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780 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/12(日) 20:41:52 ID:NY8EYe4I
小十郎「…………」
幸村「どうなされた片倉殿?」
小十郎「幸村か。 ……なあ幸村、俺一体何やってんだろうな」
幸村「片倉殿?」
小十郎「この殺し合いでは政宗様の元へ馳せ参じる事も出来ず、福路殿をお守りする事すら出来ずに犬死に、挙句背中をお守りする筈の政宗様までみすみす死なせ……もう一つの世界でも、無様に囚われの身となり、政宗様の背中に傷を負わせる始末……俺は……自分が情けねえ」
幸村「片倉殿……」


「Ha! 何腐ってやがるかと思えば、そんな下らねえ事引きずってやがったのかよ」


小十郎「ま、政宗様!?」
幸村「だ、伊達殿!?」
政宗「Hey、小十郎。 てめえは俺の何だ?」
小十郎「は、はあ……」
政宗「答えな。 てめえは俺の何だ?」
小十郎「はっ……右目に、御座います」
政宗「だったら、下らねえ事で何時までも女みてえにメソメソしてんじゃねえ。 休んでる暇はねえんだ、現世でしくじっちまった分、地獄で一旗上げきゃならねえんだからな」
幸村「じ、地獄でござるか!?」
政宗「That's,light! 天下獲りの代わりに、地下獲りだ! 付いて来な小十郎、鬼だろうが閻魔だろうが叩っ斬って、一気に駆け抜けるぜ! Let's Party!!」
小十郎「……はっ、政宗様! この小十郎、何処までもお供致します!!」
政宗「All-light!!」


幸村「(伊達、政宗殿……やはり、貴殿は誠に素晴らしき武人にてござる。 だが、某も負けてはござらん! この真田源次郎幸村、おやかた様の名に恥じぬよう、精進してみせようぞ!)」

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最終更新:2012年05月02日 21:03
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