電脳術士


   電脳術士


●クラス解説
 情報の海で、電子と仮想現実を魔法的に扱う者。それが電脳術士である。
 まだまだ新しい分野であり、このクラスを名乗る者は少ない。



   スキルデータ


■電離剣
SL上限:5
タイミング:メジャー
コスト:5
判定:命中判定
対象:単体
射程:武器
効果:対象に白兵攻撃を行い、そのダメージに+[SL×3]する。
   その後、対象の【物理防御】を-3する。この効果は累積する。
   攻撃と同時に、物質の電気的結合を分解する魔法。


■構成阻害
SL上限:3
タイミング:効果参照
コスト:3
判定:自動成功
対象:単体
射程:0~2
効果:対象が魔法判定を行った直後に使用する。
   その判定の達成値に-[SL+1]する。
   構成式に無意味な数式を送り込み、動作を阻害する魔法。


■電子妖精
SL上限:3
タイミング:パッシブ
コスト:なし
判定:なし
対象:自身
射程:なし
効果:あなたはSL体の電子妖精を所有している。
   これはネットワーク上で活動する、あなた自身を模した人工知能である。
   あなたが情報収集判定を行う時、その達成値に+[電子妖精の数]する。
   この効果はインターネット接続できる環境下でのみ発揮される。
   また、[電子妖精]を必要とするスキルも同様である。
   電子妖精の数はプリプレイでSL体になる。


■並列演算
SL上限:1
タイミング:判定の直前
コスト:2
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:あなたがリアクション以外の判定を行う直前に使用する。
   [電子妖精]を1体消費するごとに、達成値に+2する。
   電子妖精による補助を受けて、行動の最適解を導くスキル。


■炎上工作
SL上限:1
タイミング:メジャー
コスト:3
判定:【知力】
対象:単体
射程:なし
効果:[電子妖精]を1体消費し、難易度10の【知力判定】を行う。
   成功した場合、対象が所有するSNSアカウントを炎上させる。
   このスキルを使用するには、対象のアカウントを特定している必要がある。


■理想投影
SL上限:3
タイミング:セットアップ
コスト:8
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:[電子妖精]を1体消費し、任意の【能力値】1つに+2する。
   この効果は1シーンの間、持続する。
   1シナリオにSL回まで使用できる。
   仮想現実に作られた自身の理想像を、相似の法則によって投影させる魔法。


■虚像投影
SL上限:1
タイミング:メジャー/プリプレイ
コスト:10
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:[電子妖精]を1体消費し、仮想現実に作られた虚像を現出させる。
   これは自身と同じように行動させることができ、スキルの使用なども可能とする。
   【HP】などのリソースは、あなた自身と共有する。
   虚像が現出している間、あなた自身は一切の行動を行うことができない。
   虚像は[戦闘不能状態]になった時、消滅する。
   プリプレイでこのスキルを使用する場合、コストは消費しない(電子妖精は消費する)。
   インターネットを地脈の代替とし、一種の式神として虚像を操作する魔法。


■ループキャスト
SL上限:3
タイミング:メジャー
コスト:6
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:使用時に自身が取得している[タイミング:メジャー]のスキルを1つ指定する。
   そのスキルの対象選択が必要な場合、この時に対象も指定しておくこと。
   あなたはクリンナッププロセスで、指定されたスキルをその対象に使用することができる。
   この効果はSL+1ラウンドの間、持続する。
   コストの不足、対象の不在など、指定したスキルを使用できなかった場合、この効果は解除される。
   魔法の構成式をループさせ、自身を用いて自動的に繰り返させるスキル。


■併用スクリプト
SL上限:3
タイミング:セットアップ
コスト:4
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:あなたが取得している[電脳術士]の[タイミング:マイナー]のスキルを
   1つ指定し、そのコストを消費する。
   指定されたスキルの効果を、次に行うメインプロセスの間、あなたは得ることができる。
   1シナリオにSL回まで使用することができる。
   複数の構成式を組み合わせ、同時に運用するスキル。


■生体クラッキング
SL上限:3
タイミング:マイナー
コスト:3
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:そのメインプロセスで行う白兵攻撃が命中した場合、その対象の
   任意の【能力値】1つに-1する。
   1シナリオにSL回まで使用することができる。
   攻撃と同時に数式を埋め込み、存在の情報に干渉する魔法。


■情報固定
SL上限:3
タイミング:マイナー
コスト:4
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:そのメインプロセスで行う白兵攻撃が命中した場合、その対象が
   受けているバッドステータスを自動的に回復しないものにする。
   この効果はSLラウンドの間、持続する。
   攻撃と同時に数式を埋め込み、存在の情報を固定化する魔法。


■確率の雲
SL上限:5
タイミング:マイナー
コスト:4
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:そのメインプロセスで行う白兵攻撃の命中判定に+[SL以内の任意]Dする。
   その攻撃で与えるダメージは、-[命中判定の出目の合計値]される。
   不確定性原理により、存在が確率化した武器の確率密度に干渉する魔法。
   確率保存による総和を引き上げることで、収束するまで確率を同時に存在させる。


■効率化
SL上限:1
タイミング:マイナー
コスト:4
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:そのメインプロセスで発揮される[電脳術士]のスキルの効果の数値を1つ大きくする。
   構成式を効率化し、効果を引き上げるスキル。


■ダイブ
SL上限:1
タイミング:メジャー
コスト:10
判定:自動成功
対象:自身
射程:なし
効果:精神を肉体から切り離し、インターネット上に送り込む。
   そこでは言葉がコードになり、動作は解釈によってプログラムとして実行される。
   早い話、バグとかウィルスとかを撲殺可能。
   ダイブを用いて情報収集を行う場合、その達成値に+2Dする。
   描写とかはGM任せにすると外道なので、使用者は事前に描写を考えておこう。


■立体映像
SL上限:1
タイミング:メジャー
コスト:2
判定:自動成功
対象:自身
射程:0
効果:周囲にイメージや文字列を立体映像として投影する魔法。
   それだけで特に効果はないが、クール。


■情報特定
SL上限:3
タイミング:パッシブ
コスト:なし
判定:なし
対象:自身
射程:なし
効果:インターネット上の情報から、発信者の名前や住所などを割り出す判定の達成値に+[SL×2]する。
   褒められた行為ではないので、こっそりやろう。


■ファイアーウォール
SL上限:5
タイミング:セットアップ
コスト:6
判定:魔法判定
対象:効果参照
射程:0~1
効果:SL体までのキャラクターが対象。
   対象に一度だけバッドステータスを防ぐ効果を付与する。


■フォーマット
SL上限:1
タイミング:メジャー
コスト:4
判定:魔法判定
対象:単体
射程:0
効果:対象の記憶から特定の情報を永久に失わせる。
   自身以外に使用する場合、対象はこの効果を拒否することができる。
   判定がファンブルだった場合、記憶丸ごとフォーマット。


■レーヴァテイン
SL上限:5
タイミング:メジャー
コスト:12
判定:命中判定
対象:単体
射程:武器
効果:対象に武器攻撃を行い、そのダメージに+[SL×2]する。
   その後、対象は難易度[(SL×3)+5]の【精神】判定を行う。
   判定に失敗した場合、バッドステータスの[封印]を付与する。


■バグテクスチャ
【エクストラ可】
ランク:下位
分類:魔法
SL上限:3
タイミング:メジャー
コスト:5
判定:魔法判定
クリティカル:ダイス増加
対象:単体
射程:0〜4
効果:対象に〈鉄〉属性の魔法攻撃を行う。
   そのダメージに+[SL]Dする。
   対象が[機械]あるいは機械化している場合、
   さらに+[SL×2]Dし、対象の魔法防御を貫通する。
   機械が壊れるという概念を直接ぶつける攻撃魔法。