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ベルフェモンと雄治は諦めずクロノモンの陰謀を阻止しようとしていた。
「クッ!しつこい!!」
クロノモンはスピードを上げるが、ベルフェモンはそれでも追ってくる。
「今度こそ…今度こそ宝玉を守る!!」
雄治は無力である自分と己のためなら命を簡単に葬るクロノモンに対して怒りを感じていた。

                 Evolve72『闇に包まれた闘技場
ディアダークモン降臨!』

追っていると2つの繋がった闘技場のような場所に辿り着いた。
空を見ると全体が闇に染まっていた。
「クロノモン!!」
ベルフェモンが着陸しながら雄治が叫んだ。
「いい加減諦めたらどうなんだ?」
クロノモンが呆れたような表情で言った。
「俺は…俺たちは諦めない!世界を救うことが出来る確立が1%あるなら、俺はその1%に賭ける!」
雄治は叫んだ。
「無駄なことを…。まず、君たちが世界が守れる確立は1%も無い。それに、こんな穢れた世界などを守ってどうするつもりだ?守るだけ無駄だ」
クロノモンが嘲る様に言った。
「どういうことだ!!」
雄治が聞いた。
「人は様々なものを消していった。花…草…そして、過去のデジモン…。その存在を消してきた…。そんな穢れた世界など滅ぼしてしまえばいいのだ!!」
クロノモンは感情が高まってデストロイモードになった。
「ベルフェモン!!」
ベルフェモンは雄治の掛け声と共に構えた。
『ウィンドブレード!!』
クロノモンが両手を払うと風の刃が放たれた。
『ギフトオブダークネス!!』
ベルフェモンは斬撃で風の刃を消した。
『カードスキャン!―暗黒と地獄の剣!』
ベルフェモンは剣を持った。
そして、クロノモンに接近して剣を振った。
しかし、クロノモンはその剣を片手で受け止めた。
「クッ!!」
「フッ…所詮人間に力をもらったデジモンなどこの程度のもの…人間と攣るんだせいで本来の力よりも弱くなったデジモンも存在する。御前もその1体だ」
「それが何だ?我は好きで人間についているのだ。貴様に我を動かす権限は無い!」
「貴様を動かす気など全く無い。ましてや魔王のような意志の強い奴を動かすにはそうとうの力と技術が必要となる…。だからこうして貴様を殺めようとしているのだ…」
『スラッシュオブダークネス!!』
ベルフェモンは距離を置いて剣を横に振ると実体のある暗黒のエネルギーが放出され、それはクロノモンに襲い掛かった。
『コロナ!!』
クロノモンは赤い霧のようなものを発生させ、闇のエネルギーがその中に入ってきた瞬間にその霧は爆発を起こして、技を相殺した。
しかし、そうやって戦ってると、闘技場の外から爆発のような音が聞こえた。
「何だ!?この音は!」
雄治とベルフェモンは辺りを見回した。
「来たか…」
クロノモンはホーリーモードに戻り、巨大な槍を発射する向こうの場所を見た。
すると、その場所の後ろの方から青紫色の胴体が長い龍が現れた。
「邪龍…ディアダークモン…!!」
その龍は着陸した。

~データ解析~
ディアダークモン
世代:究極体
種族:邪龍型
属性:ウィルス種
所属:四大古龍
必殺技:ダークブレイズ、スネークダッシュ、ダークメテオ、メテオダイブ、グライドウィンド

「あれが…邪龍…」
クロノモンはベルフェモンからディアダークモンに標的を変更した。
『ホーリーフレア!!』
クロノモンは聖なる炎を放った。
しかし、ディアダークモンには一切効いていない。
『ダークブレイズ!!』
ディアダークモンは口から強力な火弾を放った。
クロノモンはそれをギリギリで避けた。
後ろの台に直撃して、強力な爆発が起こった。
「あの力…デジモンとは思えん…」
ベルフェモンはディアダークモンの力をあの火弾1発で理解した。
『ダークメテオ!!』
ディアダークモンは咆哮を放つと、メテオが振ってきた。
クロノモンはそれを尽く避けて、ディアダークモンが現れた方向へ向かった。
ディアダークモンはその後を追った。
「範囲内!!」
クロノモンは目の前の巨大なボタンを置いてあったハンマーで叩いた。
すると、巨大な槍が飛び出して、ディアダークモンを貫いた。
「あぁ!!ベルフェモン!!」
「あぁ…このままではまた宝玉を取られる…!!『デストロイ・オブ・ダークネス!!』」
ベルフェモンは暗黒の球を放つがクロノモンはそれをさり気無く軽々と避ける。
しかし、いつも放つものとは違い、威力が低めだった。
「ッ!?」
「どうした?ベルフェモン…」
「威力が…落ちてる…」
「気付いたか?」
クロノモンがディアダークモンを引き寄せるために移動しながら言った。
「御前のその技は自らの力と周囲の闇のエネルギーを使って初めて強力なものとなる。しかし、ここにある闇のエネルギーは全て御前が使えるものではない。そして、この闇は現代には存在しない、神が持つ闇だ」
「神が持つ闇だと!?」
雄治が聞き返した。
「そう…イグドラシルの心の闇…それがこの闘技場の空を染めた闇だ」
「なら、この技ならどうだ?『ダークネス・オブ・ソード!!』」
ベルフェモンは持っている剣を空に翳した。
すると、剣の先端には一瞬で巨大な暗黒の球が出来た。
ベルフェモンはその暗黒の球をクロノモンに向けて放った。
「何!?グアァァッ!!」
クロノモンはその暗黒の球に直撃して、壁に叩きつけられた。
「クッ!…何故…あの闇を使える…!?」
「貴様は以前、我等七大魔王が専用の武器を使うとYGGDRASILLに対してこう言ったな?『我等を滅ぼすためにこんな武器を…』と…そのとき、我は思った。このカードは、貴様等YMIRが復活することを予期して、神により作られた武器だと…」
「つまり、この剣は…七大魔王の武器はここに存在する神の闇を操ることが出来る!」
雄治がベルフェモンの後に続けて言った。
「なるほど…そういえば、忘れていたね…」
クロノモンがディアダークモンの方を見えると、ディアダークモンは空高く飛んでいた。
『メテオダイブ!!』
ディアダークモンはメテオのように、勢いよく空中から突進した。
「グアァァァァァッ!!」
クロノモンは避けられず、その攻撃を直撃した。
「これならいける!!ベルフェモン!!」
ベルフェモンは再び、剣を空に翳した。
剣は空に広がる闇を吸収し始めた。
「神の剣よ…神が放った闇を全て吸い尽くすのだ!!」
ベルフェモンは剣に向かってそう叫んだ。
「この僕が…こんなところで終わるわけが無い!!落ちろ!!ディアダークモン!!『シャイニングデストロイヤー!!』」
クロノモンは両手の太陽の紋章をあわせると、強烈な光を放ち、ディアダークモンを攻撃した。
ディアダークモンは瞬く間に溶けて、消えてしまった。
そして、邪の宝玉が一つ、落ちた。
「よし、残るは雷の宝玉のみ!!」
クロノモンは大きなダメージに耐えながらも次なる場所へ飛んでいった。
「ベルフェモン!!追うぞ!!」
剣が闇を吸収し終わるとベルフェモンは再び、雄治を持って、クロノモンの後を追った。