エコロジカル・メディスンのコンセプト


1.人間と環境は相互に依存しあっており、環境の健全性は人間の節度にかかっている。

2.人間と環境の健康は固定されたものではなく常に変化している。自然の優雅さや回復力に学ぶことは人間の健康にも恩恵をもたらす。

3.ヘルスケアは多くの人の健康と環境に悪影響を及ぼすものであってはいけない。

4.地球に負荷をかけない適正な医療をめざす。

5.伝統療法や土着のもなど多様な療法を認める。

6.知識を得て現状を変えるために患者は医師のパートナーとなり、医療の専門家は環境の専門家と協調すべきである。また、健康関連の組織は地域に貢献し、地域の人々は自分たちの福祉と周囲の自然環境をどう統合するかを学ぶべきである。

7.社会全体として、地球に対する負担を最小限にとどめ、人間の基本的な欲求(健康、栄養、家庭、住まい、やりがいのある仕事など)を満たすことができる仕組みをつくるべきである。


(『Ecological Medicine』より)











最終更新:2008年09月07日 23:23