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ある日の真夜中・・・・・基地の前に彼らはいた。

「こちらレオン、米軍基地前」
「こちらエマ。メインコンピューターへのハッキングを開始します!!」
「ああ、頼んだぞ!!」
「武器は持ったか!?腹くくれよ!!」ロバートが勢いよく言う。
「はい!!」「はい!!」「はい!!」
……いざ!!

32th moment  ~9.11~

それは数日前にさかのぼる。

……米軍は、普天間基地から嘉手納基地へと、デジモンを運んでいた。
これでデジモン事件に米軍が関与していることをつきとめ、アジトへ帰った。
米軍車に乗っていた二人の米兵も、参考人として連れて帰った。(拘束して)
海人はアジトに戻っていた。

……てことで取調べ中
(米兵達は英語をしゃべっています)
「オレたちは何も知らないんだ。」
「ただ運べとしか言われていない。本当だ!!」

「何て言ってるんだ?」龍也が横のえりかに言う。
「あんたってほんとバカね、carryって聞こえないの?」

「なら・・・この男を見たことはあるか?」
レオンが胸ポケットにしまっていたエリック・アレクサンドロスの写真を彼らに見せた。
「・・・ああ、この男なら何度も見た。」「オレもだ!」
「・・・・・・・・!!」
レオンとロバートは顔を見合わせた。
「なるほど、彼と米軍の一部が手を組み、何かをしている・・・・と。」
と、ロバート。
「・・・オレたちは何も知らされていない。ただ・・・やつは最高司令官室によく出入りしているらしい。」
「・・・・・・・・・!!」
「え?そ、それじゃあ・・・・」と、海人。
「・・・うむ、普天間基地の上層部と直接つながっている可能性があるな」
レオンがはっきりと言った。
「そこでだ、普天間基地へ潜入を試みようと思う。」と、ロバート
「あなたたちには・・・同行を願うわ。」エマが現れた。
「大まかな作戦はこうだ。ハッカーであるエマが基地のメインコンピューターにハッキングする。それが始まる前までに我々は基地前に隠れ待機。そして基地の運用を管理する米軍施設へと潜入。基地に一体何があるのか、それを確かめる。日時だが・・・・9月11日深夜に決行する。」
「・・・・・・・!!」
「その日ってまさか・・・」と、龍也。
「ああ・・・俺達もその日のことを忘れはしないさ。」と、ロバート。
「君達には選ぶ権利がある・・・さあ、どうする?」
重要な決断を迫られる龍也たち・・・果たして!?

そして9月11日、当日

この日も学校だった。
放課後、部活(サッカー)に向かおうとしていた。
ブーーーーーーーーーン!!!
と、飛行場から飛び立つ米軍の飛行機が上空を飛んでいった。
「やっぱりうるせえなあ・・・。」龍也の友人・チームメイトの英二だ。
「だな。お~い、龍也行こうぜ!龍也・・・・?」勝もいる。
しかし、呼ばれた龍也は見えなくなるまで空を見上げそれを眺めていた。
「あ・・・、ごめん。」
「それにしても・・・いつまであるんだろうな、基地。」勝が言った。
「何かと理由つけてさあ。大学にも“堕ちた”っていうのに・・・。」と、英二。
今日はどこのニュースでも、あの日の特集をしている。オレが小4の頃だった、家でぼ~っとテレビを見てたら・・・映画かと思った。高層ビルが爆発して崩れ、その下にいた人達が悲鳴をあげながれ逃げていく・・・泣き叫ぶ声。衝撃的だった。あれから、世界情勢は変わった。アメリカは事件を起こした人間の出身国に核を持ってるだとか理由をつけて攻めていった。・・・この波は世界に在住する米軍基地にも押し寄せた。
なんで今日なのか?たぶん・・・今日オレたちがやることはそれと同じくらい大きな事だということをレオンは伝えたかったんだと思う。
オレ達は今日・・・・今夜、基地に侵入する。明日どうなるのか、誰にもわからない。
どちらにしろ、オレたちとやつらとの関係は今までとは違ったものになるだろう。
「勝、英二・・・行こう!!」
最後の部活になるかもしれない・・・・

深夜、龍也は家族が寝静まった後、こっそりと家を出た。
「いくぜ、ドルモン。」
龍也はデジヴァイスを握り締めた。その手は震えていた。
……レオンの車が迎えに来た。ロバートが運転、レオンは助手席に座っている。
「最後の問いだ。行くか、行かないか。どっちだ?」
レオンが静かに・・・しかし強く言った。
「・・・・・・・行きます!!」
「後戻りはできないぞ?」
「それでも・・・やります!!」
龍也は力強く言った。目はその決意を語っていた。
「ふう・・・。その勇気と希望に燃えた瞳・・・嫌いじゃないぞ、乗れ。」
「はい!!」
バタッ!!
えりかと海人は既に乗っていた。
そして車は普天間基地へ

数分後、基地近くに到着し、目立たないところに車を置いた。
ガチャッ!!バンッ!!
トランクを開けると無数の銃が並べられていた。
「うわあ・・・・」
「FBIとデジモン研究の粋を集めて精製した特殊武器だ。」
「デジモンだけでなく人にも効くからな。」と、ロバート。
「って・・・え!?」
「我々は元FBIだ。・・・言ってなかったか?」
「オレたちの組織には国家機関のメンバーだったやつが大勢いるんだ。」
そう説明しながら、次々と銃を手に取った。
そして二人は装備を終えた。
「おまえたちも・・・これを持っておけ。」
レオンが3人に小型の銃を渡した。
「これは・・・・・!!」海人は驚きの表情だが・・・
「心配すんな海人!!これは記憶消去つきの麻酔銃だぜ!!」
龍也はなぜか誇らしげだ。
「いや、攻撃用だ。」
「えっ~~!!?」
「パートナーだけでは君達は危険すぎる。いいか、今から潜入するところはそれほどに覚悟がいる。生半可な気持ちでは命を落とすぞ。」
「それはいいすぎかもなあ・・・。」と、ロバート
しかし・・・・・
「私だって・・・・半端な覚悟で来たわけじゃない。そうよね、レナモン。」と、えりか
「・・・・・・ああ!」
「うん!海人!!」
「ラブラモンも同じみたいだよ。僕達と。」と、海人。
「・・・基地の秘密を暴いてやるぜ!!」
龍也たちの手は少し震えていた。しかし力強い声だった。
「・・・・・連絡が来たぞ!!」
そしてレオンが言った。
「・・・・・・・・!!」

「こちらエマ。メインコンピューターへのハッキングを開始します!!」
ピッ!!
レオンとの電話を切った。
「頼んだわよ、みんな・・・・!!」

運命を分ける大きな戦いになるとはつゆ知らず・・・・・

32th moment To be continue