僧坊酒
【酒】
分類 | 価値 | 重量 | 特殊効果 |
酒 | 8 |
備考
奈良で販売
買値:
用途
飲むと価値×4の気合回復量が加算される。効果時間は2分15秒。
解説
文字通り坊主が作る日本酒で、「多聞院日記」等に詳しい。
古来酒とは、国家が作るものであったが、それが民に流れたときに、受け皿となったのが当時栄華を誇っていた寺院である。
世界的に、こういった宗教団体が酒造を行ったことは珍しくは無いが、ほとんどの例はキリスト教(酒は禁止されいない。むしろワインにいたっては洗礼の儀につかわれるように、奨励してすらいる)であり、本来的に飲酒を禁止している仏教がこれを担ったことは、日本の宗教観のおおらかさ(悪くいえばいい加減さ)を示すものでもあると考えることもできる。
なお、民間が作った酒に比べ、おおむね上質であり、好まれていたが、信長を筆頭とする武家の弾圧により寺社が衰退した安土期にはほぼ消滅、その技術は民間に流れ、今の酒蔵となっていくのである。