遠里

遠里(トーリ/Toori)

年齢:20台半ば 性別:男 レベル: メイン:戦士 サブ:錬金術士 エクストラ:ロゴス 追加サブ:- 種族:幻想種(変化)
身長:178cm 体重:63kg PL名:九六丸
アイコン:火野映司/仮面ライダーオーズ・タトバ・タジャドル・プトティラ(仮面ライダーOOO) ICV:谷山紀章


「欲しいもんがあるなら言っておけよ?

 天から降ってきやしないんだからな、植物なら話は別だけど」


外見
鳥の羽のような乾き気味の跳ねた茶髪。
着ている衣服は時々だが羽織るような民族衣装を好む。

鳥から変化した幻想種だが「どの鳥か」というのは漫然としておりはっきりしない。
「まぜこぜの雑種だろうね」と言う辺り当人も知らぬことらしい。

+ 事実鳥のようではある、が
幻想種、という種自体がそうした性質を持つものの。
彼の幻想種としての姿は「鳥類」としか称しようのない影法師のようなもの。
真っ黒な体色はいっそ鴉を思わせるようでありながら、鷹のような翼を持つ……など。
曖昧さそのものが彼の変化としての姿である、らしい。

……或いは、その姿自体が彼の「力を得た代価」かもしれない。

人格
お人好し。皮肉げに振る舞いつつ、かつ鷹揚とした態度を取りがちではあるが。
概ね誰かが困るなら適度に助力は入れる程度には良識はあり、かつ無碍にすることも少ない。
……同時に僅かであれ多少の代価は要求しにかかるが、当人曰く「当然のこと」。

この方が面倒がない、と口調も粗野ではなく比較的穏やか。
厭世的な言動は取るが斯くして何かを嫌ってのことは少ない。
……単純に、実りのないことにはあまり興味が無いのかもしれない。

基本的に誰かが求めることに口出しすることが少ない割に、助力をすることが多い。
その理由についてはまた多く語ることもないが、大きな理由より。
性格に寄るところ、というのが概ね見て取れる程度には、分かりやすい代物ではある。

来歴
職業流浪の旅人、食うに困らないだけの技能はある、との謡。
魔法使いとして登録こそされているが、固定の居所も持たず曰くの自分語りは大体はぐらかす。

本当にただのお人好しで魔境に来たわけではなく、"おたから"の情報の聞きつけと確認。
成功の暁には相応の報酬があると踏んでのものと。
人探しついで、が概ねの理由であるらしい。

その人がすでに、人の形をしていない、酔狂な探し"物"であることは自覚して。
+ いつかの誰かに語った言葉
「酔狂な自覚はあるが……ちょっとばかし、バカな奴に付き合わされてな。
 以来こうして馬鹿が感染ったきりだ。
 ……しかし、簡単には見つかりそうにないな。
 どの道見つかるまで繰り返すだけだし、此処を放っておくつもりもないけど」
+ もう還らなくとも、変わることの無い目的
探し"物"とは「金貨」である。
ロゴスである以上、役割としての支援人材も事実だが、その最中の個人的事情の一つ。
人ひとりの全てをを対価として生まれたそれは、様々な場に「使われ」「散らばって」いる。
此処にもそれらがある、或いはその行った下手人がいるなら、という目的が魔境都市への来訪に繋がっている。

但し、集めたところで最早意味は無い。何かが戻ってくる訳でもない。
だが、それでも彼は同じように脅威に立ちはだかる。
何かを「無意味」にしないこと、それ自体が彼の闘う理由としては十分なものであるようだ。

+ 友人関係
記録をわざわざ出来るマメさを持ち合わせていないらしい。
覚えてはいる。

PickUp

+ 赤錆びた男
彼を形容するに相応しい、赤銅色の鎧は「彼自身の異形」としての姿を指す。
何かを助く、届かせる為に飛ぶ、その為の姿。
変化した状態では中はがらんどうであり、燃焼した魂を格納する為の器となる。
ブースト、或いは材質の強化・再生を繰り返す。

"魂砕き"としての性質を大きく発揮させた時、彼の炎は紫炎へと変わる。
それが物理的か、精神的なものに作用するかは彼の制御に寄るが。
概ね「破壊」のみを目的とした剣呑な代物である。

……それでも、必要なものである以上。
彼はその力を以て相対者を砕き続けるだろう。
その働きが、到底見合わなくとも、それ以上の負を受け入れない為だけに。
行き着く先が、零であろうとも。

一切虚無が無法過ぎる、と思いながら物理魔法論魔法剣か無神論魔法剣を振り回すだけ。
まっとうな前衛やってると見せかけて火力が殺し屋ですが元気です。

キャラクター情報



+ ...
馬鹿な男が一人いた。
金ばかりを持つお坊ちゃまで、使うことで誰かが救われることを疑っていなかった。
だからこそ執着はせず、されど無碍には扱わなかった。

ある時男は平穏を願い命を対価に契約を行った。
『対価には相応の見返りがある』と信じ切ってのことだった。
金貨数十枚程度の姿に変えられ、男は自由を失った。

「誰が焚き付けた訳でもない。捧げたのも奴だ。そこに何かしてやれるとは思わんさ。
 バカをしたのはアイツだ。火を見るより明らかだね。
 ……だが、"契約の反故"はナシだろう? 何処にいるとも知れない悪魔よ」

「アイツが支払ったのは、"平和の為に"だと聞いた。
 それがどうした世間は荒れっぱなしだ。果たさず持ち帰るのは契約違反だろ?」

「いつかそいつは返してもらうぜ」
「耳まで揃えてきっちりと、な」



+ 旅立つ人よ その行先に 照らす明かりは君の中に
「割に合わん、なんて言えるのはさ。
 俺に取っちゃ、それくらい皆が何か欲せることが、羨ましいだけなんだよ」

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最終更新:2017年12月25日 03:24