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『ヘルスクイーズ!!』
アビスモンは両腕をくねらせ、渦巻きを二つ発生させた。
そして、アニマを相殺した。

                 Evolve19『深海の恐怖
                           リヴァイアモンの牙』

「貴様の力など、所詮そんなものか…」
アニマから抜け出したアビスモンがマリンエンジェモンに言った。
「ア、アニマから…抜け出した…?」
「驚くことは無いであろう?この程度の力ならば、誰でも抜け出すことは出来るわ」
『カウダ!!』
リヴァイアモンが背後からアビスモンに襲い掛かった。
『ダブルシーファング!!』
両腕の口で、リヴァイアモンの尻尾を受け止めた。
「七大魔王一のパワーを持つ奴も、この程度なのか…」
「そいつを侮辱するということは…相当俺に殺されたいらしいな…」
リヴァイアモンはそのまま、尻尾で薙ぎ払って、アビスモンを近くの岩に叩き付けた。
「グッ!」
「どけ!リヴァイアモン!『コールヤンマ!!』」
グリムモンがリヴァイアモンをわらい、アビスモンにコールヤンマを放った。
しかし、水の中で電撃を受けても、アビスモンは全く効いてない。
「これがフルパワーか?水の中にいて尚且つ、我も一応水系のデジモン。それでこの威力とは…」
アビスモンは落胆した。
「なら、これでどうだ!『カオスプログラム発動!!』」
青と赤の光に飲まれ、グリムモンはカオスグリムモンになった。
『コールレイナー!!』
一部の水が、カオスグリムモンの元に、集まってきて、無数の水の矢が放たれた。
「フッ!姿が変わっただけで、力は変わらん!『アルティメットストリーム!!』」
アビスモンは、右腕から、粒子砲を放ち、複数の水の矢を蹴散らした。
そのまま、アルティメットストリームはカオスグリムモンに迫っていった。
しかし、直撃寸前にカオスグリムモンは一瞬で、アビスモンの背後に移動した。
「フッ、姿が変わったのは伊達じゃない…か…」
『コールレオ!!』
ライオンの形をした邪気が、アビスモンを襲う。
「グゥッ!!『ギガシーストリーム!!』」
左腕のギガシーキャノンから、強力な粒子砲が放たれた。
そして、コールレオは消えた。
だが、アビスモンの背後には、リヴァイアモンが待っていた。
『ロストルム!!』
リヴァイアモンがアビスモンを噛み砕こうとする。
「そんな単純な戦法で我を除去出来るとでも?」
アビスモンは軽く、攻撃を避ける。
しかし、後ろにはマリンエンジェモンがいる。
「ん?」
そして、正面にはリヴァイアモンが…。
「単純な戦法ねぇ…その単純な戦法に掛かる貴方も相当単純だと思うけど?」
マリンエンジェモンが挑発的な口調でアビスモンに言った。
「深海に住むものの怖さ…思い知るがいい!!」
『『アニマ!!!!』』
リヴァイアモンとマリンエンジェモンは同時にアニマを放った。
「クッ!『ヘルスクイーズ!!』」
先ほどのように、相殺しようとする。
しかし、今回は相殺できず、逆に掻き消されてしまった。
「何!?何故だ…さっきは相殺できたのに…!!」
アビスモンは二つのアニマに巻き込まれた。
「教えてあげる。あの時、私前々本気じゃなかったの」
「な、何を今更…!!」
アニマに巻き込まれながらも、アビスモンが否定した。
「本当だぜ?俺がやられて、本気になるマリンエンジェモンの姿を見て、御前はそう思っただけだ」
「クッ!」
『コールドラモン!!』
カオスグリムモンは、炎の竜を放った。
そして、アニマに巻き込まれているアビスモンに、直撃した。
「グウォォッ!!」
そして、アニマも解けて、中からボロボロのアビスモンが姿を現した。
「クッ!馬鹿な!…この我が貴様等に負けるなど…!!覚えておけ!我こそ海を制すのに相応しき者だということを!!」
アビスモンはそういって立ち去った。
「クッ!倒せなかったか…!」
「それじゃあリヴァイアモン、デートの続きをしましょ♪」
マリンエンジェモンは気持ちを切り替えて、リヴァイアモンに最高の笑顔で言った。
「なッ!ちょ!!」
「じゃあねぇ~♪」
マリンエンジェモンは孝治とカオスグリムモンにそういって、リヴァイアモンの右腕を掴んで、その場を去ってしまった。
「じ、じゃあ…俺たちも帰るか…」
「そ、そうだな…」
遠くで、「助けて!」と叫んでいるリヴァイアモンの言葉を聞こえぬ振りをして、カオスグリムモンはグリムモンに戻って、孝治とグリムモンは帰った。

そして、スーツェーモンに倒せなかったが、撃退には成功できたことを報告した。
「すまない。倒せなかった…」
「なぁに。御前たちが無事ならそれで良い。しかし、アビスモンはどうやら、まだまだ強くなるらしい。くれぐれも用心しておくように…」
「分かった」
孝治は自分のテイマーホームに帰っていった。