守る自信ないし・・・。でもな!オレは一人でもいいからたくさんの人を守りたい。オレ、この沖縄が好きだ。街が好きだ、仲間が好きだ。だから・・・できるだけ多く、できるだけたくさんの人を守りたい、助けたい。そして誰も悲しませたくないんだ!!!」
キュイイイイイン!!!
龍也の言葉に共鳴したのか、デジヴァイスが輝きだした・・・・・・!!
「あれ?力がみなぎってくる・・・」と、ドルモン。
                        • !!

映像を見た???は・・・!!
「まさか・・・・!!進化だと!?」

23th moment end To be continue

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最終更新:2007年06月14日 16:58