激戦の末、マイクを倒すことに成功した翔太
しかし、マイクの携帯の話からマイクはまだ本気を出していないのかもしれない・・・・・
さらに電話の相手が言った、上からの命令とは・・・・・・・

The 17th 「 出発!サウスシティ! 」

マイクとの戦いの次の日・・・・・・
「しょっ、翔太く~ん!!」
窓の外から少助が大声で呼んでいる
「どうしたの~?」
「昨日パソコンいじってたらね~!」
「今サウスシティに、あのエリートカードバトラーの「木村友樹」がいるって言う情報があったんだ~!」
「え~!!そうなんだ!!じゃあサウスシティに行ってみようよ!!」
「うん!!恵ちゃんと大君も呼んでるから4人で行くことになるよ~!!」
「OK!!それじゃあ今すぐそっちに行くよ!!」

10分後・・・・・・
「遅れてごめ~ん!!」
「遅いぞ翔太!!」
「ごめんごめん・・・・それじゃあサウスシティに行こう!!」
サウスシティは南の山の山頂より少し下にあるところにあるのだ
だからふもとからケーブルカーみたいなので登っていくのだ

「すいませ~ん!ケーブルカーに乗りたいんですけど・・・・・」
「ZZZZzzzzz・・・・・・」
ケーブルカーの乗り場に行ったけれども、そこの警備員は眠っていた
「あれっ?寝てるよこの人」
「どうしよう・・・・起こしちゃうのもなんだし・・・・・」
「このままお金払わないで勝手に行っちゃったら?」
「それはダメだろ恵・・・・!!」
「でもそれならどうするって言うの?大?」
「う~ん・・・・・それじゃあ、お金払わないで行っちゃえ!」
『うん、そうしよう!!』
その意見にみんなは賛成にただ乗りをすることになった
翔太がケーブルカーに乗ろうとしたとき・・・・・・・・

『ちょっと待ちなさい君達!!』
「えっ!?」
ババンッ!!
翔太が後ろを向くとさっきまで寝ていた警備員が堂々と後ろに立っていた!
「ふっふっふ!!かかったな!!」
「もしかして・・・・・・」
「そうだ!寝ている振りをしてそのまま行かせて、「ただ乗りしようとしたな!」と言って罰金を取る作戦だ!!」
警備員が怒鳴った口調で言った
『(こんな警備員いるわけないだろ~!!)』
みな心の中でそう思った
「あ~あ!これはもう警察行き決定だな!」
「そっ、それだけは・・・・」
「お前ら子供だから親にも迷惑かかるだろうな~!!」
「親にだけは言わないでちょうだい・・・・!!」
「う~んそうだな~・・・・・俺にDCBで勝てたらこのことは見逃してやってもいいぞ!!」
「本当!!ありがとう!!」
「で、そっちは誰がバトルするんだ?」
「なら俺が出る」
大が立候補した
「お前でいいんだな?よしじゃあ勝負だ!!」
「ああ!」
「(こいつ俺の実力を知らないんだな・・・・!!ボコボコにしてやる!!)」
「時間が無いから決闘バトルでいいか?」
「ああ、いいよそっちの好きなバトルでしたらいい!」
「頑張れ大君!!」
こうして、せこい警備員と無理やりバトルさせられることになったのだ

「―BATTLE START―」
「こっちはハグルモンで行く」
「ゆっくり行こうぜ大!」
ハグルモン
成長期 AT6 DT7
「軽く揉んでやろうぜ、ゴマモン!!」
「大人気ないことするなよ!!」
ゴマモン
成長期 AT6 DT6

『決闘ラウンド』
「俺はまずこのカードを使う」
『プログラムカード・「ワンチェンジ」』
「自分の手札を一枚捨て、フォルダから一枚加える」
ハグルモン
手札6+1=7
「大君、いいカード来なかったのかな?」
「お前は地味なカードしか使えないのか?」
「手本を見せてやるぞ!ゴマモン!!」
「うん!!」
『進化プログラムカード・「進化チップA」』
『進化プログラムカード・「進化チップB」』
「ゴマモン進化!!」
するとゴマモンのまわりから水が湧き出して、ゴマモンに吸い込まれていく
そして激流を割って、中から1本の長い角を持った獣が現れた
「イッカクモン進化!!」
さらにあふれてくる水は止むことなくイッカクモンの周りを包んでいく
そして水がだんだん凍っていき、氷を吹き飛ばし、角とハンマーを持った獣が現れた!!
『ズドモン!!』
ズドモン
完全体 AT23 DT27
「おいらに任せとけ!!」
「そっちの歯車のおもちゃは進化も出来ないのか!?」
「なにを~!!!」
「ほっとけハグルモン!こっちも作戦は練ってある!!」
「わかった・・・・!!」
『プログラムカード・「ツータンズレイター」』
「このカードの効果で、自分の手札にあるカード1枚を2ターン後に発動することを決定する!!」
「俺が2ターン後に発動させるのは「バーサーク」」
「このカードの発動条件、自分のデジモンが成長期である、を満たしているので発動は決定する!」
サッ!
すると大の目の前にバーサークのカードがスタンバイした
「こつこつと何をやってる知らんが、俺に勝つことは不可能だ!!」
『ズドモン用プログラムカード・「ハンマーブーメラン」』
「このカードの効果、このカードは場に存在しつづけて、毎ターン相手のDTを3下げる!」
「さらにこのカードが破壊されたとき、自分の墓地のカードを一枚手札に加える!!」
「ふんっ!!」
するとズドモンはハンマーを投げる姿勢を取った
「さあお前のターンだ!早くやれよ!」
「わかってる・・・・!!」
『プログラムカード・「ハッキング」』
「相手の手札のカードを1枚破壊する!」
「破壊するカードはお前が選んでいいぞ!!」
すると警備員は奇妙な言葉を発し始めた
「ある日、お前は地獄へのスイッチを押してしまいましたとさ・・・・・!!」

せこい警備員とバトルすることになった翔太達
翔太達からは大がバトルに出ることに決まった
しかし大は進化をしようともしない、さらに警備員が言った地獄へのスイッチを押してしまったとは・・・・・

次回 「 お遊びはこれまでだ 」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年06月13日 15:57