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355 :名無しさんなんだじぇ:2011/07/26(火) 01:01:16 ID:y06LN.mQ
部長「そういえば桃ちゃんの誕生日ね、今日」
かじゅ「あぁ」
部長「七夕と同じ月に誕生日だなんてロマンチックよねぇ」
かじゅ「あぁ」
美穂子「あんなに可愛い恋人がいらっしゃるなんて羨ましいですね。しかもまだ存命で」
かじゅ「あぁ」
美穂子「東横さん一人で十分ですよね。あんなに可愛いんだったら」
池田「きゃ、キャプテン…?」

部長「随分気が無い返事ね?」
かじゅ「…私がこのような事にならなければモモもあのように苦しまなくて済んだはず。
    それを思うと私がモモの誕生日を祝福して良いはずがない…」
とーか「それは逃げですわね!」
かじゅ「逃げ…?」
とーか「私も含めて、ここにいる全員がみんななにかしらの恥を残してここに来ていますわ。
     今更それを悔いる振りをして、ましてやまだ精一杯生きている恋人のしかも誕生日を祝わない!
     これを逃げと言わずしてなんてお呼びしたらいいんですの?!」
かじゅ「わ、わたしはモモの恋人では…そもそも私たちは女同士で…!」
とーか「それが逃げだともうしているんですわ!」

かじゅ「ひ、久…」
部長「まぁ言いたい事はこっちも同じよ。今まで散々のろけてて、それはちょっとないわー」
かじゅ「しかし私はまだ何にもモモにしていない!
    久たちはわたしがモモにしでかした数々の蛮行を知っているのかもしれないが!
    わたし自身は!団体決勝直後に呼び出された私は!モモに全く何もしてやれてないのに!
    それで責任を取れだの逃げるなだの結婚しろだの言われても、気持ちが追いつくはずもない!」

部長「あー、要するにもっとイチャイチャしたかったってことね…。なにそれ、もしかしてうらやましがってるの?」
かじゅ「ち、違う!夜空に浮かぶベガとアルタイルのように、離ればなれになってしまったこの身を嘆いているだけだ!」
美穂子「織姫と彦星ですか。ロマンティックですね」
とーか「つまりお認めになった、と」
かじゅ「私の身体がモモのものになっていることなど既に承知している!
    ただモモを幸せにしてやる事が、すなわちモモの手を汚す、もしくは考えたくもない事態になる事を!
    そしてそれでもいいからこの胸の中でモモを抱きしめたいと!
    僅かながらにも思ってしまう自分の浅はかさが酷く醜いと思うだけだ!」

池田「うわぁ…」
とーか「盛大ですわね…」
部長「ストレートにもほどがあるわ、ゆみ。ちょっと聞いてるこっちが照れるわよ」
かじゅ「ハッ?!わ、私は何と言う事を…!」

ぴゅ~

とーか「逃げましたわね、文字通り」
美穂子「追わなくていいんですか?」
部長「まぁ腹の底は割ったんだから、大丈夫じゃない?」
刹那「…」
部長「あら、刹那クンどうしたの?」
刹那「聞き覚えのある魂の叫びを聞いた気がしたのだが、気のせいだったようだ」
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