「勇者部所属の魔王だ。宜しく頼むよ、愚民達」
……嘘のようだが、本物の魔王とその現在の肩書きである。
『魔王』/日ノ出真生(まおう/ひのいでまお)
年齢:17(5年) 性別:男 PL:たまこ
種族:妖精 メインクラス:魔道士 サブクラス:グラップラー/錬金術士 エクストラクラス:憑依術士(精霊)
所属寮:緑剣寮 所属部:勇者部(魔王) 立場:優等生
イメージアイコン:邪竜ギムレー(FE覚醒) イメージCV:小野大輔
イメージソング
truth 歌詞【“I take your life forever, you take my life”】
外見
「僕の体に興味があるのかい?」
魔王。
短く切り揃えられた、思わず目を引く艶やかな白銀の髪。
宵闇の中でも煌々と燃えて輝く、不気味な深紅の瞳。
如何にも魔道士然とした、厚手で物々しいフード付きローブ。
常に闇のオーラと配下の精霊や魔物の使い魔を従えている。魔王なので当然である。
……黙ってさえいれば雰囲気としては完璧なのだが。
人格
「魔王構成百八式、その一。魔王は悪である……はい復唱ってこら!紐を引っ張るんじゃイダッ」
――勇者部活動でちびっこに振り回される魔王の図
魔王。
大胆不敵、傲岸不遜、天上天下唯我独尊。人の心の隙間を覗くのが大好き。
魔王のものは魔王のもの、愚民達のものも魔王のもの。愚民も魔王のもの。まさしく魔王である。
若干どころではなく調子に乗りやすく、また自己顕示意識と魔王の存在への自負が強いので、
ことあるごとに自分が魔王であることの主張を欠かさない。魔王だからね。
魔王は魔王なのでたとえ相手が先輩だろうと敬意は払わず上級生呼びで済ませる。
だが現状、人間に協力する意思は一応あるので、敬意を払わないだけでさして目立った不和行動を起こすことはしていない。
むしろ勇者部という名目の人助け部で率先して活動している。魔王なのに。
本人いわく、「最近は魔王が勇者と共に共通の更なる邪悪に対すべく手を組むことも増えているからね、その一環だよ。それに隣に勇者っぽいのを置いておけば僕の魔王性も上がって力の戻りが早くなるかも知れないしね。引き立て役だよ、引き立て役」
……ということらしい。
基本的に魔王を自称しているしそう呼ばせているが書類などが必要になった際は便宜上日ノ出真生という名前を使っている。
パーソナリティ
アライメント |
混沌・悪 |
属性 |
闇/光 |
趣味 |
食べること、魔王とかダンジョンっぽい内装作り、骨董品漁り、ピアノ |
苦手 |
魔王は寛大だからないって言いたいけど子供の恐怖の権化だから動物に威嚇されがちなのはちょっと悲しい |
来歴
「今は訳あってこんな人間の体に身をやつしているけどね、本来の力はこんなものではないんだよ?」
「あっ、その顔……信じてないな?」
魔王。
より正確には、人々がファンタジーへと想いを馳せ、恐れ、憎み、憧れた『魔王』のイメージやだれかたちの作り出そうとした物語から発生した『魔王』の怪異。
産まれながらに自らの異界を持ち居を置いていたが、ある日
ヴェノム=グランゾール傘下の一部隊から奇襲を受け命からがら敗走する。
力と配下の大部分を喪いながらも辛くも逃げ仰せた魔王は前々から噂を耳にしていたこの学園の存在を思い出し、一年で人間の学と常識を学んだ。
優秀な家庭教師の支えもあり、無事今年、優秀な成績をきっちり修めて嵐のように編入することに成功する。
魔王なので当然のごとく魔王としてのアピールを欠かさなかった結果、
「また緑剣に変なのが隔離されたぞ」だとか囁かれたり、
はたまた魔王が来たという噂を聞き付けた勇者部から目をつけられていたらいつの間にか自分から入っていて意味がわからないだとか、二ヶ月で既に話題に事欠かない。
戦闘データ
「見るがいい、これが君達の拝む最期の光だ」
「二度と陽の下を歩くことなど叶わないと知れ!」
魔王構成百八式が一、魔王は光を奪う存在である。
この理論を、相手に光――即ち魔王の敵としての属性を付与することで無理矢理適用させて殴り抜く。魔王は上辺だけの光には負けないのだ。
+
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問いかけ |
「望み? そんなもの決まっている」
「奪われたものを取り返すのさ」
「僕が支配する予定の世界と愚民達を横からかっさらうだなんて、そんなの許せるわけがないだろう?」
そういうものとして望まれた存在の言葉は真人間には埒外な理屈で作られており、
故に、揺らぐことのない決意のみを帯びていた。
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最終更新:2019年01月03日 01:45