アサシン・グリムトゥース考察
非常に強力な性能でありながらも、他に人がいたらタゲが流れるという厄介な性質を持つスキル。
それでもなお使いこなしたいという方に。
基本
まずはこれだけでも頭に入れておきましょう
何もグリム使用時の話に限らず、当然の話です。
すぐ近くに人がいる場合は、そちらの人にタゲが全て移ってしまうので大迷惑を被らせる事になります。
また、近くに人はいないものの、同狩場に人がいることを確認している場合は
グリムするのはいいものの、あまり長々と数多くの敵を釣り過ぎないようにしましょう。
現在のROの仕様では、マップ内に沸く敵の数はあらかじめ決められている為に
自分一人で数多くの敵を抱え込んでしまうと、他の人に自分が抱え込んでいる敵が当たりにくくなる、
偶然人が通りがかった場合の事故でより甚大な被害をもたらす、
グリムで一斉に敵を倒したら一斉に新たに発生したその敵が沸く為横沸きが多発する、
等、他の人にとっての不利益が数多く発生する為です。
現在のROには「囲まれ判定」というものがあり、3体以上の敵に囲まれると
FLEEの数字が一定数差し引かれて被弾率の計算をされてしまう、という仕様があります。
もし複数の敵をグリムで片付けようとした場合、接触された状態でハイディングしようとしても
潜る前に攻撃を被弾しまくって、そのままやられてしまうのがオチだからです。
ちなみに釣ってる最中などに間違って被弾してしまい、どうしようもならなくなってしまったら
ハイディングよりもバックステップを使用する事をオススメします。
ハイディング後に即グリムを撃つのではなく、ハイディングした後一呼吸おいてみましょう。
すると、敵は自分がハイディングした地点から1セル横辺りに来て一定時間待機します。
この一定時間待機中にグリムしてみると、撃ち洩らしなどがあるハイディング後即グリムよりも
効率的にグリムトゥースをヒットさせることができます。
PT時グリム活用法
事前準備としてハイディングしなければならないという特性があるが故に
PTでヘタに使おうものならPTメンバーから批難轟々です。
ただし、使用方法さえ間違えなければ実に強力な範囲攻撃として大活躍することも出来ます。
まず、大前提として「自分が敵にタゲられている時は絶対に使わないこと」です。
もし使用しようものなら自分をタゲっていた敵が他のPTメンバーへと流れてしまいます。
プリやウィザードに流れようものならもう目も当てられません。
どういう状況が望ましいかというと、まずはPT内に自分以外の前衛がいる事を確認します。
この際耐久力的にナイトやクルセイダー辺りがいたらベスト。
PTの先頭はその人に一任し、自分は普段プリやウィザードに張り付いた敵を叩き落とす中衛役に徹し
自分も、プリやウィザードにもタゲが張り付いていない場合で
前衛キャラが敵を集め終わった所でハイディング→グリムグリムグリム。
属性を合わせればヘタな魔法よりも高い殲滅力を叩きだせる事でしょう。
この際主ダメージソースがウィザードのストームガストだとしたら、ストームガストの氷割りを
グリムトゥースで行うことも可能です。勿論この場合、割る時はストームガスト展開中限定で。
また、「悪魔系、虫系、BOSS属性モンスターはハイディング・クローキングを見破ってくる」という性質があります。
この特性を利用し、上記の条件に当てはまるモンスターにタゲられている場合ならば
PT時でもハイディング→グリムトゥースを行っても全く問題ありません。
ハイディングしていようが敵が攻撃してくる=タゲが外れない、という事なので。
この際、敵は通常攻撃しか行ってこない為、95%FLEEを確保出来ていればほぼ無敵になれるという利点もあります。
スキル攻撃を行ってくる敵に対しては地味に有効です。
ただし、囲まれ判定等も当然ある為に、あまりに大勢に囲まれた場合は有効な手段であるとはいえません。
(もっとも、アサシンで大勢に囲まれるという状況を作る事自体あまり望ましくない状況ではありますが)
素早い敵を纏める方法
他に人がいない状況であると仮定します。
敵 敵
敵
自<クローククローク…
敵
敵
以上の敵を一纏めにしてグリムで片付けたい。しかし、敵は足が速く、釣るのは一苦労だとします。
この場合、まずは一瞬だけクローキングを解除してみます。そしてすぐにまたクローキングを発動させます。
クローキング発動時は適当な場所に移動しておきます。
! !
敵 ! 敵
敵
! 自<クロークカイジョ!
敵 !
敵
↓
? ?
敵 ? 敵
敵
? 自<ソシテ スグニ マタ クローク
敵 ?
敵
すると、敵は最初にクローキング解除した地点へ移動し始めます
自<クローククローク…
???
敵敵敵<ナンダナンダ
??
敵敵<ナンカイタゾ
しかし、この時点ではまだ敵がバラけている事が多いため
実際にグリムをする前に、もう一度クローキング解除をしてみます。
自<クロークカイジョ!
!!!
敵敵敵<イヤガッタ!
!!
敵敵<オボエテヤガレ
その後、今回はクローキング解除後即クローキングではなく
今度は即ハイディングをしてみましょう。ハイディングという事は、勿論グリム発動3秒前。
自<ハイディング!
???
敵敵敵
??
敵敵
すると、今回の位置関係であればこのような状態になると思われます。
自<ハイディングチュウ!
敵×5<ドコイッタ
ここでグリムトゥース。敵が5体まとまっているため
5体まとめてグリムトゥースのダメージを通すことができました。
自<グリムトゥース!
敵×5<ギャース
以上の方法は慣れればすぐにでも出来るものなので
グリムトゥースをやるのであれば、知っておいて損は無いと思います。
グリムタゲ移り対処法
グリムトゥースはスキルの仕様上、虫・悪魔・BOSS属性の敵以外から
ターゲットとして視認されなくなるスキル「ハイディング」を介する為に
時には第三者が来た場合、MOBのターゲットが第三者側へ移ってしまう事があります。
こうして第三者へとMOBが流れてしまうと、最悪の場合MPKとなってしまい
第三者側へ著しい不快感を与えてしまう為に、グリムトゥースを使う場合は
そうならないように配慮する必要があります。
そこで、もしグリムトゥース中にタゲが流れてしまった場合の対処法を記しておきます。
グリムトゥースのHIT中にハイディングを解除すると、MOBのターゲットがこちらに戻ってくる筈です。
ただし、なかなかタイミングがシビアな上、ラグやグリム先行入力連射でも失敗したり
ハイディング解除が上手くいかない、といった事もあるので
ぶっつけ本番で実践しようとしてもまず失敗するでしょう。
試してみたい場合は、仲の良い友人に協力してもらって練習を積んでおく事をお勧めします。
また、この方法に失敗した場合でも、即ハイドを解除した上で
MBなどでMOBを攻撃し、無理矢理こちら側へターゲットを戻すという手もあります。
これでも失敗した場合は、Wisなりオープンチャットなりですぐさま相手側へ謝罪をしましょう。
やられた側にとって、「そのまま謝りもせず何処かへ行く」のと
「素直に謝罪してきた」のとでは、どう印象が違ってくるかはいうまでもないでしょう。
常識を持った行動をアサシン諸君は取るべき、と筆者は思います。
最終更新:2007年10月23日 17:48