王河凌

「あの天樹君って子……なんでだろ、初めて会った気がしないというか……不思議だよね、征子ちゃん」


王河 凌(おうが しの/Shino Ouga)

年齢:15 学年/職業:高1 性別:女 レベル:11 メイン:異能者 サブ:学徒 エクストラ:竜装術士 追加サブ:探索者 種族:忍者
参戦回数:12回 学園:松門戦技高校 素行:C 身長:156cm 体重:45kg PL名:ろこ


「あたいは…………あたいが進みたい道を走る!」



外見
赤髪赤目に八重歯と活発そうな印象でありながら整った顔をしている。
身長はそれほど高くないが、鍛えていると豪語する通りスタイルはいい。

人格
あたいという一人称だが普通の子。
少し弱弱しい感じの口調とは裏腹にスポーツが大好き。勉強は苦手。
また、友達やチームメイトを思う心が強く、戦いのスタイルに現れている。
元来泣き虫であり、些細な事で泣き出してしまうがいざというときは折れない頑固さも持っている。

鍛錬・コンディション管理には余念がなく、試合・授業以外の時間のほとんどを自主練に費やしている。
意外にも料理も得意であり、栄養面にも気を使っているとか。

呼び名は「●●ちゃん」、「●●くん」、「●●先輩」など。

元の人格に戻った直後は「あたい様」としての人格を表に出すこともあったが、
天使による戦争を経て現在は元の人格をベースに完全に統合されている。

+ ...
本来は引っ込み思案で弱気な性格。
中学時代までは常に頼れる従姉妹の天征子に依存しがちでよく行動を共にしていた。

高校時代は自身に投与された魔法薬の影響により、憧れの天征子の性格をベースに新しい人格を形成。
学園都市では長らく自身を「あたい様」と呼ぶ尊大な口調と人格で通っていた。

とある誘拐事件により、一度精神が崩壊を起こしてしまったものの、
執行委員たちの活躍により、現在の王河凌が再形成、新たな一歩を踏み出している。

彼女に勝つために行っていたトレーニングや体調管理などのストイックさは生来の本物。
この点は現在でも失われていない。

来歴
中学時代からスポーツ万能の才能を見せ、様々な魔法使い部門のスポーツ大会に顔を出している。
例えば瞬間移動を駆使した「0歩マラソン」、アポーツによる「ワープする魔球」、分身による「一人オフサイドライン」などが飛び交う……それズルじゃん。
とはいえ、魔法使いとしての能力以外の身体スペックも相応に高く、決して口ばかりの女性ではない。
瞬発力に優れるが力はあまり高くないようで武道がやや苦手とのこと。

目下の目標はスポーツで一番になることであり、松門戦技高校には心技体を極めんと入学した。

現在の住居は第八学区に存在する普通のマンションの一室。
自宅近くのジムや公園によく姿を見せている。

パニッシュメントにはとある人物からの誘いを受け、加入した。
目的は自分を実戦で鍛えるため、だったのだが他の委員については基本的にチームメイトとして見なし接している。
現在の目的は今の自分でいられるようにしてくれた、仲間みんなのために頑張ること。

プロフィール
誕生日 2月3日
血液型 O型
好きなもの ボール
嫌いなもの 病院

+ "従姉妹にして最大のライバル"

天 征子(あまつ せいこ/Seiko Amatsu)

年齢:16 性別:女 種族:混血 クラス:戦士/拳闘士/学徒/竜装術士
イメージキャラ:嵐(艦隊これくしょん)

「こりゃバトルしがいが出てくるもんだ、いよいよ真打登場ってな!」


ラムネシア魔法学園1年生。ローズブレイド寮所属。
彼女にとって最大のライバル。通称『覇王』。
凌の従姉妹でも幼馴染でもあり、凌を遊びに誘うことも多かった。
一人称がオレ様、の男勝りで豪快な性格。男子よりむしろ女子からモテるほど。

スポーツの才能は凌以上で、練習はほどほどでこなせる天才肌。
大会では彼女が1位、凌が2位といった結果になることも多く、二人合わせて「画竜点睛」コンビと呼ぶ人もいた。
凌は「臥竜」担当で、征子は「天性」担当。
当時の目標は凌と二人でスポーツ界を牛耳ること。

1年前の事件により、意識不明の重体に。
長らく病院に昏睡状態のまま入院し続けていた。

意識を失う間際、王河に覇王の座を預けた。
このことから、王河は彼女の言動を強く意識した行動をとっていた。
同時に凌にとってトラウマにもなっており、病院が嫌いになってしまっていた。

天使化事件の最中、密かに目を覚まし、学園都市に入るためにリハビリを開始。
事件解決後、学園都市を訪れ凌と再会することになる。

そのまま彼女はラムネシア魔法学園に転入、リハビリを並行しつつも充実した学園生活を送っている。


+ "もう一人の幼馴染"

虎枝 地恵(いたどり ちえ/Chie Itadori)

年齢:17 性別:女 種族:混血 クラス:異能者/探索者/電脳術士/探偵
イメージキャラ:野分(艦隊これくしょん)

「…………ばーか」


総合学院の高校2年生。不愛想ともとられるほど感情の表現が少ない少女。
情報収集に長けるが、戦闘は極力避ける。逃げ足が速い。

入学当初はテニス部で活動していたが、1年前の事件を契機に部を辞め学業と情報収集に専念していた。

元々は天征子の親友であり、王河にも妹のように接していた。
だが、ドーパミン事件により親友の昏睡化と王河の異変を察知。
王河とは喧嘩をしてしまって以来、表面的には言い争うだけの関係が続いていた。

執行委員に関して日々調査をしていたが、凌の誘拐事件を機に完全に和解。
戦争中は電脳術によりSEEDの活動をサポートし、戦後はテニス部に復帰した。

+ "アイテム"
血で汚れたテニスボール
常に持ち歩いていた物品。
本人曰く世界一つだけのもので、何か大切な意味合いがあるらしい。

血は征子のもの。1年前の事件に関与した物品。

+ 参加セッション

+ 友人・ライバル関係
進道一心
拳のライバルにして危なっかしかった人。
リサちゃんのこと、大事にしてね。

日廻一色
ライバルじゃない友達にして嘘つき。
ありがとう、そして諦めないで。

ケント・テイラー
剣のライバルにして剣の先生。
あの人にも色々あって……尊敬しちゃうかな。一色ちゃんと仲がいいらしい。

弘原玲
料理のライバルにして友人。
海の神様とか初めて見た。魚おいしいよね。

森濱くるみ
同学年のライバルにして友人。
実はミルキィパールだった。えへへ、今度は一緒に行こう。

リサ
水泳のライバルにして友人。
クールで頼りになるけど、変わったよね。ありがとう。

京極文花
自称天才のライバルにしてフレンズ。
用具のメンテナンスもお願いしている。ちょっと偉そうだけど、意外と面倒見がいい人だよね。
会長選、頑張ってね!

東雲水凪
未来のライバルにして後輩。
フレンズに負けず劣らず砲撃が強い。大きくなりたいらしいのでダンベルをあげた。
なんかいつも胸のあたりを見ている気がするけど……そんなに変かな?

巴=ジェンキンス
異能のライバルにして新聞記者。
とても明るくて、あたいと征子ちゃんを取材する約束をしている。
……何があっても絶対に君のことは忘れないから。

レーネ
たこ焼きのライバルにしていたずらっ子。
アルマって子といい、いたずら好きなのか結構油断できない人だよね。

朱羽刀夜
もう一人の剣のライバルにして稽古する仲。
ケントさんとほぼ同等の強さで…………いつか追い抜けるといいな。
あたいらしさを貫く……がんばってみる。

アスカ・瀬戸・メーテルリンク
クレーンゲームのライバルにして、買い物仲間。
『あたい様』ともすごい気があう。今度はあたいと一緒に遊んでくれるかな?

夕凪京介
河原のライバルにして、未来の執行委員長。
カッコいいところも多いんだけど……お願い、無理しないで。


+ "1年前の事件"
+ "概要~とあるネット記事より抜粋"
この国のスポーツ界を震撼させた、違法使いによる学生の誘拐事件、通称「ドーパミン事件」について詳細を記載しよう。
この事件は各地の学生が突如立て続けに行方不明となったことに始まる。
いずれの学生も、スポーツ大会で好成績を残していたという共通点があったが、
例外なく家族に連絡がないまま消息を絶っており、事件性の有無を念頭に捜索活動がなされていた。

最初の行方不明者発生から約1か月後、一部の行方不明者がランデル機構の支部にて保護されたことから事件が発覚。
提供された証言から他の学生とともに誘拐され、監禁されていたとの証言を得られた。
彼らの証言と、監禁場所で気絶していた犯人の一味と目される違法使いから得られた情報から犯行の手口・アジトが特定され、違法使いの一味は逮捕された。

主な被害者は各種競技大会で優秀な成績を収め、かつ魔法使いとしての素質が確認された中学生。
動機は誘拐した学生を薬物・魔法等でコントロール下に置き、裏社会のスポーツ賭博や犯罪行為に利用する尖兵とするためだったという。
この犯行グループのうち一人から、あくまで依頼があって実行しただけだ、との証言もとれているが、背後のつながりに関する確たる証拠は得られていない。
「ドーパミン事件」という通称も、発覚時に公開された犯行グループのメモ書きからワイドショーで命名されたものである。

幸い、救助された者の多くが誘拐後間もなかったため後遺症がなく復帰を果たしているが、
一部の被害者については既に投与された薬物、または犯人グループから受けた暴行により死亡、あるいは障害を残し入院を余儀なくされている。

とりわけメディアから多くの関心が寄せられたのは××市在住だったS・Aさん(15)だ。
彼女は種目を問わず様々なスポーツ大会で優秀な成績を収め、将来を期待されていたのだが、事件により昏睡状態となっているという。
これはスポーツ界の大きな損失といってよいだろう。

+ "その後 ―とあるジャーナリストの聞き込みノートより"
対象:女子中学生A
「え?征子様?……うう、なんであんな事件に巻き込まれちゃったの……
そうだよ、ドーパミン事件だったっけ、あれで大きな傷を負わされちゃったらしくて、入院しちゃったんだよ
今でも意識が回復せず眠り続けているなんて……うう、美人薄命っていうけどショックすぎる……
……へ?いつも一緒にいた女の子はって?あ、凌ちゃんね?
……そういえば最近会ってないなぁ、なんか事件があってから別人みたいに人が変わったって噂まであるけど……
やっぱり大好きな従姉妹がああなっちゃってショックだったのかな?
なぜか家でもあんな感じで大騒ぎだったって……
不思議だよね、家族の前くらい飾らないでいていいじゃないですか
え?心当たり?ごめんなさい、詳しくはちょっと……」

+ "王河凌について~虎枝地恵調査レポート"
王河凌はドーパミン事件で違法な薬物を投与されている。
薬の作用により、下記の状態にある。

1.洗脳薬
「天征子」の『命令』によって下記のように洗脳されている。
  • 自身は将来の覇王たる存在であり、そう定義されている
  • 人前では泣かず、堂々として振る舞い続ける
  • 命令主である天征子のことを何よりも重要視する

2.認識災害
もう一つの薬物により、王河凌は感情の『認識災害』を発症している。
悲しみ、恐怖。後悔といったネガティブな感情を「怒り」として認識する。
そのため、自分を責める心理は強制的に怒りへと変換され、原動力として使われている。
また、本来悲しいはずのことやつらいことに対しても涙を流すことができない。

3.解除方法
上記の人格改変を伴う命令を行った本人の命令により解除可能。
もちろん、別方法による更なる人格書き換え、強制的な魔法解除でも場合によっては解除の見込みはある。
だが、認識災害の解除は蓄積した負の感情を一斉に感じる現象が起きる可能性があるため、無暗に解除するのは危険と判断。




「…………満点といってもいい」


PickUp

スポーツの技術を戦闘に応用した実戦的「アルティメットスポーツ(自称)」の使い手。
主に野球・サッカー・テニスといった球技をモチーフにした技を使う。
チームワークを意識した、カバーや支援術も可能という、まさしく遊撃手あるいはMFといったところか。

具体的な戦術では千本ノックによる攻撃が基本。
その他、テレパシー、行動支援、カバーリングといったスキルで他者のサポートを行うのが主な役割となっている。

戦闘以外では罠探知・罠解除・探索のいずれもこなせる。

キャラクター情報

+ キャラクターメモ

「あたいは逃げない……諦めない!」

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最終更新:2018年07月01日 01:39