水鳥野 フレデリカ(ミドリノ フレデリカ/Midorino Frederica)
年齢:16 学年/職業:1年 性別:女 メイン:異能者 サブ:電脳術士 エクストラ:探偵 追加サブ:聖職者
種族:人間
学園:総合 素行:B 身長:175cm 体重:58kg PL名:九六丸
アイコン:塔崎涙歌(心霊写真使い涙歌) イメージCV:東山奈央
キャラクターシート
「何も変わらないよ、何もさ」
「何時も通りに、なればいいんだ」
外見
銀髪を肩口まで伸ばした比較的長身の少女。
赤基調の制服と、常に弄っているレベルのスマートフォンが目印。
目つきが悪いor不穏とよく言われる程度の容貌。
スタイルも込で容貌はかなり整っているが、とにかく目元は不穏。
人格
要約:好奇心猫を殺すが当の水鳥は勝手に飛んで逃げる体質。
言葉を整えればつまり、首を突っ込んでは掻き回して満足して去ろうとする蝙蝠。
興味のあるものについてふらふらと突っかけて行くフットワークの軽い生物。だが足は遅い。
有り体に言えば寂しがりの構われたがりの猫科のようなお調子者。
価値観こそややドライに見えるが、一種の中立や中庸さの発露に近いものである。
総じて一般的というか平々凡々。面の皮の厚さを除けばそれはもう普通の女子高生。
ややサブカル寄りではあるものの、趣味にしろ何にしろいわゆる現代っ子。
素行も(表面上)は良い。裏側は黙秘権。
それはそれとしてネットに漂う人の黒歴史は漁るし弄る。
悪い扱いはしばしば。当人の性格が性格なので宜なるかな。
定期的に捨て台詞のように「おまえの黒歴史を白日の元に晒してやるーッ」と吠えるが。
明確に自分に非がある場合はやらない。
比較的だろうと相手が悪い場合? そりゃもう黒歴史の再来よ。ターンエックス。
来歴
日本文化(それもサブカル)に被れたオタクな父親(イギリス人)と。
写真家である母親との間に生まれたイギリス系ハーフ。(注釈:婿入りの為名字は母親の物)
しかし生まれも育ちも日本であり、名残は名前の英名のみに留まっている。
父母ともに魔法に優れたとは言い難いが、当人が電脳系に関して類まれな才覚を持っていた為か。
元より仕事上出立しがちな両親は娘も交えた協議の結果。
専門性も高く素養を伸ばせると、学園都市へ一人娘をダンクをキメることにした。
対処こそ出来れども眼の特異性を活かすことは難しかったことも起因する。
現在、単純に学園都市ではエンジョイ一人暮らしアンド厄介事エキサイティンを堪能に至る。
前述の通りわざわざ突っかけていくほどの調査能力を買われて二つ返事で執行委員。
趣味で報酬がもらえるならと互いにWin-Winの能動的調査担当たまに荒事。
それでも、認め得ないモノにはそこそこブチ切れる。
執行委員としては調査系や専門性を買われてでもあり、戦闘でハイレベルとは程遠い。
しかし異能自体がかなり強力な部類に入る為、役に立たないわけではなく。
トップと比べて数段直接戦闘能力は劣る、という方が正鵠。
比較的に汎用性高く何事も熟すため、適度に小間使われる立場に落ち着いていた。
最近は実働が多いが、ごく稀に書類作業を任されている姿が見れる。
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フォルダ:執行委員 |
日付順に並べているようだ、ただし中身はなかなか雑然としている。
May/五月
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ラムネ・ローズブレイド寮屋上 |
風景を描いたパノラマ写真のデータに混じって、ベンチで過ごす 穏やかな青年の姿がある。
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総合学園・屋上の死角 |
天を仰ぎ銃を掲げている 物憂げな青年が写っている。顔はやや影に隠れて表情は窺えない。
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小洒落た街路の中途 |
涼やかな気取った青年が恭しくエスコートする様の一枚。
……と、やっぱこういうのどうだろうと悟ったような表情を浮かべた写真のセット。
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June/六月
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戦技校・深夜の屋上 |
戦技高の屋上から撮れるパノラマ写真や校庭など見下ろした写真の複数。
嬉しそうにプリンを頬張る 白髪褐色の少女の写真が数枚混じっている。 満天の星空に、一迅の影が羽撃いた。
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第六学区・評判のパンケーキショップ |
(未記録・ フォルダ別けのみ) まあ一枚隠しファイル化して喜色満面のとこは確保したんだけど。
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第七学区・路地裏と高空 |
精悍な青年が淀み無く空中機動戦の鍛錬に勤しんでいる。
また、人物こそ映っていないが航空写真じみた風景が幾枚と同じフォルダに収まっていた。
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第七学区・岐路 |
怜悧な印象な少女の後ろ姿を映している。 筈なんだけどあれおかしいな向こうの硝子に映ってこれバレてアーッ
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July/七月
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上杉大学病院の一室 |
ピースで写真を撮られる快活な少女と 顔の傷の目立つ青年が心なしかややむすりとした対象的な一枚が収まっている。 此の後看護師さんに絞られた
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第七学区・執行委員詰所 |
軽い調子の青年がらしからぬ真剣な様相で書面に向かっている、と思えばカメラに気付いた瞬間慌てた様子で止めにかかる一連の写真。 なんか酷い映像が残ってたけど良心的判断により削除されました
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戦技校・深夜の屋上 |
あれやこれやと 人物風景撮られた雑多なフォルダーに、ひときわ目立つ画像が一枚。
建物などを超えた果てに、星を映す海が見える一枚が、まるで気に入ったかのように大事に保護されている。
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総合学園・ある教室 |
朗らかに笑う 三つ編みの少女を捉えた写真。連写で撮ったせいか静止する動きまでもが残されている。
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第七学区・人の少ない路上 |
ありきたりな風景写真群に、 大柄な赤髪の青年が小さく映る数枚までが混じっている。
黒ずみの残る白写真が一枚、何かの為に収められている。これはもう必要なし、っとね、にひ
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August/八月
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第十九学区・駅前近くの喫茶店 |
仰角じみた視点でふふんと鼻を鳴らすような 笑みを浮かべた赤髪の青年の姿を、テーブル越しに撮っている。
一瞬後の表情が崩れる写真も含まれていた。
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September/九月
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第十六学区・各地 |
雑多に詰め込まれている。どうやらクラウドデータで共有した写真までもが混ざっているようだ。
喜色満面で何かについて物語る 銀髪の小柄な少女の写真がフォルダの下にも確認できる。
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第十六学区・高所らしき場 |
遠くの建造物郡すらミニチュアに見えそうな壮大な自然風景の写真たち。
それと、 フードを被った人形めいた少女を突如映したのか、きょとんした様子の人物写真。
消すに消せなかったか自分のへにゃとした笑顔の写真も保存されている。
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戦技高・寮の一室 |
悔しげにコントローラを握りしめる 黒い長髪の少女をすかさずとばかりに撮ったらしい写真。テーブルの上には鷹のデフォルメぬいぐるみと、テレビには僅差を示す結果発表画面が映っている。
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メガネ高・皇研究室 |
自信満々に眼鏡を上げる仕草をする 白ラン風の衣服の青年に徐々に追い詰められていくまでの一幕、らしき写真。
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第七学区・路地 |
きりりとした顔で撮られるのを今かと待つばかりの ふわりとした金髪の少年の何処か締まらない写真と。
その後、アパートでもう同居人を揃えて映され、あわあわと緊張で慌てる表情の写真。
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手帳/Note |
或いはDiary
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鷹のぬいぐるみの置き場所 |
今はとりあえず用意された個人ロッカーへ置いておくことに。自宅は不安過ぎるし、折角無事だったし。
……見られるとバツ悪いってか気恥ずかしいなぁ、でも無くすのもっとヤだしなぁ。
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ガっちゃんとの約束 |
ちゃんと見せられるようになったら写真見せたーい。リアクション楽しそうー。
それに、格好良くて自信満々なところも折角なら撮りたいね、っと。
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PickUp
「写真(インク上の実体・電子情報問わず)」を介しての空間制御能力と。
「電脳を現実の延長として扱える」性質の保持者。
彼女に取ってはリアルもバーチャルも「足を使う」ことには代わりが無い。
探偵としての性質はかなり一足飛び。因果関係を洗って結びつけるよりは直接証拠を拾って行く。
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付随情報 |
主な性質は「書換」「掌握」「切取」など。
一部は「光子操作」に該当するようだが、そもそもについて未だ解析段階。
光を利用し視覚に訴えかける現象全般や、物体の解析に長けている様子。
主として眼を介す能力ではあるが、基本的に感覚器でしかない。
そうした現象は、別の干渉か後述する制御機構で行っている。
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"B-writer-Light"(ブライター・ライト) |
スマートフォンに搭載された音声認識に寄る外付けの異能制御機構。
当人が学業と研究の傍らに電脳術で構築した。日々手を借りるなどでアップデート中。
処理機能に大きくアップグレードが入り、実用範囲に改造済み。
制御機構の名が示す通り、主な役割は強化ではなく制限。
彼女の眼の観測した結果の処理の肩代わりや影響の対象を絞る為にある。
複数装着されたSDカードにデータ化された疑似聖典【アルバム】を搭載。
本体、媒介であるスマートフォン共に、処理の軽減や代替を現実的な範囲で可能にしている。
コンバーターに寄り「自身の性能に寄らない」書換が可能になったこともあり、対応範囲は大きく増えている。
眼という感覚器を介する関係上、起き得る「情報量のオーバーロード」への対処。
また、干渉に辺り「停止した空間」の方が書き換えが容易であることも含め、操作の補助が主である。
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"Open-Your-Eyes" |
これは「空想を否定する眼」を"開く"為の心理的スイッチであり。
厳密に言えばプログラムですらない。
この眼の異能の根源は、「在るが儘を映す」ものでり、「確定」の起源に由来する。
その場にある情報全てを吸収するそれは、容易く訓練もしていない人間が耐えうるものではなかった。
「視え過ぎる」ことはこの副作用的産物となる。
書き換え等は後付的に得た魔法技術であり、観察もまたそれに由来している。
見ることで直接の影響を与えないとしたのは制御の賜物。
本来であれば異能の全てを"眼"のみで扱うことは不可能ではない。
……人間の身である、彼女に易易と耐えられるものではないが。
今でこそ限定的な「自身の制御空間内」でしか作用できないものの。
彼女がこの異能の性質を顕現させ何か捉えた時。
発生する現象は、"ありふれた想像"の一つとして処理され、消えていく。
"何かが起きる前"までは、変えることが出来る、ということでもあり。
起きたことは変えられないことの証左、でもある。
そこはすでに、彼女に取って「現実」に「確定」されたものでしかない。
彼女は何か生かす為に自身の想像を世界に読み込ませる。
空想ではなく、「現実」としてそれを視認する為に、世界を騙し、自身を騙す。
願いを、祈りを、その眼に捉える為の手段として、利用する。
そして、彼女は再度これを自覚した上で一つ、確信した行動理念を持っている。
異能に寄って視えたものか、或いは自身の想像の内でしかないかは定かではない。
それでも、これは彼女に取って前を向くには十分足り得るものだった。
『――自身の想像の中で、鮮明に描くことが否定されないなら。
"理想の未来"とは、自身の眼に取っても空想ではない』
それこそが彼女が動く最大の理由であり、至極単純なものである。
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データ面の性能 |
RPスキルが多いナマモノ。最近サイコメトリーが増えた。よくホログラフィーする。
適正分野は情報収集、能力値では精神と器用にやや偏る。
知力が高いのではなくスキルで補正するタイプ。
並列演算を利用してゴリ押しも可能なので基本的にはミドル向き。
小回りと手札の丸さがウリの支援型幸運の置物。
識別して補佐に回って中衛に潜み続ける。
大体生きてれば役に立つ、とりあえず雑に支援を投げまくれ。
運命改竄・グロリアで判定補佐。対魔法については構成阻害。
聖職全般でリカバリー・防御に長けつつ「維持」に向いた性能に到達し始めている。
でも納得行かなかったら全貫通の合言葉を唱えてパイロをぶっ放してきたりするので怒らせるのは控えような。
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光が大嫌いだった少女は、深くその価値を知っている。
あまりに強い光は、光を灼くものであり。
だからこそ、弱い光は、強い光に呑まれてしまうのだと考える。
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キャラクター情報
最終更新:2018年04月09日 03:54