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85 :名無しせずにはいられないな:2010/04/01(木) 21:39:46 ID:m3/SnIy6
~~控え室~~
マリアンヌ「ふぅ、落ち着かないわね」
男A「おや、どうしてですか?」
マリアンヌ「いや、私は元から死んだ身だったから生き返るとなると不思議な感じがしてね」
男A「なるほど、まあなるようにしかなりませんよ」
マリアンヌ「そう、よね…」
男A「もしかして、寂しいのですか?」
マリアンヌ「…よくわかるわね」
男A「だてに永くは生きてませんから」
マリアンヌ「ここは死後の世界、死者が生の世界に憧れるのは当然のこと。けど、胸にひっかかりがあるのも事実なのよ…情を移しすぎたのかも、アーニャやりっちゃん、ムギちゃんにリリーナちゃん、それに…」
男A「それならば私もです。透華さんに池田さん、ゆみさん…私は貴女より古株ですから」
マリアンヌ「そうよね」
男A「当然心残りも引け目もあります。ですが、生き返る以上、彼らの魂に報いるように生きることが必要だと私は思うのです」
マリアンヌ「…強いんですね」
男A「いえいえ、そういえば現世に戻ったらこちらにいたという記憶がなくなるそうですよ」
マリアンヌ「らしいわね。現世戻り経験のあるムギちゃんや撫子ちゃん、小萌先生が言っていたわ」
男A「少しは気が楽になるのでは?」
マリアンヌ「そうかもしれないわね。どうせ現世に戻れば皆の敵になる。ならば、腹を括るしかないわね」
男A「そうですね、生き返ることがあれば皆の分まで精一杯生きましょう、憎まれ役として」
マリアンヌ「そうするしかないわね。…さっきから気になってたんだけどあの肉片は何かしら?」
男A「人のパーツのようですが、何でしょうなあ」


【遠藤 徹底的な咀嚼確認】

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最終更新:2012年05月01日 00:48
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