《干渉》/用語・ルール

定義

●「干渉」
 相手プレイヤーの行動に割り込んでコマンドカードのプレイや、
起動効果を使用する事を「干渉」という。
また、1つの行動が発生し、それにより発生する効果、および、その効果の解決により
直ちに適用される効果、全て解決されるまでの期間も「干渉」という。
但し、行動に対して割り込まれ無かった場合でも、その行動と
それにより発生する効果の解決までの期間を「干渉」という。
干渉に回数の制限は無く、全てのプレイヤーが干渉を行わない事を宣言するまで何度でも干渉する事が出来る。

コメント

コマンドカード起動効果を使う上で基本であり最重要となるルール。
相手、もしくは自分の行動に「割り込む」事で、干渉の元となった行動の処理より先に自分のカードの効果の処理を行わせる事が出来る。
または、そうした一連の処理を干渉と呼ぶ。

このページでは、引用文を除き、
わかりやすくするために「干渉(割り込み)」と「干渉」にわけで記述する。

干渉(割り込み)が不可能なタイミングというものも存在し
には干渉(割り込み)する事が出来ない。
「各フェイズの規定の効果」については各フェイズのページを参照。

逆に、それ以外のタイミングであれば(優先権さえあれば)干渉(割り込み)が可能である。
ノードのセット、カードのプレイ起動効果の使用などである。

※なお各フェイズ規定の効果の解決後、干渉(割り込み)を行えるタイミングが存在し、そこで、全てのプレイヤーが「それ以上干渉(割り込み)を行わない」ことを選ぶことで、フェイズが進行する。
(もちろん「優先権」が無いと干渉(割り込み)は行えないが)

干渉の処理の順番は以下の通り。
  1. :プレイヤーAが干渉の元となる行動(この時点ではまだ処理しない)。
  2. :プレイヤーBに優先権が移る。
  3. :プレイヤーBが何らかの干渉(割り込み)をする、または優先権をパスする。
  4. :プレイヤーAに優先権が移る。
  5. :プレイヤーAが何らかの干渉(割り込み)をする、または優先権をパスする。
このうち2~5を、A,Bが続けて優先権をパスするまで繰り返す。
A、Bともに優先権をパスしたら、「干渉の解決」に入る。
以降、干渉の解決を終了するまでは、あらたに干渉(割り込み)することはできない。

●干渉の解決
 全てのプレイヤーが連続して、これ以上の割り込みを行わない事を宣言した場合、それ以上の割り込みを打ち切り、解決に移る。
これを「干渉の解決」という。
干渉の解決では後から使用された効果から解決を行い、最後に一番最初に行った行動が解決される。
干渉の解決が始まった場合、全ての効果が解決されるまで新たに干渉を行う事は出来ない。

ただし、決死状態や、自動効果などが干渉の解決途中で発生した場合は、特別にそれらが割り込むことがある。

●解決中に新たに発生する効果
 干渉の解決中に自動効果などにより新たに別の効果が発生する場合がある。
その様な効果が発生した場合、以下のルールに従って解決する。  
1.効果の解決途中に発生する場合、解決途中の効果の解決を終え、
干渉の解決を一時中断し、先にその新たに発生する効果を解決する。
新たに発生する効果の解決を終えた後、中断していた干渉の解決を再開する。
2.「決死状態」または「破棄」が発生する場合、その効果の解決直後に、必ず最初にその処理を行う。

なお、上記1を解決したことで、俗にCIPと呼ばれる効果が発生したり、キャラクターが決死状態になったりするなどした場合、それらを処理するまでも「この干渉」に含まれる。
(→関連:少女密室秘封倶楽部暴かれた陰謀etc...)

干渉の解決では、最後に干渉(割り込み)した行動から順番に解決して行く。
イメージとしては、使用された効果をブロックのように積んでいき、
その山の上にあるものから順番に解決して行くと思えば良い。

また、戦闘の処理も干渉であるが、カードのプレイの干渉とは様々に異なる。
例えば「防御」も干渉(割り込み)の一つだが、これは攻撃に対する直接の干渉(割り込み)でしか行う事が出来ない。
これは奇襲速攻を持つキャラクターをプレイしての防御も同様である。

例えば
 キャラクターの攻撃宣言
   ↓
 白玉楼の幻闘で干渉(割り込み)、攻撃キャラクターを目標に指定
   ↓
 白玉楼の幻闘を目標に干渉(割り込み)で作戦阻止がプレイされる
   ↓
 「やっぱり場のアクティブ状態のキャラクターによる防御」宣言
のような事は出来ない。

  • 干渉のルールの一つに、「干渉中は同じ発生源の効果を一度しか使えない」というものがある。
    例えば死神『ヒガンルトゥール』は同じカードで三回まで使用が可能だが、同干渉内では一回しか使う事が出来ない。ただし場にもう一枚死神『ヒガンルトゥール』があるならそちらは干渉(割り込み)が可能である(もちろんそちらも一度の干渉内で一回まで)。


公式Q&Aより

  • Q027.キャラクターカードのプレイに干渉して「No.148 少女密室」をプレイして解決した場合、そのキャラクターの持つ「場に出た時」に適用される自動効果の目標を変更することは出来ますか?
  • A027.はい、出来ます。(ルールリファレンス「干渉」を参照ください。)
    • コメント
      • CIPは「1つの行動が発生し、それにより発生する効果、および、その効果の解決により直ちに適用される効果」であるため、これがて解決されるまでの期間も「この干渉」である。

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最終更新:2010年03月17日 22:44