幻龍編第2弾 漆黒の世界(ダークネス・ワールド)

幻龍編第2弾 漆黒の世界(ダークネス・ワールド)



「ハンマーが帰ってきた!」
ある者がそう叫ぶと、彼を知る長寿の知人が漆黒の土地シザースの前に集まった。
ハンマーとは、かつてたくさんの仲間を、友を、そして国を崩壊へと導いた《悪魔神王ヨグ・ソトース》に復讐するため、経った一人でシザースに足を踏み入れた勇者である。
ついにハンマーが帰ってきたのか、そう期待に胸を躍らせ彼の登場を待っていた。そして、ついにハンマーが姿を現したのである。鎧亜軍の手玉として―――
狂気に堕ちたハンマーは、知人であろうと関係なく危害を加えはじめ、ついには鎧亜軍として旧文明軍、Z軍にも攻撃を開始する。
このとき、漆黒の土地内部で、ヨグ・ソトースが再び動き出していた。

鎧亜軍は、ハンマーを前線に配置し戦況を圧すると同時に、事前に設置しておいた魔方陣を起動し、大陸ごと旧文明軍を消し飛ばす作戦を実行した。これにより、旧文明軍は苦戦を強いられる状況に陥った。その衝撃は、超次元へのアクセスを完全に封じ、シャーロックによる制圧を彷彿とさせられた。

その頃、考古学者である《追憶妖精パキス》は、世界を包んだ瘴気について調べるため調査を行っていた。情報をたどっていくうちに一つの真実にさしかかる。
アザトース再来説」。
アザトースとは、かつてこの世界とは別の時空間で一つの空間を闇に染めた強大な力を持つ悪魔である。一度この超獣世界にも侵入しようとしたが、当時起きていたラスト・ストームとデビル・ディアボロスZとの激突で、さすがのアザトースも歪みきった結界を超えて超獣世界に入ってこられたなった。
しかし、安定しきった結界からアザトースは侵入し、この瘴気を作り、漆黒の土地シザースを作り上げたのではないかと推測された。数百万年でこうまで瘴気を広げられるのはアザトースくらいしか考えられないのだ。
核心をついたと思ったパキスは、もっとも瘴気の強い部分に向かって足を運んだ。
それ以降、彼の姿を見た者はいない。

ハンマーの狂気化、魔方陣による攻撃、ヨグ・ソトースの再来により、世界は瘴気に覆われ、長い"漆黒の世界"時代が始まった。


収録カード
ビクトリー 1種
《漆黒の世界アザトース》






作者:天照